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2008年11月30日 (日)

11月に鑑賞した映画たち

劇場公開で鑑賞した作品 合計13本でした。
11月に鑑賞した作品の中でベスト1は意外や意外「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」でございました。お気に入りとガッカリの波が激しい月ではありましたが。カレル・ゼマンの特集上映にも参加できて有意義な日々となりました。

「私は貝になりたい」   3.5★/5.0★

「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」   4.5★/5.0★

「カレル・ゼマン レトロスペクティヴ/プログラムH」   3.8★/5.0★
(レビューはお休みします)
(一口メモ:こんな昔に、こんな精緻なアニメーションが存在したなんて感動)

「ブラインドネス」   3.3★/5.0★

「1408号室」   4.3★/5.0★

「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」   3.8★/5.0★

「ブロークン」   3.8★/5.0★

「ハンサム★スーツ」   3.8★/5.0★

「ICHI」   3.8★/5.0★

「X-ファイル:真実を求めて」   3.5★/5.0★

「優雅な世界」   3.5★/5.0★

「エグザイル/絆」   4.3★/5.0★

「レッドクリフ Part I」   4.3★/5.0★

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2008年11月29日 (土)

私は貝になりたい

「私は貝になりたい」
製作:2008年、日本 139分Watashikai      
監督:福澤克雄 脚本:橋本忍 出演:中居正広、仲間由紀恵、柴本幸、西村雅彦、平田満、マギー、加藤翼、武田鉄矢、伊武雅刀、片岡愛之助、名高達男、武野功雄、六平直政、荒川良々、泉ピン子、浅野和之、金田明夫、山崎銀之丞、梶原善、織本順吉、笑福亭鶴瓶、草彅剛、上川隆也、石坂浩二
2008.11.29 TOHOシネマズ会員割引¥1,300にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「家 族 へ 、 帰 り た い 。」

運命に引き裂かれた愛がある。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
高知の港町で細々と理髪店を営む清水豊松(中居正広)は昭和19年に招集されるが、終戦後、無事に家族のもとへ帰ってくる。しかし、平和な暮らしを取り戻したかに見えた矢先、MPに戦犯として逮捕される。従軍中、上官に捕虜処刑を命ぜられたのだった。拒めば自分の命がないことを占領軍による裁判でどれだけ訴えようと聞き入れられることはなく、重い判決が言い渡される。妻の房江(仲間由紀恵)は減刑の嘆願書に署名を集めるため奔走する。

===(goo映画より解説抜粋)===
黒澤明監督作品『羅生門』『七人の侍』などのベテラン脚本家・橋本忍が、1958年に放送された名作ドラマを、50年がかりで改訂を重ね完成させた本作。橋本自らがメガホンをとった1959年の映画版、所ジョージを主演に迎えた1994年の再ドラマ版を経て、まさにライフワークと呼ぶべき熱意で取り組んできた一大プロジェクトだ。

こんなに歴史の深い一大プロジェクトだったとは、実は知らなくて。中居くん好きcatというだけで観に行ったので、理解度もイマイチかもしれません。正直なところ、映画好きとしてこの作品を一言で語らせて頂くと。いま一つな仕上がりだったと思います。down 私は、中居くんの前作『模倣犯』が大嫌いなので、本作は褒めたいところなんだけど。本心をズバリ申し上げますと、心に何も残らない作品でした。despair 毎月毎月、たくさんの映画を鑑賞している私にとっては。印象度は薄く、他に好きだった作品に埋もれてしまいそうです。

生意気なこと言って申し訳ありませんが、ストーリーラインがイマイチでした。いい場面がたくさんあるのだけど、どれもこれも一定のトーンで紡がれていく印象で。何と言うか、もう少し流れに強弱が欲しかったなぁ。(゚ー゚;punch 1つ1つはグッとくる場面のはずなのに、今となっては覚えていない状態です。この作品が伝えようとしたことは何だったのか、私には取り立てて残りませんでした。例えば、往年のファンからは淋しがられても。どこかをバッサリとカットしてどこかの場面を力強く描く方が、私には何かが残っていたと思えてなりません。無難で優等生的な流れで、個性が何もなかったように感じられました。rain 一大プロジェクトということで、温め過ぎたのではないでしょうか。spa ド素人が生意気かもしれませんが。sweat01 映画好きとしては、インパクトの弱い作品でした。
それと、個人的に少し不満だったのが豪華すぎるキャスティングです。演技がダメだということではなくて、戦争があった時代にはマッチしない存在感の方も何人かいらっしゃった印象。西村雅彦【今泉くん】 にしか見えなかったし。鶴瓶さんは囚人としては陽気すぎます。豊松が房を移ることになり、ということは減刑だ!と勘違いが生まれる展開にはイライラしてしまいました。angry それと、エンディング・テーマ曲にミスチルというのも全然合っていない。歌自体は素敵だし、桜井さんの歌声もいつも通り素晴らしいのだけれど。note 日本に戦争があった時代にはミスマッチだったと思います。歌のない曲だけで押し通して欲しかった。つまり、この作品で一番力を入れているのは「話題性」ってことなのかしら。興行収入は上昇の一途かもしれないけれど、私には余り素敵に感じられませんでした。sad

概ねキャストには満足しています。豊松を演じるのはSMAPの中居正広。この映画の為に頭を刈り、約10キロの減量をして挑んだ気迫には感動しました。ほぼ毎日、バラエティー番組で見掛ける中居くんのキャラクターと、本作の時代背景は合わない気がしたけど。ストーリーラインに強弱が足りないと感じた私には、陽と陰を演じ分けた中居くんの表情は記憶に残りました。房江と出逢った頃の豊松、愛しい息子と接する時の豊松。相手を楽しませようとするムードメーカー的な気配に好感が持てました。sun しかし、「明日、死刑執行」と決まってからの豊松の表情は骸骨のようでした。shadow 中居くんのダイエットの成果だけではない、生気のない瞳。月一ゴローで吾郎ちゃんが「20年一緒にいても見たことない中居くんがいた」と語っていたのは、この辺りにあったのかしら。レギュラー番組では、美味しそうな食事をたくさん目にすることがあったと思うと。本当にお疲れ様でしたと心から思いました。中居くん、今後は好きなものを一杯食べてくださいね。restaurantbirthdaybananaapplericeballcakebottle 房江豊松の為に200人の署名を集める場面もグッときます。仲間ちゃんは実際に赤ん坊を背負って雪道を歩いたそうですね。あの苦労が実らないなんて頭にきました。pout 豊松の元に赤紙を届けにくる武田鉄矢も1シーンながらに印象的でした。昼間届けにきたけど、客に笑顔を振りまく豊松を見ていたら渡せなかったのかもしれません。夜、出直していたもの。あとは、やっぱり戦犯の一人・矢野中将を演じた石坂浩二の演技が文句なしに素晴らしかったです。shine そして、ほんの僅かな登場で存在感を放ったのが、囚房で1日だけ同室になる大西を演じた草彅剛。他の誰にも演じられない大西というキャラクターを体現しきっていたと思います。good

