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2007年1月18日 (木)

墨攻

「墨攻」
<A BATTLE OF WITS>/製作:2006年、中国=日本=香港=韓国 133分Bokkou  
監督、脚本:ジェイコブ・チャン 出演:アンディ・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン、ファン・ビンビン、ウー・チーロン、チェ・シウォン
2007.1.18 試写会¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「10万の敵に たった1人で挑む。」

戦乱の中国――歴史上に忽然と現れ消えた、【墨家<ぼっか>という戦闘集団がいた。天才戦術家[革離]、彼の使命は、戦わずして守ること。

原作は、ビッグコミックに連載されていた漫画だそうです。最初に断っておくと、私は原作を読んだことがありません。全く知識のない状態で鑑賞しました。無知な状態で思ったことをツラツラと書いていきたいと思います。

春秋戦国時代の中国。陥落寸前の城を救うために現れた一人の男、[革離]<かくり>(アンディ・ラウ)墨家の「戦わずして、守り抜く」という信念を胸に、巧妙かつ意表をつく戦術で、迫りくる10万の大軍に立ち向かう。絶対的に不利な状況でありながら、いかにして革離は民と城を守るのか?     (チラシより)

正直言って、何だかよくわからなかったです。言葉も独特だし、歴史に強くない女としては反省させられるばかりと言うか。せめて『三国志』の漫画を読んでから臨むべきだったのかもしれません。

「10万の敵にたった一人で挑む」と言っても、革離を演じたアンディ・ラウが大暴れする訳ではありません。大国・趙<ちょう>の攻撃によって陥落寸前の小国・梁<りょう>が、革離を《参謀》として招きます。10万もの兵を相手に、どうやって4千程度の兵で対抗するのか。革離の知恵でどうにか城を守り抜こうとする戦いを描いていきます。

派手なアクションシーンは無くても、【頭脳戦】を描くという部分には興味がありました。「10万の敵にたった一人で挑む」というキャッチコピーも良いのですが。予告編で『水』 『風』 『土』 『火』の文字を一つずつ大きく流しているのが気になりました。「風林火山」みたいな感じ?人間よりも偉大な自然こそが生命の源であるといった教えが込められているという感じなの?と、それはそれはワクワクどきどきしていたのです。
でもなぁ、実際に鑑賞してみて、何となくストーリーラインが散漫だった印象を受けました。戦術の一つとして、火を放ったり穴を掘っているシーンもあるのですが。私が期待していたような深さは見出せなかったです。せっかく、アンディ・ラウを起用しているのに。何よりも守ることを一番に考えるという【墨家】の美学にウットリさせられる描写もそんなに無かった印象でした。これでは《勿体ないオバケ》が出てしまいます。それと、にはジャジャ馬な女剣士(ファン・ビンビン)が登場しますが。革離に魅かれていく余り、どんどん積極的につきまとっていくようになります。危ないところを助けられたから恋におちるのもわかるのですが。革離が戦いに集中しなければいけない時に、革離の心を掻き乱すばかりで、何だか邪魔くさかったです。【墨家】とは、禁欲的に生きていかなければならない運命を背負っていると思うのですが。《恋愛モード》なんか入れずに、【墨家】の美学を描くことで魅了して欲しかったです。

随分と辛口な感想になってしまいましたが、スケールの大きさに関しては目で見る分には楽しめるのではないかしら。それと、見せ場は少ないながらに魅力的に見えたアンディ・ラウは凄いと思いました。よくわからない描写に思えても、アンディのオーラだけは全開だったように思います。
一番強調しておきたいのは、敵国【趙】猛将・巷淹中<こうえんちゅう>を演じたアン・ソンギが素晴らしかった点です。自信・怒り・愛国心 様々な想いを静かな威厳を持って佇む姿に、一国の武将としての美学が見えました。本作で『美学』をもって私を魅了したのは、アン・ソンギただ一人でした。革離の目線でストーリーを追っていくと巷淹中は『敵』に当たる訳ですが。『好敵手』という言葉で迎え入れたいと思いました。
巷淹中【梁】の城門までわざわざ革離に会いに行く場面がありました。対面した瞬間から、敵となる革離の存在に惹かれたのでしょうか。巷淹中は、これから始まる戦いが楽しみでならないという笑みを静かに浮かべていました。とても印象深くて好きなシーンです。

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コメント

評論家さん。コメントあrがとう!

