美しき野獣
「美しき野獣」
<RUNNING WILD>/製作:2005年、韓国 125分 R-15指定
監督:キム・ソンス 出演:クォン・サンウ、ユ・ジテ、オム・ジウォン、ソン・ビョンホ、キム・ユンソク、カン・ソンジン
2006.3.8 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★
「この世界にはまだ、いのちよりも大切な愛と正義がある」
「愛のために泣く」
ソウル地方警察の凶悪犯罪捜査班に所属するチャン・ドヨン刑事(クォン・サンウ)は、野生的な『現場刑事』。ソウル中央地検のオ・ジヌ検事(ユ・ジテ)は、冷静沈着なエリート検事。この丸っきり正反対の性格の2人が、それぞれの事件を追う内に偶然にソウルで出会う。やがて、2つの事件は交差して、2人の運命が大きく動き始めるのだった。
恐らく、今までアイドルのように人気を誇ったクォン・サンウの【新たなる挑戦】とでも思しき作品であります。サンウさんを映画で見るのが初めてだった隣の評論家は、彼のキャッチ・フレーズも全然知らないんだけどね。ゴメンなさいね。この作品は、サンウさんの気合の入り方も尋常じゃないと思われました。きっとサンウさんは、俳優として色んな役にチャレンジしたいと思っているのでしょうね。
とにかく、この作品のサンウさんは『野生的』という表現では片付けられないくらいに汚い。血まみれ、汗まみれ、泥まみれ。髪の毛も実に脂ぎっていて、役作りの為に数日髪を洗っていないのかもしれないぞと思わずにはいられませんでした。当然、髭も剃らずに汚く伸び放題だったし。道端に痰を吐いて見せたり、ガツガツと食事するシーンではまるで『野良犬』のようでした。正に【野獣】でした。でも、余り美しくはないかも(笑)。このドヨン刑事という男は、考えるよりもまず先に手が出てしまう。とにかく、短気で単細胞な男なのであります。捜査の為に駆け回ったり殴り合ったりと『アクション・シーン』の連続です。何だか、「アイドルのイメージを払拭したい」というサンウさんの思いが伝わってきました。
しかしながら、隣の評論家はオ・ジヌ検事を演じたユ・ジテに釘付けでありました。もう『モデルあがり』なんて言わせない。そこに居るのは『俳優』ユ・ジテでした。冷静沈着で感情を一切顔に出さない男。『無表情』という表現力。後ろ姿なのに、何かが伝わってくる存在感。この作品の中で、オ・ジヌ検事の笑顔を確認できたのは3回のみでしたが、どれも違う感情が込められている3種類の笑顔を見事に演じ分けている印象でした。
「オールド・ボーイ」 「南極日誌」でも十分に存在感を示していましたけど、本作ではユ・ジテの成長っぷりに改めてビックリさせられました。昔は脇役ばかりでしたものねぇ。これからは、出演者の中に「ユ・ジテ」という名前を見かけたら、安心してその作品を観に行くようになりそうです。
肝心のストーリーに関しては、さほど新しさもなく普通の『刑事アクション』という印象ではありますが。とにかく、クォン・サンウの新しい挑戦とユ・ジテの静かで力強い表現力を堪能できる1本だと思いました。「汚いサンウは見たくな~いッ!!」という人は、見なくてもいいと思いますけどね。
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コメント
こんばんは。
昨夜から何度か試みているのですが、
コメントもTBもうまくいきません。
ココログがメンテ中だったみたいです。
さて、今度はどうでしょう?
投稿: えい | 2006年3月10日 (金) 23:54
隣の評論家さん、こんばんはぁ。
TBありがとうございまぁ~す☆
昨晩TB&コメントをしたのです…が、どうも”nifty”が大賑わいだったようでして(汗)
うまく入り込めませんでした…ので、今晩再チャレンジ!
ユ・ジテに釘付けでしたかぁ!確かに、彼はヨカッタですよ。うんうん
でも、全体を通しては…
>さほど新しさもなく普通の『刑事アクション』という印象
仰るとおりだと思いますです。ハイ
今週末は「メルキアデス~」&「ヒストリー~」ですかぁ?
