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2005年11月18日 (金)

「イントゥ・ザ・サン」

「イントゥ・ザ・サン」
<INTO THE SUN> / 製作:2005年、アメリカ

2005.11.18 試写会¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥800程で十分 / 評価:3.0★/5点満点★

「東京を舞台に繰り広げられるハリウッド製超極太任侠アクション」

「アイ・ラブ・ジャパン。できれば、戦いたくなかった。」

え、そーだったの?なら作らなければ良かったんじゃない?セガールさん
本作はスティーブン・セガール最新作と謳われており、何でもセガールさんが主演のみならず製作・原案・脚本の一人4役をこなして作られた作品だそうな。全く興味の持てない本作に、いつ応募したのかも忘れていた試写会に当選しました。聞けば、舞台が東京というだけあって日本人豪華キャストが出演しているとの事です。あ、意外と楽しいかもね~と考え直して、せっかく当たった試写会を無駄にしないで行って参りました。

大体、観る前からB級にも満たないC級・D級クラス感がたっぷり漂ってたんですよね~。想像通り、突っ込みどころ満載過ぎて込み上げる笑いを堪えるのが少々辛かったです。

ストーリーは至って簡単。伝説のCIAエージェントのセガールさんが、今回は東京を舞台に黒田さん(大沢たかお)率いる暴力団と闘うっていうだけのお話。この暴力団がチャイニーズ・マフィアと手を組み大暴れするというもの。セガールさんの協力者として昔ながらのヤクザの親分さん(伊武雅刀)・怪しいご財閥(寺尾聰)・イレズミの彫物師(豊原功補)が顔を出している。セガールさんはクラブのママ(らしき女性)と婚約までする。クライマックスでは日本刀を振りかざして大暴れするという訳です。

一つとても残念だった事。栗山千明も出演すると聞いていたのに、登場するのはほんのワン・ショットだけでセリフすら無かった点です。もし登場シーンが大きかったらセガールさんを食っちゃう可能性あるもんね、しょーがないから我慢しました。でも、彼女のシーンを楽しみにしていた人は結構居たんじゃないかしら。そして、大沢たかおが悪役を大熱演してくれました。オールバックはイマイチ似合っていなかったけれど、赤い皮ジャン・白いスーツと趣味の良ろしくないヤクザ・ファッションを着こなして颯爽と怪演。一重(イヤ、奥二重?)の不気味な流し目とニヤついた笑顔は強烈でした。今回は、半分くらいが英語のセリフだった彼。どう見ても全部本人がしゃべっていましたよ。とても真剣に取り組んでくれた事が伝わります。少々出番は少な目ながら、彫物師を演じた豊原功補はオイシイ役でした。だって、カッコ良かったも~ん!ちょっとワルだけど芯の通った男みたいな色香がプンプン漂ってた。今後も注目させて頂きます。そして、伊武さんはスゴかったです。ヤクザの親分さんとセガールさんが対面するシーン、セガールさん完全に伊武さんに負けておりました。伊武さん、そんなにセリフも多くないのにアレ程の迫力と存在感を出せるなんてスゴ過ぎです。やっぱり、本格的な俳優さんとしての器が違い過ぎるという事ですかね。個人的には寺尾さんのファンなので、今更ながらもっと出番を増やして欲しかった...。

「日本通」を自負していると思われるセガールさんではありますが、私が気になった点を挙げておきますね。まぁ、この手の作品は気にせずに突っ込みどころを笑い飛ばして楽しむべきなんだろうけどね。ソレが出来る程の器の大きい人間じゃなくて本当にゴメンね~!
英語を話すセガールさんと日本語を話す日本人の会話が成立しているのは何故?セガールさんが英語も日本語も理解できているから別にいいの?ダメだよ、そんないい加減じゃぁ!TVドラマでもやってはいけないよ!
セガールさんの恋人役で登場した和風美人の女優さんは完全にセリフが吹き替えでしょう!確かに英語のセリフが多かったけどさ、彼女以上に英語のセリフが多かった大沢たかおの努力を見習えよ!セリフと口の動きが全然合っていなくて、何か腹たってきちゃったのよ!
東京が舞台で「東京育ち」って設定のセガールさんが「関西弁」を駆使しているのは何故?笑いが取れればそれで良かったの?実際、セガールさんが日本語をしゃべると、例えそこが真面目なシーンであっても会場中に失笑が漏れていましたよ。私が最も印象に残ったセリフは2つ。「そやな。」「来るなとゆーたやろ!」そして、セガールさんは戦うシーンよりもパチンコ店内を捜査でうろつくシーンの方がよっぽど似合っていたゾ。セガールさんはアクション俳優というよりはコメディアンに鞍替えしたのだろうか?

