ダイ・ハード4.0
「ダイ・ハード4.0」
<LIVE FREE OR DIE HARD>/製作:2007年、アメリカ 129分
監督:レン・ワイズマン 出演:ブルース・ウィリス、ジャスティン・ロング、ティモシー・オリファント、マギーQ、クリフ・カーティス、ジェフリー・ライト、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ケヴィン・スミス
2007.6.16 MOVIXポイント還元¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,000で妥当 / 評価:4.0★/5点満点★
「あの男、再起動。」
またまた、戦場に来てしまった運の悪い男<ヤツ>。
台風一過の三連休最終日。『ポケモン』と『西遊記』の人気も手伝って、亀有とは言え見た事もないくらいの行列ができていた~(汗)。キチンと早起きして初回を狙ったんだけど、甘かったー。1時間も行列する羽目に(泣)。私らしくもなく、日本語吹替え版を鑑賞せざるを得なくなってしまった。私は〈声フェチ〉なところがあって、ブルース・ウィリスのハスキーな高い声にとても魅力を感じてしまうのねん。映画鑑賞は、何を言っているか理解できなくても、母国語で雰囲気も楽しみたいと考えている私だから。次の次の遅い回まで待つべきか最後まで悩んだんだけど、今日は無料での鑑賞だし。おとなしく2回目の吹き替え版で見ることに決めた。
何故、こんな前置きをしたかと言うと、期待以上に楽しめちゃったから。公開してから、何となく評判がいいのは知っていたんだけど。それを知っていても存分に楽しいひと時を過ごせて嬉しかったから。時間の都合がつくのなら、改めて字幕版でブルース・ウィリスの声に痺れ直したいくらい。(多分、無理だけど) 私の興奮ポイントはどこにあったのか、振り返りつつ書いてみたいと思います。
『ダイ・ハード』シリーズ12年ぶりの最新作。今回の敵は、【サイバーテロリスト】。交通網から始まり、電気や水道といったあらゆる生活の一部がデジタル化されている現在のアメリカを制圧していく。またしても、偶然に居合わせたジョン・マクレーン警部補(ブルース・ウィリス)。言うなれば【アナログ】なおっさんが、敢然と立ち向かう。
ストーリーは、シンプルな勧善懲悪ものです。【デジタル】な攻撃を仕掛けてくるテロを相手に、相変わらずぶつくさと文句を言いながらも闘うマクレーンの姿が愛おしかったです。パソコンを駆使できなくたって、その場の状況を一瞬で察知して機転を利かせるマクレーン。そこにある消火器を投げつけたり、暴走車から飛び降りてヘリコプターを破壊したり。デジタルに強くても、マクレーンの突飛な行動を想定できないテロリストの姿を見ていると、こちらもニヤリとほくそ笑んでしまいます。『アポカリプト』を見た時に、即席のシンプルな武器の数々に感心したのですが。そのことを思い出して、「デジタル社会がナンボのもんじゃい」 とまで思いました(笑)。私自身も、こうしてブログ運営なんてやってますけど。世の中のデジタル化の波に、全然乗れていない女ですからねー。
それと【デジタル化】って便利であるけれど、同時に怖い部分も多々あるのだなぁと今更ながら実感してしまいました。マクレーンの給料や年金など、離婚歴と家族構成まで一瞬で調べ上げるテロリストの姿にゾッとなりました。これは映画だけれど、《個人情報の流出》は日本でも現実に問題になっていましたっけ。
また、テロリストが街中の(全米のかも)電気を一切ストップさせる場面がありましたが。私は、徐々に真っ暗になる街の姿を見ていたら、何故だか《地球温暖化》の話を思い浮かべてしまいました。作り手はそこまで言っていないのは、よくわかっていますけど。テロリストと関係なく、地球が温まり過ぎた結果《生態系》が乱れる可能性もあるのではないか。私たち人間自身の手で、自分たちの首を締める日がこないとは言い切れないのではないか。作り手が込めたメッセージ以上に、この作品を【警鐘】とも受け取っている自分がおりました。
そんな真面目な考え方をさて置いても、書きたい要素がありました。アクション・シーンの楽しさは必見です。カー・チェイスにカー・クラッシュと、車が吹っ飛ぶシーンは誰が見ても面白いと思います。終盤の高速道路のシーンは、最高にハラハラします。もう一つ印象的なのは、格闘した相手とエレベーターの外?に投げ出されるシーンです。高所恐怖症の私にとって、上の階でエレベーターの綱に宙ぶらりんになる場面はゾワゾワしてしまいました。
マクレーンがぶつくさ言いながらも、渋々と《ヒーロー》を買って出る姿も人間味溢れて好感を持ちますし。今回のテロリストの首謀者(ティモシー・オリファント)のねじれっぷりも、勧善懲悪というストーリーにスパイスを効かせていたかも。自意識過剰が災いして、コミュニケーション能力に欠ける小っさい男で、ティモシーさんはジュード・ロウを連想させるような二枚目さんなのに、台無しじゃんってくらいに器の小さいキャラクターでした。テロリストの紅一点として、マギーQが参戦しているのは嬉しかったです。『M:i:Ⅲ』の時よりは出番が多いんですけど、やっぱりもう少し見たかったと思わせるくらいカッコ良かったです。今回、マクレーンの相棒となるハッカー青年(ジャスティン・ロング)の存在も効いていたと思います。日本で言うと《電車男》のようなオタク青年の彼は、その気もないのにマクレーンの冒険に付き合う羽目になりますが。終盤は、生まれ変わったように男っぽく見えたのも良かったと思います。
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コメント
いやー、ホント、興奮しちゃいましたね!