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2008年11月26日 (水)

トロピック・サンダー/史上最低の作戦

Tropicthunder 「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」
<TROPIC THUNDER>/製作:2008年、アメリカ 107分 PG-12指定    
監督:ベン・スティラー 脚本:イータン・コーエン、ベン・スティラー 出演:ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr.、スティーヴ・クーガン、ニック・ノルティ、ブランドン・T・ジャクソン、ジェイ・バルチェル、ダニー・マクブライド、ビル・ヘイダー、ブランドン・スー・フー、レジー・リー
2008.11.26 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,500で妥当 / 評価:4.5★/5点満点★

「そ こ ま で 演 る か ? !」

落ち目のアクション・スター、下ネタ主義のコメディアン、やり過ぎ演技派俳優
彼らがクランクインしたのは、なんと本物の戦場だった・・・

===(goo映画よりストーリー紹介)===
ベトナム戦争の映画のために、三人のスターがベトナムのロケ地にやってきた。落ち目のアクションスターのスピードマン(ベン・スティラー)は返り咲きのチャンスを賭け、下品なコメディで人気のポートノイ(ジャック・ブラック)は芸域を広げるのが目的。そして演技派のラザラス(ロバート・ダウニー・Jr.)は、黒人軍曹の役のために肌を黒くする手術まで受けるほどの役者バカ。しかし撮影は進まず、困った監督はリアリティを出すために彼らをジャングルに放り込む。しかしそこは本当の無法地帯だった…。

最高でした。

ただし、映画ネタが満載なので。映画に余り興味がない人には、何が面白いのかサッパリわからないかもしれません。coldsweats01 映画館のチラシと一緒に置いてあった小冊子に「超豪華出演カメオ・スターたち!」 と書いてありました。shine たくさんの名作のパロディと思しき場面も多々あって。私自身、全てを拾いきれていない気がしています。catface 気がついた部分には、かなり爆笑させて頂きました。ψ(`∇´)ψsun 私の後ろに座っていたカップルの男性が、ひきつけを起こしてしまったのかと勘違いするくらいに大爆笑していたので。何だか釣られて、楽しさが倍増していきました。happy02 そこそこ楽しめるとは思っていたけど、こんなに大満足できるとは正直思っていませんでした。今月鑑賞した中では、かなり満足度の高い作品となりました。(*゚▽゚)ノgood 何がそんなに好きだったのか、ちょっと振り返ってみたいと思います。

予告編映像とチラシとベン・スティラーがメガホンを取るというイメージから、激烈にお馬鹿モード全開の作品なのかと思い込んでいました。(* ̄ー ̄*)tulip もちろん、かなりのお馬鹿モードが続くのですが。意外とストーリーが良かったんですよねぇ。happy01 ちょっぴり人生に詰まり気味のはみ出し者たちが苦境に立たされる。ぶつかり合いながらも、自分自身を見つめ直して。気がつくと、深い友情が芽生えていた。そんな感じで、ベタだけどグッとくるストーリーラインが確かに存在していて。気がつくと、素直に心掴まれておりました。゜.+:。(*´v`*)゜.+:。rock お馬鹿モードと感動モードの切り替えが程よい印象でした。日本映画『パコと魔法の絵本』は、感動モードへの照れ臭さを隠したいのか、唐突に超ハイテンションな爆笑モードが過剰に挿入されていた印象で。とても楽しめたけれど、同時にちょっと疲れてしまったのですよね。(^-^;sweat01 本作の場合、感動モードは少な目でしたが。ゲラゲラ大笑いした興奮が収まった頃に、小さく挿入されていたので自然体で楽しむことができました。心地良いテンポでした。notes 一言で言うと、懐の深い作品です。fuji

本作で描かれるのは、ベトナム戦争が舞台の映画『トロピック・サンダー』を撮影する風景。落ち目のアクション・スター、ダグ・スピードマン。下ネタ主義のコメディアン、ジェフ・ポートノイ。やり過ぎ演技派俳優、カーク・ラザラス。この3人をメインに進行していきますが、共演陣・監督・原作者など、揃いも揃ってキワモノばかりです。
ヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノdash 嘘つき、ヤク中、ワガママ三昧。ヤル気はあるのかよってくらいに、チームワークはゼロでした。zero でも、そんなダメ男達が土壇場で結束して突き進んでいく展開は、爽快ですらありました。snow 私が一番好きなのは、終盤のアカデミー賞授賞式の場面。「オスカー像の贈呈と抱擁」には、本気で感動してしまいましたが。weep メインの3人以外のキャストが、愛しい人を同伴して式に出席している姿も嬉しかったです。o(*^▽^*)ocherry お馬鹿だけでは終わらない、しかも感動を押し売りする雰囲気は一切なしというところもポイント高しです。up 同じように魅せられたコメディ作品というと『サボテン・ブラザーズ』を思い出します。内容とタッチは違いますが、お馬鹿モード全開だと思い込んで見たら、意外とグッときた作品でした。punch

とは言え、お馬鹿な場面の数々も、もちろん存分に楽しませて頂きました。映画好き向けの小ネタの場面にも笑いが起こっていたので、安心して大爆笑してきました。
ヽ(*≧ε≦*)φcat (パロディ場面で大笑いして、連れに「一人で笑ってるから恥かしいsign01」と言われたことがあります。それ以来、映画鑑賞に人を誘うのは面倒臭くなってしまいました。)何と言っても、オープニングが最高でした。スピードマンポートノイラザラスの3人と、もう1人のキャストであるアルパ・チーノ(ブランドン・T・ジャクソン)の出演した映画の予告編やCMの映像から始まります。(アルパ・チーノっていう芸名はアリなのsign02catface パチーノさんは受け入れてくれたのかしら。catface catface catface)映画の予告編のナレーションも、現実の予告編で活躍している方と一緒の太い声でした。Tropicthunder2 drama 一瞬、私は何の映画を観に来たんだっけsign02と迷うくらいにリアルな予告編でした。特に、ラザラスがアカデミー賞を受賞したという映画の予告編が最高。どうも僧侶の役らしい。かなりシリアスな雰囲気ながらに、妙に笑ってしまいました。(≧m≦)bomb というかね、全編に渡ってラザラスを演じたロバート・ダウニー・Jr.が最高なのよ。good ラザラスの語る<演技論>とやらも、結局何が言いたいのか理解できなくて。catface 思わずニヤけてしまいました。トビー・マグワイア、マシュー・マコノヒー、そして踊るトム・クルーズと。映画ファンにはお馴染みのカメオ出演も、とても楽しかったです。shine

