俺たちフィギュアスケーター
「俺たちフィギュアスケーター」
<BLADES OF GLORY>/製作:2007年、アメリカ 93分
監督、脚本:ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン 出演:ウィル・フェレル、ジョン・へダー、ウィル・アーネット、エイミー・ポーラー、ウィリアム・フィクトナー、ジェンナ・フィッシャー、クレイグ・T・ネルソン、スコット・ハミルトン
2007.12.22 ミニシアター回数券¥1,330にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,000で妥当 / 評価:4.0★/5点満点★
「史上初!?男子フィギュアペア結成!」
氷が解けるほど暑苦しい男同士のスケーティング!?
たとえ何が起こっても、氷の上では華麗に舞うぜっ!
こちらは、初日というだけあって《満員御礼》状態でした。主人公の2人と同じ扮装をした男性が2人、本編上映前に宣伝してポーズを決めてました。先に指定席を取っておいたので、余裕を持って会場したもんだから。そのパフォーマンスを全部見れなくて悔しかったです。宣伝部長を務めるお笑い2人組か何かと決めつけていたら、どうやら宣伝マンっぽい雰囲気だったなぁ。上映終了後もロビーにやって来たから、全ての回で挨拶してたんでしょうね。どうも、お疲れ様でした~。
フィギュア・スケートの大会で、同点優勝したチャズ・マイケル・マイルズ(ウィル・フェレル)とジミー・マッケルロイ(ジョン・へダー)。2人は長年のライバルでもあり、性格も演技も180℃異なる存在。表彰台で口論となり、取っ組み合いの喧嘩を始めてしまう。騒動の末、金メダルを剥奪され、男子シングル・フィギュア・スケート界から追放されてしまう。それから3年間、抜け殻のように生きていた2人。ジミーは、熱烈なファンから「男子シングルから追放さてもペアでの出場権は剥奪されていない」と教えられる。慌ててペアの相手を探すジミーは、偶然にもチャズと再会してまたまた乱闘騒ぎを起こす。そのニュー映像を見ていたジミーの元コーチ(クレイグ・T・ネルソン)は、2人がペアでスケートしたら見事にマッチするのではないかと気づく。こうして、男同士のペア・スケートの闘いは幕を開ける!
最高でした!!!!!鑑賞前は、下ネタ満載のどぎついコメディ・タッチを想像していたんだけど。私にとっては、感動的ですらあるスポ根ムービーでした。情熱的で激しいパフォーマンスを繰り広げるチャズと、正確で繊細な王子様チックなパフォーマンスを見せるジミー。演技も性格も真逆の2人だけど、スケートに賭ける情熱は同じ。《ライバル》というよりは《好敵手》といった印象を受けます。違う部分を持った2人は、互いに補い合うことができるんですねー。そんな展開を見せていくところも、ベタとわかっていても感動を覚えてしまう私です。
色々と好きだった点を振り返ってみようっと。ジャンプの違いは見分けられないくせに、フィギア・スケート好きな私。という訳で、スケーティングの場面も楽しく鑑賞できました。ウィル・フェレルとジョン・へダーは、どのくらい自分で滑ってたんだろう。吹き替えを使っていたとしても、ある程度はスケートの練習を強要されてたんだよね?2人は勿論のこと、フィギュアのペアで王者に君臨していた双子の兄妹の技も、変チクリンで楽しかったです。現実のフィギュア・スケートでは、《エキシビジョン》であっても見られるはずのないパフォーマンスばかり。衣装も奇抜で、本当に楽しい!チャズとジミーが初めてコンビを組んだ時の衣装も素晴らしかったよ~。炎のごとく情熱的な赤い衣装を身にまとったチャズと、氷をイメージして薄い水色の衣装をまとったジミー。素敵にマッチしてる~。(冒頭、ジミーの孔雀をあしらった奇抜な衣装もカワイイね)
衝突ばかりしていた2人が、次第に相手を理解し歩み寄っていく。いかにもベタな展開であっても、私はそういうの大好きです。フィギュア・ペアの王座を奪われそうになった双子の兄妹が絵に描いたように意地悪で。次から次へと嫌がらせを仕掛けてきます。これまた絵に描いたような数々のピンチが2人を襲いますが。協力し合い、補い合って乗り越えていくのが嬉しかったです。大袈裟かもしれないけれど、金メダル以上の素敵なものを手に入れた2人という感じがしました。情熱的で大胆なチャズが、ふとした時に見せるジミーへの男らしい思いやりとか。実は淋しがり屋なんじゃないの?というところを、爆笑ネタ満載で楽しませてくれました。最終決戦のシーンも、映画とわかっていても大笑いしながら感動してしまいました。少しだけ書いてしまうと、繊細でフェミニンな印象のジミーが最後のピンチに取った大胆な行動は、見た目からは想像がつかないくらいに男らしくて頼もしかったです。ペアを組むことで、お互いに今まで無かったであろう部分が出てくる。お互いがお互いを良い意味で影響し合っている素敵なコンビに見えました。年末の笑い納めとして楽しむも良し、年明けに初笑いの1本として選ぶのも良いんじゃないかしら。とにかく、おススメの1本です。