いまいちでしたよねー。。。かなり。。。

こんなことばしかいれられなくってごめんあさい!

投稿: mig | 2007年1月23日 (火) 00:06

migさま
TB&コメントありがとうございます。
うーむ...でしたよね。大ヒットは難しいんじゃないでしょうか。
コメントは文字バケしてしまいから という事情はよくわかっておりますので、どうぞお気になさらずー。またヨロシクお願い致します!

投稿: 隣の評論家 | 2007年1月23日 (火) 19:44

こんにちは こちら 原作大好きだっただけに 期待半分、不安半分で観に行ってきました!
原作とは かなり激しく別物になってしまいましたが これはこれで楽しめました。

アンディー・ラウ コブタが原作よんで感じた革離とは随分かけ離れているのですが、悩み苦悩しつつ自分が求めるものを模索していく人間らしい映画の中の新しい革離を見事に演じているように感じました。

ただ、、敵10万人という規模の大きさは感じませんでしたよね、、ぜっかくなら、絵的にそういう光景をみせてほしかったかなと思いました。

投稿: コブタです! | 2007年2月 4日 (日) 17:22

コブタさま
TB&コメントありがとうございます。
原作とは別物でしたか!やっぱりぃ。
原作の隔離は、この映画で描かれているイメージとは違いそうですね。それなら、幾らか興味が湧きますわ。アンディ・ラウは良かったけれど、革離の見せ場としては何だか違う気がしてしまったのですよねん。
そうそう。規模が大きいんだか小さいんだか、よくわかりませんでした。城の大きさも全く把握できなかったし。ちょっと惜しい感じでしたね。

投稿: 隣の評論家 | 2007年2月 4日 (日) 23:03

試写会でご覧になったんですね~♪
私はアンディ・ラウ目当てと、歴史に弱いくせにこういった歴史スペクタクルもの大好きなんで(お勉強さぼった分を映画で取り戻そうとしてるのかも 爆)観てきましたよん!
アン・ソンギは中国語習ったんだろうか・・なんて口元を見つめちゃったりしましたが(笑)、そんなことどうでも良い位、敵将でありながら思慮深い魅力的な男を演じて素敵でしたよねー!
最後の2人の対面シーンはドキドキしました。
結構楽しんで観られたかも。

投稿: マダムS | 2007年2月 9日 (金) 17:22

マダムSさま
TB&コメントありがとうございます。
どもどもー♪ そうなんですよ、少し早目の試写会で見ることができたんですー。かなり早くから期待していたので、ちょっと辛口感想になってしまいましてん。
アン・ソンギ、吹替えなしで中国語に挑んだそうですね。スゴイよなぁ、難しかっただろうに。最後、趙のピンチの場面でも決して城から逃げ出さない姿には目がハートになりました。対する梁の王がほくそ笑んでいる姿には虫唾が走りました。ちっくしょぉぉぉー

投稿: 隣の評論家 | 2007年2月10日 (土) 14:11

こんにちは。
わたしも女の子はウザいなあと鑑賞時に思わずつぶやいてしまったのでおもわずコメントを。武人の娘で自分も騎兵隊の一員なのだろうに、お仕事はどこへ?と思ったり。
革離と巷淹中はおっしゃる通り好敵手という言葉がぴったりでしたよね。もうちょっと二人の頭脳戦が観たかったように思いました。

投稿: mako | 2007年2月13日 (火) 15:07

makoさま
こんにちわ。コメントありがとうございました。
本当に、あの女の子は可愛いけど、どうかと思いました。しかも、かなり積極的で大胆(笑)。騎兵隊の一員として張り切ってもらえればソレで良かったのにぃと思いました。
私も、革離と巷淹中の頭脳戦をタップリと見せて欲しかったですよ。絶対に面白いと思うのにぃ。

