« JUNO ジュノ | トップページ | イースタン・プロミス »

2008年6月16日 (月)

リボルバー

「リボルバー」
<REVOLVER>/製作:2005年、イギリス=フランス 115分 PG-12指定Revolver         
監督、脚本:ガイ・リッチー 製作:リュック・べッソン 出演:ジェイソン・ステイサム、レイ・リオッタ、ヴィンセント・パストーレ、アンドレ・ベンジャミン、マーク・ストロング、テレンス・メイナード、トム・ウー、フランチェスカ・アニス
2008.6.16 劇場前売り鑑賞券¥1,500にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,500で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「惑わされるな、全てを疑え。」

敏腕のギャンブラー、詐欺の達人、チェスの天才、狂気のカジノ王、情緒不安定なヒットマン
彼らの運命が〈回転式拳銃=リボルバー〉のように回り始める。

===(チラシよりストーリー紹介)===
罠にはめられ投獄された敏腕のギャンブラー、ジェイク(ジェイソン・ステイサム)。獄中でギャンブルに勝つ究極のテクニックを学んだ彼は、出所後、彼をはめたカジノ王マカ(レイ・リオッタ)に勝負を挑み見事に大金を巻き上げる。逆上したマカは、ヒットマンにジェイク抹殺の命令を下すが、突如現れた謎の二人組によって救われる。しかし、それは新たな罠の迷宮の入口に過ぎなかった・・・。

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』 『スナッチ』のガイ・リッチー監督による待望の新作がついに公開!birthday しかも、リュック・べッソンがプロデューサーとして名を連ねています。2005年の作品なのに、随分と公開が遅れたんだなぁと少々気になっていました。gawk 欧米では、余り受け入れられなかったのかな。sweat01 鑑賞後の率直な感想としては、もしかしたら日本でも余りヒットは望めないのではないかしらと思いました。catface 前半のセンスは抜群に良かったけど。終盤にかけて、何だか違うムードに変わっていく感じでした。その展開はどうなのよ?と、正直思いました。catface

スタイリッシュなガン・アクションが炸裂しながら、入り組んでいくストーリー。typhoon 前半はガイ・リッチー監督の作品らしい小気味良さで溢れていたのに。終盤にかけて、テーマが逸れていったような気がします。gawk ストーリーが入り組んでいく演出の1つとして、登場人物の心の声がこだまする場面が多く出てきます。本音と建前を使い分けて、もう1つの顔を垣間見せる。gemini 騙し合いがベースとなる作品では、そんな味付けも効果的だとは思います。でも、あくまでもメインとなるのは騙し合いの方でなければ面白くないと思います。本作は、どんどん逸れていく印象だったので。downwardright ついていけずに疑問符がプカプカと浮かんでしまいました。catface 本作の終盤は、「精神論」 「心理学」といった小難しいテーマにすり替わっていた印象でした。think そんなテーマも、映画の1つの要素という程度に顔を出す分には興味深く楽しめるのですが。本作は、スタイリッシュなガン・アクションを期待して観に行ったものだから。唐突な展開に戸惑って、ウーンと寝転がりたくなってしまいました。sleepy 「どうだい、驚いただろ?」とでも言いたいのでしょうか。んー、これでは〈フェアなドンデン返し〉とは言えないと思うんだけどなぁぁぁ。catface catface catface 見た目は美味しそうなのに、スパイスの分量を間違えて美味しくなくなった料理じゃないんだからさ。味付けは程よい分量に留めておいて欲しかったです。noodle リッチーべッソンのやりたかった事が、噛み合わないままに仕上がってしまったのでしょうかね。catface catface catface