いいなぁ…トミー・リーと脚本の妙イで「メルキアデス~」は必見!と思っちょりますです。
一週遅れで愛でる予定っす。勿!そちらで…ヘヘヘ
投稿: purple in sato | 2006年3月11日 (土) 00:03
再度こんにちは。
こういうバイオレンスものは好きです。クォン・サンウは私も初めて観ました。ちょっと力が入りすぎ! という感じでしたが、まあいいんじゃないかな。
ユ・ジテは相変わらずいい味出してましたね。
ラストはいかにも韓国映画らしいと思いました。
投稿: CINECHAN | 2006年3月11日 (土) 15:45
TB&コメントありがとうございます
★えいさま
わ!せっかく訪問いただいたのに「メンテナンス」でエラーになったのですね。ご迷惑をおかけしました。この晩は、管理人自身も何も出来ずにプンプン怒っておりました。今月は何本鑑賞するんだい?って大量に映画館に足を運ぶ予定ですので、またこちらからもお邪魔しますのでヨロシクです。
★purple in sato さま
おお、「メンテナンス」で迷惑をおかけしました。機能は向上してるんだろうな、ココログさん!って感じで。
satoさん、こちらに出てくるのですね。これは先取りチャーーンスですね!「メルキアデス~」は大変満足いたしました。是非、ご覧になってくださいませ。
★CINECHANさま
サンウさん、力が入ってましたよね。サンウさんのファンの方は、彼の頑張りを認めてあげて欲しいなと思いましたが。きっと、皆さん、さわやかなサンウさんが好きなんでしょーね。
投稿: 隣の評論家 | 2006年3月11日 (土) 22:47
こんにちは☆TBありがとうございました~♪
ユ・ジテ良かったですね~!
クォン・サンウの方が目立った演技をしてましたけど、ユ・ジテも彼を喰う演技を見せてましたね。
この映画、あまり期待しないで観に行ったのですが、中々面白かったです。前もって人物関係を頭に入れて観ればもっと楽しめたかと思いますが・・・
投稿: orange | 2006年3月12日 (日) 10:42
ということで。睦月です。あちらにコメントのお返事してるので、あちらからこちらに続いてます(笑)もっと前にココにコメント入れたかったんだけど、ココログがメンテ中で上手くいかなかったんだ・・・ごめんね、遅くなちゃって・・。
サンウよりもジテの存在感が光っている作品だったと睦月も思います。ジテ、3回しか笑わなかったんだあ・・・気づかなかった。さすがだなあ、隣の評論家さんは。最後の彼の笑みはいまだに忘れられないです。
んで。メールの件。記念すべき第一回の私達の出会いは・・・やっぱ『変態村』でいきましょ!一番、私達らしい作品というか・・・(笑)むしろ、この作品をきっかけにお会いできたら、睦月としては嬉しいというか(笑)なので、初日初回、ライズXにて!どお?詳細は後々またコンタクトを取り合うってことで。・・・・うわあ!すんげえ楽しみになってきた!
投稿: 睦月 | 2006年3月12日 (日) 16:33
TB&コメントありがとうございます
★orange さま
ユ・ジテは本当に素晴らしかった!既に本格派俳優ですね。ヨン様より断然ジテ様です、私は!
★睦月さま
ユ・ジテの3つの笑顔
①居酒屋でサンウさんと「手を組む」誓いの杯を交わした時に、ニッと笑ってたの
②どこのシーンだっけな、渡り廊下みたいな所でライターをカチカチやりながら話し込んでた。そして、そのままカメラがパーーンしていくんだけど、2人とも素に戻った雰囲気になって。その時笑顔だった
③そして、ラストのあの笑顔。ココだけは全ての人に強く印象に残ったと思うんだけど、どうだい?
それでは、今からそちらに伺います。
投稿: 隣の評論家 | 2006年3月12日 (日) 21:03
隣の評論家さんお久しぶりです(^-^)
私もユ・ジテに釘付けになりました。
これからも注目していきたい役者さんになりました。
投稿: コロ | 2006年3月12日 (日) 23:57
コロさん、こんにちわ。
チョットご無沙汰しております。
ユ・ジテは本当に素晴らしかったと思いました!サンウさんの映画というより、実はユ・ジテ主演と言っても過言ではない程に。ふふふ。
投稿: 隣の評論家 | 2006年3月13日 (月) 21:08
トラックバックありがとうございます。
わたしも、ユ・ジテが主演だと思いました。
売りとしては、クォン・サンウなんでしょうけれど。
寒々しい映像に、ささくれた気持ちが残る苦い映画でした。
といっても、嫌いではないですよ。
投稿: いわい | 2006年3月14日 (火) 07:53
こんばんわ♪TB有難うございました♪
ジテって元モデルだったんですね。彼の初見は『オールドボーイ』からだったので、あの不気味な役から一転して、堅物冷徹検事役がパリッと決まってるんですよね。ジテ映画はあまり観ていないので、これから急成長する俳優さんだと思うと、チェックしなければいけないかも。
投稿: メビウス | 2006年3月14日 (火) 19:50
TB&コメントありがとうございました
★いわいさま
サンウさんの色々なグッズが売れた事とは思うのですが、アタクシもこの作品の主演はユ・ジテ君だと思いました。今後も期待に胸を膨らませて次回作を待ってます♪
★メビウスさま
恐らく、今までジテ君に注目していた人も少ないのかもしれませんねぇ。ええ、モデル出身だったらしいのですよ。確かに長身ですよね。「オールド・ボーイ」で見せたえびゾリみたいなヨガのポーズは、脚本にはないのに自分でイメージして特訓したらしいです。俳優業への生真面目な取り組みに感銘を受けました。
投稿: 隣の評論家 | 2006年3月14日 (火) 20:32