投稿: 隣の評論家 | 2007年2月13日 (火) 20:04

となひょうさま、こんばんは。

コメントありがとうございました。
アンディは、ほんと、オーラがありました。あれは、オーラでした。
私は、すっかりはまってしまいました。となひょうさまは、冷静ですね(笑)。

投稿: 雪華 | 2007年2月14日 (水) 23:07

ドモドモ-♪
全てにおいて同感です!!
以前にも書いたかもですが、ワタクシ、ビッグコミックを毎回楽しみに読んでいたのですよー
なので、どのように映画化されているか期待していたんですけどねぇ、、
城の攻防もササッと駆け足だったし。
コミックでは、変化に飛んだアイデアをたくさん見せてくれて、それがとても面白かったんです。
女戦士とのラブ・ロマンスに時間を取られちゃったかなー、と思いましたですよ。
あのラブ・ストーリーははっきり言って不要ですよね・・・・・汗
でも、あの人海戦術はスケールの大きさを感じたし、何よりアンディ・ラウとアン・ソンギが素晴しかったですね(・・・実はコレが言いたかった!!!)

投稿: Puff | 2007年2月14日 (水) 23:50

TB&コメントありがとうございます。

★雪華さま
ん?冷静でしょうかね。
アンディ・ラウは、あれだけオーラがあるのに、ちょっと勿体ないなと思ってしまいましたわ。もう少し見せ場を増やして欲しかったなぁ なんて思いました。

★Puffさま
どもども~!!!
これ、スケール感はいいんですけど、Puffさんのように原作を知っている人には相当物足りないのではないかしらー。原作を全く知らない私でさえ、何か辛口な感想になってしまったし。城の攻防も、もう少し城の広さを伝えてくれたら、幾らか楽しめたのかなぁと残念な気持ち。
ラブ・ロマンスは不要でしたよねー。いきなり脱ぎ出すし(笑)。
アンディ・ラウとアン・ソンギのお陰で、最後の最後までジッと見ていられましたよ。あぁもう、本当に勿体なかったですね。

投稿: 隣の評論家 | 2007年2月15日 (木) 18:42

 こんにちは、TB返しありがとうございます。
 私も原作知識なしで行ったんですが、色々もったいないところが多い作品でしたね。
 でも、どうしても戦場映画は、一般の人が見て面白い物を作るのは難しいものです。精神性は、色んなところが出尽くした感がありますし。

 せっかく、スケールが大きいので、もうちょっと良くできてれば、と思いつつも、ハリウッドの戦場映画も、まだまだの部分もありますので、これから、でしょうね。

投稿: カツミアオイ | 2007年2月18日 (日) 12:33

カツミアオイさま
TB&コメントありがとうございます。
こちらこそ、コメント残さずに失礼致しました。

>どうしても戦場映画は、一般の人が見て面白い物を作るのは難しいものです。

そうですね、仰る通りかもしれません。誰が見ても面白い作品に仕上がるのは難しい部分があるのでしょうかね。
スケールは大きかった分、楽しめましたね。これからの戦場映画にも期待したいところですね。

投稿: 隣の評論家 | 2007年2月18日 (日) 21:16

こんばんは~
ようやっと観てきました。
「10万の敵に一人で挑む」という謳い文句がどう描かれているか? 注目しました。
ちょっと期待に反した作品になってしまったかなぁ。
どちらかと言えば、敵は内にあり、という感じの後半でしたね。

何か爽快感が欲しかったかなぁ・・・

投稿: CINECHAN | 2007年3月 3日 (土) 00:44

CINECHANさま
コメントありがとうございます。
ひょっとして、またTBがのりませんでしたか?むむぅー、ずびばせん。
そろそろ劇場はガラガラだったのではないですか?私は何だか辛口レビューになってしまいましたが、ベタ褒めしている人も見かけない気がしますね。

>何か爽快感が欲しかったかなぁ・・・

うーん、何か惜しい仕上がりでしたよねん。

投稿: 隣の評論家 | 2007年3月 3日 (土) 21:18

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