2008年12月31日 (水)

映画タイトルINDEX

ア行

「アース」
「アイ・アム・レジェンド」
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」
「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」
「悪魔の棲む家」
「悪夢探偵」
「あの空をおぼえてる」
「アフタースクール」
「アポカリプト」
「アメリカン・ギャングスター」
「アメリカを売った男」
「ある愛の風景」
「歩いても 歩いても」
「あるいは裏切りという名の犬」
「あるスキャンダルの覚え書き」
「アルゼンチンババア」
「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」
「アンタッチャブル」
「unknown アンノウン」
「イーオン・フラックス」
「イースタン・プロミス」
「硫黄島からの手紙」
「イカとクジラ」
「イノセント・ボイス 12歳の戦場」
「イラク ―狼の谷―」
「インサイド・マン」
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」
「イントゥ・ザ・サン」
「イン・ハー・シューズ」
「インビジブル・ウェーブ」
「インファナル・アフェア」
「インベージョン」
「インランド・エンパイア」
「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」
「ヴェニスの商人」
「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」
「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」
「美しき運命の傷痕」
「美しき野獣」
「裏切りの闇で眠れ」
「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」
「エクステ」
「エコール」

「SPL/狼よ静かに死ね」
「X-MEN ファイナル ディシジョン」
「エディット・ピアフ 愛の讃歌」
「エミリー・ローズ」
「M:i:Ⅲ」
「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
「エリザベスタウン」

「L.A.コンフィデンシャル」
「L change the WorLd」
「エレクション」
「エンジェル」
「大いなる陰謀」
「王の男」
「王妃の紋章」
「オーメン」
「オール・ザ・キングスメン」
「オールド・ボーイ」
「オトシモノ」
「鬼が来た!」
「オリバー・ツイスト」
「オリヲン座からの招待状」
「俺たちフィギュアスケーター」

カ行

「カーズ」
「怪談」
「カオス」
「隠された記憶」 (2回目はこちら
「カクタス・ジャック」
「カサノバ」
「007/カジノ・ロワイヤル」
「カタコンベ」
「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」
「河童のクゥと夏休み」
「悲しみが乾くまで」
「カナリア」
「カフカ 田舎医者」
「カポーティ」
「神の左手 悪魔の右手」
「かもめ食堂」
「狩人と犬、最後の旅」
「華麗なる恋の舞台で」
「歓喜の歌」
「カンフー・パンダ」
「記憶の棘」
「機械じかけの小児病棟」
「気球クラブ、その後」
「キサラギ」
「傷だらけの男たち」
「奇跡のシンフォニー」
「君のためなら千回でも」
「休暇」
「嫌われ松子の一生」
「キル・ビル」
「キル・ビル Vol.2」
「キンキーブーツ」
「キング・コング」
「キングダム 見えざる敵」
「キング 罪の王」
「グアンタナモ、僕達が見た真実」
「クィーン」
「クイルズ」
「グエムル 漢江の怪物」
「グッド・シェパード」
「グッドナイト&グッドラック」
「クライシス・オブ・アメリカ」
「クライング・フィスト」
「クラッシュ」 (2回目はこちら
「グラディエーター」
「クリムト」
「ぐるりのこと。」
「クローズ ZERO」
「クローバーフィールド / HAKAISHA」
「クワイエットルームにようこそ」
「毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト」
「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」

「ゲド戦記」
「幻影師アイゼンハイム」
「光州5・18」
「交渉人」
「ゴーストライダー」
「コーチ・カーター」
「皇帝ペンギン」
「告発のとき」
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」
「コンスタンティン」