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2008年11月22日 (土)

ブラインドネス

「ブラインドネス」
<BLINDNESS>/製作:2008年、カナダ=ブラジル=日本 121分 PG-12指定Blindness      
監督:フェルナンド・メイレレス 原作:ジョゼ・サラマーゴ 出演:ジュリアン・ムーア、マーク・ラフォロ、アリス・ブラカ、ガエル・ガルシア・ベルナル、ダニー・グローバー、サンドラ・オー、木村佳乃、伊勢谷友介
2008.11.22 TOHOシネマズ会員割引¥1,300にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,000で妥当 / 評価:3.3★/5点満点★

「全 世 界 、 失 明 。」

驚異的な伝染力を持つ奇病【ブラインドネス】により、次々と失明してゆく人類。
不安と恐怖が引き起こすパニックの渦中に、ただ一人《見えている》女が紛れ込んでいた―。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
とある都会の街角。日本人の男(伊勢谷友介)が運転する車が交差点で立ち往生していた。突然目の前が真っ白になり、完全に視力を失っていたのだ。親切な男に助けられ家まで送り届けられるが、そのまま車を持ち去られてしまう。男は妻(木村佳乃)に付き添われ病院に。医者(マーク・ラファロ)は、眼球に異常はなく原因はわからないと告げるが、各地では失明者が続出していた。車泥棒も、そして、診察した医者までも。驚異的なスピードで【ブラインドネス】は感染していった…。

私、この映画、嫌いです。(#`皿´)annoy 周囲におススメする気は、サラサラ無いし。本当は、レビューもスルーしようかと迷っていました。run この映画について語りたくもないし、さっさと記憶から抹消したいくらい。pout ブログでのやり取りもTBだけにしようかと迷ったけれど、とにかく一度感想をまとめてみようと思い直しました。think この映画が大好きだという方にとっては、腹立たしいレビューになっているかもしれません。何卒ご了承ください。(._.)tulip

【ブラインドネス】の感染源や、ジュリアン・ムーア演じる目医者の妻だけ感染しなかった理由には、一切触れていません。伝染病を通して生じる混沌を描くことで、人間の醜い部分を映し出したかったといったところでしょうか。shadow それはそれで、まぁ興味深い内容ではあります。たった1晩で大勢の人の視力を奪っていった【ブラインドネス】。脅威の感染力ですねー。( Д) ゚ ゚sign03 空気感染も、あったのでしょうか。まぁ、伝染病にはフォーカスしていないので、その辺は素通りしないとダメみたい。gawk
感染者が送り込まれる収容所の劣悪さは、想像を絶するものでした。(lll゚Д゚)impact 不潔だし、狭いし、物資や食糧は全然足りていません。何だか、ナチスやグアンタナモを連想してしまいます。それにしても、世界の対応は酷すぎないか。punch 収容所を取り仕切る軍のヤツラの言動も腹立たしく。(#`Д´)bomb ドイツ映画『es エス』あたりも思い出してしまいました。でも、幾ら何でも酷すぎる。angry だって、視力を奪われているんだよ。隊列を乱しただけで銃殺って、何でだよ。ヽ( )`ε´( )ノthunder 収容所で死者が出て、お前ら自分で死体を埋めろって鍬を与えるんだけど。「代表者は取りに来い」って外に呼び出して、投げた鍬に誘導するのに、わざとグチャグチャな指示を出していやがる。( #` ¬´#)thunder 幸い、鍬を取りに来たのが本当は見えているジュリアン・ムーアだったから良かったけど。支配力を持った人間が〈上から目線〉なのはありがちとは言え、幾ら何でもココまで酷くないだろうって突っ込みを入れてしまったわ。punch punch punch punch punch
混沌状態で、精神不安定になるのは理解できるけど。ガエル君が演じた男の行動も、そこまでしないだろうって突っ込みモードだった。punch 「食糧は俺たちが保管するから、欲しければ金品を払え」って。見えてないのに、金品とか言ってる場合じゃないだろ。dollar しまいには、女をよこせって、あのなー。(;;;´Д`)ゝsweat01 でも、もっと腹が立ったのは別の小さい場面。館内放送で、ガエル君がスティービー・ワンダーの歌を大声で歌うのは何sign02 スティービーが盲目だから、ふざけてたの?不謹慎すぎるだろ。danger 更には、ガエル君にくっついてる腰巾着のオッサン。感染する前から盲目だったから、感染したばかりの者よりも五感が発達している。マーク・ラファロが、盲目なのに慈愛はないのか?みたいなセリフを言うけど。この描き方も、どうかと思ったわ。(゚Д゚)typhoon 「本当は人間が一番怖い」とか「混沌の中で人は思いもよらない行動に出る」といったことを描きたかったのは、わからないでもないけれど。であれば、『ミスト』の方がよく仕上がっていると思う。
実際に本作のようなパニックが起こった場合、ガエル君のような傍若無人な輩が出てくるものなのだろうか。政府の対応の悪さも極端すぎて違うような気がしてしまったし。どんな人間にも闇の部分が存在するとは思うけれど、同時に光の部分も必ず存在すると思えてしまい。つまりは、私の信念と作者の信念は決して交わることのないものだってことかもしれない。作者に言わせれば、私なんぞは人間として甘いし緩いし未熟者だってことなんだろうな。そんな思いに至ったのが、何だか悲しかったです。(´;ω;`)rain

けなしてばかりでは何なので、嫌いでなかった点を挙げます。それは、豪華キャスト陣のパフォーマンス、これに尽きます。ジュリアン・ムーア、大好きです。o(*^▽^*)oheart 彼女の存在感がなかったら、途中で劇場を去っていたかもしれません。今回は、メイクも一切せずにボロボロな服装で演じきっていましたが。来日した時のインタビュー映像では、同一人物とは思えない華々しい姿と優しい笑顔が本当に素敵でした。(≧∇≦)ribbon ガエル君は、役の設定には若すぎないかと思ったり。と言うか、ガエル君にはいい印象を持っているから。こんな悪辣なガエル君は見るに耐えないと思ってしまったのかな。coldsweats01 でも、熱演でした。日本から参加した伊勢谷友介木村佳乃は、滑らかな英語の発音で安心して見ていられました。思ったより出番も多かったし、きっとお2人にとってもいい経験になったことと思います。good マーク・ラファロの優しくて高い声はセクシーだったし、ダニー・グローバーの達観しきった穏やかな口調は心地良かったです。視力を奪われる人々を描いた作品なだけに、俳優陣の声が印象に残りました。ear

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1408号室

「1408号室」
<1408>/製作:2007年、アメリカ 107分1408      
監督:ミカエル・ハフストローム 原作:スティーブン・キング 出演:ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン、メアリー・マコーマック、トニー・シャルーブ、ジャスミン・ジェシカ・アンソニー
2008.11.22 TOHOシネマズ会員割引¥1,300にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,300で妥当 / 評価:4.3★/5点満点★

「この部屋はあなたのココロを破壊する」

宿泊した56人の全員が死亡した【1408号室】
この部屋で、一体何が起こるのか?

