連理の枝
「連理の枝」
製作:2006年、韓国 107分
監督:キム・ソンジュン 出演:チェ・ジウ、チョ・ハソン、チェ・ソングク、ソ・ヨンヒ
2006.4.7 試写会¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥800で十分 / 評価:3.0★/5点満点★
「許されたわずかな時間を生きるふたりの 永遠なる愛の約束」
しょーもない映画だ。 と言う訳で!
「辛口注意報発令、辛口注意報発令! この類の映画が大好きだという方は、ただちに素通りしておくんなまし!!!」
若き青年実業家ミンス(チョ・ハソン)は、恋愛をゲームとして楽しむ【プレイボーイ】タイプの男。そんな彼が、ある雨の日に一人の女性と出会う。病院行きのバスを待つヘウォン(チェ・ジウ)だ。そして、ミンスはヘウォンにどんどん惹かれていく。「こん気持ちは初めてだ」 ミンスは初めて本気で一人の女性を愛するようになる。そんな矢先、へウォンは突然倒れて病院に担ぎ込まれる。実は、へウォンは難病に侵されていて、あと僅かな命しかなかったのだ。
そんな2人の【純愛物語】という事らしいですわ。
隣の評論家が「ラブ・ストーリーは苦手」 と口にしているのは、こんなタイプの作品があるからなんですわ。一粒の涙も落とさずに、エンドロールも最後まで見届けずにサッサと帰宅いたしました。
グッとこなかったなぁ~。ストーリー展開のテンポも良くなかったぞ。
へウォンという女性。死ぬ運命とわかっているから、最初は無茶苦茶するんだけどね。病院を抜け出して大酒をくらい、遊び歩いているんだよね。(うちの母ちゃんが側に居たら、説教の嵐だ。)どうやら、『無理に明るく振舞っている』という設定らしいけれど。とてもじゃないが、そんな風には見えなかった。ハチャメチャしている時と、病に倒れてゲッソリしている時と。全く変わらないチェ・ジウ姫。彼女の作品を全て見ている訳ではないけれど、何を演じてもワン・パターンな女優だ。日本のTV CMで「飲むだけっ」 と言っている時と全く変わらないのよ。そろそろ若くないんだからさ、「女優魂」 を1度くらいは見せて欲しいところ。無理に脱げとは言わないよ。たまにはジャンルを変えてみるとかね。お金が入ればソレでいいのかな?こんなんだったら、同胞であろうヨン様の方が『チャレンジ精神』旺盛に張り切ってると思うよ。
ジウ姫に入り込めなかったからなのか。ストーリー展開にも物申す!って感じでして。前半は思いっきりコミカルなシーン続きで、首を傾げていたんです。音楽も何だかヘンだったしね。ところが、へウォンが倒れてから、音楽もガラッと変わって、いきなり「泣きんしゃーい!」 という雰囲気に変わっちゃったのね。この展開にも辟易しちゃいましたねぇ。
『愛』とは、もっと奥が深くて難しいもの。そんな気持ちにさせてくれるラブ・ストーリーが見たいな。隣の評論家基準では、余りにもお手軽で薄っぺらい作品でした。
もうすぐ公開の「ぼくを葬る<おくる>」というフランス映画。(フランソワ・オゾン監督作品)
「余命3ヶ月。あなたには何が残せますか?」 ですって。おや、テーマは同じかな。
こちらの方が、何百万倍も楽しみですわ!
けなしてばっかりでは何ですから。1つ印象に残った事も挙げておくと。
タイトルの「連理の枝」というのは、白楽天の著名な漢詩『長恨歌』の一節だそうです。
二本の樹の枝が絡み合い、まるで一本の樹となる様な、強く結ばれた【永遠の愛】の象徴。
なるほどねー。この言葉をタイトルにしただけあって、ラストはキレイにまとまっていたと思います。
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コメント
泣けない悲恋だなんて、韓国映画では初めての経験です。
展開も予想通りでした。
はっきり言って、脚本がダメダメです。
投稿: kossy | 2006年4月15日 (土) 21:16
kossyさま
TB&コメントありがとうございます。
本当にダメダメでしたでしょ!