内容には難ありでしたが、キャストはとても良かったと思います。リッチー監督作品には欠かせない存在のジェイソン・ステイサムジェイクを演じています。今回はロン毛での登場でした。virgo 個人的には、スキンヘッドの方が好きだけど。相変わらずハスキーな高い声がセクシーでした。リッチー監督が出演を熱望したというレイ・リオッタが、カジノ王マカを演じています。crown 期待を裏切らない怪しいオーラが全開でした。この人は、本当にアクの強いキャラクターがピタリとはまりますね。shadow 終盤の壊れゆくパフォーマンスも絶品でした。これ程に毒々しい存在感なのに、日焼けサロンや寝室でパンツ一丁(しかもセクシーなビキニheart04)で堂々と全身を映し出すので、何だかニヤニヤしてしまいました。cat お尻丸出しの場面もあったよな。リオッタの存在感が作品の均衡を保っていたと言っても過言ではないくらい、光るパフォーマンスだったと思います。shine 他にとても印象的だったキャラクターがいました。マカに雇われた敏腕のヒットマン、ソーター(マーク・ストロング)です。細身に色白で、黒縁のメガネをかけています。eyeglass 一見、スティーブン・ソダーバーグ監督に似たインテリジェントな雰囲気でしたが。book 失敗するなんてあり得ない程の凄腕で、あの毒々しいマカから絶大なる信頼を得ていました。終盤に、意外な行動を取るんですよ。どうしてあんな行動に出たのか、何の説明もありませんでしたけど。ソーターの人間的な部分を描いていたということなのでしょうかね。club 個人的には、それでは味付けを間違っている気がするので。ちょっとくらいは説明を入れて欲しかったです。punch

|

« JUNO ジュノ | トップページ | イースタン・プロミス »

コメント

いや、、まさかこういう方向にいくとはビックリでした!
それに エンドロール 本当に最後までなにもないとは、、、。


内容が把握されてないだけに、、すごい 記事かくのも苦労しましたよ~

でもでもジェイソン・ステイサムの長髪ってなんか新鮮でしたよね!

投稿: コブタです | 2008年6月20日 (金) 20:33

こんばんは

久しぶりに気持ちよく地雷ふんじゃったなーという映画でした(笑)

キャラ一人は一人とっても個性的だっただけに、もっといかしようもあったのでは、と思うんですけどねー

ソーターはきっとリュック・べッソンの『レオン』に憧れてたんですよ。そんで「女の子は守ってあげなきゃいけない」という衝動に駆られたとか(笑)

あとマカさんのビキニパンツは野郎としては「もうわかったよー」とゲップが出そうな気分になりました・・・・

投稿: SGA屋伍一 | 2008年6月20日 (金) 22:03

TB&コメントありがとうございます。

★コブタさま
何ですかねー、この結末。catface catface catface
自分なりに解釈してみようと試みたんだけど、途中でどうでも良くなってしまいました。pig
ジェイソン・ステイサムの長髪は、最初はブルース・ウィリスを思い浮かべてしまいましたー
2人ともスキンヘッド具合が似てるんですものー


★SGA屋伍一さま
すみませんー、お返事が遅くなってしまってsnail snail snail
そうか、ソーターは『レオン』を意識してるんですねー
リュック・べッソンがプロデューサーとして名を連ねている意味が、ここで鮮明にflair

>マカさんのビキニパンツ

いやぁ、別にクラクラどきどきした訳ではないですよcatface
レイ・リオッタさん、ここまで演じてくれてありがとうと思ったのであります。
寝るときは頭にネットはめてたり、涙を流したりと。
なかなかの熱演でございました。impact

投稿: となひょう | 2008年6月22日 (日) 11:45

こちらにも~☆

これねぇ、、自分があまりに期待し過ぎたのかと思ったのですが・・
となひょうさんも同じことを考えていて何だか嬉しいッス!
前半は物語的にも引き込まれたし面白かったのですが、
ううう、中盤以降あの展開にはちょっと消化不良気味になってしまったかな。
スタイリッシュな映像は好みだけに、ちょいと残念でありました・・・despair

でもでも、この映画はキャストに見どころがありましたね!
(・・・これで元を取ったってな感じ!?エへへ)
髪の長いジェイソン・ステイサムも見れたし、heart
何よりリオッタさんの熱演が~~~~!笑
この人真剣に演技しているのにな~んかおっかしいのね。うふふ
リオッタさんを見るとしばらくビキニ姿と頭ネットが浮かんで来そうです。
あ、そうそう、公式サイトに書いてありましたけど、ステイサム、「アドレナリン2」が出来るのですね!
一作目も大変イケていたので今度もすっ飛んで観に行こうと思っちょります~~~!
happy01happy01happy01

投稿: Puff | 2008年6月24日 (火) 21:53

Puffさま
コメントありがとうございます。
むーん、何か色々やってくれているのに。
何かスッキリしない終わり方でしたよねん。bearing
この作品を見たブロガーさんの感想も、褒めている人がいない気が・・・catface catface catface
そうそう、前半は良かったんですよね。
これも、皆さん同じように感じているみたいで・・・。