===(goo映画よりストーリー紹介)===
娘を亡くして心に痛手を負っているオカルト作家マイク・エンズリン(ジョン・キューザック)の元に、一通の葉書が届く。それは「ニューヨークのドルフィンホテルの1408号室に入ってはいけない」とだけ書かれたものだった。調査を始めたマイクは、この部屋の宿泊客が次々と自殺を遂げたことを知る。ホテルの支配人(サミュエル・L・ジャクソン)の警告を無視し、部屋の宿泊を決めたマイク。しかし、恐るべき超常現象が彼を襲い始める…。

これは、本当に怖かったです。ヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノtyphoon
残酷描写三昧で、映倫に何らかの指定をつけられる作品より百倍くらい怖かった。
今年、最恐なのではないかしら。fuji

まだ読んでいない作品も多々あれど、一応、スティーブン・キングのファンです。book これ程に何度も映画化される作家さんて、他にいないのではないかしら。happy01 小説を全て読破できなくても、映画化された作品だけは全て観るよう努めています。eye 今年5月に公開された『ミスト』は、驚愕のラストが話題になりました。今年、もう1本公開されたキング作品が本作。全米公開時は、かなりヒットしたという話だし。お気に入り俳優のサミュエル・L・ジャクソンが出演してるしで、かなり楽しみにしていました。smile ハリウッド作品らしい無難な仕上がりをイメージしていたけど、これがまた怖くて怖くて。
Σ(゚□゚(゚□゚*)bomb 私のツボにはまる恐怖だったのかな、どんな部分が好きだったのか振り返ってみたいと思います。

1408号室。数字を全部足すと<13>になるという説明がなくても、ニューヨークに佇む高級ホテルの1室が舞台というところが面白いです。hotel 窓から覗く景色は、ニューヨークの摩天楼なのに。building 部屋の中ではクラシックな超常現象が続くのです。スティーブン・キング作品を思い返してみると、都会に介在する恐怖という点では『ローズ・レッド』に似ているし。tulip ホテルの廊下が映し出されると、どことなく『シャイニング』を思い出しました。bicycle 後半、マイクが死んだ娘の姿と遭遇する描写も、何だかキングらしいような気がしたし。
マイクが体験する奇怪な現象の数々も、1つ1つが恐ろしかったです。突然カーペンターズの曲が大音響で流れ出すのも怖いけど。music デジタル時計が60分からカウントダウンする描写も、緊張の糸がピンと張られるようで怖かったです。clock 入口に貼ってあるホテルの地図が徐々に変化していったり。door 部屋に飾ってある絵も、異様なオーラを放っていました。隣の部屋で泣き止まない赤ん坊の声、ひび割れる壁。マイクの前をゴーストが行き交い、まるで「窓から飛び降りろ」と誘っているようでした。私が一番ゾッとしたのは、窓の外です。ドアが開かなくなり、マイクが思いついた行動。窓の外の僅かな幅を伝って、隣の部屋に助けを求めに行こうとしますが。10歩ほどで到達できるはずが、気づけば14階には1つも窓がないという現象が。(@Д@;sweat01 マイクを部屋から出さないように、状況によって変化する1408号室の恐怖。大体、14階という高さが怖いのよ。(;;;´Д`)foot 足がすくんでしまいました。

という具合に、前半は満点級の恐怖を味わっていたのですが。後半、テンポに変化が見られた頃から何だかよくわからなくなってきました。catface 全てマイクの夢だったのか、いいや確かに1408号室に入ったはず。混沌と展開していき、ラストもちょっと弱めだったかなぁと。決してダメではないのですが、前半の恐怖にはもの凄い吸引力があったので。「・・・んsign02」と、冷静になってしまいました。それでも全体的には、かなりの高評価でありました。
あとは、やっぱりキャストが良かったな。マイクを演じるのは、ジョン・キューザック。スラリとした長身にはマッチしない親近感が魅力と思っていたのですが。最近は、色々なジャンルの作品にチャレンジしている印象です。(年をとったなぁとも思ったけどcoldsweats01)「幽霊なんて信じない」とヘソを曲げているのは、娘の死を乗り越えられていないからなのか。怪奇現象に怯える表情や、娘の幻影と対面した時に流した涙など。惹きつけられるものがありました。14082ホテルの支配人を演じるのは、サミュエル・L・ジャクソン。出番は僅かながらに、さすがの存在感を放ちます。1408号室に入るのを止めるように何度も何度も説き伏せるのですが。最後にエレベーターで言うセリフ「Please, don't do this.」 言葉も表情も「入るな」と言っているのですが、妙に吸引力があって「入りなさい」と言っているように見えてしまいました。(゚ー゚;sweat02 存在感があり過ぎて、サミュエルだけ浮き上がって見えたので。もしかしたらゴーストなのかと期待したのだけど、そんな展開は残念ながらありませんでした。bleah

1408号室とは、結局何だったのだろう。(・_・)chick マイクのように身近な人を亡くす経験がなくても、人間関係での失敗や後悔がない人なんていないと思います。それが小さいものであれ、1408号室は遠慮なくその闇を引きずり出すのです。私が人間味として意識している〈脆さ〉など、1408号室にとっては塵みたいなものなのでしょうか。(´;ω;`)rain 異界、霊界、そして1408号室。決して足を踏み入れたくない領域が、1つ増えてしまいました。

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2008年11月19日 (水)

ダイアリー・オブ・ザ・デッド

Diary_of_the_dead_2 「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」
<DIARY OF THE DEAD>/製作:2007年、アメリカ 95分 R-15指定    
監督、脚本:ジョージ・A・ロメロ 出演:ミシェル・モーガン、ジョシュ・クローズ、ショーン・ロバーツ、エイミー・ラロンド、ジョー・ディニコル、スコット・ウェントワース、フィリップ・リッチオ、クリス・バイオレット、タチアナ・マスレイニー
2008.11.19 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「世界の終わりに、生き残れるか―。」

伝説のフィルムメーカー ジョージ・A・ロメロ最新作!
目前に迫りくる恐怖を体感せよ!

