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2008年1月16日 (水)

アース

「アース」
<EARTH>/製作:2007年、ドイツ=イギリス 96分Earth    
監督:アラステア・フォザーギル、マーク・リンフィールド ナレーション:パトリック・スチュワート、渡辺謙(日本語吹き替え版)
2008.1.16 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞(字幕版での鑑賞)
隣の評論家はいくら?→¥2,300で妥当 / 評価:4.3★/5点満点★

「主演、46億歳 地球――。」

奇跡の星のかつてない生命の旅へ。

我らが【地球】も46億歳になるんですね。億単位だなんて、それがお金であっても未知なる世界です。冒頭のナレーションでは、【地球】のことを Lucky Planet (幸運な星)と表現していました。こんなにも美しくて豊かな地球、感謝して守っていかなければいけないですね。映し出される地球の姿は、北極の大地から始まりました。冬眠から目覚めたホッキョクグマの親子。子供も抱きしめたいくらいに愛らしいのですが。お母さんグマが身体の汚れを落とす為に斜面をゴロゴロと滑り降りている姿も可愛かったです。ラストは、溶け出した氷に苦戦しながら、餌を求めてヨロヨロと彷徨うオスグマの姿が痛切に映し出されます。命の尊さが胸に響きました。

地球を守っていかなかればならない。そのメッセージを真摯に受け止めつつ、私がとても気に入った場面の数々を紹介していきたいと思います。冒頭の北極の景色も圧倒的な魅力を放っておりました。雪の《白》と抜けるような青空の対比。コレ程の絶景は、都会では絶対に拝むことができないですね。ちょっと感動しました。溶け出しているとはいっても、氷山は美しいし。切り立つ岩山や、『エンジェル・フォール』という壮大な滝から溢れ出すマイナスイオンと水の音に癒されました。

あとはやっぱり、動物たちの生態が興味深かったです。とにかく《動物好き》なものですから、色んなところでニヤニヤとしてました。登場はほんの僅かでしたが、ヤマネコヒョウが《ネコ大好き女》にはたまりませんでした。まずチェックするのは、ネコ科の動物から(笑)。実際には凶暴で近づくことなどできないけど。顔の輪郭から尻尾の先まで《ネコさん》してるんだもん。ヒョウの尻尾は、先っちょまでふさふさして綺麗に柄がありました。嗚呼、ネコさんと遊びたい・・・。
Earth2ニューギニアには、ゴクラクチョウがたくさんいます。私達が普段見かける鳥とは訳が違うくらいに個性的な姿です。例えとしては上手くないけど、オバQやら波平やらの頭みたいに長くて立派な毛(というか飾り)が3本伸びている鳥さんとか。メスの前で必死に求愛ダンスをする鳥さんの姿は最高でした。左の写真も、求愛ダンスしている場面です。羽を広げている姿には見えませんね。普段は黒い鳥なんだけど、こんな立派な羽を持っているんですね。(でも、フラレてたぁ 笑)一番印象的だったのは、周囲を掃除して《ステージ》に見立てて堂々と踊る鳥さん。「誰も見ていないのに」というナレーションに、会場は笑いが起きました。Earth3
もう1つユーモラスで楽しかった場面。実は水が苦手なヒヒの集団が、湿地帯の浅瀬を移動します。苦手意識からか、戸惑いながら挙げた両手が盆踊りでも踊っているみたいでした。鳴き声というよりは呻き声が、演歌でも歌っているようだし。彼らは必死なんだろうけど、何とも和ませて頂きました。

動物の群れを捕らえたカメラが、グーーーッと引いていく俯瞰のショットは素晴らしかったです。鳥の群れがやがて点となり、カメラは地球を上空から捉えます。これだけでも感動的でした。ただ、トナカイさんの群れを俯瞰で捉えたショットは・・・。トナカイさんが白いので、徐々に幼虫みたいに見えてしまいました。
水辺で、の群れとライオンの群れが水を飲んでいます。昼間は、象の方が優位に立っているのですが。夜になると、夜目の効くライオンが《水》よりも《子象》を獲物としてジッと見据え始めます。異変を察知して、何が何でも子供を守ろうとする象の親たち。親分格と思しき立派なタテガミのオスライオンの咆哮と共に、たくさんのライオンが1頭の象の親めがけて襲い掛かる映像は衝撃的でした。複数のライオンが、深々と爪を立てて大きな象にしがみついていました。一体どうやって撮影したのよ~(冷汗)。