サ行

「再会の街で」
「最高の人生の見つけ方」
「サイボーグでも大丈夫」
「サイレントヒル」
「佐賀のがばいばあちゃん」
「さくらん」
「叫」
「ザ・シューター 極大射程」
「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」
「殺人の追憶」
「ザ・フォッグ」
「サムサッカー」
「13/ザメッティ」
「SAYURI」
「さよなら、僕らの夏」
「サラバンド」
「さらば、ベルリン」
「サルバドールの朝」
「サンキュー・スモーキング」
「サン・ジャックへの道」
「三年身籠る」
「幸せのちから」
「幸せのレシピ」
「シークレット・サンシャイン」
「シスターズ」
「JUNO ジュノ」
「ジェシー・ジェームズの暗殺」
「子宮の記憶 ここにあなたがいる」
「自殺サークル」
「七人のマッハ」
「疾走」
「ジャーヘッド」
「ジャケット」
「しゃべれども しゃべれども」
「軍鶏 Shamo」
「ジャンパー」
「13歳の夏に僕は生まれた」
「14歳」
「呪怨 パンデミック」
「主人公は僕だった」
「シュレック3」
「JOHNEN 定の愛」
「少林少女」
「女帝 エンペラー」
「シリアナ」
「白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々」
「シン・シティ」
「親切なクムジャさん」
「親密すぎるうちあけ話」
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
「スーパーマン リターンズ」
「スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ」
「スターダスト」
「スタンド・アップ」
「ステイ」
「ストリングス~愛と絆の旅路~」
「ストンプ・ザ・ヤード」
「スネーク・フライト」
「スパイダーウィックの謎」
「スパイダーマン3」
「SPIRIT」
「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」
「300<スリーハンドレッド> 」
「スルース」
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
「絶対の愛」
「セプテーバー・テープ」
「ゼロ時間の謎」
「戦場のアリア」
「潜水服は蝶の夢を見る」
「ソウ」
「ソウ2」
「ソウ3」
「そして、ひと粒のひかり」
「ゾディアック」
「それでも生きる子供たちへ」
「それでもボクはやってない」

タ行

「大停電の夜に」
「大統領暗殺」
「大日本人」
「ダイ・ハード4.0」
「タイフーン」
「題名のない子守唄」
「太陽の傷」
「ダウン・イン・ザ・バレー」
「誰<た>がために」
「TATARI タタリ」
「ダ・ヴィンチ・コード」
「タブロイド」
「タロットカード殺人事件」
「団塊ボーイズ」
「父親たちの星条旗」
「血と骨」
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
「チャプター27」
「ツォツィ」
「デイ・ウォッチ」
「ディセント」
「ディパーテッド」
「ティム・バートンのコープス・ブライド」
「つぐない」
「手紙」
「デジャヴ」
「デス・プルーフ in グラインドハウス」
「デッド・サイレンス」
「テラビシアにかける橋」
「ドゥーム」
「東京ゾンビ」
「逃亡者」
「ドッグ・バイト・ドッグ」
「ドミノ」
「ドラゴン・スクワッド」
「トランスアメリカ」
「トランスフォーマー」
「ドリームガールズ」
「トリスタンとイゾルデ」
「トンマッコルへようこそ」

ナ行

「ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR」
「ナイト・ミュージアム」
「ナイロビの蜂」
「長い散歩」
「ナチョ・リブレ 覆面の神様」
「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」
「ニュー・ワールド」
「ノーカントリー」
「紀子の食卓」

ハ行

「ハード キャンディ」
「バイオハザードⅢ」
「ハイテンション」
「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
「HAZARD/ハザード」
「パッション」
「バッシング」
「ハッスル&フロウ」
「バットマン ビギンズ」
「ハッピー フィート」
「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」
「パビリオン山椒魚」
「パフューム ある人殺しの物語」
「パプリカ」
「バベル」
「パラノイドパーク」
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
「ハリウッドランド」
「パンズ・ラビリンス」
「バンテージ・ポイント」
「ハンティング・パーティ」
「B型の彼氏」
「P2」
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
「羊たちの沈黙」
「ひつじのショーン」
「ヒッチャー」
「ヒットマン」
「ヒトラーの贋札」
「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIEⅡ~私を愛した黒烏龍茶~」
「秘密のかけら」
「ピンクパンサー」
「ファウンテン 永遠につづく愛」
「ファンタスティック!チェコアニメ映画祭/Bアニマルプログラム
「ファンタスティック!チェコアニメ映画祭/Dナンセンスプログラム」
「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」
「V フォー・ヴェンデッタ」
「フィクサー」
「ブギーマン」
「不都合な真実」
「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
「譜めくりの女」
「プライドと偏見」
「フライトプラン」
「フラガール」
「ブラザーズ・グリム」
「ブラック・スネーク モーン」
「ブラック・ダリア」
「ブラッド・ダイヤモンド」
「プラネット・テラー in グラインドハウス」
「フランドル」
「フリークス<デジタルリマスター版>」
「フリージア」
「フリーダム・ライターズ」
「フリーダムランド」
「BRICK <ブリック>」
「プルートで朝食を」
「ブレイブ ワン」
「ブレス」
「プレステージ」
「フレディ VS ジェイソン」
「ブロークバック・マウンテン」
「ブロークン・フラワーズ」
「プロデューサーズ」
「PROMISE」
「ヘアスプレー」
「べオウルフ/呪われし勇者」
「ベクシル 2077 日本鎖国」
「ペルセポリス」
「ヘンダーソン夫人の贈り物」
「変態村」
「ボーン・アルティメイタム」
「僕の彼女はサイボーグ」
「ぼくを葬る<おくる>
「ホステル」
「ホステル2」
「ポセイドン」
「墨攻」
「ホテル・ルワンダ」 (2回目はこちら
「ボビー」
「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」
「ボルベール<帰郷>」
「ホワイト・プラネット」
「ボンボン」