===(goo映画よりストーリー紹介)===
大学の映画学科に通うジェイソン(ジョシュ・クローズ)は、ペンシルバニアの山奥で仲間と共に卒業製作のホラー映画を撮影していた。スケジュールは何日もオーバーしており、役者もスタッフも疲れていた。そんな時、ラジオから衝撃のニュースが流れた。世界各国で死体が息を吹き返し、生きている人間を襲い始めたというのだ。山を下り、信じられない光景をを目にしたジェイソンたちは、死人が人間を襲う様子を全て撮影することを決意するのだった。

「観に行かなければ」と意識しながら、どうしても足が向かない『リダクテッド 真実の価値』。bearing ヴェネチア映画祭で銀獅子賞を受賞しているし、ブライアン・デ・パルマ監督作品だし。こういった社会派作品は、なるべく観に行くようにしているのに。鑑賞前からレビューをまとめにくそうなイメージが強くて、何となく観る気になりません(;;;´Д`)sweat01。昨夜、会社の飲み会があったので、今日の映画鑑賞はサクッと済ませようと決めました。酒の席を経た翌日の映画鑑賞は、集中力が途切れてしまいそうだったので。beer bar wine 尺が短くて単純なホラー作品がピッタリだと思い。軽い気持ちで本作を観に行きました。ところが、この軽いノリは粉々に砕かれてしまいました。coldsweats02 ホラー映画を観た気がしませんでした。意外と硬派で社会派のテイストが強い印象だったのです。ビックリしたけど、いい意味で裏切られた気分でした。happy01

ジョージ・A・ロメロ監督「ゾンビ映画の巨匠」という風に紹介されることが多いようです。crown 三部作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド (Night of the Living Dead)』 『ゾンビ(Dawn of the Dead)』 『死霊のえじき(Day of the Dead)』。私は、この三部作を経てNight(夜)→Dawn(夜明け)→Day(昼)の英単語を順番に覚えました。(* ̄ー ̄*)night 三部作の後に『ランド・オブ・ザ・デッド』というゾンビ映画を撮っており、その後に作られたのが本作です。ゾンビさんが登場する作品は幾つもありますが。全力疾走して車に追いつくゾンビさんや、天井を這う360度移動可能なゾンビさんなど。run はたまた、人間と普通に会話するゾンビさんが登場する作品もあり。無敵なゾンビさんの姿を多く見かけるようになりました。wobbly それはそれで、ホラー映画として盛り上がるのですが。個人的には、何だか笑ってしまいます。catface 生まれて初めて見たゾンビ映画は、ロメロ監督の『ゾンビ』でした。姿勢が悪くて安定しない足取りで、ユルユルの登場をしたかと思えば。snail 襲い掛かってくる時のスピードと迫力には、とてもインパクトがありました。dash ロメロ監督の描くゾンビ像は、一貫しています。背景は色々と変えても、ゾンビさんの描き方は変わることがありません。そのこだわりに敬意を表したい。paper

ホラー映画ということもあり、一般的には浸透しにくいかもしれません。でも、プロの方が絶賛する声は多く聞きます。「ゾンビで社会を斬る」そんな見出しの記事が、とても読みごたえがあって面白かったです。book そう言えば、2作目『ゾンビ』では生き残った人達がスーパーマーケットに逃げ込んでいました。日本で言ったら、何でも揃っているデパートのような場所です。ゾンビさん達の服装もどこかオシャレに見えた記憶があります。denim 《飽食》の時代を皮肉っていたというのです。noodle 『ランド・オブ・ザ・デッド』では、生き残った人間達の間に格差社会が如実に生じていました。鑑賞した時は、ゾンビさんの描写ばかりに集中してしまったのですが。特集記事を読んで感心してしまいました。flair 今回は、素通りすることなくロメロ監督の皮肉が流れ込んできました。描かれるのは、インターネットの氾濫。pc 偶然にもゾンビに襲われる人を見掛けた人物が、その映像を録画してネット上にアップロードしています。最近では、携帯電話でも動画を撮れるようになりました。mobilephone 素人の私でさえ、動画を気軽に撮ることが可能なんですよね。gawk また、テレビのニュース映像よりもネットにアップロードされた映像の方が情報が早くてリアルという描写もありました。tv インターネットの便利な部分と怖い部分、メディアへの皮肉。ゾンビ映画を通して、ここまで描き切るとは恐れ入りました。fuji

私が一番印象に残ったのは、ストーリーテラーとなる学生の姿です。ドキュメンタリー監督を目指しているというジェイソンは、片時もカメラを手放そうとはしませんでした。movie 映像を残すことことが世界の為になる。仲間が危険な目に遭っても、自分がゾンビに襲われそうになっても。どんな状況でも、カメラを回し続けました。(´ρ`)typhoon アンビシャスを通り越して、《執念》を感じます。会社員として課せられる私のノルマと、ジェイソンが掲げるノルマは、全く別次元のものに思えました。leo 例えば、ジョン・ウー監督が私財を投げ打ってまで『レッド・クリフ』を完成させたという話には感銘を受けますが。本作のジェイソンの執念には、寧ろ恐怖を感じました。shock 執念よりも命を優先させて欲しかったもの。(゚ー゚;sweat02 凶暴でもどこか間抜けな動きのゾンビさん達には、寧ろ愛着を覚えたくらい。ゾンビさんを縛り上げて狩りの標的にしている奴らもいたし。実は人間が一番怖いのかもしれないと、ゾッとしました。Σ( ̄ロ ̄lll)shadow

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2008年11月16日 (日)

ブロークン

Broken「ブロークン」 
<THE BROKEN>/製作:2008年、イギリス=フランス 88分 PG-12指定           
監督、脚本:ショーン・エリス 製作:レネ・バウセガー 出演:レナ・へディ、リチャード・ジェンキンス、ミシェル・ダンカン、アシエル・ニューマン、メルヴィル・プポー
2008.11.16 劇場前売り鑑賞券¥1,500にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「鏡の中の世界は、もう一人の見知らぬ<自分>を映し出す・・・」

―鏡が割れると7年間不幸が続く―
この不吉な迷信をなぞるかのように、謎の訪問者たちがヒロイン一家を浸食しはじめる。
街なかで遭遇した<自分>は、一体何者なのか?