キャストは良かったですよねー
ジェイソン・ステイサムは、地毛なんでしょうか。leo
初めてチラシを手にした時、ブルース・ウィリスさんかと思ってましたよpunch
普段はスキンヘッドで、アクションをこなす俳優という点は似てますよねん。
でも顔は似てるかなぁsign02
レイ・リオッタの存在感こそが、最後まで私をスクリーンにひきつけてくれていたという感じでした。
ビキニ・パンツや、お尻や、頭にネットもいいけど。
辛そうに涙を浮かべている真顔も最高でした。
余裕のパフォーマンスでしたねぇぇぇ。sun

投稿: となひょう | 2008年6月26日 (木) 21:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144633/41552898

この記事へのトラックバック一覧です: リボルバー:

» ★「リボルバー」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
今週の平日休みは、珍しくバイオレンスモノを3本取り揃えてる「109シネマズ川崎」で2本。 その2本目(1本目は「イースタン・プロミス」、見逃したのは「シューテム・アップ」)。 ひらりん、この手の作品は苦手なんだけど、 主演がジェイソン・ステイサムだし・・・... [続きを読む]

受信: 2008年6月20日 (金) 04:00

» ●リボルバー(REVOLVER) [コブタの視線  ]
昔は匆々たる役者陣が、ギャラ無しでも出演したいとまで言われていたガイ・リッチー監督。 いろいろあって最近ではその名を潜めていたのです... [続きを読む]

受信: 2008年6月20日 (金) 20:21

» ラスベガスでぶっつぶす ガイ・リッチー 『リボルバー』 [SGA屋物語紹介所]
名作『ロック、ストック [続きを読む]

受信: 2008年6月20日 (金) 22:09

» 回されているコマたち [CINECHANの映画感想]
156「リボルバー」(イギリス・フランス)  カジノ王、ドロシー・マカに雇われたものの罠にはめられ、7年間の刑務所暮らしを強いられたジェイク・グリーン。その投獄生活の中で出会った〝チェスの天才〟と〝詐欺の達人〟からあらゆる手口を伝授され、凄腕のギャンブラーとして出所する。賭場で無敵を誇り、ついにはマカにも勝負を挑み、大金をせしめることに成功するジェイク。逆上したマカは百発百中のヒットマン、ソーターにジェイク抹殺を指示する。その危機も突然現れた二人組、ザックとアヴィに救われるジェイクだった...... [続きを読む]

受信: 2008年6月28日 (土) 13:32

» リボルバー [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
惑わされるな、全てを疑え!ガイ・リッチー×リュック・ベッソンが仕掛ける!極上のサスペンス!「スナッチ」などのガイ・リッチー監督によるクライム・ムービー。 凄腕のギャンブラー/詐欺の達人/チェスの天才/狂気のカジノ王/情緒不安定なヒットマン。彼らが運命が....... [続きを読む]

受信: 2008年7月 3日 (木) 01:04

» 映画「リボルバー」 [映画専用トラックバックセンター]
映画「リボルバー」に関するトラックバックを募集しています。 [続きを読む]

受信: 2008年7月10日 (木) 00:26

» 映画「リボルバー」 [しょうちゃんの映画ブログ]
■邦題:リボルバー ■原題:REVOLVER ■上映時間:115分 ■製作国:イギリス、フランス ■ジャンル:サスペンス、犯罪 ■配給:アステア+アスミック・エース ■提供:アスミック・エース エンタテインメント、住友商事、角川エンタテインメント ■制作:ヨーロッパ・コープ ■公開:2008/06/07 ■劇場:シネ・リーブス梅田(シアター2/自由席) ■オフィシャルサイト:http://www.astaire.co.jp/revolver/ 惑わされるな、全てを疑... [続きを読む]

受信: 2008年7月10日 (木) 01:01

» リボルバー [☆彡映画鑑賞日記☆彡]
 『惑わされるな、全てを疑え。』  コチラの「リボルバー」は、ここのところ違った意味でお騒がせしているガイ・リッチー監督、そしてガイ・リッチーとは初めてコンビを組んだリュック・ベッソン製作による6/7公開となっていたPG-12指定のスタイリッシュ・サスペンス・....... [続きを読む]

受信: 2008年7月11日 (金) 19:50

« JUNO ジュノ | トップページ | イースタン・プロミス »