マ行

「マイアミ・バイス」
「迷子の警察音楽隊」
「マイティ・ハート-愛と絆-」
「マサイ」
「街のあかり」
「松ヶ根乱射事件」
「マッチポイント」
「魔笛」
「マリア」
「マンダレイ」
「マンデラの名もなき看守」
「ミート・ザ・ペアレンツ2」
「Mr.&Mrs.スミス」
「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」
「ミスト」
「ミッシング」
「ミュンヘン」
「ミルコのひかり」
「麦の穂をゆらす風」
「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」
「ムーラン・ルージュ」
「MUSA -武士-」
「蟲師」
「めがね」
「魍魎の匣」
「モーテル」
「森のリトル・ギャング」
「モンゴル」
「モンスター・ハウス」

ヤ行

「約束の旅路」
「やじきた道中 てれすこ」
「山のあなた 徳市の恋」
「U-571」
「雪の女王<新訳版>」
「ユゴ 大統領有故」
「ユナイテッド93」
「弓」
「夢駆ける馬ドリーマー」
「ゆれる」
「酔いどれ詩人になるまえに」
「善き人のためのソナタ」
「夜のピクニック」
「歓びを歌にのせて」
「4ヶ月、3週と2日」
「4分間のピアニスト」

ラ行

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
「楽日」
「ラストキング・オブ・スコットランド」
「ラスト、コーション」
「ラッキーナンバー7」
「乱歩地獄」
「リアル鬼ごっこ」
「力道山」
「理想の女<ひと>」
「リトル・チルドレン」
「Little DJ 小さな恋の物語」
「リトル・ミス・サンシャイン」
「リトル・ランナー」
「リバティーン」
「リボルバー」
「隣人13号」
「輪廻」
「ルナシー」
「レイヤー・ケーキ」
「REC/レック」
「レディ・イン・ザ・ウォーター」
「恋愛睡眠のすすめ」
「レント」
「レンブラントの夜警」
「連理の枝」
「蝋<ロウ>人形の館」
「ローグ・アサシン」
「ローズ・イン・タイドランド」
「LOFT ロフト」

ワ行

「ワールド・トレード・センター」
「悪い男」

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2008年7月31日 (木)

7月に鑑賞した映画たち

7月の鑑賞記録~♪

「奇跡のシンフォニー」   3.8★/5.0★

「美しすぎる母」   3.3★/5.0★
(レビューはお休みします)
(一口メモ:何ですかね、コレは。bomb レビュー不可ng

「REC/レック」   4.0★/5.0★

「歩いても 歩いても」   4.5★/5.0★

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2008年7月 5日 (土)

奇跡のシンフォニー

「奇跡のシンフォニー」
<AUGUST RUSH>/製作:2007年、アメリカ 114分Kisekino     
監督:カーステン・シェリダン 出演:フレディ・ハイモア、ジョナサン・リース=マイヤーズ、ケリー・ラッセル、ロビン・ウィリアムズ、テレンス・ハワード、レオン・トマス・3世、ジャマイア・シモーヌ・ナッシュ、ウィリアム・サドラー
2008.7.5 TOHOシネマズ・ポイント還元¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「きっと会える。この音の先に、愛が聞こえるから。」