===(シネマトゥデイよりストーリー紹介)===
父の家で、家族や恋人とともに父の誕生日を祝っていたロンドンのX線技師ジーナ(レナ・ヘディ)。すると、大鏡が突然激しく割れ落ち、その場にいたジーナら5人は「鏡が割れると7年間不幸が続く」という迷信を笑いながら口にする事態となる。翌日、ジーナは自分と同じ車を運転する自分の姿を見かけ、その後をつけるが……。

・・・レビューをまとめにくい作品です・・・(;;;´Д`)ゝsweat01
初回とは言え、公開2日目だからと慌てて受付をしたのですが。dash これがまた、劇場は閑散としていました。(u_u。)cloud 特大サイズのスクリーンが自慢のテアトルタイムズスクエア。fuji 前回、『レンブラントの夜警』で足を運んだときには、ウンザリするくらい人で溢れ返っていたと言うのに。何だ、このスカスカ感は。。゜゜(´□`。)°゜。rain 一足お先に見た方の評判が良くないのかもしれませんが、結論から言うと、私は好みの作品でした。ribbon きっとまた珍しい感想の「ぽつねんレビュー」になるんだろうな(ビクビク・・・(´・ω・`;)down)。未見の方のことを考慮して、感想もカットしまくって書かなければいけないと思ったけれど。こんなに閑散とした劇場を目にしては、逆に一人でも多くの人に興味を持ってもらえるようなレビューが書けたらいいなと思い直しました。公式HPにも、劇場でもらったプチ冊子にも、本作に散りばめられた「キーワード」というのを紹介しています。pencil その内容も交えつつ、好きだった点を振り返ってみたいと思います。

私流の解釈で、後半部分に触れています。鑑賞するまで読まないか、読んでから鑑賞するかは皆様の判断に委ねますのでヨロシクお願い致します。

本作は、誰が見ても理解しきれるタイプの作品とは違います。抽象的な描写から、見た人なりの感性を研ぎ澄ませて独自の解釈して楽しむか。或いは、解釈できなくても独特な雰囲気にひたすら酔いしれるか。私は、本作を理解しきれた気がしないのですが。とにかく、幻惑的なムードが好みで満足できました。wine ここで「キーワード」を紹介します。
キーワード①内臓逆位 ②電話 ③Y38BCY ④不審な人々 ⑤赤い色 ⑥カプグラ症候群 ⑦30 St Mary Axe
②と③は素通りしてしまいました。catface 再度、見る機会があったら要チェックです。⑦は、せっかく業界人なのに、存在すらも知りませんでした。ガッカリ・・・coldsweats01 でも、作品中に登場してたかなぁ。catface 全く気づきませんでした。⑥については、作品中に特に意味を持つという印象は受けず。「そういう言葉があるのね」という程度で進行していきました。⑤は、ジーナが運転しているチェロキーしか拾えなかったのですが。rvcar ジーナが衝突事故を起こした場面で、上空から赤い車と対向車を捉えたショットが強烈に印象に残りました。impact (衝突後、フロントガラスが「粉々に」ではなく「原型を留めたまま」車体から割れ落ちる映像も印象的です。)④も、結局は意味を成さないような気もしたのですが。意味深なセリフに、取り合えず戸惑わされました。

以下、後半部分に触れていきます。未見の方は、ご注意ください。

↓↓↓↓↓danger↓↓↓↓↓bomb↓↓↓↓↓wave↓↓↓↓↓thunder↓↓↓↓↓danger↓↓↓↓↓

キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* 。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

さて、最も重要だと思ったのが①内臓逆位というキーワードです。キーワードの中にはありませんが、この作品で一番重要なアイテムが鏡だと思います。父を含めた5人で食卓を囲んでいた時に、突然割れた鏡。日本でも、鏡にまつわる言い伝えって色々とあるような気がするのですが。鏡という存在の放つ魅惑は、世界共通なのかもしれませんね。思い切って書いてしまおう。衝突事故を起こして入院したジーナ。大きな問題はなく無事に退院はしますが。左眉の上には、傷を縫った痕があります。暗闇が続いた後、顔に覆ったタオルが落ちた後、傷の痕が右側に変わっていた気がするのです。そこから話が膨らむことはありませんでしたが。傷の痕が左のジーナと右のジーナが、順番に登場する部分がありました。鏡に映った姿という設定ではないように見えたのに、これは何を意味しているのだろう。夢の中だから?夢に出てきたジーナは、左右が逆。ジーナ以外の人物は、左か右か判断する要素を拾えなかったので何とも言えないけれど。鏡が割れた後に遭遇するもう一人の自分は、まるで別人。これって、パラレルワールドの境目が鏡とか、そういう意味なのかと思ったのですが。異次元の自分が、自分を乗っ取りにやって来る。昔読んだホラー漫画にも、そんなストーリーあったよなぁ。

私流の解釈が合っているか合っていないかは判断できませんが。ショーン・エリス監督としては、観客に1つの答えを求めていないと思うんですよね。見た人が独自の想像力を膨らませることを望んでいるような、そんな気がしました。訳がわからないと忘れてしまう人もいるかもしれませんが。「こんなことを考えた」とか「こんな場面が印象的だった」とか、見た人同士で盛り上がることができたら素敵だと思いました。

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2008年11月14日 (金)

ハンサム★スーツ

「ハンサム★スーツ」
製作:2008年、日本 115分Handsome_suit       監督:英勉 脚本:鈴木おさむ 出演:谷原章介、塚地武雅、北川景子、佐田真由美、大島美幸、ブラザー・トム、温水洋一、池内博之、本上まなみ、中条きよし、伊武雅刀
2008.11.14 TOHOシネマズ・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「人生を変える夢のスーツ、あります!」

理想の外見を手に入れれば、どんな恋も上手くいく?!
着れば、ハンサム!着れば、ハッピー?!

谷原さん、ブラボー!ヽ(´▽`)/cherry

===(シネマトゥデイよりストーリー紹介)===
定食屋を営む大木琢郎(塚地武雅)は優しくて料理上手にもかかわらず、ブサイクでメタボリックな体型が災いし、33年間彼女がいない。ある日、紳士服店を訪れた彼は店長から1着のスーツを勧められる。言われるままに袖を通してみると、琢郎は顔も体型も見違えるようなハンサム男・光山杏仁(谷原章介)に変身していた……。

当初、鑑賞予定には入れていなかった本作。急に見ようと思ったのは、公開前に各バラエティー番組で宣伝していた谷原さんに好感を持ったからです。tv 特に、ユースケ&ツヨポンの『ぷっすま』に登場した谷原さんが印象的で。宣伝する為に参加した企画の罰ゲームで「髭男爵のモノマネ」をやらされていました。「ルネッサ~ンス、はっはっはっはーwine」とやるのではなく「ひぐちカッター!paper」と迷わずにやったのが面白くて。それだけで劇場に足を運ぶことに決めました。(*^m^)snow