こんなハチャメチャな作品では、せっかくの大沢たかおの真剣な役への取り組みが少々浮いてしまって気の毒に感じた。でも、大沢さんと言えば「星の金貨」等の好青年のイメージが強かったから、いつの間にか悪役をチャーミングに演じる役者さんになっていたのだと嬉しく思いました。大沢さん、これからも色んな役で魅了してくださいね!
アレ、主演はセガールさんだった。ハハハ、こりゃまた失礼致しました。

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コメント

このハチャメチャ振りを楽しみにしています。自分だったらどんなブログが書けるかなぁ~。
どうせなら娘も出せばいいのに…って最近何してるんだろう…(笑)

投稿: 八ちゃん | 2005年11月19日 (土) 12:33

八ちゃんさん、コメントありがとうございます。
八ちゃんさんの、この映画についてのブログ楽しみしております。

投稿: 隣の評論家 | 2005年11月19日 (土) 17:55

こんばんは♪
ここでは、はじめまして・・・になります(笑)

セガール監督・主演と聞けば期待をしたくなりますが・・・
ハリウッドが日本に関る映画を作ると何故か失敗が多いような気が(^^;

突っ込みどころ満載な映画だったようで・・・
それを楽しみにDVDが出たらレンタルしてみようかな(笑)

投稿: あっき~ | 2005年11月20日 (日) 23:53

こんばんは~


久しぶりに目にしました。
『セガール』という単語を。

なんかタイトルだけ聞くと、なんだろ?ハートウォーミング系な感じを想像してしまうのですが、実は任侠系(つまりVシネってこと??)なのですね・・・。

さすがごんぶとセガール。

投稿: franky | 2005年11月21日 (月) 21:16

あっき~様

いや~、どーも。早速コメントありがとうございます。「コメントしてね~」と言うと「いや~、ソコまではチョットねぇ」と躊躇されてしまい悲しい気分も味わいました。これからも遠慮はいらねぇー、じゃんじゃんコメント入れとくれよ!


frankyさま

毎度どうもです。「ごんぶとセガール」思い出すfrankyさんはさすがですな。ちなみに、この映画は予告編が最も面白いですよ。「そやな」「来るなとゆーたやろ!」のセリフも何と日本語の字幕付きで流れるし、ナレーションは「キムキム兄やん」こと木村祐一氏による関西弁です。ぼのぼのするよ。

投稿: 隣の評論家 | 2005年11月21日 (月) 22:08

こんにちは。

セガールの大阪弁、最高に笑えました。
栗山千明の扱い方はあまりにひどかったですね。
日本人では豊原功補がおいしい役でした。

投稿: えい | 2005年11月26日 (土) 23:11

えいさん、TB&コメントありがとうございます。広い心を持てば最高に笑えるのですが、この作品ヒットするのでしょうか?映画情報番組のインタビューで「日本のわび・さびをちゃんと伝えたかった」と日本語で語っているセガールさんを見かけました。わび・さびね~

投稿: 隣の評論家 | 2005年11月26日 (土) 23:36

やっぱりナヤコ役のあの女優さんは吹き替えでしょうかね?
トラビスがプロポーズするシーンでの彼女のセリフにめちゃめちゃ違和感がありました。
セガールに見込まれた女優さんでも、英語はからっきしだったのかな・・・

投稿: メビウス | 2005年11月26日 (土) 23:47

メビウスさん、コメントどうもです!
ナヤコは間違いなく吹き替えでしょう!とってもキレイな女優さんだと思ったけど、口の動きはまだまだですな。(う~ん、辛口)プロポーズのシーンと言えば「指きりげんまん」には大爆笑しました。(セガールさん、ゴメンね)

投稿: 隣の評論家 | 2005年11月27日 (日) 10:50

意外と客がはいっていたのでびっくりしました。(自分はタナにあげてますが。。)
都内では3館も上映館があったんですよね。セガールってまだ人気あり?

