狩人と犬、最後の旅
「狩人と犬、最後の旅」
<Le Dermier Trappeur / The Last Trapper>/製作:2004年、フランス=カナダ=ドイツ=スイス=イタリア 101分
監督、脚本:ニコラス・ヴァニエ 出演:ノーマン・ウィンター、メイ・ルー、アレックス・ヴァン・ビビエ、(アパッシュ、ナヌーク、ウォーク その他賢いワンちゃん達)
2006.8.1 試写会¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★
「生きるために――。」
壮大なるロッキー山脈に実在する狩人―――
彼の哀しい決意を変えたのは、欠点だらけの犬だった。
半世紀もの長い間、【最後の狩人】としてロッキー山脈をを生き抜いた実在の人物、ノーマン・ウィンター。『罠猟』を続ける事で、自然と一体となりながら守り続けていた。しかし、森林伐採が進んで動物たちは減少していく。仕事・住まい・生きる目的を失いかけていたノーマンは、今年限りで山を去ろうと考え始めていた。
ノーマン・ウィンター本人が登場しているので、一応『ドキュメンタリー』な雰囲気はありましが。どちらかと言うと、ドラマ仕立てだった印象でした。とにかく、ノーマンの犬ぞりを引くハスキー犬たちが印象深いドラマといった感じがしました。
月末・月初は、ピーンと張り詰めた空気になる職場に居るんですが。そんな期間に試写会が当選すると、それはそれは大慌てで仕事せざるを得なくなるので。本日の試写会は、疲労困憊のまま臨んだ隣の評論家でした。
ところが、どうでしょう。本作に登場する愛らしい動物たち、見事なまでの絶景映像のオンパレード。実は...癒され過ぎて泣きそうになりました。
かなりの『猫派』である隣の評論家ですが、本作のワンちゃん達の魅力にはひれ伏すしかありませんでしたねー。ノーマンが小船で川を下って帰ってくると、岸まで先回りして迎えに来る子。「お帰り!お帰り!」 と、勢いタップリに飛びつく子達。喜んだり怒ったり、ションボリしたり他の子にヤキモチ焼いたり。とにかく、ワンちゃん達の表情がクルクルと変わるので釘付けになります。
犬だけではありません。出番は少ないながらに、数々の動物達の姿を拝む事ができました。ウサギ、キツネと雪が似合うお馴染みの子たちは勿論の事。カワウソらしき子や、ヘラジカまで登場します。勿論、ヒグマもグオーーーッ と登場。おっと、忘れちゃいけねぇー。山猫らしき姿も確認できたのにゃぁ。
それと、何と言ってもロッキー山脈の美しい風景にウットリすること受け合いです。一面の雪景色の美しい『白』にも圧倒されますが。ちょっとした川の映像、雪のない緑の山並み、更にはオーロラの神秘まで拝む事ができました
。
こちらのフォトは、ノーマンとワンちゃんが小船に乗って霧の中を進むシーン。こんな美しい映像は、どう頑張ったって実際に見る事はできないでしょうから。短いシーンながらに、忘れられない映像でした。
「ロード・オブ・ザ・リング」という映画に出逢ってから、すっかり【山】の美しさの虜になった隣の評論家です。極めて『インドア』な女でありながら、休暇を利用して山並みの美しい国に何度か旅行しました。カナダ・ニュージーランド・スイス...。どの国も素晴らしい風景でしたが、本作ほどの【神秘性】には出逢えなかったです。
音楽に関しては。弦楽器で奏でられる曲は素敵なのですが、あの『お歌』は違う気がしたなぁ。しかも2回流れてたしね。それと、個人的には。ドラマ部分より絶景をもっと見たかったというワガママな気持ちもあります。