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コメント
こんばんは~!TBさせて頂きました。
この映画、めちゃくちゃ笑えますよね~。私は飛行機の機内で見たのですが、もう可笑しくて笑いをこらえるのに必死でした(笑)。
勿論、ありえない設定ですが、「笑う門には福来る」ということで、お正月映画としては最高だと思います。
冬はフィギュアスケートのシーズンでもありますしね。
投稿: Yuhi | 2007年12月23日 (日) 00:35
Yuhiさま
TB&コメントありがとうございます。
こんにちは。早々に訪問いただきまして感謝です。
本当に楽しい作品でしたー
笑いだけかと想像していたので、ラストなんかも結構感動した自分にビックリしたくらいです。
>「笑う門には福来る」
何か、元気を一杯分けてもらえる作品ですよね。
落ち込んでいる人も、そうでない人も。
誰が見ても楽しめる1本だと思いました。
投稿: 隣の評論家 | 2007年12月23日 (日) 18:16
突然で申しわけありません。現在2007年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。
投票にご参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。
投稿: 日本インターネット映画大賞 | 2007年12月23日 (日) 23:15
となひょうさん、こんばんは。
こないだ、TVでフィギュアスケートのペアの部を見たばっかりだったので、余計に面白く感じてしまったのかしらw
私は結構チャズは気持ち悪かったんですが、ジミーの王子様っぷりには癒されましたw
でも、あのリフティングはマジで見ていて怖かったです。
宣伝部長、公式ブログにも載ってました^^
投稿: とらねこ | 2007年12月24日 (月) 01:04
こんにちは。
もしかして監督さんたちは三池崇史ファン?
だってこのラストは『DEAD OR ALIVE 犯罪者』並みの
ぶっ飛んだ発想。
いやあ、ここまでやってくれると実に痛快です。
投稿: えい | 2007年12月24日 (月) 16:43
とらねこさま
訪問ありがとうございます!
今、日本でもフィギュア・スケートは人気あるし。
本物のペアの演技のことを思い浮かべると、笑ってしまいますよねん。
私もチャズのエロ・キャラは気持ち悪いと思ったんだけど。
ジミーと次第に仲良くなっていく展開で、何か憎めなくなりました。結構いいとこあったし。
ジミーは、風貌も魅力的だったけど。何よりも「アイスコーン・デート」と言い出すところにキュンとなりましたー。
投稿: 隣の評論家 | 2007年12月24日 (月) 22:27
えいさま
TB&コメントありがとうございました。
>ラストは『DEAD OR ALIVE 犯罪者』並みのぶっ飛んだ発想
あーっ、未見です。
三池ファンと主張する前に見ないとです・・・
本作ですが、仰るように痛快でした。
結構、周囲でおススメできるなぁと思いました。
投稿: 隣の評論家 | 2007年12月24日 (月) 22:30
となひょうさん、明けましておめでとう。
本年もどうぞよろしくです。
いやぁ本作は楽しませてもらいました。
細かい突っ込みどころというところもなく、
突っ込めないおバカ突撃作品でした。
二人はかなりスケートの練習したらしいですよ。
実際はウィルではなく、ジョン・ヘダーの方が骨折したらしいです。
投稿: CINECHAN | 2008年1月 1日 (火) 00:32
CINECHANさま
あけましておめでとごぜーやす。
今年もどうぞヨロシクでっす。
TB&コメントありがとうございました。
本当に楽しかったですねぇ
大笑いできるし、私なんかはラストもちょっと感動しちゃいましたよ。スポ根のコメディって、いいですね。
ジョン・へダーは骨折しちゃったんですか!
やっぱり、お馬鹿映画とはいえ、撮影は苦労もあったんですね。
投稿: 隣の評論家 | 2008年1月 1日 (火) 18:09
こちらにもカキカキするです~☆
>年末の笑い納めとして楽しむも良し
そうなんです!この映画、昨年の最後を締めくくった映画だったのでした!
最後にスバラシイ映画を観れて幸せな一年でしたッス。。。
いやー、ホント、可笑しい映画でしたね。
ツボがたくさんあって一つ一つ書き切れないのが残念でござ~る。
【以下、ネタばれ気味です。ご注意】
最後の大技、エッジでひげがシュッと切れ時。
あのクライマックスでは思わず会場の人たちが「オオ!」と拍手喝采になりました。
会場の皆さんと盛り上がれるっていいものですよねー
最近そういうのが無かったのでちょっと感動♪
ジョン・ヘダーの「バス男」観たくなりました!
