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2006年8月11日 (金)

花田少年史 幽霊と秘密のトンネル

「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」
製作:2006年、日本 123分Hanadashonen
監督:水田伸生 出演:須賀健太、篠原涼子、西村雅彦、北村一輝、安藤希、杉本哲太、もたいまさこ
2006.8.11 試写会¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「幽霊に出逢って、家族の絆を知った、不思議なひと夏。」

ぶっちゃけ、鑑賞前は殆ど期待していませんでした。肩こりがピークで疲労困憊だったのを言い訳に、「間に合わなければ無理して観なくてもいーや」くらいの構えで試写会場に向かいました。ところが、どうでしょう。オイオイ泣いて、ゲラゲラ笑って。123分間、バッチリ楽しむ事ができたのです。

原作は、現在も『モーニング』に連載中の人気コミックだそうですね。すんません、隣の評論家は『モーニング』と聞くと【What's Michael?】 しか頭に浮かばない『猫バカ』なのであります。という訳で、原作を全く知らない状態で本作に挑みました。

小さな港町が舞台。花田一路<いちろ>(須賀健太)は、元気一杯のわんぱく坊主だ。そんな一路が、ある日トラックと衝突して大事故に遭ってしまう。昏睡状態で命も危うかった一路は、奇跡の回復を遂げる。同時に、幽霊が見えてしまうという不思議な力を身につけていたのだった。セーラー服の少女・聖子の幽霊(安藤希)との出会いから始まり、『不思議な力』が巻き起こす騒動をコミカルに温かく描いていく。

【幽霊】が出てくるからには、失笑を誘うCG三昧のチープなホラー作品なのかと思ってましたが。『花田少年史』とタイトルにある通り、一路のひと夏の成長物語といった印象を受けました。
幽霊の力を借りて、父ちゃん(西村雅彦)母ちゃん(篠原涼子)の知らなかった一面を垣間見ます。そして、どちらかと言うと馬鹿にしていた父ちゃん『男らしさ』を知る事になるのです。
一路のクラスメイトの壮太君は、父親(杉本哲太)を海の事故で亡くしているのですが。壮太君のエピソードは、涙なしには見られなかったです。壮太君のお母さんは、再婚を考え始めています。壮太君は、お父さんに聞きたい事があると言います。「僕が別の人を『お父さん』って呼んでもいいの?」すると、お父さんは答えます。「何言ってるんだ、俺の分までお前がお母さんを守るんだぞ!」と。(あー、書きながら泣けてきた...) 

本作が描く『家族の絆』とは、何よりも《父と子》の深くて尊い部分が印象的でした。《母と子》のものとは、また違っているのかなと思ったり。期待していなかったところで【父性】の魅力を感じ取ってはオイオイ泣いておりました。

感動するだけではありません。かなり爆笑させて頂きましたぞー。一路の父ちゃんを演じた西村雅彦と【幽霊】として登場するもたいまさこ『笑いの間』 を天才的に再現するこの2人が、隣の評論家の笑いジワを深く更に深く刻ませるんですわ。(やめてよ、もー!) そこへ、主演の須賀健太君が元気一杯に登場します。「・・・ハ、ハ、ハ」と、なかなか抜群の『間』を見せてくれました。正直、とても驚きました。

そして、どうしても付け加えたいのが北村一輝さんですねー。実は、隣の評論家のお気に入りの俳優さんの一人なのです。この人のニタリとほくそ笑むパフォーマンス が大好きなんですねー。普通のイケメン役で終わるなんて、絶対に許しませんです。本作のチラシを見ても、一人だけ浮いてしまっている印象を持ちましたが。果たして、一体どんな役柄で登場するのか?皆さん自身の目で確かめてくださいませ。

Hanadashonen2ジロというワンちゃんの登場は、ほんの少しだけでした。そこは淋しく思いましたが、やっぱりカワイイですねー。
あ、ちなみに。花田家では、三毛猫も飼っているみたいでしたね。出番は、最初だけなのですが。一路に捕まって前足をジタバタとさせて嫌がっているシーンが愛らしかったです。CGだったのかもしれないけれど。

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コメント

こんばんは。

TBがうまくいかないときを考えて、
こちらにもお返事です。

北村一輝は
『メールで届いた物語』( 『やさしくなれたら…』)が
なかなか泣かせてくれました。

テレビの『リミット~もしも、わが子が…』もお勧めです。

投稿: えい | 2006年8月14日 (月) 22:03

えいさま
TB&コメントありがとうございました。
まさか、『北村一輝』に反応して頂けるとは...。
えいさんが挙げて頂いた作品の彼は、きっと爽やかなイケメン風なんですよね。そんな顔も素敵ではありますが、隣の評論家的には、どぎついキャラを演じてニヤリと笑う彼が見たいです。カッコいいんだけど気持ち悪いみたいな。
『ゴジラ』の最新作か何か(TOKIO松岡君主演の)に、悪役で出てた気がするのですが、見てません(泣)。

投稿: 隣の評論家 | 2006年8月15日 (火) 19:46

隣の評論家さんこんばんわ♪TB有難うございました♪

この映画かなりツボでした♪笑って泣けて凄い感動♪二度泣きなんて『明日の記憶』以来かもしれません。
壮太と父親のエピソードが特に感動してしまいましたね。借り物競争のあのシーンで涙腺壊れてしまいました(TоT)

投稿: メビウス | 2006年8月20日 (日) 23:41

メビウスさま
TB&コメントありがとうございました。
いや~、感動しましたよねー。
杉本哲太が出ているシーンは、殆ど泣いておりました。
西村雅彦は、一番好きなシーンに『旗を振るシーン』と答えていました。う、あそこも泣けますよねっ...涙

投稿: 隣の評論家 | 2006年8月21日 (月) 20:19

 トラックバック、ありがとうございます。この主役の男優、素晴らしく輝いていますね。自分の役をちゃんと把握していて、感情をそのまま胸に、私達をその世界へと誘ってくれます。子役なんて言葉は失礼で、やはり男優です。こんな豊かな表情、喋り方に圧倒されました。いい男優が生まれました。私は「三丁目の夕日」を好まないのですが、彼の芝居は、変幻自在なのかもしれません。別人です。読ませてもらいました。ありがとうございました。  冨田弘嗣

投稿: 冨田弘嗣 | 2006年9月11日 (月) 22:31

冨田弘嗣さま
TB&コメントありがとうございます。
須賀健太くん、輝いて見えました。
>子役なんて言葉は失礼で、やはり男優です。
そうですねー。『くん』呼びするのも失礼な気がして参りました...。
実は、私。今だに『三丁目の夕日』を見ていないのであります...。冨田弘嗣さんは余りお好きではないのですね。そうなんですかー。いずれ見てみようと思っております。

投稿: 隣の評論家 | 2006年9月12日 (火) 19:53

こんばんは!いつもありがとうございます!
題名だけで敬遠していたのですが、、、
良い映画でした。
TB行かないようなんですケド、、、
大丈夫かな?

投稿: 猫姫少佐現品限り | 2007年2月11日 (日) 19:40

猫姫少佐現品限りさま
TB&コメントありがとうございます。
TB大丈夫でした。何か最近、調子がおかしくなってます。スミマセンね、ご心配をおかけしましたー。
私も見る前は、「・・・どーなの?」という感じで、全く期待してませんでしたよぉ。結果、号泣でした。期待以上の感動でした。

投稿: 隣の評論家 | 2007年2月11日 (日) 22:44

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