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2007年1月25日 (木)

悪夢探偵

「悪夢探偵」 
製作:2006年、日本 106分 PG-12指定Akumutantei       
監督、脚本:塚本晋也 出演:松田龍平、hitomi、安藤政信、大杉漣、原田芳雄、ふせえり、鈴木卓爾、塚本晋也
2007.1.24 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,500で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「ああ、いやだ、ああああ、いやだ、ああいやだ。」

その死体は、自殺か?他殺か? 被害者はみんな眠りながら死んでいく...

チラシより、ストーリーを抜粋させて頂きます。
事件を担当する女性エリート刑事・霧島(hitomi)。彼女が辿り着いた事件の謎を解く鍵は【悪夢】?!『夢を見ながら死んでいく被害者』の謎に迫れる人物はただひとり。他人の夢の中に入れる特殊な能力を手に入れてしまった青年・影沼京一(松田龍平)。人々は彼のことを【悪夢探偵】と呼ぶ。しかし彼は、その力を望んではいなかった...

むぅー、全体的にジメジメぴちゃぴちゃと湿度の高い世界観でしたねー。人の夢の中に入るといっても、アニメ作品『パプリカ』で楽しめた軽快さは皆無でした。夢=深層心理 みたいな事を描きたいのか、全編に渡って真っ暗闇な印象を受けました。人は誰でも、心に闇を抱えているといったところなのでしょうか。キッチリ断定的に描かずに、何となくそんな風に思わせる世界観は興味深かったと思います。

事件の被害者が携帯電話で話していた『0<ゼロ>』という謎の人物が登場します。ちょっとネタばれですが、演じているのは塚本晋也監督その人でした。包丁片手に《狂気の舞》を見せたり、とにかくもの凄いインパクトがありました。
でも逆に、その他の出演者の方の印象が強くなかった気がしました。大好きな大杉漣さんでさえ、今回は記憶に残らなかったのであります。もしかして、塚本監督が描きたかったビジョンを理解できている人がいなかったのでしょうか。あくまでも私個人の見方ですが、塚本監督の《狂気の舞》が突き抜けてインパクトがあった分、彼は少し浮いて見えてしまったという部分もありました。

好きなシーンは、被害者の夢の中で蠢く《真っ赤なモノ》がゴーッと近づいてくる描写です。カメラは揺ら揺らとぶれていて、《真っ赤なモノ》の視線で被害者を映していました。この表現は、直球ストライクでした。
それと、松田龍平のキャラクターが面白かったです。好き好んで【悪夢探偵】をやっている訳ではなく、やらざるを得なくなっているようです。人の夢の中に入るという事は、口で言う程に簡単な事ではないらしく。そのストレスたるや、相当なものらしいです。「こんな思いをするくらいなら死んだ方がマシだ」くらいの構えに見えました。裸に黒いマントを纏う姿も印象的ですが、終始ブツブツと文句ばかっり言っている姿はインパクトがありました。部屋の片隅で塞ぎこんでいる姿は、ジメーッとしていて《ナメクジ》みたいでした。

hitomiの起用には、個人的には疑問でした。ほらっ、私の抜群のプロポーションをご覧!と言われているような錯覚に陥る程、ミニスカート姿を見せ付けられました。しまいには、細く長い脚をコレでもかとばかりに下から舐め回すように映すシーンの多いこと。彼女をアップで捉える画も多くて、寝ているシーンでもマスカラばっちりなのには辟易しました。エリート女刑事だったら、パンツスーツでバシッとキメてくれよ。塚本監督の個人的な趣味なんですかね、男性陣はオ~、イェ~♪たまらん~ って感じかもしれないけれど。セクシーで羨ましいな、憧れちゃーう!という感じにはならず、ハッキリ言って妬ましく思いました。自分のルックスは嫌いなところ尽くしの私にとって、コンプレックスをグイグイと刺激されまくりました。hitomiの色気に嫉妬している自分が嫌になってしまいました。この作品の世界観は好きなんだけれど、感覚的には気分は最悪ー。まるで、作品中の被害者の如く、本当は隠していたい心の闇を突かれた気持ちです。こんな記事をひっさげて、トラックバックしにいく元気がありません。

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コメント

>男性陣はオ~、イェ~♪たまらん~ って感じかもしれないけれど
すんません。正にその一人でした・・でも、それも映画の楽しみということで・・でも、やっぱり演技はかなりひどかったですね。第2弾作る時も彼女出るのかな? 
全体的には、塚本監督のテイストが好きか嫌いかということになってくるのかな。私は嫌いではないですけどね。
ラストはようわからんかったですが。