そうは言っても。犬が大好きな方、自然が大好きな方、少しでもこの作品が気になっている方。劇場で観ないと絶対に後悔しますから、必ず足を運んでくださいね。
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» 狩人と犬,最後の旅 [映画館で見たい映画]
[狩人と犬,最後の旅]はフランスで[皇帝ペンギン]や[グランブルー]を
抜いてヒットを記録した作品。カナダの原生林で伝統的な狩猟方法を貫ぬく
『最後の狩人』ノーマン・ウィンターを描いた作品。狩りで生計を立てる
ノーマンだが、森林の伐採により動物は年々減少。... [続きを読む]
受信: 2006年8月13日 (日) 17:50
» 狩人と犬、最後の旅 [シャーロットの涙]
ノーマン・ウィンター(本人)ロッキー山脈で罠猟を続けてきたラスト・トラッパー。ナハニ族インディアンの妻のネブラスカ(メイ・ルー)と犬そりを牽く7頭の犬達とともに厳しくも美しい大自然の中で暮している。(公式サイトより)
厳しくも美しい・・・そんな映像に寄り添えるだけでも気持ちは安らぐ。
動物達との共存。猟をしながら生態系を調節する彼ら。
必要な分だけ猟をする、という台詞が胸を突く。
人は毛皮欲しさに密猟した�... [続きを読む]
受信: 2006年8月13日 (日) 23:25
» 狩人と犬、最後の旅 Le Dernier Trappeur [travelyuu とらべるゆう MOVIE]
ノーマン・ウィンター、メイ・ルー主演
カナダ・ユーコン準州の北部 カナディアン・ロッキーの山奥
ノーマンはネィテイブ・アメリカンのネブラスカと七頭の犬と暮らします
奥地ロッキーでも開発が進み始め森林も伐採され
動物達も少しずつ少なくなっています
ノーマンはこの一年で狩を止め、町で生活しようとまで考え始めています
この地で育ちこの暮らしに満足していたネブラスカは
15年間共に暮らしたノーマンが狩をやめてしまうのでは無いかと不安です
ノーマンは信頼出来るパートナー愛犬ナヌークと何時も行動を共... [続きを読む]
受信: 2006年8月17日 (木) 17:43
» 狩人と犬 最後の旅 [ケントのたそがれ劇場]
★★★★ いゃー凄いね!まいった参りましたよ。あのロッキー山脈の大自然が、大々画面のスクリーンから溢れ出て来るようだったもの。 年々道路開発が進み、木が切られ、自然が侵されてゆく、そして獲物も減り、狩人も年老いてゆく。「そろそろ潮時なのだろうか・・・」、... [続きを読む]
受信: 2006年8月19日 (土) 22:39
» 「狩人と犬、最後の旅」 [Puff's Cinema Cafe Diary]
公式サイト
銀座テアトルシネマ、公開6回目初回です。
シアター(150席)、30分前に着いて54番目。
入場者数はほぼ満席であります。
やや年配の方、それも白髪の初老の男性が多かったです。
今日の昼飯:「グルガ... [続きを読む]
受信: 2006年8月21日 (月) 08:36
» 【狩人と犬、最後の旅】 [あ!CINEMA365DAYs]
評価★★★★☆カナダ、ロッキー山脈。最後の狩人として実在する人物、ノーマン・ウィンター。大自然の風景、妻と、犬たちと、自足自給の生活。ノーマン自身が、本人役で出演。ドラマ仕立ての、ドキュメントのような作品。雪景色の中の、犬ぞり、狐や熊、オーロラ、圧巻の...... [続きを読む]
受信: 2006年8月21日 (月) 22:42
» 『狩人と犬、最後の旅』 [かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY ]
