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2006年11月24日 (金)

ソウ3

「ソウ3」 
<SAW Ⅲ>/製作:2006年、アメリカ 107分 R-15指定Saw3  
監督:ダーレン・リン・バウズマン 脚本:リー・ワネル 出演:トビン・ベル、アンガス・マクファデン、ダイナ・メイヤー、バハール・スーメキ、ショウニー・スミス
2006.11.24 劇場前売り鑑賞券¥1,500にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で十分 / 評価:3.3★/5点満点★

「さあ、ゲームをしよう」

目覚めたら、食工場の地下室
扉を開けると、につながれた3人の男女

貯蔵庫には、最愛の息子を、飲酒運転でき殺した男
体室には、犯人に軽罪しか与えなかった判事
冷凍室には、ひき逃げを目撃しながら証言しなかった

「さあ、ゲームをしよう。 この3人の運命は、お前次第・・・。」

俺は、息子を殺した人間たちを刑するのか?           (チラシより)

いきなりですが。
隣の評論家的《辛口道場》へようこそ~

ちいとも楽しめなかった。
確かに、このシリーズの売りとも言えるグロテスクなシーンは、遥かにバージョンアップしている。拷問器具は更に緻密な造りを見せ、犠牲者の悲鳴たるや蒼々たる迫力を増していた。さすがに、見ていて「うぅぅっ...」と冷や汗を流した瞬間も多々あった。

でも、それだけ。視覚的にはバージョンアップしていても、内容的にはトーンダウンしてしまった印象は否めない。何よりも、今回のゲームの意図がイマイチはっきりしなかった感想を持ってしまった。ジグソウの意味深なセリフも、後になって「!!!」と背筋をピーンとさせられる展開でもなかったし。個人的には、このシリーズには視覚的インパクトよりも緻密なストーリー展開を期待してしまうので。かなりガッカリさせられてしまった。

思うんですけど。「このシリーズは毎年ハロウィーンの時期に公開して盛り上がろうぜっ」という製作陣の意図があるのでしょうか。でも、1年で面白いストーリーを練るのは、そんなに簡単な事ではないのかもしれませんね。本作では、1と2に繋がるシーンもテンコ盛りでしたが。それも何だか無理矢理に挿入したといった印象を受けました。苦肉の策だったのかもしれませんねー。

最早《イベント》と化してしまった【ソウ】シリーズ。個人的には、《イベント》と《映画》は別物だと思っております。私は、《映画》が観たいんだよね~。今回は、《映画》を観てきたというよりも、《イベント》に参加してきたって感じがしました。4はあるのですか?ならば、もう劇場に足を運ばないかもしれません。

随分、言いたい放題の記事になってしまいましたが。印象的だったシーンも挙げておきます。ジグソウを演じたトビン・ベルの存在感!彼が居たからこそ、敬意を表してエンドロールの最後までジッと座っていられました。ジグソウは死期が迫っているという設定ながらに、なかなか屈強で生き続けています。《生きている》という幸せを踏みにじっている人に制裁を加えるというキャラクターな訳ですが。本作では、何だか《人間以上》の存在のようにも見えてきました。こんなジャンルの作品に於いて何ですが、ある意味《神の領域》に近い存在にも見えたり何かして~。トビン・ベルさんは、このシリーズで確固たる役者の器を見せてくれました。ハンニバル・レクターが当たり役だったアンソニー・ホプキンスを彷彿とさせる素晴らしいパフォーマンスだったと思います。

それと個人的には。拷問器具以外の数々のアイテムも印象的です。ロングヘアー付きの豚のお面や、例の不気味な高笑いをする人形など。この人形のお面をジグソーが丹精込めて作っているシーンもありました。あそこは、かなりお気に入りの映像でした。

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コメント

こんにちわ!TB&コメントありがとうございます!
復帰おめでとうございました!

≫ちいとも楽しめなかった。

ウハハハ(苦笑)。デタあ!!となひょう節!!さすがだなあ・・(笑)。
このシリーズがこんなに人気が出る前の、あの破天荒な感じの作り方が勢いがあって素晴らしいと思ってたのですが・・・やっぱり、映画って商業的な狙いが絡むとこうもつまらなくなるもんなんですね(悲)。
脚本に余裕もパワーも一切感じられませんでした。
ありきたりなホラーサスペンスに落ちたって感じです。あの程度なら、いくらでもそこら中にあるでしょ・・・。

まだまだ続編は続くみたいですよ。
トビン・ベルは4・5まで契約済み。でも、これ以上このシリーズが衰退していくのを見るのはつらいです・・・。

投稿: 睦月 | 2006年11月25日 (土) 15:43

睦月さま
コメントありがとうございます。
あーもう、ガッカリしました。
>脚本に余裕もパワーも一切感じられませんでした。
そうそう。毎年恒例にしなくてもいいから、もう少し時間をかけて練りに練って作った方がいいと思うんだよね。
間違いなく、2の方が遥かに面白かったです。続編としては、大健闘していたと思うの。3作目を見て改めてそう思いました。
12月は比較的観とうて観とうて仕方ない作品が少ないので、ゆっくり11月公開された作品を1つずつ消化していこうと思います。
勿論『ルナシー』も鑑賞予定。という訳で、またヨロシクどーぞ。

投稿: 隣の評論家 | 2006年11月25日 (土) 19:25

隣の評論家さん、お久しぶり!(のような・・・)

ちょっとネタばれのコメントです。

私が本作のストーリーを気に入っているのは、ゲームの対象が実はアマンダだったということです。
正直このゲームを仕掛ける人間としては、ちょっと情緒不安定すぎるなぁ、と感じていました。それ故にラストは納得してしまいました。
それとジェフとリーの繋がりですね。私には読めませんでした(苦)

まあ1作目ほどの衝撃は無理だろうと思っていたので、ある程度は満足できたと思ってます。

投稿: CINECHAN | 2006年11月28日 (火) 01:06

CINECHANさま
TB&コメントありがとうございます。
なかなか、お気に召したようですね。ゴメンなさいね、毒々しい記事で(苦笑)。
そうそう、アマンダには終始イライラさせられました。ってゆーか、前作の終わりの段階で、「えーっ、無理じゃない?」と思っていたのですが。やっぱり無理でしたね。

投稿: 隣の評論家 | 2006年11月29日 (水) 21:02

隣の評論家さん、
コメントありがとうございました。

「ソウ」ファンの人はかなりいるようですね。
人気が高かったです。
ただ、今回のはちょっと・・・という意見が多かった気がします。
「次はもういい!」というのも多かったです。

また、参考にさせてもらいます。

投稿: ロイ from 週末映画! | 2006年11月30日 (木) 00:50

ロイさま
TB&コメントありがとうございます。
ハハハ~、私もかなり辛口ですけど、他にも認められなかった人がいらっしゃったのですねぇ。私も、次はもう観に行かないと思います。

投稿: 隣の評論家 | 2006年11月30日 (木) 20:36

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