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2008年3月19日 (水)

スルース

「スルース」 
<SLEUTH>/製作:2007年、アメリカ 89分 PG-12指定Sleuth        
監督:ケネス・ブラナー 原作:アンソニー・シェイファー 出演:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ
2008.3.19 劇場前売り鑑賞券¥1,500にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「男の嫉妬は世界を滅ぼす。」

夫 VS 妻の愛人
お気をつけあれ!そのひと言には100通りの意味がある・・・

===(チラシよりストーリー紹介)===
ロンドン郊外にあるベストセラー推理作家アンドリュー・ワイク(マイケル・ケイン)の瀟洒<ショウシャ>な邸宅に、招かれたのか、押しかけたのか、マイロ・ティンドル(ジュード・ロウ)と名乗る若い男が現れた。彼らの関係は【夫 VS 妻の浮気相手】。作家が、若い男に持ちかける。「妻が欲しいなら、私の提案に乗らないか?」それは、一人の女を巡って二人の男が挑発し合う後期で不健全なゲームの幕開けだった。罠を仕掛け合い、ワンシーンごとにとって替わられる主導権。息つく暇もない89分。ラストシーンで微笑むのは、果たしてどちらか?
アンドリュー・ワイク → 初老の推理作家。スタイルにこだわる知性的な紳士。尊大で無慈悲。
マイロ・ティンドル → 若い俳優。女はもちろん、男も惑わす美貌の持ち主。野卑にして繊細。

まずは、「瀟洒」<ショウシャ>という漢字が読めなくて漢和辞典を引きました。ついでに意味も記しておきます。 意味:さっぱりしていて清らかなこと

正直なところ、本作のストーリーにはそんなに魅せられませんでした。despair「男の嫉妬」とか「駆け引き合戦」とか、鑑賞前はかなり興味をそそられてましたが。実際に、ワイクティンドルが繰り広げるゲームの面白さを理解できないままの89分間。相手を騙して、屈辱を味あわせると勝ちなんだって。bearingどうやら、その卑しいゲームは3回戦繰り広げられていたようなんですが。セリフ通りに、普通にテニスの試合で決めればいいじゃん。tennis今、どちらが優位に立っているのか。当人同士は痛感し合っているのだけれど、観客の一人である私にはイマイチ伝わらず。gawkキッカケは一人の女性だった訳だけど。ゲームがエスカレートする内に、2人とも女性の存在なんて最早どうでも良くなっているように見えました。catface相手に屈辱を与えて快感を得ること、それ以外は頭にないご様子。男の嫉妬心は女のそれよりピンポイントに暴走し、迫力があり過ぎるといったところなのでしょうが。shock私はゾッとするよりも、2人が子供っぽく見えて仕方なかったんであります。punch例えば、ライバル同士でもどこか敬意を抱き合っている《好敵手》という感じなら良かったの。『Xメン』シリーズのプロフェッサーX&マグニート、『ナイト・ウォッチ』 『デイ・ウォッチ』の光の王ゲッサー&闇の将軍ザウロンみたいな関係ならば。もしくは、『アメリカン・ギャングスター』のマフィア王ルーカス&ロバーツ刑事のように。どう進んでも関わる運命にある2人という感じなら好きだったの。でも、何だかなぁ~gawk gawk gawk gawk gawk

本作で繰り広げられるゲームには、興味を持てませんでしたが。内容よりも技術的な面では、かなり魅せられたので低い評価にはしません。それでは、お気に入りだった部分を書き連ねていきたいと思います。
登場人物はワイクティンドルの2人だけでした。たった2人の会話劇というのも、舞台劇みたいで面白いと思いました。ワイクティンドルも、この悪意に満ちたゲームを楽しんでいるようでしたが。2人だけの舞台のような劇を、マイケル・ケインジュード・ロウも俳優として楽しんでいるようにも見えました。happy01敵対している設定ながらに、2人の息はピッタリ合っているようにも感じたし。geminiそういう意味では、意欲作だと思います。中盤から徐々に、人間として黒い部分が出てくる2人ではありましたが。shadowそんなキャラクターでもジュード・ロウは相変わらず美しいです。インタビューとか、来日時にビストロ・スマップに来店した時は普通にイケメンさんって感じだけど。映画の中で見る彼は、いつも輝いて見えます。(『リプリー』では本来ヒロインであるはずのグウィネス・パルトロウが霞んで見えましたものshineマイケル・ケインの安定感は相変わらずで、私がわざわざ強調するまでもありません。lovely黒ずくめの初老の紳士は、最初こそは知的な佇まいです。「バットマン」ことブルース・ウェインを支える執事アルフレッドを思い起こさせる、素敵な雰囲気のケインさんですが。終盤は、徐々に服装に負けるとも劣らない黒い色が内面から滲み出てきて。newmoon『クイルズ』のコラール博士に見る《悪魔なケインさん》の顔が垣間見えました。個人的には、妻の宝石をティンドルに無理矢理つけられる場面が好きでした。smileネックレスのみならず、ブレスレットとイヤリングも装着されて。ワイクにとっては屈辱的な場面でしたが、ケインさん演じてくれてありがとうと思いました。