さて、感想です。ベタでわかり易くて、色彩鮮やかで楽しいです。「あの後、どうしたのだろうsign02」と突っ込みを入れたくなる展開も多く、例えば賞レースを狙う優等生的な作品とは違いました。琢郎に触れただけで、あからさまに嫌がる女性とか。バスの中で荷物が触れただけで琢郎を痴漢呼ばわりする女性とか。bus 「ブサイクは嫌い」と思っても、現実にはそこまで激しく嫌がったりしないだろーに。gawk そういう女性に限って鏡を貸したくなるようなルックスだったりするんだよねー。angry 杏仁が、すれ違う女性の視線を集めて、異様にモテモテになっている場面には笑いました。happy01 いまどき、漫画にもないコミカルな描写だなぁ。といった具合に、あり得ない場面が多い印象でした。だもんで、これは一種のファンタジーのつもりで、琢郎みたいな人はいそうでもリアルを追求せずに見ることにしました。

軽いノリで見ていたら、意外とホロリとさせられる場面が結構ありました。
冒頭、映し出される琢郎の姿は、印象的でした。琢郎の作る料理は完璧で、温かいオフクロの味。restaurant 亡くなった母の作り上げた定食屋の伝統を守り続ける姿勢は、素敵だと思いました。店に通い続ける客達や、琢郎を慕う近所の子供達など。みんなに愛される琢郎が心地良かったです。spa 今回、琢郎がハンサムスーツを着るキッカケとなるバイトの寛子ちゃん(北川景子)寛子ちゃんが初めて定食屋を訪れた時のエピソードなど。素敵な面が一杯あるのに。snow 琢郎は、自分が幸せを掴めないのはブサイクだからだと思い込んでいる。どこかのサイトで「30歳過ぎてもこんなに子供じみている訳ないだろ」的な意見を見掛けましたが。私的には、わかり易くてもこの弱さに人間味と親近感を覚えてしまいました。tulip ブサイクな奴だけが悩んでいるのではなくて、ルックスがいい人も悩みを抱えているという描写もあり。人間は悩む生き物ですもんねー、コンプレックスのない人なんていないでしょう。sad 自分のことは、なかなか客観視できなかったり。コンプレックスが強まって卑屈になったり。私自身にもコンプレックスはあるので。この作品が描こうとしていることは嫌いじゃないし、寧ろ少し勇気をもらえた気分です。cancer

小難しい解説はいりません。とにかく、素直に楽しむ映画なのだと思います。bleah
Handsome_suit2キャストの楽しそうなパフォーマンスが最高でした。琢郎を演じるのは、塚地武雅塚ちゃんは、最近、映画にドラマに引っ張りだこですね~。お笑いの人って、数々のコントを経験しているから、基本的に演技が上手いのかも。琢郎の場面は、塚ちゃんのアドリブっぽいと思わされる場面が幾つかありました。笑いの間が最高です。good 杏仁を演じるのは、谷原章介。背中を丸めたガニ股歩き、鼻ほじり、しまいには「コマネチ!」や「だっちゅーの」と数々のギャグを堂々と披露。谷原さんの弾けっぷりが、とにかく楽しくて。(≧m≦)happy02 今まで以上に好感度が上がったことは、言うまでもありません。up 定食屋にバイトにくる本江(大島美幸)の「少しでも笑顔の人を見つけたら10歩進む」というゲームにはグッときたし。(*゚ー゚*)cat 数々の犠牲を払って手に入れる1つだけの大きな幸せと、素通りし兼ねないたくさんの小さな幸せ。「小さな幸せでいいじゃないか」というメッセージが心地良かったです。present 理解不能なファッションで颯爽と現われるモデル事務所の社長を演じた伊武雅刀と、ハンサム★スーツの開発者で社長を演じた中条きよしのラメラメ・ヘアにも大爆笑しました。( ̄▽ ̄)fuji

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2008年11月12日 (水)

ICHI

「ICHI」
製作:2008年、日本 120分 PG-12指定Ichi    
監督:曽利文彦 出演:綾瀬はるか、大沢たかお、窪塚洋介、中村獅童、柄本明、竹内力、利重剛、山下徹大、杉本哲太、渡辺えり、佐田真由美
2008.11.12 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「愛が見えたら、きっと泣く。」

何よりも強く、誰よりもひとりぼっち。

「何斬るかわかんないよ、見えないんだからさ。」

===(goo映画よりストーリー紹介)===
三味線を手に1人で旅をする盲目の女旅芸人・市(綾瀬はるか)は、チンピラとのいざこざの中で浪人・藤平十馬(大沢たかお)と出会う。十馬を助けようとするものの手が震えて刀を抜けない。そんな時、は仕込み杖を一閃し、チンピラをあっさり倒してしまう。その後2人はとある宿場町へと辿り着く。そこは街を仕切る白河組と町外れに根城を構える万鬼一党が抗争を繰り返す場所で、十馬も抗争に巻き込まれてしまい……。

当初は、DVD化されてからノンビリ見ようと思っていて。snail 鑑賞予定には入れていませんでしたが。『レッドクリフ』 で、〈特別出演〉という扱いの割には出番が多くて印象的だった中村獅童が見たくて。悪の権化で、竹内力を従える親分さんの役だっていうから。punch もの凄く興味が湧いて、急遽、観に行って来ました。bleah もともと私は、時代劇に精通している訳ではありません。『座頭市』は、オリジナルの勝新バージョンを見た事がないし。北野武バージョンに酔狂したけど、知識は皆無です。〈通〉の方からすると、理解不足は否めない感想になっていると思いますが。そこのところ、ご了承いただきたいと思います。ヾ(_ _*)japanesetea

正直、アクション満載の時代劇としては、全体的にインパクトが弱かった印象を受けました。gawk 殺陣は、スローモーションを多用しているのですが。私には、誰がどんな動きをしているのか、いまいち迫力が伝わらなかったです。catface この作品の要なのだと思い込んでいたの物語も、いまいち魅了されなかったんですよ。coldsweats01 人と関わることを避けて、多くを語らない。彼女の過去がイメージ映像で流れてはいたけど、これは何の為の旅なのか、彼女の人生がいま一つ流れ込んできませんでした。(;´▽`A``cloud 寧ろ、と出会う浪人・十馬の人生に興味が湧きました。eye 幼い十馬が抜いた刀が、不幸にも母親の視力を奪ってしまう。侍として確かな腕前の持ち主でありながら、それ以来、刀を抜くことができなくなってしまった十馬。生きる気力を失ったに、視力を失っても力強く生き抜いた母親の姿を重ねようと、ひたむきにと向き合おうとする。人を傷つけることを何よりも恐れて、刀を抜こうとしない柔らかい顔とは逆に。「生きるんだ」と、をギュッと抱きしめる場面では、包容力に溢れた男らしさが垣間見えました。(*゚ー゚*)club 「刀を抜かないのでは意味がないし弱々しい」と感じる人が多いかもしれませんが。十馬の優しさが、ある種の強さにも見えてグッときたんですよね。rock 十馬との出会いが、少しずつに生きる気力を与えていくような気がしたのですが。bud その部分を、もう少しドラマティックに盛り上げてくれても良かった気もしました。