観終わった後、オバサマ連れが「上手だったわよねーーー」って興奮して話していました。え?何が?誰が?
『韓流』って何なんだろー。
そんな気持ちになりながら帰路に着きましたよ。
投稿: 隣の評論家 | 2006年4月15日 (土) 21:42
ドモドモー♪
「辛口注意報発令!」の文字ですっかり見入ってしまいました。エヘへ
実はワタクシ、韓国製のお手軽(・・・ファンの方怒らないでね!)ラブ・ストーリーがあまり好きではござりませぬ。
何だかどれも金太郎飴のような気がして。
韓国映画でも、キム・ギドク監督や歴史モノ、変わり系は好きなんですけどね。
でで、やはり、泣かせましょうぞ!!な映画だったのですねーー
そういえば、韓国映画って、予告編だけで全てが分かってしまうのが多い気がしません!?
投稿: Puff | 2006年4月16日 (日) 09:15
Puffさーーーん、いらっしゃいませぇ♪
>何だかどれも金太郎飴のような気がして。
おお!!!コレはまた、面白い表現ですなぁ。Puffさんは時々アタクシを笑いのドツボにはめ込んでくれるんですよぉ。感心しきりですわ。
そうそう、この作品は。キム・ギドク監督やパク・チャヌク監督を始めとする優れた韓国作品の足を引っ張る映画です。映画と言うか、ドラマ・スペシャルで十分でしょ?そんな印象でした。ファンの皆様、ゴメンなさいね。
投稿: 隣の評論家 | 2006年4月16日 (日) 13:52
はじめまして。
私もこの映画に共感できなかった者の一人です。
脇役陣のおもしろさはあったのですが主人公達の
設定に泣かせようという作為が見えてしまって残
念でした。
TBさせていただきます。
投稿: キャサリン | 2006年4月25日 (火) 22:24
キャサリンさま
初めまして、こんにちわ。TB&コメントありがとうございます。
もう、ホントに。この映画ったら!
脇の2人の恋の行方の方が気になりました。ミンスの友人役の彼、ヒジョーにおいしかったですね。また違った役柄でお目にかかりたいものです。
投稿: 隣の評論家 | 2006年4月25日 (火) 23:12
隣の評論家さん、こんにちは~
は、は、は、ダメダメでしたか? 私もダメダメだろうなぁ、と思って観にいったら、案外飽きることなく観られましたよ。
前半のコミカルなシーンがあったからこそ何とか観られたという感じでしたが。
チェ・ジウに関しては同じような感想ですね。彼女はコメディの方がまだ合うと思いますが。
しかし、ラストのほうはもう充分だろうというぐらい引っぱっていたし、ミンスもねぇ・・
それならもう少し違うラストにしても良かったような。
たまにはベタベタな恋愛もどき作品観るのもいいですよ。
秋頃「セカチュー」の韓国版リメイクがあるようですが、こちらはどうでしょうね。日本では受けないような気もしますが。
投稿: CINECHAN | 2006年5月 1日 (月) 11:12
CINECHANさま
TB&コメントありがとうございます。
!!!ソコソコ楽しめましたか。こんな辛口記事でゴメンなさいね。
>たまにはベタベタな恋愛もどき作品観るのもいいですよ。
うーん、脚本さえ良ければ、全然楽しめるんですけどね。「猟奇的な彼女」なんかは、かなり好きです。ここで挙げるのも何かけど、「ムーラン・ルージュ」なんかも、かなりベタでした。大好きです。
あ、でも。実は「セカチュー」日本版すら未見でした。見るとしても、相当後回しになってしまいそうですわ。
投稿: 隣の評論家 | 2006年5月 2日 (火) 01:00