エミリー・ローズ
「エミリー・ローズ」
<THE EXORCISM OF EMILY ROSE>/製作:2005年、アメリカ 120分
監督:スコット・デリクソン 出演:ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン、キャンベル・スコット、コルム・フィオール、ジェニファー・カーペンター、メアリー・べス・ハート
2006.3.25 劇場前売り鑑賞券¥1,300にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,000で妥当 / 評価:4.0★/5点満点★
「その裁判は、悪魔の存在を初めて認めた。」
うん、コレは面白かった!気が付くと、今週から縮小公開になってしまっているよぉ...しょんぼり。 イヤイヤ、めげる事なく隣の評論家は高評価でツラツラと語っていきたいと思います。
19歳の女子大生、エミリー・ローズ(ジェニファー・カーペンター)は、恐ろしい幻覚と原因不明の痙攣に苦しんでいた。「何かに憑依された」と感じだ彼女は、『医学』ではなくムーア神父(トム・ウィルキンソン)に救いを求める。そして行われた【悪魔祓い】の儀式の後、彼女は命を落としてしまう。ムーア神父は『過失致死』で起訴されて、法廷で裁かれる事になる。この神父を担当するのは女性弁護士エリン・ブルナー(ローラ・リニー)だ。果たして、この特異なケースである裁判の行方や如何に...。
何だか、きっちりとジャンル分けするのが難しい作品です。【悪魔祓い<エクソシズム>】のシーンや、エミリーが体験する摩訶不思議な出来事のシーンは、オドロオドロしくて恐怖心全開になりました。だからと言って、簡単に『ホラー作品』とは断言できないと思います。ストーリー展開の基軸は【裁判】のシーンなので、きびきびと進行していくのです。その中にホラーな描写が挿入されているという訳ですね。どちらを取ってもスリリングで、隣の評論家は終始ハラハラどきどきしてのめり込む事ができました。
驚く事に、この作品は事実を元に作られているそうです。通称【悪魔裁判】と呼ばれるこの裁判は、実在の出来事だというのですわ!それだけでも、かなりビックリさせられたけれど。更に驚いたのは、エミリーを演じたジェニファー・カーペンターの『ド根性』です。憑依されて吐き出すダミ声も、奇妙奇天烈なポーズや身体の動きも、全て自身でこなしてくれていると言うのです!彼女の演技だけでも、古典的ホラーの金字塔的作品『エクソシスト』に負けずとも劣らない迫力を生み出していた気がしました。ジェニファーさん、本当にありがとう!(ジェニファーという名前の女優さんにも色々居るんだなぁ...と感銘を受けまくりだった。)
更には。弁護士・エリンを演じたローラ・リニーとムーア神父を演じたトム・ウィルキンソンが抜群に素晴らしかったです!!!
エリン弁護士という女性。それこそ、百戦錬磨の敏腕弁護士な訳で、知性たっぷりの野心家である訳で。こういう女性は、下手すると反感を買われがちかなとも思うのだけど、エリンは違う。野心剥き出しにズンズカ前に・前に飛び出して来る訳ではない。物静かで冷静に見えて、実は野心家である。そんな女性に見えたのでありますわ。ローラ・リニーという女優さん。今までも、どちらかと言うと『助演』的な役が多い印象でしたが。この人自身が品のある女性なのかもしれないゾ!と、益々ファンになりました。
ムーア神父という男性。『神父』という職業に相応く、信念に満ち満ちた方でした。ムーア神父は、『被告人』という立場になっても感情を振り乱して無罪を主張したりする事は決してしないのですわ。落ち着いて懐深く、『被告人』席に座っている。静かにシッカリと裁判の行方を追うんですよ。何だか、人間としての格が高いのだと思える程に、ムーア神父という人は器の大きな印象でした。トム・ウィルキンソンという俳優さん。どの作品で見ても、確かな存在感を見せ付けて安心させてくれる俳優さんです!
演技陣の確かなコラボレーションは最後まで安心して観る事ができたし、何よりも題材が興味深いですよね。そして、裁判のシーンと悪魔的なシーンを交互に織り交ぜた事が見事に功を奏していると心から思いました。裁判のシーンもとにかく緊張していた隣の評論家は、全体を通してとにかく「怖くて面白かった」という感想を持ちました。皆さんは、どうご覧になりましたか?
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コメント
隣の評論家さん、こんばんはぁ。
っと、ご覧になりましたねぇ!良かったでしょ?
これって、意外に楽しめる佳作ですよね!