ひとつ、セガールのために(?)弁明させていただくと(笑)
バイリンガル同士の会話の場合、お互いの母国語で話すことは不自然では
ないと思うんです。
わたしも日本語を理解できるとわかっている外国人と話すときには、
英語で話されても、日本語で返すことは普通にあります。
まぁ、これを弁解しても評価があがりっこない映画だと思いますけれどもね。

投稿: いわい | 2005年12月14日 (水) 21:16

いわいさん、TB&コメントありがとうございました。
「バイリンガル同士の会話の謎」ナルホドです。ちょっとスッキリしました。でも、この作品の後に何本も映画鑑賞をしていると、やっぱり心に残るシロモノではない気がしています(笑)。珍品という意味合いでは印象深いですが(辛っ!)

投稿: 隣の評論家 | 2005年12月14日 (水) 23:19

やっと参上いたしやした・・・。睦月です。すんません。遅れて。ホントにごめんなさい。
この作品の記事をアップして、どこにもTBを飛ばさずに、次の日の映画鑑賞に備えて寝ちゃいました。そうして今記事を新たに更新し終わったとこです。せめて隣の評論家さんだけには今のうちに返信しておきたくて。
TB&コメントありがとうございました!・・・観ちゃったよ、ついに。駆け込み鑑賞しちゃったよ。
いち早くこの作品の記事をアップしていた隣の評論家さん。この記事である程度覚悟は出来てたので良かったです(笑)
セガールさんの関西弁と英語日本語混在の会話もさることながら、あの恋人役の女優!!完全にクチパクだった!!ありゃ間違いねぇ!!吹き替えにに違いねぇ!!
・・・・けど、この作品意外にヤフームービーとかでは評価高いんですよね。
迷作として心に残しておこうと思います(大爆笑!!)

投稿: 睦月 | 2005年12月18日 (日) 03:34

まぁ、睦月さん。そんな夜遅くにTB&コメントありがとうございます。

>意外にヤフームービーとかでは評価高いんですよね。

マジですか?やっぱり、お金もらってるから褒めないといけない方達なのかなぁ?私はノーギャラですから、好き勝手に書いちゃいましたけど☆☆☆ 
本日は「キング・コング」を観て参りましたのでっ。申し訳ないけど、セガールさんの事はすっかり記憶から抜け落ちておりました。でも、「頑張れ、セガールさん」と応援せずにはいいられないのは何故だろう。

投稿: 隣の評論家 | 2005年12月18日 (日) 17:19

>東京が舞台で「東京育ち」って設定のセガールさんが「関西弁」を駆使しているのは何故?

あっ!! 本当だっ!! 今気づいた!!
そんな当たり前のツッコミが些細なことのように感じられる作品でしたよね(^^)
耳から血を噴出したい人にだけ、オススメしてます(^^;)

投稿: シズカ | 2006年1月15日 (日) 19:10

シズカさま
「コープス・ブライド」と共にコメントありがとうございました。確かに、色々と突っ込みをさせて頂いても、何故か憎みきれないセガールさんなんですよ。愛嬌たっぷりとも取れる、みたいな。

投稿: 隣の評論家 | 2006年1月15日 (日) 19:22

こんばんは。TBありがとうございました。

セガールと日本人との不自然な会話は素晴らしい笑いドコロでした。
最後の凄みを出さなきゃいけないシーンで、淡々と「これね。切れるよ。切れる。」と怪しい露天商みたいなセリフ。
もう狙ってやってるとしか思えませんよ。

投稿: 克晴 | 2006年1月22日 (日) 23:44

克晴さま
TB&コメントありがとうございました。
おっしゃる通り、素晴らしい笑いドコロ満載でしたね。粗探しするのではなくて、広い心を持って鑑賞しないと最後まで観れないですね(笑)。
>露天商みたいなセリフ。
この表現に爆笑させて頂きました。

投稿: 隣の評論家 | 2006年1月23日 (月) 19:43

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