タロットカード殺人事件
「タロットカード殺人事件」
<SCOOP>/製作:2006年、イギリス 95分
監督、脚本:ウディ・アレン 出演:スカーレット・ヨハンセン、ヒュー・ジャックマン、ウディ・アレン、イアン・マクシェーン、チャールズ・ダンス、ロモーラ・ガライ、フェネラ・ウールガー、ジュリアン・グローヴァー
2007.11.14 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,500で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★
「恋の行方も、犯人も、タロットカードだけが知っている・・・。」
ロンドンの夜に悲鳴が響く―。切り裂きジャックの再来と言われる連続殺人鬼が出現。狙われるのはブルネットの美女ばかり。いつも殺人現場にはタロットカードが1枚。犯人の残したメッセージ。これは一体何を意味するのか?
==(チラシよりストーリーを紹介)==
死んだはずの敏腕記者から、ジャーナリスト志望の女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンセン)がそっと耳打ちされた、とっておきの《スクープ》!!世間を騒がすタロットカード殺人事件の真犯人はピーター・ライモン(ヒュー・ジャックマン)。しかし、彼は一分の隙もない超セレブの紳士。果たしてこのスクープは信用できるのか?幽霊出現のきっかけとなったマジックショーの奇術師スプレンディーニ(ウディ・アレン)と共に、サンドラはこの一大スクープをものにするため、事件の究明に乗り出し、ピーター・ライモンに近づいてゆくのだが・・・。
ウディ・アレン監督の最新作は、前作『マッチポイント』で起用したスカーレット・ヨハンセンと再びタッグを組んだコミカルな作品です。タイトルに《殺人事件》という言葉が入っているけれど、濃厚なミステリーを期待すると肩透かしを食らうのでご注意を。個人的には、フェロモンむんむんのスカーレットには、「うっふん、あっはぁん」というセクシャルなイメージばかりが先行してしまうので。ウディ・アレン監督作品でコミカルな役どころに挑むというのは、何か違うんじゃないかと思っていましたが。これが意外と見事にハマっていました。スプレンディーニを演じたウディ・アレンとの丁々発止の掛け合いが何とも可笑しくて。色気を前面に押し出すというよりは、キュートな魅力で輝いていたと思います。個人的に大好きな俳優の一人であるヒュー・ジャックマンは、いつものコスプレとは違った青年像が見た目には素敵であるんですけど。ピーター・ライモンは、幾分いけ好かない部分もチラリと垣間見える御曹司だったので、今回は目がハートになりませんでした(笑)。
サンドラを演じたスカーレットはコミカルでキュートでしたけど。やっぱり、誰よりもスプレンディーニを演じたウディ・アレンのキャラクターが印象的でした。神経質で落ち着きがなく、喋り出したら止まらない。一体、どのタイミングで息継ぎをしているのかしらと少し心配になったり(笑)。後から後から溢れ出るセリフは可笑しいオンリーで、一度笑ってしまうとなかなか収まらなくて大変でしたよ。マジック・ショーを見せる場面ではマジシャンらしい衣装を着ているのですが。普段着になってしまうと、簡単な手品を見せられても何だかマジシャンに見えないところがツボでした。本当に楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
軽いタッチで気楽に楽しめる作品ではありますが。どうやら、個人的には重くてズッシリとくるテイストの作品に浸るのがマイブームみたいな今日この頃で・・・。今回はとても楽しめたんですが、ブログをアップしたら数日後には違う作品のことで頭が一杯になっていそうです。軽快で楽しくて好みのタッチではあるんですけど、またシリアスなタッチの作品を観て、心にズッシリときたことを感想としてまとめることで小さい小さい達成感を得る喜びを味わいたいなぁとか思ってしまって・・・。今回も、例えばヒュー様の演じたピーター・ライモンの過去を自分なりに掘り下げてみようかとも思ったのですが。如何せん、本作は軽快なタッチこそを楽しむべき映画だよなぁと考え直しました。ずるずると後を引かず、サッパリと切り替えることにしました。
そうは言っても、スカーレット・ヨハンセンがコメディエンヌとしても魅力をたっぷり発揮することがわかったし。前作『マッチポイント』は、どちらかと言うとズッシリくるタイプの作品で楽しめたんですけど。久々に、ウディ・アレンらしい軽快なテンポを堪能できたのも良かったです。サクッと楽しめる1本であります。
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コメント
こんにちは♪
個人的にウディ監督は作品によって素直
に受け入れるものとそうでないのが激し
い監督さんの一人なんですが、本作は昔
のサスペンス&コメディの空気があって
久々にバシっと決まったオモシロい作品
でした♪ (゚▽゚)v
投稿: 風情♪ | 2007年11月18日 (日) 10:28
風情♪さま
コメントありがとうございます。
確かに、ウディ・アレン監督の作品って、結構タイプが違ったりしますよね。
同じスカーレットが出ている作品でも『マッチポイント』は全然テイストが違いますもんね。
本作は、昔ながらのウディ・アレン作品という雰囲気で楽しめますよね。かなり大笑いして見てました。
投稿: 隣の評論家 | 2007年11月18日 (日) 17:46
ドモドモ―♪
PCを連続して使えないので早朝にて突撃です~
そうねぇ、、
今回はサスペンスだけどコミカルでしたねー
軽妙な会話のやり取りやテンポの良さを楽しむお話でしたよねん。
ヨハンソン、こういったコメディでもいけるんだと改めて思いましたッス。
ちょっと野暮ったい服やメガネを掛けてもヨハンソンはヨハンソン、キレイですなあ。
内から発する魅力っていうのかな。
魅力的な人はどんな格好をしても美しいのだと思いましたですヨ。
赤い水着姿には目が眩む程でした♪うふ
最初と最後のあのシーンって良いですよね。
何だかほっこりしちゃいました。
投稿: Puff | 2007年11月22日 (木) 06:39
Puffさま
TB&コメントありがとうございます。
わぁ、早朝からどうもありがとうごぜぇやす。
>ちょっと野暮ったい服やメガネを掛けてもヨハンソンはヨハンソン、キレイですなあ。
そうそうそう!
本来はゴージャスなイメージが強かったので、今回の役どころは可愛らしくて好感を持ちました。
やっぱり何だカンだ言って器用な女優さんなんですねん。
最初と最後のシーン、本当に面白かったですね。
よく思いつくよなぁと感心した場面の1つでもありました。
ウディ・アレンはだいぶ年をとりましたけど、また楽しませて欲しいですねー
投稿: 隣の評論家 | 2007年11月23日 (金) 17:34