ひつじのショーン
「ひつじのショーン」
<SHAUN THE SHEEP>/製作:2006~2007年、イギリス 1話7分/Dプログラム第31話~第40話
監督:リチャード・ゴルゾウスキー 原案:ニック・パーク 声の出演:ジョン・スパークス、ジョー・アレン、ケイト・ハーバー
2008.1.12 当日料金¥1,300にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,000で妥当(10話分合わせて) /
評価:4.3★/5点満点★
『ウォレスとグルミット』シリーズを生んだAardmanのクレイ・アニメです。『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』に魅せられた私は、その他の3作品と併せて全てDVDを購入しました。その中で、かなりお気に入りだった『ウォレスとグルミット、危機一髪』にたくさんの羊さんが登場していたんです。そこから生まれたスピンオフ作品なのかな?NHK教育で放送されていたんですね、知りませんでした。全体的な印象での点数です。1本の映画としてというよりは、テレビシリーズの短編集として捉えています。その他、特に印象的だった作品について、チョコチョコと書いてみたいと思います。
10話タイトル:『ショーンの夢冒険』 『いたずらっこがやってきた』 『のりのり大さわぎ』 『水あそびはなかよく!』 『みんなで大そうじ?』 『なぞの訪問者』 『ドタバタ ロボット』 『シャーリーの大いびき』 『まほうのステッキ』 『なぞの訪問者・・・(2)』
NHK教育で放送していただけあって、タイトルは殆どひらがなを使っているんですね。子供が大喜びする作品だとは思うけど、大人の私もノリノリでしたー。牧場主と思しき人間のオジサンも脇役で顔を出しますが。人間なのに、動物が鳴いてるみたいで何を喋っているのかわかりません。動物たちも人間の言葉で話す訳ではありませんが。あくまでも動物目線で描かれているということかしら。中心となるのは、ショーンを始めとした羊さん達。ショーンだけ細身で軽やかな動きをしますが、他の羊さんたちはモコモコの毛に合わせて呑気な印象を受けました。食いしん坊のシャーリーは、他の仲間の4倍の大きさでした。おしゃぶりをくわえた赤ちゃん羊ティミーと、頭にカーラーを巻いたままのティミーのお母さん羊など。他の羊さんも、割と個性的です。牧羊犬として羊たちを仕切っているワンちゃんビッツアーも大活躍。実際には、イタズラっ子なショーンに振り回されたりもするけれど、羊さん達とは大の仲良し。おっちょこちょいな面もあるけれど、基本的には牧場主に忠実です。与えられた仕事をやり遂げると、エドはるみのように「グゥ~ッ!(GOOD)」と親指を突き出して褒めてもらえます。牧場主を見る度に、兵隊さんのように敬礼している姿も愛らしかったです。羊さん達は、お目目クリクリで愛らしいんだけど。ビッツアーのお目目はクリクリしているけど小さいの(笑)。正面から見たら顔の半分を占めるくらいに大きい鼻もチャーミング。青い帽子を被って腕時計をしているビッツアーは、ドジでも犬らしく働き者なんですね。そこもポイント高し。
全部のエピソードが愛らしくて仕方ないんだけど。私が一番お気に入りだったのは『のりのり大さわぎ』かしら。メガネが壊れた牧場主が、ビッツアーにボンドはないかと助けを求めます。犬小屋に色んな物を常備しているビッツアーは、量の少なくなったボンドでメガネを修理するんですが。自分はボンドまみれになってしまいました。そのボンドが羊さん達にも付着してしまって、羊さん同士がベッタリとくっついてしまいます。やがて大きな玉のように変貌した羊さん達が、ゴロゴロと転がりながら大騒動を巻き起こすというお話です。羊さんがギューッと集合している姿が、もの凄くツボでした。むか~し昔、高校生の時に。仲間同士で意味もなくお互いを動物に例えて遊んだことがあって。私はネコ毛で柔らかい髪の毛なので、羊だと言われました。(その他は足が長いのでカモシカとか、メガネが特徴的だからパンダとかでした)それと、「動物占い」っていうのが流行ったでしょ。あれでも私は「ひつじ」だったんですよ~。という訳で、ネコさんとは別次元で羊に思い入れがある私です。楽しめない訳がないんですよぉぉぉ。
本作を上映してた渋谷シネ・ラ・セットという映画館。今まで足を運んだことがなかったので、そういう意味でも興味のある上映だったんです。座席数は少ないけれど、普通の映画館の席だけでなく、テーブルや長椅子なんかも設置してある個性的な映画館でした。初めて味わう感覚というか、なかなか寛げる映画館だなぁと思ったんだけど。15日から休館するそうです。「休館」っていうことは、また帰ってきてくれる?是非とも帰ってきて欲しいと思います。
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