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2007年9月 9日 (日)

ホステル2

「ホステル2」 
<HOSTEL PART II>/製作:2007年、アメリカ 94分 R-18指定Hostel2      
監督、脚本:イーライ・ロス 出演:ローレン・ジャーマン、ロジャー・バート、へザー・マタラッツォ、ビジョー・フィリップス、リチャード・バージ、ヴェラ・ヨルダノーヴァ、ミラン・クニャシュコ、スターニスラフ・イワネフスキー
2007.9.9 劇場前売り鑑賞券¥1,500にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「私の命、売ったのは誰だ。」

そのホステルにチェックインすると、二度と生きては帰れない――。

衝撃作『ホステル』の続編が早くも公開された。観に行って来ちゃった。
まずは「1作目から順番に見た方がいいです」 ということを強く言っておきます。ちょっとした回想シーンも入っているけど、1作目を見ておいた方がすんなり入っていけると思いました。それと、本作はネタバレなしでは感想を述べにくいんですよぉ。レビューも後半部分に言及していく羽目になる気がするので、これも強く言っておこう。

本記事は、後半の展開に触れたレビューになっております。本作を鑑賞予定の方は、ご覧になってから読んで頂いた方が無難かと思いますので、ヨロシクお願い致します。

スロバキアの街にある小さなホステル。そこを訪れたバックパッカー達は、密かに連れ去られていた。怪しい秘密結社【エリート・ハンティング】のメンバーは、世界中に散らばっている金持ちばかり。《拷問・殺人》に興じる謎のクラブだ。ホステルにチェックインするとパスポートをコピーされ、ネット上で【エリート・ハンティング】の獲物として競売にかけられてしまう!今回のターゲットは、ローマに留学中のアメリカ人女子大生3人。ローナ(へザー・マタラッツォ)ホイットニー(ビジョー・フィリップス)べス(ローレン・ジャーマン)の若くて輝かしい3人だ。やがて、落札したトッド(リチャード・バージ)スチュアート(ロジャー・バート)がスロバキアにやって来る・・・。

冒頭に、前作で何とか生き延びたパクストン(ジェイ・ヘルナンデス)が登場します。そして・・・。ホステルへと《獲物》を誘い込む〈仕込み役〉は、惚れ惚れする程の美女。前作に引き続き惨劇の舞台への入口は「見た目は甘~い」のであったぁ。ホステルの受け付けの男は、前作と同じ俳優さんなのかな。ちょっと既視感があったような気が。
ストーリー展開は、前作と角度を変えていました。前作は、ひたすら獲物となった男が逃げ惑う話でしたが。今回は、トッド&スチュアートという【エリート・ハンティング】のメンバーの視点でも、描かれていきます。トッドは、お金持ちだけれど変態ちっくで。「俺たちは普通だ」と言いながら、コカインを吸っていました。スチュアートは、【エリート・ハンティング】に加入したての新参者でした。妻と子供に頭が上がらない普通のオジサンに見えましたが、こんな狂った趣味を始めるなんてやっぱりオカシイねぇ。
個人的には、こんな風に【エリート・ハンティング】のメンバーのバックボーンを描く手法は、余り恐怖を感じません。どこか親近感を持ってしまって、怖がるタイミングが無かった感じです。ローナを毒牙にかける人物は、謎に包まれていて怖かったですね。全裸で逆さ吊りにされたローナの元に、見知らぬ女性が現れて服を脱ぎます。吊るされたローナの下に横になって、大きな鎌を手に・・・。ローナの血を浴びて陶酔している女性が〈魔女〉みたいで気持ち悪かったです。若い女性の血を浴びることで、若返るとでも思っているんでしょうか。そもそも、【エリート・ハンティング】のメンバーに女性がいるってことにゾッとしました。男性よりも女性の方が残酷な部分がある気がするから。この女性のバックボーンは描かれないままなのは、個人的にはありがたかったかな。

トッドホイットニーを、スチュアートべスを毒牙にかけることになります。【エリート・ハンティング】には、どうやら色々と規約があるみたいです。メンバーは、獲物の服装やらシチュエーションなんかもリクエストできるようでした。元々、人目を惹くような華やかなルックスのホイットニーは、派手にメイクを施された上にセクシーな服を着せられていました。トッドは、怯えて泣き叫ぶホイットニーの顔を見て徐々に興奮が高まっていくようでした。(気持ちわる~っ) べスは、何故かOL風のスーツを着せられていたのですが。スチュアートは、何フェチなんだろうか。大胆なトッドと、戸惑いっ放しのスチュアート。しかし2人は、まだ【エリート・ハンティング】の本当の恐ろしさを理解していなかった・・・。

==ここからは後半のネタバレを含みます。未見の方は読んじゃダメ==

【エリート・ハンティング】の恐ろしい規約。獲物の命を奪うまでは、退出できないのです。殺人半ばで立ち去ろうとすると、殺人犬に噛み殺されてしまうのでした。べススチュアートを誘導して、どうにか縛られた状態から開放されます。逃亡を許さない【エリート・ハンティング】の恐ろしさを知り、逆に「スチュアートを獲物として買う」と言い出します。実は、とんでもなくお金持ちだったのです。成り行き上、【エリート・ハンティング】に加入してしまうべススチュアートの〈命の奪われ方〉は、男子にとっては絶えられない状態・・・(汗)。ラスト、べスは自分たちを導いた美女アクセル(ヴェラ・ヨルダノーヴァ)の首を斬り落とします。その場にいた子供たちがアクセルの首をサッカーボールのように弄ぶシーンで終わるのですが。イーライ・ロス監督は、この描写に何を込めたのでしょう。べスは惨劇の場に連れて行かれる前に、謎の部屋を見つけてしまうのですが。そこには、数々の【首】が飾ってありました。獲物の首を丹精込めて大切に飾る【エリート・ハンティング】の男と、首を荒々しく扱うべスべスの行いを酷いと取るか、まだ狂気のピークに達していないと取るか。どちらにしても、アブノーマルに生きていかざるを得なくなったべスに合掌・・・。