11年と16日・・・施設で育った孤独な少年。
でも彼は信じていた。この世界のどこかで、まだ見ぬ両親が待っていることを。

===(シネマトゥデイよりストーリー紹介)===
孤児院で育ったエヴァン(フレディ・ハイモア)には豊かな音楽の才能が備わっていた。ある晩、エヴァンは不思議な音を追い、施設からマンハッタンへと導かれる。さまざまな出会いにより、エヴァンの音楽の才能は開花。同じころ、離ればなれとなっていた両親も、それぞれの思いを胸にニューヨークへと赴いていた。

私が日頃から参考にしている映画サイトでプロの方のレビューを先に読んでいました。pc 「フレディ君が魅力を発揮するのは〈普通の少年〉であって、天才少年ではない」というような、べた褒めとは違う内容でした。この作品の感動は、予定調和的でファンタジックな感じがしました。この作品で泣かないと鬼扱いされそうな予感もしますけど。sweat01 私は、泣きませんでした。何か込み上げてくるものがあるけれど、そこはファンタジックな感動で。やっぱり、これは映画だなぁと、ウルッときても後で冷静な気持ちになったりしました。

私が読んだプロのご意見、何となくわかる気がするのです。「パパとママに会いたい」というエヴァンの真っ直ぐで純粋な気持ち。shine 感動のラストへと導いたのは、エヴァンの天賦の才能よりも、その純粋さが奇跡を生んだという感じがします。彼のピュアな気持ちが周囲を少しずつ動かしていく。どんな人にも、困った人を助けたいという思いやりが大なり小なりあるものだなと思いました。happy01 人との関わりがあったからこそ、感動のラストを迎えることができたという気がして。エヴァンの音楽の才能がフルに発揮されたのは、あくまでもサブストーリーで。notes パパとママに出逢うことこそが、エヴァンの一番の幸せなんだと思いました。心が清らかなエヴァンは、アレもコレも欲しがる子には見えなかったので。これからは、パパとママと一緒にいる幸せを何よりも大切にしていくんだろうなと思いました。tulip

エヴァンを演じたフレディ・ハイモア君のピュアな存在感は、相変わらず心洗われるものがあります。shine しかし、私は何よりもエヴァン少年を取り巻く周囲の大人たちが印象的でした。エヴァンの才能に気づき、自らマネージャーを買って出る通称《ウィザード》(ロビン・ウィリアムズ)エヴァンの母ライラ(ケリー・ラッセル)ルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)が出逢ったキッカケは、ウィザードのストリート・パフォーマンスの音色でした。note つまりは、ウィザードエヴァンが出逢ったのも運命なんだと思いました。ウィザードは、どこかの劇場の片隅で何人もの子供たちの面倒を見ていました。恐らく、孤児たちばかりを。何よりも稼ぎを重視するウィザードを快く思わない人もいるかもしれないけど。彼なりにエヴァンを思いやっていたのだと私は思います。Kisekino2
児童福祉局の職員リチャード(テレンス・ハワード)も、出番は少ないながらに印象的でした。孤児が養子に入れるようにサポートするのが仕事。エヴァンの夢とは違う方法だけど、両親に再び会えると信じこんでいるエヴァンを遠くから見守ります。子供を亡くしたというリチャードにとって、子供を捨てる親とは信じ難い存在だったかもしれません。死産だと信じこまされてきたエヴァンの母ライラが、真実を知った途端に福祉局に飛んでくる場面があります。「何故、今頃になって子供を探すんだ」と詰め寄る表情が、とても印象に残りました。

ウィザードの下で、少年ながらにストリート・ミュージシャンをしているアーサー(レオン・トマス・3世)エヴァンが迷い込んだ教会で、ゴスペルに参加している少女ホープ(ジャマイア・シモーヌ・ナッシュ)。2人の存在も光ってました。音楽を演奏したり歌ったりする場面では、エヴァンよりも2人の方が輝いていました。notes 他にも、マンハッタンで途方にくれるエヴァンに声を掛けて。少しのお金を差し出すおじさんとか。エヴァンは、たくさんの人に支えられて夢を実現させるのです。「音楽に子供は邪魔だ」と、死産だったと嘘をついたライラの父親はいただけませんが。(父と娘の2人家族だったのかもしれませんね、音楽云々よりも娘を他の男に奪われたことに嫉妬したのかも)エヴァンと同じように年月を数えていたライラを演じたケリー・ラッセルの凛とした美しさや。virgo ルイスを演じたジョナサン・リース=マイヤーズのパフォーマンスに魅せられたり。(ミュージシャンという設定がよく似合うし、スーツ姿も普通に素敵でした)少年に訪れた奇跡そのものよりも。人と関わることの大切さに感動したし、人には色々な人生があるのだなぁということを実感させられました。fuji