投稿: Puff | 2008年1月15日 (火) 18:44
Puffさま
こちらにもカキカキありがとうございますー
TB不調でゴメンなさいねっ
私は、ライブドアさんへのTBが送れないことが多々あります。そう呟いている方がたくさんいるみたいです。
でもPuffさんとこには、いつも無事に送れるとです。
>エッジでひげがシュッ
この場面は、会場中が固唾を呑んで見守っていたという雰囲気でした。その前のライバルのモンロー&ケネディなんていう爆笑もののパフォーマンスも、敵ながら大笑いしてしまいました。
エレベーターにスケートの刃がスッポリはまる展開も大好きでした。
『バス男』
少し前にビデオ鑑賞しましたが、かなりユルユルの笑いでした。疲労が貯まっている時だったので、一瞬失神したりもして・・・巻き戻して見直したりしたのでした・・・フ・・・
投稿: 隣の評論家 | 2008年1月15日 (火) 23:08
見てきました!
これ最高でした!!滅茶苦茶気持ちよく笑えました!
えげつないようにみえて、あっけらかんとしているので嫌な感覚を残さず笑えるところがいいですよね!
すっごい変なのに、すっごく可愛くみえてきますよね全てが!ライバルのペアも凄い性格わるくて陰険で捻くれているのに憎めずただ面白いですし。
また台詞がいい感じでいちいち笑えました。
私も競技中の技をみて。どれもエキビジション!と思ってしまいました!
帽子とか、スケート中に落ちそうなもの、またインストロメタル以外の曲とか使用はできませんものね~
でもこの映画をみて、歌声のはいった曲つかってもいいじゃん!男子ペアというジャンルあっても面白いのにと思う人は私だけではないですよね!
投稿: コブタです | 2008年2月 1日 (金) 21:07
コブタさま
こんにちは。訪問ありがとうございます。
最高でしたよね!
でもって、シネマGAGAがこんなに混んでいるのは初めてでした。大ヒットして良かったですね。
そうそう、ライバルの双子。嫌な奴らなんだけど、何か憎めなかったですねー
モンローとケネディの扮装をしたパフォーマンスなんか、ちゃんと全部見たかったくらい(笑)。
私も、男子ペアというジャンルが本当にあってもいいじゃない!とまで思いました。本気で見たいですよねっ
投稿: 隣の評論家 | 2008年2月 2日 (土) 19:59
今頃すみません~
レビュー書かずにおわりそうだったのですが、なぜか急に心を入れ替え、とりあえずみたのは書こう、などといまさら無駄なあがきをしてます~~(汗)
>衣装も奇抜で、本当に楽しい!
あの手の先の鳥とか炎とか、いちいち「なんなの!」と笑ってしまいました。
実は「ラスト、コーション」の後、後味悪くてこれ見たのでした。(爆)
おかげでかなりすっきり致しました。
投稿: jester | 2008年3月 7日 (金) 08:20
jesterさま

TB&コメントありがとうございます。
うわぁぁぁ、jesterさんは『ラスト・コーション』の後にご覧になったのですねぇ
それは、バランスの良い2本かもしれないです。
お口直しになったのではないかしら。
「手の先の鳥」と言えば、何年か前のアカデミー賞受賞式でのビョーグさんの扮装を思い出しました。白鳥をイメージしたということで、志村けんを彷彿とさせる白鳥の頭つきドレスを着てたことがありました。


ご存知でしょうか。
投稿: 隣の評論家 | 2008年3月 7日 (金) 21:21
こんばんは
この映画、先週やっと観ることができました
どの程度スタントマンがやってるのかは、わたしも気になりました。でもとりあえずジミーが「胸ですべる!」と言って、氷の上でざざーっとやってたアレは本人ですよね。あのシーンだけでも「うんうん、よくやった
」と思いました
わたしは普通にバカ映画としかとらえていなかったんですが、となひょうさんのように「マジで感動した」という方もけっこうおられたようで。みなさん情が深いな~と
>実は淋しがり屋なんじゃないの?
そうそう、強がってるヤツほど実は寂しがりやさんなんですよ
っていうか、男の9割は寂しがりやさんだと思います
投稿: SGA屋伍一 | 2008年7月 1日 (火) 21:42
SGA屋伍一さま
TB&コメントありがとうございます。
そうなんですよねー

スタントは使っているとは言っても、主演の2人はスケートの基礎を叩き込まれたたかもなぁと。
そんなところも、さり気なく嬉しく。
もっともっとおバカな場面が満載だと思っていたので。
何だか結構感動しちゃいましたよー
>男の9割は寂しがりやさんだと思います
おおおおお、マジすかー
そいつは参考になるっす。
投稿: となひょう | 2008年7月 2日 (水) 22:54