以上、必ず前作を見てから本作に挑むようにしてください。

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コメント

うふふー、やっとこさとなひょうさんの記事が読めるわー
早く観に行きたくってうずうずしてたですヨ。
日曜日観に行かれたのですね。
お客さんはどうでしたか?女性客はたくさん居ましたか?
自分が行った時は平日初回という事もあり、周りは全て男性一人者でしたよんよん。

うんうん、この映画のレヴューを書くとなるとどうしても内容に触れちゃうのよね。
と言う訳で、こちらも
【以下ネタバレ気味なのでご注意下さい!】
そうそう、ホステルの受付は同じ人でしたね。
薄笑いを浮かべた丁寧さが何とも不気味でしたわ。汗
それにしても、あの組織が会員にもああいう仕打ちをするとはね・・・・・
特にベスとスチュワートの立場が逆転する時は「何でもお金なんだ~!」
と、凄まじい拝金主義を感じましたッス。
ベスも「ビッチ!」の声でああいう残虐性を出すとは潜在意識がそうさせたのかな。
アイタタタタタタタター!!!
彼女のその後が気になります(・・・と言うか、絶対続編作るよね!?フフ)

投稿 Puff | 2007年9月12日 (水) 18:27

Puffさま
TB&コメントありがとうございます。
やっと話ができますですーーー
もの凄い辛抱しておったとです。
公開2日目の日曜日は、何とも空いてましたけど。
どうやら最初の水曜サービスデイの夜は混んでいたらしいですよー

ホステルの受け付けの人は、やっぱり同じ方でしたかー

>薄笑いを浮かべた丁寧さが何とも不気味でしたわ。汗

何かを予感させる不敵な笑みでしたよねん。

>凄まじい拝金主義

これって、とても恐ろしい話だと思うんだけど。
前作のようなキリキリと痛い恐怖が待ち構えているのかと思って見てしまうから、何か肩透かしに感じる人も多いみたいですよねん。
続編あるのなら、やっぱり冒頭でべスは絶命してしまうんでしょかー
イーライ・ロスさん、どーするんだろ。

投稿 隣の評論家 | 2007年9月13日 (木) 21:54

となひょうさん、こんにちは。
これも水曜日に鑑賞しました。客入りはまずまずでしたね。

どうしても話題となっている残酷シーンのことを考えながら観てしまいますが、前作よりも少なめだったなぁ。
意外と前作よりもストーリーはよく練ってあったと思います。
誰でも残虐な心は持っているということでしょうか。

投稿 CINECHAN | 2007年9月15日 (土) 11:31

CINECHANさま
TB&コメントありがとうございます。

>誰でも残虐な心は持っているということでしょうか。

私も、ストーリーはなかなか工夫を凝らしているなぁと思ったんですよぉ。
残酷度を期待していた人には、ちょっと物足りない仕上がりかもしれないですけどねぇ。
私の会社の『ホラー映画同好会』の皆さん(7人で観に行ったそうです 笑)も物足りなかった人が多かったようです。でも、1人途中で気分が悪くなってしまい退場した人がいたらしく。
恐怖のツボも人それぞれなんですよね、きっと。

投稿 隣の評論家 | 2007年9月16日 (日) 11:48

こんにちは、
グロ度低いと皆さん言われていますねぇ。
わたしは、造型が今回もショボイですけど、1作目のまさに作り物感(日本人の目)に比較すると、ゴルフのおっちゃんや太もものオッサンなどは、かなり気色悪い出来栄えだったと思ってます。

後半、スチュワートが、碇シンジ状態で覚醒するが、惨殺されるのは、ちょいと正視に堪えられん痛さですが、笑ってしまいました。

投稿 バラサ☆バラサ | 2007年9月24日 (月) 17:20

バラサ☆バラサさま
TB&コメントありがとうございます。
ゴルフのおっちゃん って、トッドのことかしら。
あの描写で、犬への恐怖心が芽生えてしまいましたー
太もものオッサン って、ホイットニーとイチャついてた男性ですよね。
私は最初、彼も仕掛け人の一人なんだと思い込んでいました。
だから、意識があるまま縛られてあんな目に遭っている場面は恐ろしさ倍増でしたわ。
続編はあるんですかね。。。

投稿 隣の評論家 | 2007年9月25日 (火) 19:58

となひょうさん、こんにちは~☆
この作品、となひょうさん的にはあまり?という感じなんでしょうか?
私は組織の全貌や、しくみが以前より明らかになったりして、そういうとこがなかなか良かったなあと。
組織側が、タトゥーにこだわる辺りが、なかなかいいですよね。
グロ度は低いけど、ミステリーとしてはなかなか楽しめた気がしました☆

投稿 とらねこ | 2007年10月 4日 (木) 14:38

とらねこさま
TB&コメントありがとうございます。

>この作品、となひょうさん的にはあまり?という感じなんでしょうか?

いえいえ、コレはコレで楽しみました。
どっちが好きかと聞かれたら、1の方と答えてしまうけど。

>組織側が、タトゥーにこだわる辺りが、なかなかいいですよね。

何か、まだまだ謎に包まれた組織ですよね。
続編はやっぱりあるのかな。更に詳しく掘り下げていくつもりなんでしょうかねぇー

投稿 隣の評論家 | 2007年10月 5日 (金) 22:15

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