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2006年6月11日 (日)

ステイ

「ステイ」 
<STAY>/製作:2005年、アメリカ 101分Stay
監督:マーク・フォースター 出演:ユアン・マクレガー、ライアン・ゴズリング、ナオミ・ワッツ、ボブ・ホスキンス、ジャニーン・ガロファロー、エリザベス・リーサー
2006.6.11 劇場前売り鑑賞券¥1,500にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,000で妥当 / 評価:4.3★/5点満点★

「そのリアルを疑え」

「現実が消えていく世界で、僕らはどんな愛を知るのか?」

この映画の謎は、頭で考えても決して解けない。

あなたの感覚を試すイリュージョン・スリラー

精神科医サム・フォスター(ユアン・マクレガー)は、謎めいた青年ヘンリー・レサム(ライアン・ゴズリング)を前任のセラピストから引き継ぐ。「21歳の誕生日の真夜中に自殺する」 と言い残して姿を消したヘンリー。それは、何と3日後の事である。恋人・ライラ(ナオミ・ワッツ)に渡そうとして渡さずじまいの結婚指輪をポケットにしまい込んだまま、必死でヘンリーを探すサム。そして、サムの現実が奇妙に歪み出す。

ニューヨークという街並みが『巨大迷路』と化し、謎めいた世界へ観客を誘う新しいタイプの作品でした。『イリュージョン・スリラー』 だなんて、上手い事言うじゃない。実を言うと、見終わった直後は頭の中を〈?マーク〉がグルグルと巡っておりました。何となくわかったような気がするんだけど、説明のつかないシーンが多々あったような気がして。本作は、エンドロールの後に『キーワード』が出てきます。公式HPでこの言葉を入力すると、幾つかのシーンの解説が登場するという仕組みになっている訳です。この解説を読む事で、ようやく考えがまとまった次第です。この作品を鑑賞予定の方は、必ずやこの『解説』まで辿り着いてくださいね。そうしなければ、完結しませんから。

この作品の謎めいた世界観も心地良いのですが、豪華なキャストについても触れておきたいと思います。ユアン・マクレガーナオミ・ワッツは、いつも通り普通に良かったと思いましたが。隣の評論家的には、盲目の医師・レオン博士に扮したボブ・ホスキンスを讃えたいと思います。あんな僅かな登場シーンだけで、各場面をギュッと締める力量はさすがでした。小さな身体から湧き出る圧倒的な存在感!
謎めいた青年・ヘンリーを演じたライアン・ゴズリングもとても印象深いパフォーマンスを見せます。彼を見るのは初めてではありませんが、この作品の彼は妙に気になりました。痩せこけて顔色の悪いミステリアスな表情と、吹けば飛びそうな薄い存在感なのにインパクトは絶大でした。ヘンリーという青年を体現するのにはピッタリの雰囲気だったと思います。『存在感』という言葉は、上に挙げたボブ・ホスキンスのような俳優さんに贈る賛辞の言葉として使っていますが。今回のライアン君が演じたヘンリーのように、まるで『幽霊』のように不気味で魅力的な存在感というものもあるのですね。勉強になりました。

以前、手にしたチラシで『STAY 攻略ポイント』が8項目ありました。これが、鑑賞後に出てくるキーワードを公式HPに入力すると出てくる〈解説〉の正体なのです。これから鑑賞予定の方に、2つだけ提示しておきます。素通りしないで気づいてくださいませね。
◇なぜ、サムのズボンの裾は短いのか?
◇なぜ、双子?

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コメント

こんばんは。

コメント&TBありがとうございました。

さて、隣の評論家さんへのお答をここに。
ヤバかったら消してください。
それは「叙述トリック」でした。

投稿: えい | 2006年6月11日 (日) 22:04

えいさま
TB&コメントありがとうございます。
別にヤバイ事なんてないので、誰が消すもんですか。
実は、ピンとこなかったんですよね。もしかして、乙一さん読み足りないかしら。(ハマッたと言っても、2冊しか読んでいませんので)「ZOO」は観に行きましたよ。でも、やっぱりピンとこないので、それ程ハマっていないだけの話かもしれませぬ。

投稿: 隣の評論家 | 2006年6月11日 (日) 23:34

こんばんは。
イリュージョンスリラーそのものでしたね!
本当に??でしたけど、ラストまでいくと細部のこだわりがちゃんと意味をなして思い出されてきました。
ヘンリーの想いが胸にぐっときましたよ~
ボブ・ホスキンス、ほんとに盲目みたいでした。役に入り込みようがすごかったです。
ユアンが薄く感じるほど他のキャラクターがインパクトありましたものね。