あとは、素人目線ではありますがカメラのアングルが良かったです。movie繰り返して言いますが、登場人物はワイクティンドルだけです。冒頭、会話は進行しているにも関わらず、なかなか2人の顔が映し出されませんでした。一番最初の2人の姿は、上空高くから捉えたショットでした。最初は、頭のテッペンを小さく映し出し。次は、足先から上半身までしか映しません。やっと顔が出てきたと思ったら、遠くから全身を映すだけ。なかなか2人のアップが登場しないんですよ。ここは、ケネス・ブラナー監督のこだわりなのかしら。私は、この部分にはグイグイと引き込まれていきました。run全体的に暗いワイク邸の中を、ベーシックな色のライトで映す演出も面白い。彼らが言うところのゲーム毎に変えていたのでしょうか、最初は青いライト。中盤は、監視カメラの緑色の映像が気になり。終盤は、服装のみならず内面も黒いワイクを赤いライトで照らします。ピンポイントのライトアップが印象的でした。

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67「スルース」(アメリカ)  ロンドン郊外にあるベストセラー推理小説家アンドリュー・ワイクの邸宅に、マイロ・ティンドルと名乗る若い男が訪ねてくる。彼はワイクの妻マギーと不倫関係にあり、離婚を承諾しないワイクを説得にやって来たのだ。それを承知で彼を穏やかに招き入れるワイク。そして失業中だというティンドルに、贅沢が身についたマギーを満足させられないだろうと切り出し、ワイクはある提案をする。それはティンドルに、ワイクの高価な宝石を盗み出させることだった。ワイクには保険金が入り、ティンドルもマ...... [続きを読む]

受信: 2008年3月23日 (日) 15:22

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受信: 2008年3月24日 (月) 01:06

» *スルース* [Cartouche]
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 『男の嫉妬は 世界を滅ぼす。』  コチラの「スルース」は、アンソニー・シェイファーの舞台劇を1972年に映画化した「探偵<スルース>」のリメイクで、3/8公開となったPG-12指定のサスペンスなのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪  オリジナルは未見なのですが、オ....... [続きを読む]

受信: 2008年4月13日 (日) 19:28

コメント

ドモドモ~~~ン♪

まさに二人の競演でしたねー!
ジュード・ロウの美しさは言うまでもありませぬが、
うひょ!マイケル・ケインですわー
>妻の宝石をティンドルに無理矢理つけられる場面
このシーンね、予告編でもチラリと映るじゃないですかー
無理やり宝石シーン、早く来ないかなあと密かに心待ちしておったですヨ。エヘヘ
(・・・何だかちょっと不思議なエロちっくさを感じたのでしたnotes
あと、天窓が割れてケインさんが下からわくわくしながら見上げるシーンも印象的でしたん・・・♪

自分はオリジナルを未見なんですよー
検索してちょっと調べてみたらケインさんとっても若い!(・・・当たり前ッスネ。クス♪)
こちらは屋敷の小道具が何やら不気味で可笑しいみたいですね。
この映画も新旧一緒にレンタル屋さんに並ぶと良いのになあ。
是非観てみたいでするる~~~!catfacecatfacecatface

投稿 Puff | 2008年3月22日 (土) 21:01

Puffさま
いらっしゃいませぇぇぇshine
ちょっとご無沙汰しちゃいましてぇぇぇ
私も、見て来ましたよーん。
ケインさんがイヤリングを嫌がっているシーンは大好きですねー
『クイルズ』のサディスティックなケインさんとは大違いにマゾッ気たっぷりで。bleah
ジュードの美しさなら、同性愛もありって感じがしました。
ジュードのキャラは100%サドって雰囲気でしたねん。
でもって私もオリジナルは未見ですだー
機会があったら、是非とも見比べてみたいっす。catface catface catface catface catface

投稿 隣の評論家 | 2008年3月22日 (土) 23:32

となひょうさん、TB・コメントありがとうございました。

確かに二人の争いは、ちょっと子供じみた感じもありましたね。
最初の対決なんかは、なかなか面白かったんですけどね。
その後はちょっと泥試合にも感じなくはなかったかも。

投稿 CINECHAN | 2008年3月23日 (日) 15:25

CINECHANさま
TB&コメントありがとうございます。
私は、何か子供っぽく見えてしまったんですけど。
「それが男の嫉妬さ」と言われてしまえば、それまでです。catface
後は気の済むまで、お好きなようにぃぃぃ
と、思ってしまいますが。
本作のラストは気持ちの良いものではありませんでしたね。gawk
演じてる2人は、演じがいがを感じているような気もしました。

投稿 隣の評論家 | 2008年3月23日 (日) 21:02

いやぁぁ 主演二人の演技に魅せられるの一言でしたよね~

舞台となる邸宅も人工的であるもののお洒落な場所で、二人の男が女の為というか自分のプライドの為にドロドロとした戦いを繰り広げる、、なかなか凄い世界でした~。

謎を残すラストも含めて 楽しくみさせてもらいました!

しかし、、一番ハラハラしたのは、、ジュード・ロウの生え際、、とは、、いえ、、言ってません(><)

投稿 コブタです | 2008年3月24日 (月) 01:11

コブタさま
TB&コメントありがとうございます。
ははぁ、男の嫉妬って怖いっていう感じですかねー
オオブタさんの感想からすると、そこは人それぞれなのかもしんないけど。gawk

>ジュード・ロウの生え際

あらららら。catface catface catface catface catface
でもジュードはどんなヘアスタイルでも取り合えず二枚目だから。まぁいいんじゃないでしょうかね。
ジュードって、背はそんなに高くないんですね。
キャメロン・ディアスの方が大きかったような記憶もあるし。
オオブタさんの方がジュードより背も高くて手足も長いのではありませんこと?pig pig pig pig pig

投稿 隣の評論家 | 2008年3月24日 (月) 23:12

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