海で暮らす生き物の映像も素敵でした。ザトウクジラの巨大な姿と神秘的な存在感も素敵だし。小さな魚の群れも、どうしてそんなに華麗に並んで泳げるのと感心しきりです。クルクルと回る魚たちが描く美しい曲線。映画製作会社や配給会社のロゴの映像ってあるじゃないですか。20世紀フォックスの♪パンパカパ~ン♪ってやつとか。私は、魚たちの描く曲線が《日活》のロゴ映像みたいだなぁと思いました。(誰か反応してぇぇぇ) どの場面をとっても、撮影は大変だったんだろうなと想像します。素敵な映像の数々、本当にありがとうございました。

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コメント

ホッキョクグマの子供は可愛いかったですね。
無事に成長できているといいのですが心配です。

ヤマネコのカメラ目線や狼の獲物を追うしつこさ、
ヒョウやライオンの狩のシーンは迫力ありました。

先週の興行成績はアースが2位以下を大きく引き離し、
1位初登場ということで、地球に感心を持っている
人がたくさん居ることがわかりチョッと安心しました。

投稿: twilightkuma | 2008年1月17日 (木) 22:47

twiligykumaさま
訪問ありがとうございます。
ホッキョクグマの子供は本当に愛らしかったです!
最後のオスグマの悲劇を考えると、子供の無事を心からお祈りしてしまいますね。
狩りのシーンの迫力には参りました。
実は何かの番組で見た事はあっても、やっぱりハラハラしてしまいましたわ。
興行成績もなかなかの滑り出しなんですね。
私も安堵してしまいましたわ。

投稿: 隣の評論家 | 2008年1月18日 (金) 22:34

こんにちは♪

>魚たちの描く曲線が《日活》のロゴ映像みたいだなぁ
 と思いました。(誰か反応してぇぇぇ)
反応そましょう!
言われてみればあのうねりは日活のロゴっぽく見えますね。
ゾウ好きとしては、子ゾウにキュンだったんで、生き残る
か否かでだいぶドキドキしました。
生き物たちの圧倒的な命の営みの映像は素晴らしかったで
すね♪ (゚▽゚)v

投稿: 風情♪ | 2008年1月20日 (日) 01:53

風情♪さま
訪問ありがとうございます。

>言われてみればあのうねりは日活のロゴっぽく見えますね。

何よりもココに反応して頂いてありがとうございます!!!
とても嬉しいです♪
子象の姿は印象的でしたねぇ
私が鑑賞したとき、夜闇にライオンの群れが象の親に襲い掛かるシーンで笑ってる人がいました!!!
しがみついてる姿が面白く見えたのか何なのか、受け取り方は人それぞれでもソコは絶対に笑う場面じゃないだろう!!!と心で突っ込みを。
命の営みって凄いですね・・・。

投稿: 隣の評論家 | 2008年1月20日 (日) 20:35

となひょうさん、こんにちは。
印象的だったのは、水飲み場でのライオン。
だんだんと暗くなってきてところで、
ライオンの顔がまるでほくそ笑むように見えました。

ゴクラクチョウたちも楽しかったし、
それなりには楽しめたかな・・?

投稿: CINECHAN | 2008年2月 9日 (土) 13:43

CINECHANさま
TB&コメントありがとうございます。

水飲み場でのライオン、暗くなってからは恐怖で一杯でしたねーcoldsweats02

>ライオンの顔がまるでほくそ笑むように見えました。

おぉ、のぅ。怖いぃぃぃ
夜行性の動物は、なかなか狡猾なんですね。
でもネコさんは大好きで止められない私でした。cat

投稿: 隣の評論家 | 2008年2月10日 (日) 19:25

象の群れが何千キロも水を求めてあんなにやせ細ったからだで歩き続けるシーンに一番ジーンときました。笑うようなシーンは一つもない。
水一滴を求めて小象も一生懸命親たちに後れまいと歩く必死の姿、を見て、人間の贅沢さを恥だと思いました。
やっと水のみ場に着いたかと思うと、小象はライオンの群れに狙われてしまう・・・
弱肉強食だとわかっていても、悲しい現実を見せられました。
動物たちがせめて水くらいは十分に飲める地球にしてあげないといけない責任がわたしたち人間にはあると思います。

投稿: moon light | 2008年2月20日 (水) 01:02

moon light さま
初めまして、こんにちは。
ようこそいらっしゃいましたheart04
コメントありがとうござます。
また気が向きましたら、いつでも遊びにいらしてくださいね。happy01

象のシーン。水辺の衝撃的映像も凄いけど、長い道のりをひたすら歩き続けている姿も印象的でしたね。
とても感銘を受けながらも、目に砂が入った子供が木の枝?にゴンとぶつかる場面とか。とても愛らしくて、頑張ってsign03と心の中で応援してしまいました。
そうですね、私達はできることから少しずつ始めていかないとですね。

投稿: 隣の評論家 | 2008年2月22日 (金) 18:51

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