最初から最後まで一気にノンストップでした。
1作目からコツコツと観ているファンにとっては、
若かりしブルースがおじさんになってもこうやって頑張っているのを観ると嬉しいものですよねん・・・♪
脇役陣も良かったですねー
>自意識過剰が災いして、コミュニケーション能力に欠ける小っさい男
その通ーーり!
大きな野望でもあるのかと思ったら実は金目当てのせこい男。汗
メジャーな俳優さんもいいけれど、今回はティモシー・オリファントでぴったしだったと思いまふ。
自分的にはジャスティン・ロングもツボでしたー!
あのヘタレっぷりがちょっぴり男らしくなるところがまたまた可愛かったです。うふふふ
投稿: Puff | 2007年7月17日 (火) 20:50
Puffさま
TB&コメントありがとうございます。
本当にノンストップの面白さでしたね~。
1作目の若かりし姿を思い浮かべると、今回のスキンヘッドの潔さにも愛着がわきましたデス~♪ やっぱり、ブルース・ウィリスって結構好きみたいです、私。
今回の悪役も、超メジャー俳優にしなかった点が逆に良かった気がしますねぇ。せこびっちで、二枚目が形無しでした~
>あのヘタレっぷりがちょっぴり男らしくなるところがまたまた可愛かったです。
ジャスティン・ロングのキャラの成長物語をサイドストーリーとして何気に進行させていた点も面白かったですよね♪
投稿: 隣の評論家 | 2007年7月18日 (水) 22:54
こんにちは♪
「期待を裏切らないアクション」これだけ
で【感謝】ってぇ感じです!
テロ集団のリーダーのガブリエルはカリスマ
性やら狡猾さが欠けていたことが残念でなら
んかったです♪ (゚▽゚)v
投稿: 風情♪ | 2007年7月20日 (金) 11:08
風情♪さま
TB&コメントありがとうございました。
本当に「期待を裏切らないアクション」でしたねー!
思いっ切り楽しめましたー。
ガブリエルは、まるで子供でしたよねん。呆れモードで凝視してしまいましたよん。
投稿: 隣の評論家 | 2007年7月20日 (金) 19:14
となひょう様、こんばんは
中盤あたりでマクレーンとオタクくんが「英雄(ヒーロー)」の定義について語りあう場面が印象的でした。ヒーローは見返りを求めちゃいけないのね・・・
アメリカの男子って、やっぱりこの言葉には並々ならぬこだわりがあるようです。それを思い切りネガティブに語っていたのが『父親たちの星条旗』でしょうか
>アポカリプト
もそういえばアナログバトル映画でしたね
ただジャガーさんよりマクレーンの方が、より強引のような気がします(笑)
彼らのように電気・水道が止まっても、普通に生活できるようなたくましさがほしいものです・・・
投稿: SGA屋伍一 | 2007年7月20日 (金) 21:58
アジアで活躍している俳優も、ハリウッドでは脇キャラなんですねぇ。
と同じようなコメントをしながら、またこんにちは。
マギーQの扱いはそんなものか、とちと残念に思った私です。
しかも、マイって日本人役? カンフー忍者なんて言われてたりして、
ごっちゃですね。
いやぁ、充分に楽しめた作品でした。
ちょっと予告で見せられすぎたのが残念でしたが。
それでも飽くことなく観られました。
パソコン使ってて、いきなり爆発は怖かった~
投稿: CINECHAN | 2007年7月21日 (土) 12:03
TB&コメントありがとうございます。
★SGA屋伍一さま
>ヒーローは見返りを求めちゃいけないのね・・・
それでも頑張るマクレーンは偉いですよねっ オタクくんも心を打たれたに違いないです。終盤は、オタクくんの成長も描かれている感じが素敵でした。
>彼らのように電気・水道が止まっても、普通に生活できるようなたくましさがほしいものです・・・
嗚呼、逞しさが欲しいですねー この映画を見る限りでは、私たちは無理かな・・・
投稿: 隣の評論家 | 2007年7月22日 (日) 10:58
★CINECHANさま
>マイって日本人役?