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2008年7月 2日 (水)

REC/レック

「REC/レック」
<REC>/製作:2007年、スペイン 77分 R-15指定Rec    
監督、脚本:ジャウマ・パラゲロ、パコ・プラサ 出演:マニュエラ・ヴェラスコ、フェラン・テラッツァ、ホルへ・ヤマン、カルロス・ラサルテ、パブロ・ロッソ、ダビ・ウェルト、ビセンテ・ヒル、マーサ・カーボネル、カルロス・ビサンテ
2008.7.2 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,000で妥当 / 評価:4.0★/5点満点★

「何が起こっても撮り続ける――」

封鎖されたアパートの中で拡がっていく【感染】の恐怖――
しかし、彼らはそこに隠された本当の恐怖をまだ知らなかった――

===(チラシよりストーリー紹介)===
2007年、スペインのバルセロナ郊外。ローカルTV局の若い女性レポーター、アンヘラ(マニュエラ・ヴェラスコ)はカメラマンのパブロと共に消防隊の密着取材をしていた。深夜、老婆の叫び声を聞いたという通報を受けて現場アパートに急行すると、そこにはこの世の者とは思えない老婆の姿があった。その後、突如、封鎖されるアパート。その中で拡がりだす《ある病原菌》。閉ざされた空間で、究極の恐怖に直面することとなった人々には、隠れ、逃れ、必死に生き残ろうとする以外、術がなかった。次第に露わになる謎、明らかになるほど増していく恐怖の出来事を克明にカメラはとらえ続ける。アンヘラパブロが最後の一瞬まで記録しようとしたもの。それは、逃げ場のない戦慄の事実。

いやぁ、コレは怖かった・・・。shock shock shock 評判通りの恐ろしさでした。「この後にデカイ音がくるぞ、くるぞ・・・」と予想できる演出ではありましたが。それでも私は、3回くらい飛び上がってしまいました。dash
P.O.V.=ポイント・オブ・ビュー(主観撮影) リアルパニック・ムービー。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバー・フィールド/HAKAISHA』と同じ手法ですし。凶暴化した感染者の唾液から更に感染するという設定は、まるでゾンビ映画です。噛み付かれたら最後、ゾンビのようなモンスターへと化してしまいます。取り立てて斬新な要素はありませんけど、本当に怖かったです。sweat02 映画を観に行ったというよりは、肝試しに無理矢理に参加させられてしまったかのようでした。shadow

アパートの外には、警察と保険局の人間がたくさんいるようです。何が起きているのか訳がわからないままに、アパートは封鎖されてします。出口を見つけられないまま、パニックを起こす人達。run そして、次々と増えていく感染者。まるでゾンビのようです。《ゾンビ》と言えば、ジョージ・A・ロメロ監督が生んだシリーズが有名でしょうか。『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド<Night of the Living Dead>』から始まり『ゾンビ <Dawn of the Dead>』 『死霊のえじき <Day of the Dead>』という3作があります。この後に、『300<スリーハンドレッド>』のザック・スナイダー監督が『ゾンビ』をリメイクしています。日本では『ドーン・オブ・ザ・デッド』と原題をそのままをカタカナ表記にしたタイトルで公開されました。更に加えると、ジョージ・A・ロメロ監督は3作の後に『ランド・オブ・ザ・デッド<Land of the Dead>』というゾンビ映画を作っています。ロメロ監督が描いてきたゾンビさんは、ノロノロと動いて襲撃の瞬間だけ機敏でした。個人的には、怖さの中にどこか愛敬も感じたりしました。snail(変ですかsign02catface 本作『REC/レック』で恐怖を煽る感染者は、ザック・スナイダー監督の『ドーン・オブ・ザ・デッド』で全力疾走して見せたゾンビの如く、俊敏でした。「ぐおぉぉぉーっ」という咆哮と共に襲い掛かり、逃げ惑う人たちは「ぎゃあぁぁぁーっ」という断末魔の叫びで観客を恐怖のどん底へと突き落とします。rock 