そうそう、もしかしてちょっとお疲れ気味なのかと心配してました。相変わらずコメントを頂けたので、ホッとしましたけど。映画見て元気になれるなら本望ですね。
私も疲れてどうにもならない日々ばかりですが、好きなことなら苦にはならないんだなあと今更ですが映画が好きでよかったと思うのでした。親父談義はいつでもOKよー!笑

投稿: charlotte | 2006年6月11日 (日) 23:40

こんにちは。

「叙述トリック」の件、
ネタバレになるため、
ここでは書けないので、
メールにてお送りしてあります。

よろしくお願いします。

投稿: えい | 2006年6月12日 (月) 18:15

TB&コメントありがとうございます。

★charlotteさま
本作は、いつまで経っても後からジワジワと良さが心に沁みますね。正に『イリュージョン』でした。
>ボブ・ホスキンス、ほんとに盲目みたいでした。
そうそう!目が見えていない時と見えるようになった時の演技が全然違うんですよ!出番はアレだけなのに、思わず感動!
あと、ご心配をかけていたようですが。ちょっと疲れが出てたみたいで...。ブログ運営も、慌てず騒がず自分のペースを貫こうと思いました。何だカンだ言って、私の元気のモトは結局『映画』なんですねぇ。昨日も「キング・コング」のDVDの名場面を見ながら、「うぉーーーっ」と泣いておりました。

★えいさま
おお~!どうもありがとうございます。ネタバレを含む作品って、取り扱い注意ではありますけど魅力的ですよね。
えいさんは、私の『映画の師匠』です。これからも修行を兼ねてドンドンお邪魔する事になると思いますので、どうぞヨロシクお願い致します。

投稿: 隣の評論家 | 2006年6月12日 (月) 20:32

こんばんわ!TB&コメントありがとうございました!

よかったあ!!結構な高評価!!睦月もとってもお気に入りとなった作品です。
裾と双子については鑑賞後もずっと謎だったので、HPに助けてもらいました。「うーん。なるほど!!」と思わずうなってしまった♪

隣の評論家さんはさすがやねえ。
目を付ける俳優さんが違うもん。盲目のおじい様の存在感には睦月も素晴らしいものを感じましたよ!!

投稿: 睦月 | 2006年6月13日 (火) 02:03

睦月さま
TB&コメントありがとうございます。
また夜なべしてるぅ~ くれぐれも倒れないように気をつけてくださいませね。
ボブ・ホスキンス、素晴らしかったでしょ。『盲目』の演技は見事だったね。出番は、たったアレだけなのに、ユアンを包み込むくらいの貫禄がありましたわ。身体は小さくても。
睦月さんはサッカーよりもジョニーなのかしら?もうすぐ来るんでしょ。今回はオーリーと一緒という事で、オーリー・ファンも詰め掛けるから大変な事になっちゃう!と会社のジョニー・ファンの人が言っていた。
私としては、「MIⅢ」でフィリップ・シーモア・ホフマンが来てくれるのかどうか、とても気になっているのね。トム君はもういいの、見飽きちゃった。今回は来れなくても「カポーティ」の時には来て欲しいなぁ。

投稿: 隣の評論家 | 2006年6月13日 (火) 19:32

隣の評論家さん こんにちは!
ステイ この手の作品で久々に納得のいく内容の映画でした!
コブタって ミステリー好きなだけに 理詰めで考えてしまうためか、「ん?ん~ん」と納得出来きずにいる作品も多かったのですがこれは 良かったです。
また 映像の美しさと役者のしっかりした演技 それが良い感じに絡まって独自の世界を作り上げていましたよね!

しかし、、ボブ・ホスキンスに注目する隣の評論家さん さすがです!通ですよね(^^)

投稿: コブタ | 2006年6月14日 (水) 18:10

ドモドモー♪
先日は、TB、コメントをありがとうございました。

この映画、良かったですよねーー
ワタクシの今年のマイベスト10、ミステリー部門ではマイベスト3に入りますですよー!!
(・・・後半何が出て来るか分からないからとりあえずこうした。エヘへ)
>ニューヨークという街並みが『巨大迷路』と化し、謎めいた世界へ観客を誘う
うんうん、そうですよね。
「イリュージョン」と言うと、すぐさま新感覚の「手品」を思い浮かべるワタクシですが、まさにそんな感じでしたデスー