ところで、池袋シネマサンシャインで観ました? 私はそこで観ましたが、「エクステ」の予告もやっていたし、チラシもありましたよ。都内はやっぱり池袋シネマサンシャインだけみたいですね。東映系と言いながら、単館みたいなもんです。私は近くていいんですが。

投稿: CINECHAN | 2007年1月27日 (土) 13:39

CINECHANさま
TB&コメントありがとうございます。
あ、そ。男性陣には、たまらん画の連続だったようですね。塚本監督たっての希望でhitomiが出演したそうですがー。この作品のhitomiは、かなり男性欲望目線だった気がします。松田龍平のキャラクターが面白かったので、もう少し出して欲しかったなぁ。顔はキレイなのにジメジメしていて、そんなのも面白いなんて思いました。
安藤政信、熱演でしたね。アップ(と言ってもhitomiのアップに比べたら小さいもんですが)になった時に、黒目がとてもキレイだなぁと思いました。
男性の願望をそのまま映し出している印象でしたが、そこにムッとする私は、これでもやはり女性なのだという証明になりました。(何のこっちゃ)そういう風にでも捉えないと、腹立たしいです。

投稿: 隣の評論家 | 2007年1月27日 (土) 18:08

こんにちは!
TBしに来ました。
あたしはhitomi、よかったです。
それと監督。
まぁ、監督の趣味なんでしょうね。
龍平ちゃんがお父様にそっくりで、びっくり!でした。

投稿: 猫姫少佐現品限り | 2007年2月 1日 (木) 10:10

猫姫少佐現品限りさま
訪問ありがとうございます。TB反映されなかったのですね?うーん、ゴメンなさいー。その内、回復すると思うので、またヨロシクどうぞ。

監督の趣味

ですねー、完全に。
松田龍平は、初めて見た時は何とも思わなかったのですが。最近、何となくお父さんに似てきたし、存在感も出てきたような気がします。今後の活躍も楽しみですね。

投稿: 隣の評論家 | 2007年2月 3日 (土) 20:16

こんにちは
あんな記事ですが、TBさせていただきました。よろしくお願いいたします。
松田龍平よかったですよね。
新しいかたちのダークヒーローが登場で今後が楽しみです。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2007年2月 4日 (日) 23:10

ノルウェーまだ~むさま
TB&コメントありがとうございます。
初めまして!こちらこそ、どうぞヨロシクお願い致します。
そうそう、こんなダークヒーローは見たことがありませんよね。松田龍平の顔に似合わないジメジメ感が面白かったです。

投稿: 隣の評論家 | 2007年2月 5日 (月) 20:49

となひょうさん、こんばんは★
>全体的にジメジメぴちゃぴちゃと湿度の高い世界観
本当にその通りでしたね。
とっても暗い、メタリックグレーの色彩で全体的に悪夢満載な感じが、ご愛嬌(言い方変かしら?)でした。
観る直前まで、別の映画を観ようと思っていたのですが、軽いものが観たくなり、急遽こちらにしたのですが、こっちにして良かったなあ、と思いました。
ああああ、好きだ。龍平が、ああああ、好きだ。

投稿: とらねこ | 2007年2月11日 (日) 23:57

とらねこさま
TB&コメントありがとうございます。
>メタリックグレー
なるほどー、ピッタリの表現ですねん。そう言えば、自転車置き場でオッチャンが襲われるシーンは何か面白かったな。
好きなシーンも結構あったのに、hitomiに激怒してたら全て吹っ飛んでしまいました。ブサイク女のひがみとしか取れないので、もう止めないとです。

>ああああ、好きだ。龍平が、ああああ、好きだ。

おおおおお。そうだったのですね。今後も新作が目白押しで楽しみですよねん。

投稿: 隣の評論家 | 2007年2月12日 (月) 11:28

こんばんは。確かにあのhitomiはどうなんでしょう。
なんだかドラマ「アンフェア」を思い出したんですが篠原涼子のようにせめてパンツで決めて欲しかったですね。
松田龍平のキャラはよかったと思いました~。

投稿: カオリ | 2007年2月27日 (火) 23:04

カオリさま
こんにちわ。コメントありがとうございました。
『アンフェア』の篠原涼子
確かに、パンツでビシッとキメていますよね。今ちょっと思い出したのは、『Xファイル』のスカリーです。どちらも、地味なパンツスーツを着こなして、とてもデキル女性という印象を受けました。女刑事、しかもエリートともなれば、やっぱりパンツスーツでキメないとですよね。

投稿: 隣の評論家 | 2007年3月 2日 (金) 22:44

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