ゾンビの如き感染者の姿は、異様でした。最初に感染症状を発した老女。パジャマだか下着姿だか、人前に出る格好ではない薄着で立ち尽くしていますが。様子を見に来た警官に、もの凄い形相でガブリと噛み付きました。impact この老女の迫力には、凄まじいものがありました。防護服に身を包んだ衛生士がアパートの中に入って来ます。彼の話によると、事の起こりは一匹の犬だったようです。dog 動物病院に収容されたその犬が、突然凶暴になり他の動物たちを襲い始めたというのです。複数の鎮静剤を打ち、落ち着かせた結果。japanesetea ある病原菌に感染していたことが判明します。その病原菌は、唾液によって感染するらしいのです。kissmark その犬は、アパートに住む少女ジェニフェルの飼っている犬で・・・。具合を悪くして、母親に抱きかかえられていたジェニフェルに注目が集まったその瞬間。少女は、母親にガブリと噛み付いたのです。ここまでの流れは、まるでジェットコースターのようでした。わかっちゃいるけど、上手い演出にビックリして飛び上がってしまいます。coldsweats02

もう誰にも止められない《感染の輪》。recycle 感染者がどんどん増えていくにつれ、人間がモンスターと化してしまうまでの時間が短くなっている気もしました。watch 感染速度は一定じゃないの?と、小さく突っ込みを入れたくなりましたが。そこは気にすることろじゃないんだろうな。catface ついさっきまでアンヘラを庇っていたはずの消防士まで、アッと言う間に転身。阿鼻叫喚の世界が広がっても、撮影を止めないアンヘラパブロmovie 「何があって撮影を続けるのよ」とヒステリックに叫ぶアンヘラには共感できませんでしたが。typhoon この嫌悪感もまた恐怖を増長させているのかもしれませんね。最後に、アンヘルパブロが逃げ込んだ最上階の部屋。そこには、想像しえない光景が待ち構えていたのです・・・。shock

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2008年7月 1日 (火)

歩いても 歩いても

「歩いても 歩いても」
製作:2008年、日本 114分Aruitemo  
監督、原作、脚本、編集:是枝裕和 音楽:ゴンチチ 出演:阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、寺島進、樹木希林、原田芳雄
2008.7.1 映画サービス・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,500で妥当 / 評価:4.5★/5点満点

「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」

今年の夏も、15年前のあの日につづいている――。
横山家の一日には、誰もが自分の家族の物語を重ね合わさずにはいられない。

===(シネマトゥデイよりストーリー紹介)===
夏のある日、横山良多(阿部寛)は妻のゆかり(夏川結衣)と息子のあつし(田中祥平)と共に実家に帰省した。この日は、15年前に他界した兄の命日。しかし、失業していることを口に出せない良多にとって、両親(原田芳雄、樹木希林)との再会は苦痛でしかなかった。

長男の命日に集まった家族を捕らえているだけなのに。ふとした会話の中に、この家族の過去と現在が浮かび上がるようになっていました。
良多と父・恭平の間には、深い溝が見える。子供の頃は、父に憧れて「将来は医者になりたい」と言っていた良多。しかし父は、出来のいい長男に跡継ぎの夢を託していた。良多は、今でも亡き兄に強いコンプレックスを感じている。wave
ゆかりは、夫を亡くしていた。子連れで良多と結婚していて、あつしは今だに良多のことを「お父さん」と呼べない。ゆかりは、良多の家族に馴染もうと必死になっているのに。良多と父親の関係は、今だに微妙な雰囲気のまま。libra

本作は、母・とし子良多の姉・ちなみ(YOU)が料理をしている姿から始まります。野菜を切りながら、ふとした思い出話に花を咲かせているのですが。tulip ちなみを演じたYOUの明るいキャラクターが効いていて、ユーモアのセンスが抜群であろう樹木希林との会話は漫才のようです。happy01 原田芳雄の頑固オヤジっぷりも妙に愛おしくて。劇場は、ところどころ笑いに包まれました。私が一番笑ったのは。孫たちが「おばあちゃん家だぁ、わーい」とはしゃぐのを見た恭平が「この家は俺が働いて建てたんだぞ、何で《おばあちゃん家》なんだ」と文句を言う場面です。house 言われたちなみが、廊下でコッソリ込み上げる笑いをこらえて呟きます。「ちっちゃーい!」昔気質の頑固オヤジと、太陽のように明るい娘。sun 正反対のようで噛み合っている家族の姿にニンマリとさせられました。wink