投稿: Puff | 2006年6月15日 (木) 18:23

TB&コメントありがとうございます。

★コブタさま
どもどもー!この作品、謎解き部分も面白かったし、ラストもとても切なくて美しかったですよね。
>映像の美しさと役者のしっかりした演技 それが良い感じに絡まって独自の世界を作り上げていましたよね!
うんうん。他では見れないオリジナリティ溢れる世界観でしたね。けれど、劇場はガラガラ。少しでも、『おススメ活動』していこうかなどど思いました。

★Puffさま
どもどもー!
>ワタクシの今年のマイベスト10、ミステリー部門ではマイベスト3に入りますですよー!!
おお!そう断言してしまう程に気に入ったのなら良かったですわ。これからも、そう言い切りたくなってしまう程に魅力的な作品に出逢えると嬉しいですね。
私もそろそろ『上半期ベスト10』を準備中ですのよー。今月もあと残り僅か。その間に、ビックリすくらい素敵な作品に出逢えるのであれば、ソレはソレで嬉しいんだけど。

投稿: 隣の評論家 | 2006年6月15日 (木) 19:40

こちらにもコメントします
(相変わらず、TBできなくて。。。><)

この映画、私もお気に入りになりそう♪
近々半券もってもう一度行く予定です!
早く行かないと打ち切られそうだけど。。。

あのおじいさんに目をつけるとはさすが隣の評論家さん!
はじめは本当に目が見えない人みたいだった~。

私は、、、ありきたりだけど、ライアン・ゴズリングよかったなぁ。これからが楽しみです☆
ズボンのすその謎が解けてホッとしました♪

投稿: きらら | 2006年6月16日 (金) 22:23

こんばんわ☆となりの評論家さん~♪
お返し随分・・・遅くなってしまいごめんなさい。
コメント&TBありがとうございました~!
これは、もらい物というか、棚からぼた餅的な作品でした。あまり期待して行かなかったのですが、観てみるとついつい浸ってしまう作品ですね。
真相が分かるシーンは?マークが頭を踊ります。ジーンと感傷に浸りながらも、これが真相なのかな?と半信半疑のまま公式サイトにキーワードを打ち込みました。
こういうサービスは非常に親切だなと思いましたね。もう少しお客さんが入ってくれると、良いと思うのですが。
ボブ・ホプキンスの存在感は凄かったですね。主演陣を圧倒するものを見せ付けてくれました。
そして、この作品で、俳優としての本領発揮とも言える活躍を見せたライアン・ゴズリング。今後が楽しみな俳優でもあります。ハンサムなのに、クセのありそうな演技も出来たのだなと少し感心致しました♪

投稿: orange | 2006年6月17日 (土) 00:12

コメントありがとうございます。

★きららさま
およ。『半券サービス』で呼び込みしてたんですね。もう少し宣伝に力を入れても良さそうな作品なのに、残念ですよね。
きららさんもシッカリ公式HPをチェックしたのですね!あそこまで辿りつけないと、損をした気分になりますよね。『ズボンの裾の謎』なんかは、納得の余り膝をパンと叩いてしまいましたわ。

★orangeさま
こんばんわ。何か、お忙しそうですね。それでもキッチリと映画鑑賞に邁進するorangeさんは、さすがですね。私は、月に10本ちょっと観てるんですけど、それでも「・・・すごーーーい!」と言われていますけど、orangeさんの足元にも及びませんわ。
ライアン・ゴズリング。とても良かったですね。ユアンよりも印象深い残像を残してくれました。ライアン君は、今までにも何度かお見かけしているんですけど、今作の儚く陰鬱な存在感は忘れがたいパフォーマンスでした。写真や何かで見ると、なかなかのイケメン君なんですね。表現力も兼ね備えた将来性のある俳優さんだと思いました。

投稿: 隣の評論家 | 2006年6月17日 (土) 01:08

こんにちは。
映画は最後まで観てるのにも関わらず、
キーワードの事を知らずに見逃してしまいました。
しかもこの映画は私には複雑すぎて???でした。
もう一回観ようかなとも思ったけど、もしかして
何回見ても同じ結果かもしれないですすね。
映画のカット割りや雰囲気は大好きだったのですが
私には難解でしたよ。まだまだ勉強不足ですね。
皆様の面白かったや素晴らしい映画だったという評に
少しジェラシーを感じざるを得ません。。。(泣)
また遊びに来ますね。