素晴らしき大自然。
ロッキー山脈で罠猟を続けてきたノーマン・ウィンターの暮らし。冒険家でもあるニコラス・ヴァニエが1999年にアラスカで犬ぞりで移動中に、狩人のノーマン・ウィンターと出会い、その生き方・哲学に魅せられてこの映画を製作。
劇中の出来事は、すべてウィンターとヴァニエ監督が体験したことであり、出演した犬たちは監督のもの。
カナディアン・ロッキー山脈、北極圏の準ユーコン州。
スクリーンに広がる雄大な景色に圧倒される。なんて美しいんだろう。白銀の大地をゆくカリブの群。うなり声を... [続きを読む]
受信: 2006年8月25日 (金) 11:24
» 狩人と犬,最後の旅 [Aのムビりまっ!!!(映画って最高☆)]
評価:★7点(満点10点)
監督:ニコラス・ヴァニエ
主演:ノーマン・ウインター アレックス・ヴァン・ビビエ
2004年 101min
【あらすじ】
”最後の狩人”としてカナダ・ロッ....... [続きを読む]
受信: 2006年9月 4日 (月) 21:55
» 『狩人と犬,最後の旅』 [Brilliant Days ]
久々の動物もの・・カナディアン・ロッキーの雄大な大自然に癒され、 そこで暮らす”最後の狩人”と愛犬たちにエールを送りたい! 「アパーッシュ!」 『狩人と犬,最後の旅』 (原題/英題:Le Dernier Trappeur/The Last Trapper) 2004年/フランス・カナダ・ドイツ・スイス..... [続きを読む]
受信: 2006年9月 7日 (木) 21:22
» 『狩人と犬、最後の旅』 [京の昼寝〜♪]
壮大なロッキー山脈に実在する老狩人と、愛犬たちの織り成す感動の物語
■監督・脚本 ニコラス・バニエ■キャスト ノーマン・ウィンター、メイ・ルー、アレックス・バン・ビビエ □オフィシャルサイト 『狩人と犬、最後の旅』 これはロッキー山脈に住み、半世紀に渡って自給自足の生活を送る最後のトラッパー(罠猟師)、ノーマン・ウィンターの物語である。 森林伐採により動物たちが... [続きを読む]
受信: 2006年9月10日 (日) 21:15

コメント
こんばんは☆
今宵は何度も失礼いたしますね~。
見てきました。すごく混んでましたよ。
私もとっても癒されまくってましたw
隣の評論家さんは猫ちゃん派でしたか。私は犬派ですが飼った事はありません。笑
アウトドア派のくせに映画ばかり見てるし。ははは
でも神秘的な映像には引き込まれました。
大自然と溶け合いながら生きる人の映画を見ると、自分はなんてトウキョウ砂漠で干からびてるんだなあーと思っちゃうのでした。。。
劇場でこそ、味わえるものもあった気がしますね。
投稿 charlotte | 2006年8月13日 (日) 23:24
charlotteさま
TB&コメントありがとうございます。
おおお!ご覧になりましたかー。
癒されましたでしょ。
『トウキョウ砂漠』 何とも哀しい響きですよね。きっと私も干からびちゃってるんですわ。
>大自然と溶け合いながら生きる人
凄いですよね。教科書なんかには載ってない色々な事を学べるんでしょーね。ちょっとやそっと、行ってみたいなんていう憧れだけでは、足を踏み入れられない聖域という印象を持ちました。本当に素晴らしい映像を拝めて幸せでしたよー。
投稿 隣の評論家 | 2006年8月14日 (月) 14:08
カナダの自然が好きなので 先月行ってきました
何度もカナディアン・ロッキーの映画を観ているはずなのですが
これほど凄まじくそして美しく描かれていた映画は無かったかな?