私は阿部寛原田芳雄も大好きなのですが。本作は、女性陣の心情を思い描きながら引き込まれていきました。virgo 特に、樹木希林の演技が素晴らしかったと思います。10年以上前の私だったら、本作の良い部分を見つけられなかったかもしれません。今だから、私なりに共感したり感動したりできたのではないかと。gawk 印象的な会話は幾つもあったのですが、特に際立って心に刻まれた場面があります。それは、《女の背中》です。今までは、背中で語るのは男で、それをさり気なく読みとるのが女の役目なのかと思っていたくらいですが。本作では、母・とし子と妻・ゆかりの背中に引き込まれました。eye

自分の命と引き換えに、ある少年を助けた長男。父・恭平も母・とし子も、本当は今だに「なぜウチの息子でなければいけなかったのか」という気持ちを消化しきれていない様子でした。cloud 15年経っても、その時の〈少年〉も命日には呼び続けています。ぶくぶくに太って彼は、就職できずにフリーターで生計を立てていました。「こんな僕でも生きていることに感謝します」と、それはそれは素直に真っ白い感謝を述べるも。父・恭平は、「こんな奴の為に」となじっていました。coldsweats02 「ちゃんと謝ってたでしょう」という、ちなみの明るい突っ込みでその場は通過したのですが。run その夜、「もう赦してやったら?」と言う良多に、母・とし子が「忘れてもらっちゃ困りますよ」と呟く姿を後ろから捕えるのですが。その背中からは、静かな怒りが感じられたのです。bomb 青年を憎むことが生きるエネルギーにもなっているのでしょうか。私は、鳥肌が立ちました。
良多の家族は、実家に一泊します。sleepy とし子は、良多にはパジャマを買っておいたと言います。照れ臭い良多は、着ようとしませんが。「着たらいいじゃない」と言う妻を、良多の視線で後ろからを捕えます。「どうせ買うなら、私の分も買ってくれたって・・・」と呟くゆかり。必死になっても、やはり母親には敵いません。疲弊しきった背中にドキッとしました。sweat01

他にも、良多の家族ととし子が長男の墓参りに行く場面も好きです。foot 急斜面の坂道を下る4人。とし子良多が並び、ゆかりあつしが並ぶ。2組の母と息子の姿が愛おしかったです。club 母親にとって息子は〈恋人〉のような存在なのかもしれませんね。gemini 家に迷い込んだ蝶を、長男の魂だと言い切って優しく捕まえようとするとし子の姿も強烈でしたし。impact 場面が変わってラストの墓参りのシーン。「いつもちょっとだけ間に合わない」と呟いていた良多のセリフを思い出しつつ、元から身長の高い阿部寛が一回り大きく見えました。upwardright

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7月に観たい映画メモ・メモ

Dark_knight2さぁ、夏です。sun yacht wave 映画ファンとしては、夏&お正月のド派手なマネー・メイキング大作よりも春&秋の高品質な映画の方が気になる今日この頃ですが。今年の夏は、なかなか気になるラインナップです。
<大スター>トム・クルーズが大暴れする大作はありません。既に『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』 で、ハリソン・フォード扮するインディ・ジョーンズが久し振りに大冒険して夏の到来を感じさせてくれましたが。snowboard この後も、数々のスーパーヒーローがやって来るようです。airplane 『インクレディブル・ハルク』は、エドワード・ノートン主演。『アイアンマン』は、ロバート・ダウニー・Jr.主演。お2人とも私にとっては、個性派であり演技派である信頼度の高い俳優さん。crown そんな2人が、アメコミ・ヒーローに扮するというニュースには、正直ビックリしました。その分、とても気になるし楽しみでもあります。
さて、私が夏の大作の中でダントツに楽しみにしているのが『ダークナイト』です。『バットマン ビギンズ』の続編で、バットマンの最大の敵と言われるジョーカーに扮したヒース・レジャーの遺作です。予告編の映像だけでも、ヒースの情熱が伝わってきます。初めて見た時は、感動の余り泣いてしまった程です・・・。weep これは絶対に観ないとね。試写会に応募しても当たらないんだろうな。先行上映はあるみたいなので、すっ飛んで観に行こうと思っています。dash