投稿: ALICE | 2006年6月26日 (月) 13:20

ALICEさま
TB&コメントありがとうございました。
ALICEさんは、イマイチのれませんでしたか?
>皆様の面白かったや素晴らしい映画だったという評に
少しジェラシーを感じざるを得ません。。。(泣)
いえいえ、感じ方は人それぞれですから。そんな風に思わなくても大丈夫ですよ~。
この作品は、キャストや監督が結構ゴージャスだと思うんですけど。公開規模が何だか小さくて驚いています。宣伝の力って大きいという事ですかね。

投稿: 隣の評論家 | 2006年6月26日 (月) 18:53

隣の評論家さん、こんばんは。TB&コメントありがとうございました。
この手の作品嫌いではありません。モヤモヤはHPを見ても消えぬままですが。その辺は諦めます。
オチは何となく見えてきたのですが、果たしてそれが・・・
ああ、まだ公開中なので、色々書けませんが、思い返すと、何故? 何故? ばかり。
ライアン・ゴズリングの不思議な存在感は良かったですね。

投稿: CINECHAN | 2006年6月27日 (火) 01:15

遅ればせながら観てきました!
スキですよ~こういうの!!! 切なかった!!
でも、肝心なところかなり気がついてなかった事に、公式サイト見て気がつきました(笑) ユアン君好きなので、顔ばっかり見ていたらしく、ズボンに気づかないし・・
もう一回観たいですが時間切れかも・・(泣)

投稿: マダムS | 2006年6月28日 (水) 12:33

TB&コメントありがとうございました。

★CINECHANさま
こんばんわ。
>モヤモヤはHPを見ても消えぬままですが。
およよ、ダメでしたか?でも、このモヤモヤが病みつきだったりしますかね。しないか・・・。
>ライアン・ゴズリングの不思議な存在感は良かったですね。
うんうん。写真を見ると、かなりカッコ良く思えるのですが。この作品の中では、陰鬱で怪しい独特のムードが強烈でした。

★マダムSさま
こんばんわ。
>肝心なところかなり気がついてなかった事に、公式サイト見て気がつきました
恐らく、殆どの人がそうなのではないかしら?公式HPを見て初めて「なるほど~」とアハ体験ができる訳ですね(笑)。
ユアンのズボンの裾、そういう事だったのですね。マダムSさんのところにはコメント入れましたが。
「何故、雹が降ったのか」
この解説も面白いと思いました。

投稿: 隣の評論家 | 2006年6月28日 (水) 21:54

こんばんは♪
しばらく忙しく映画鑑賞から遠ざかっておりましたー。これから取り戻します♪でも観たかったのに終わってしまった映画もあり・・・(泣)
さて、この映画私も観終わった瞬間は???でしたー。一緒に観に行った友達と色々話し合ったり。でもHPにたどり着いていくらかまとまった感じです。裾にも訳があったなんて・・・細かいですよね。映像や編集的には新鮮でとても興味深かったです。
ライアンは好演でしたね。ていうか、実は主役っぽかったですねー。

投稿: sally | 2006年7月 2日 (日) 02:14

sallyさま
TB&コメントありがとうございます。
もしかして『サッカー戦』鑑賞で大忙しですか?映画鑑賞に戻る作品として、本作を選んだというのは素敵です。
鑑賞後は色々と話し合ったのですね。それこそ、この作品の醍醐味なんだと思います。
ライアン君、とても良かったですよね!写真で見ると、なかなかのイケメン君だと思うのですが。本作で見る彼は陰鬱で不思議なムードが一杯出ていてスゴイと思いました。

投稿: 隣の評論家 | 2006年7月 2日 (日) 15:31

トラックバック、ありがとうございました。読ませてもらいましたが、この映画にはいろいろな謎を含み、その上、後始末が必要なんですね。勉強になります。キーワードで知り、リピーターとなる?とんでもない仕掛けですね。インターネット世代ではない人はどうするのでしょうか。でも、退屈せず、面白く観ました。撮り方が異常だから。これからも宜しくお願い致します。  冨田弘嗣

投稿: 冨田弘嗣 | 2006年7月21日 (金) 03:40

冨田弘嗣さま
TB&コメントありがとうございます。
>キーワードで知り、リピーターとなる?
この仕掛けをもってしても、こちらでは客入りが悪かったようです。宣伝の仕方とかもあるとは思いますが、少し残念に思います。
私も鑑賞中は『?マーク』が頭の中を駆け巡っておりましたが、それでもこの世界観にスーッと引き込まれていました。
こちらこそ、これからもヨロシクお願い致します!

投稿: 隣の評論家 | 2006年7月21日 (金) 21:53

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