でも、東京では縮小なんですか?うむむ
それは、残念でなりまへん…
役者さんの熱の入った演技にも要因はあるのでしょうね。うんうん
しかし、彼女の演技は…一番怖かったぁ…ハハ
投稿: purple in sato | 2006年3月26日 (日) 22:34
>全体を通してとにかく「怖くて面白かった」
まさにそのとおり!!でしたね。
オカルト要素が程よいタイミングでところどころに入るので、
すごく集中して観れたし、法廷劇としても内容が濃く、
オチも素晴らしかったと思いますね。
投稿: 伽羅 | 2006年3月26日 (日) 23:11
TB&コメントありがとうございます
★purple in sato さま
本当に楽しめましたぁ!ジェニファー・カーペンターの演技は、出番が少なくても一番の見せ場と言うか。観た人全ての記憶に残るであろうパフォーマンスでしたね。
伽羅さま
おっしゃる通り、オチも見事に締めましたよねぇ。かなり集中して見れたので、アッと言う真に上映が終わっておりました。決して短い作品じゃないのに!
投稿: 隣の評論家 | 2006年3月26日 (日) 23:28
隣の評論家さん☆こんばんわ。
コメント&TBありがとうございました~!
ホントに、ジェニファーさんありがとう!ですよね。
ここまでやってくれるとは・・・彼女の女優魂に脱帽ですよ!
普通の演技も観てみたいですね~おバカな役とかも観てみたいかも。
この作品、隣の評論家さんのおっしゃるように、恐くて面白い映画ですよね。
ドラマ性も失ってないし、オカルトの部分もしっかりと手抜きせずに描いている。製作したスタッフの意気込みまでが伝わってくるような良い作品だと思います。
一歩間違えれば、ダメになりかねない題材をここまで描いた力量と出演陣の演技でバランスが取れた中々の一品ですね♪
投稿: orange | 2006年3月27日 (月) 01:28
こんにちは 何時も勝手にTBしてしまって 失礼しています
どうも間違ったTBまでしてしまい申しわけありませんでした
間違いのTB消しておいてください
重ねてお詫びいたします
どうかこれに懲りずお付き合いよろしくお願いいたします
投稿: yuu | 2006年3月27日 (月) 13:13
TB&コメントありがとうございます。
★orange さま
ジェニファー・カーペンター、これからも色んな役で見てみたいですね。きっとコミカルな作品もイケルんじゃないかしら。
>一歩間違えれば、ダメになりかねない題材をここまで描いた力量と出演陣の演技でバランスが取れた中々の一品ですね♪
そうですね。なかなか優れた作品だと思います!
★yuu さま
早速、再度TBありがとうございました。
いつも早々にTB貼りにきて頂いてありがとうございます。とても嬉しいです。
yuuさんは、常に早い内からご覧になっているようなので、試写会で鑑賞した時などは、こちらからも遊びにいきますので!変わらずヨロシクお願いしま~す!
投稿: 隣の評論家 | 2006年3月27日 (月) 20:38
隣の評論家さん、こんばんは。
「エミリー・ローズ」面白かったですね。法廷サスペンスと言える作品で、この裁判の行方は気になってなりませんでした。
それに加えて、あのエミリーの悪魔に憑かれたシーン。あの声本人なんですねぇ・・絶対吹き替えだと思ってました。
しかし、よくぞこの裁判最後まで続いたものですね。悪魔を取り上げながら。事実だと聞いていたので、感心してしまいました。
投稿: CINECHAN | 2006年3月29日 (水) 00:48
CINECHANさま
TB&コメントありがとうございます。
面白かったですね!!!気がついたら既にエンディングになっていました。全てにおいて丁寧な作りだったという感じで好感度大でした。いわゆる『悪魔シーン』も怖かったし。俳優陣の演技も素晴らしかったし。言う事なしです。
投稿: 隣の評論家 | 2006年3月30日 (木) 20:59
こちらにもコメントさせて頂きます♪
この映画は自分も久々に良作を観た!!って感じになりました♪
・・・でも自分トコの映画館でも、1週間経ったらたった2回しか公開される時間が無く、思い切り縮小されてました・・(汗
2~3週間は保ってほしい映画なんですけどね~・・・
投稿: メビウス | 2006年4月15日 (土) 14:28
メビウスさま
あわわ、TBがのらなかったのですね。それでも全ての記事にコメントを入れて頂き、ありがとうございました!
この作品、こんなに面白いのに、東京でも縮小公開ですよ。勿体ないですよね!
投稿: 隣の評論家 | 2006年4月15日 (土) 18:52