★前月公開された作品★

『美しすぎる母』 (6/7公開)

『奇跡のシンフォニー』 (6/21公開)

『歩いても 歩いても』 (6/28公開)

★今月公開の確実に観たい作品★

『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』 (7/5公開)
実は、7月5日公開される作品の中で一番楽しみにしているのがコチラです。『ショーン・オブ・ザ・デッド』というブラックなコメディがあります。同じスタッフ&キャストによる新作ということで、また満足できそうな予感がしています。happy02

『BUG/バグ』 (7/5公開)
『エクソシスト』のウィリアム・フリードキン監督の最新作。主演のアシュレイ・ジャドは、お気に入りの女優さん。virgo それにしても、公開規模が小さいんだな。本当は虫が苦手なんだけど、観に行きますとも。

『クライマーズ・ハイ』 (7/5公開)
原田眞人監督の作品って、バラエティに富んでいますね。雰囲気としては『突入せよ!「あさま山荘」事件』のイメージに近そうですね。多少の予習をしてから観た方が良さそうな気もしています。book

『闘茶 tea fight』 (7/12公開)
お茶の闘いだなんて、斬新ですねー。japanesetea コーヒーもですが、お茶に関しては違いのわかる女ではありません。香川照之さんは出演本数が多いので、全てを見ることがきませんー。sweat01 厳選して、コチラは観に行こうと決めました。

『ハプニング』 (7/26公開)
M・ナイト・シャマラン監督の最新作。この方は『シックス・センス』の成功が後を引き過ぎちゃって、以降は何を撮ってもコケおろされちゃいますね。despair 『アンブレイカブル』も、それなりに楽しめた私は今回も鑑賞します。

『ドラゴン・キングダム』 (7/26公開)
B級感が漂ってはいるけれど。ジャッキー・チェンとジェット・リーの共演と聞いたら、どうしても観たくなりました。ジャッキー・チェンは『カンフー・パンダ』で声優陣として参加してるし。ジェット・リーは『ハムナプトラ3』に出演してるし。お2人とも、ハリウッドで大活躍。heart04

★余裕があれば是非観てみたい作品★

『REC/レック』 (6/14公開)
好みの作品なのに、先月挙げるのを忘れちゃいました。shock公開早々に観に行かなかったので、劇場が限られてしまっています。都合がつけば、是非観たいです。

『ミラクル7号』 (6/28公開)
こちらも、手近の劇場では吹替え版での上映でしたー。私は、俳優さんの生の声にこだわるので。kissmark 観るなら絶対に字幕版がいいです。

『ネコナデ』 (6/28公開)
大好きな大杉漣さんが、小猫を抱き上げている写真に萌え萌え~lovely 嗚呼、私も猫さんと触れ合いたいぃぃぃcat cat cat cat cat

『カメレオン』 (7/5公開)
故・松田優作の為に進行していた企画をアレンジして作られたという作品。阪本順治監督の作品は『闇の子供たち』の方が興味あるのですが。藤原竜也が汚れ役というところが気になります。shadow

『スピードレーサー』 (7/5公開)
ウォシャウスキー兄弟の最新作というところは気になりますが。実は、車には余り興味ないし。rvcar car 『マトリックス』のクールな世界観とは違い、蛍光色でチカチカしていそうな雰囲気だし。別に観なくてもいいんだけど、我らが真田広之さんと韓国からもRAIN(ピ)が参加しているのは嬉しいかも。

『デネイシャスD 運命のピックをさがせ!』 (7/26公開)
製作総指揮はベン・スティラーなんだねぇ。私は、俳優してる時の彼の方が好きなんだけど。本作は、大好きなジャック・ブラック主演なので観たいかも。happy02下ネタ満載で毒々しい笑いが期待できそうです。

★まとめ★

確実に観たい作品は少な目です。余裕があれば観てみたい作品は、結構挙がりました。今年の夏も酷暑なんでしょか。gawk 雨の量はタップリという感じだったから。rain ちょっとは温暖化が抑えられたりはしないのでしょうか。(しないよなぁ)catface そして今年も年齢が1つ増えてしまう。bomb 逆らえることではないけれど、余り嬉しくない年齢です。bearing

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