ユーコンのロッキーの 厳しさと美しさに感動し
それと辛い自然があるからこそ暖かい人間がいる事に
この映画の本当の意味があるんですよね
ニコラス・ヴァニエ監督がノーマン・ウィンターに惚れこんだ意味が良く判りました
先月自然を求め河に遊そびにカナダへ行って来たましたが
またカナダに行きたくなってしまいました
http://yuu1.net/town/canada.htm←撮ってきたカナダの写真
投稿 yuu | 2006年8月17日 (木) 23:37
yuuさま
TB&コメントありがとうございます。
カナダの写真、ジックリと見させて頂きました。とても素敵ですね!!!ラフティングもしてきたのですか?なかなかの迫力写真でした。
私も1度だけカナダに行った事がありますが。バンフのみの5日間という安旅行だったので物足りなかったと言えば物足りなかったです。カナディアン・ロッキーの魅力は、5日じゃ足りない程に壮大で素晴らしいですよね。その日の天候や季節によって、美しさも違って見えそうで堪りませんね。
投稿 隣の評論家 | 2006年8月19日 (土) 13:26
ドモドモー
先日は、TBをありがとうございました♪
いやー、何とも涼しい、そして、自然を感じる映画でありました。
外は猛暑(・・・評論家さんは試写会だったからそれほど猛暑でも無かったかな?)、劇場内は空調がひんやり涼しく、スクリーンは極寒、この2時間はまるで別世界に居るようでありました。ウフフ
>弦楽器で奏でられる曲は素敵なのですが、あの『お歌』は違う気が
同感ー!!
そこだけ取って付けたような感じがしましたよ・・・・・フ・・・
いっそのことバックミュージックはいらなかったかも。
あの大自然とそこで暮らす動物、人たちだけで十分なのですよねん。
投稿 Puff | 2006年8月21日 (月) 08:46
Puffさま
TB&コメントありがとうございました。
どもども~。
>この2時間はまるで別世界に居るようでありました。
素晴らしい映像でしたよねー。自分が、とてもチッポケな存在に思えましたです。ちょっとした観光旅行では、絶対に直にお目にかかれない壮大さですよね。この作品が気になっている人は、観ないと損しますよねん
>いっそのことバックミュージックはいらなかったかも。
うんうん。そうすれば、印象もかなり違っていたのでしょうねん
投稿 隣の評論家 | 2006年8月21日 (月) 20:26
おお、隣の評論家さんはネコ派なんですね。
私は愛玩動物よりも野生の動物派です。
なので、風景・動物ともにとても楽しめましたー。
私はタイトルからしてもっと過剰にドラマしているのかと思ったんですよ。
意外とドキュメンタリータッチの生活物語だったのでよかったですぅ。
『ホワイト・プラネット』のようなドキュメンタリーの方が見どころ映像は詰まっているんですが、気持ちの入らない傍観になってしまいがち・・。それに比べて、ノーマンの住む世界にはどっぷりハマれました。
過剰演出と感じられる音楽にケチをつけることが多い私なんですが、今回はドラマにはまっていたために珍しく邪魔に感じませんでしたわ。(海洋ドキュメンタリーの『ディープ・ブルー』などではベルリンフィルがうるさくてハラ立ちました。)挿入歌もマッチしていた気がしましたー。哲学的にも?
投稿 かえる | 2006年8月25日 (金) 11:58
かえるさま
TB&コメントありがとうございます。
>私は愛玩動物よりも野生の動物派です。
おおお。では、本作の魅力たるや!!!でしたでしょう。
挿入歌はマッチしていた印象でしたか。2回使われていましたよね。歌詞については余り考えてみませんでしたわー。
>意外とドキュメンタリータッチの生活物語だったのでよかったですぅ。
私はどちらかと言うと、見る前はもっとドキュメンタリー・タッチなのかと想像していました。観る前にイメージし過ぎない方がいいのかとも思ったりして。
とにかく、本作の映像は圧巻でしたよねー。
投稿 隣の評論家 | 2006年8月25日 (金) 21:13
今晩は~!
出遅れましたが、私も観てきました~♪
>ヒグマもグオーーーッ
で思い出しましたが、むかし、「アドベンチャー・ファミリー」なんて映画の家族に憧れあったなぁ~なんて。覚えていらっしゃいます? あれは白人の妻でしたから都会に帰りたがっていたのも思い出して、やっぱりネブラスカの様なネイティブの妻でなくては務まらんな、なんてね(笑)
それにしても、大自然の美しさに圧倒されましたね。
今日もTBダメでしたぁ~ え~ん。
投稿 マダムS | 2006年9月 5日 (火) 22:39