所詮、アメリカ人にとっては、アジアの人はまとめて一区切りということでしょうかねぇ。
マギーQの出番は、もう少し増やして欲しかったです。何か不死身っぽいし、マクレーンに負けるとは思えない強さを見せていたと思ったのですがー。
数々のアクション・シーンも、予告編で何度となく見ていましたが。わかってはいても、また改めてHPを見たりして楽しんじゃいました。
投稿: 隣の評論家 | 2007年7月22日 (日) 11:25
評論家さま、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
世の中から半年遅れでダイハード4.0見てきました!
いやー面白かったです。
このハイテク時代にアナログ刑事が己の肉体を駆使して悪を退治していく姿にすかっ!としましたわ。
やっぱり男は知識いっぱい頭でっかちより、いざという時に助けてくれる肉体派(?)がいいですね。
喘息もちのオタクくんも最後は体をはって助けてくれて、成長しましたね~。
実は私、主役以外の俳優さん誰1人として知らないのですが、このオタクくんが気に入りました。あと娘さんも。
それにしてもシステム社会は怖い、怖い。
入力間違えてもしばらくDeleteキー押せないですね。
コンピュータ制御のエアコンよりも、湯たんぽならぬ、ぬくぬくの猫(にゃん)たんぽがいいですな。
アナログ万歳!?
やっぴぃ@まろいわん
投稿: やっぴぃ | 2008年1月 6日 (日) 22:43
やっぴぃさま
おおおおおおおおおお!
いらはい、いらはーい。
ご覧になりましたかぁ
うう、そう言えばハッカー青年は、やっぴぃさんの好みの雰囲気ですよねん。
ハッカー青年は、特に新作が無かった気がするけど。
娘さんは、クエンティン・タランティーノ監督の『デス・プルーフ in グラインド・ハウス』ってーので再び会いました。タランティーノって名前くらいは何となく聞いたことあると思うけど、作品自体はやっぴぃさんの好みとは違う気がするなぁ。
って、マニアックな話はさておき。
>コンピュータ制御のエアコンよりも、湯たんぽならぬ、ぬくぬくの猫(にゃん)たんぽがいいですな。
コレコレコレー!今テレビでCMしてるSHARPの太陽光発電のネコさんを思い出しました。ネコを抱いていると温かくて省エネに繋がるというやつ。ご覧になったかにゃ?
まろいわんさんは、省エネなんて関係にゃあ って感じかな(笑)。
2008年もカレンダーネコだらけなのにゃあ。
頻繁には会えないのが現実だけど、今年もヨロシクお願いしますのにゃあ。
やっぴぃ@まろいわん様へ 愛を込めて♪
投稿: 隣の評論家 | 2008年1月 7日 (月) 21:40
評論家さま、こんばんわ。
さすが評論家さま!
私の好みのタイプも、猫たんぽのイメージも全てお見通しですな♪
そう、まさにSHARPのCMのにゃんこのイメージです。
まろいわんはおこた、ストーブ、電気カーペットに電気毛布大好き!っと省エネどころか地球温暖化に大貢献中の模様。
そんなにゃつらに制裁の意味も込めて、今度あったら猫たんぽ作戦実行なのだ。おー!
評論家さまからの“愛”をしかと受け止めましたぞ!
こちらこそ、まろいわん共々今年もよろしくにゃり。
やっぴぃ@まろいわん
投稿: やっぴぃ | 2008年1月 7日 (月) 22:49
やっぴぃさま
>省エネどころか地球温暖化に大貢献中の模様
あああ~、やっぱぴ!まろいわんさんは、そんなことだろうなぁと思ってましたよー
にゃつらへの制裁、私も加わりたぁぁぁぁい。
嫌がられそうだけど(笑)。
こちらこそ、どうぞヨロシクなのにゃ。
投稿: 隣の評論家 | 2008年1月 8日 (火) 20:20