少しだけ物足りない印象もあったものの、豪華キャストの競演にグイグイと引き込まれていきました。を演じるのは綾瀬はるか。今までのおっとりとした愛らしさを封印して、殺陣に挑戦しています。個人的には、殺陣の場面よりも三味線を弾いている姿の方が魅力的だったな。note でも、仕込み杖を持つ手がいい。paper 殺陣の後、ゆっくりと静かに刀を鞘に納める仕草がとても良かったです。shine にとって、仕込み杖は身体の一部であり、分身のようで。仕込み杖が集中力の源であるかのように見えました。
十馬を演じるのは、大沢たかお。刀を抜けない十馬が、温かくて実は頼りがいがあるように見えたのは、大沢たかおの存在感に因る部分が大きかったかも。spa 以前、こんな作品でスティーブン・セガールさんと対決する悪役を演じていたけど。本作のように真っ直ぐなキャラクターを演じている大沢さんの方が好きだな。

Ichi2本作を見るキッカケでもある中村獅童の存在感は、さすがでした。極悪非道な《万鬼一党》の頭を、寧ろ余裕タップリに楽しんで演じているようでした。座っていた万鬼が立ち上がっただけで、周りの人の姿が視界から消えてしまうくらいにオーラがあるんですもの。coldsweats02 最初は、《蛇》みたいな男だと思ったのですが。余りにも威圧感があるので、次第に蛇を通り越して《メデューサ》のようなイメージが湧いてしまいました。(;;;´Д`)shock
万鬼の手下の代表格と思しき伊蔵を演じるのは竹内力。とにかくギラついた存在感という印象の強い力さんですが。今回は、ふとした横顔に優しさが滲み出ているように見えました。深読みしすぎと言われればそれまでだけど。個人的には、いい意味でイメージを覆されました。good
Ichi3 今回、もっとも印象的だったのは、白河組の2代目組長・虎次を演じた窪塚洋介です。二代目をカリスマ性たっぷりに演じていて、まるで〈獅子〉のようでした。leo 猪突猛進な若さも覗かせつつ、組の者を引っ張る行動力に溢れています。やっぱり、オーラがあるんですよ。特にお気に入りのシーンを1つ挙げます。《万鬼一党》との決戦の日。wave 左手を負傷したので、刀を鞘ごと口に咥えて闘志に満ちた表情で佇む虎次。右手で刀を抜き、咥えた鞘をプッと吹き飛ばす姿にワクワクしました。以前は、日本映画はレンタルで鑑賞することが多かったので。窪塚洋介と劇場で会うのは『GO』以来です。やっぱり、存在感があるんですよ。fuji また是非、映画にも力を入れてくれたら嬉しいなと思いました。happy01

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2008年11月 9日 (日)

X-ファイル:真実を求めて

「X-ファイル:真実を求めて」
<THE X-FILES: I WANT TO BELIEVE>/製作:2008年、アメリカ 104分Xfiles      
監督:クリス・カーター 脚本:クリス・カーター、フランク・スポトニッツ 出演:デイヴィッド・ドゥカブニー、ジリアン・アンダーソン、アマンダ・ピート、ビリー・コノリー、アルヴィン“イグジット”ジョイナー、ザンサ・ラドリー
2008.11.9 TOHOシネマズ会員割引¥1,300にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「それは、人間が触れてはいけない【力】」

神 を も 恐 れ ぬ 禁 断 の 惨 劇

その男は点からの救世主か、悪魔の化身か?
闇の中に潜む真実とは?

===(goo映画よりストーリー紹介)===
かつてFBIで【X-ファイル】事件を担当していた医学博士スカリー(ジリアン・アンダーソン)のもとに、FBIが訪ねてきた。彼女しか居場所を知らない元FBI捜査官モルダー(デイヴィッド・ドゥカブニー)に、ある事件への協力を求めてきたのだ。その事件とは女性捜査官・モニカの失踪事件。協力を申し出た超能力を持つジョー神父(ビリー・コノリー)が透視したところ、雪の中から切断された腕が見つかったのだ。現場復帰を決意したモルダーは事件の捜査に乗り出す。まずはジョーと面会を果たすが……。

ちょうど、昨夜のスマステーションが「海外ドラマベスト10」をやっていて。tv テレ朝だからという背景もあるような気がしたけど、視聴者が選ぶ好きな海外ドラマの人気ベスト1が『X-ファイル』でした。crown 日本での放送も、夜8時からというゴールデンタイムだったので。ご覧になっていた方も多かったことと思います。かくいう私も、『ツインピークス』と共にお気に入りのドラマです。ribbon 映画鑑賞に重きを置いていると、ドラマに集中するのが難しかったりするんです。weep 『24』は、まだシーズンⅡまでしか見れていない中、『X-ファイル』だけはレンタルして全てのシーズンを鑑賞しました。scissors 個人的には、シーズンⅣあたりから、何だか苦しくなってきた印象で。ドゥカブニーさんモルダー役を降板するとかしないとか噂があったと思ったら、『ターミネーター2』で脅威の敵役《T-1000》を演じたロバート・パトリックが新しい捜査官として登場したりして。bud しまいには、スカリーが出産して、父ちゃんはモルダーっぽいみたいな流れになってしまって。down 個人的には、スカリーモルダーはあくまでもビジネス・パートナーとして最高な組み合わせであり続けて欲しかったです。bearing 今回、映画化すると聞いた時は、余り乗り気ではありませんでした。(・_・)sweat01 それでも、愛着だけは変わらないので、義理堅く観に行って来ました。foot

結論から言うと、やっぱり惜しい仕上がりだったと思います。(ρ_;)rain ミステリーやサスペンスやホラーは大好きなので、全編に渡って私の好みの雰囲気に溢れておりました。それでも、スカリーモルダーの関係に深く迫っていく描写は、絶対にいらないと思ってしまった。(゚Д゚)thunder 2人のキスシーンなんて、絶対に入れないで欲しかった。ヽ( )`ε´( )ノannoy 字幕では「だからあなたに惹かれたの」となっているスカリーのセリフ、言語では「fall in love with you」的なものになっていた。ひゅるるるる~と冷め冷めしました。catface typhoon 2人が愛し合うと、肝心のミステリー部分から集中力が逸れるんだ\(*`∧´)/sign03 案の定、作品中に起こった猟奇事件については、登場人物の中では解決していても、観客には印象の薄いものになっていました。gawk 本当だったら、映倫で最低でも「PG-12指定」をつけられるべき内容なのに。何の指定もなくクリーンな仕上がりになっていた。作品中に起こる事件の真相は、ミステリーにはありがちでも衝撃的なものだったのに。観客には、解決したのか何なのか消化不良な印象しか残らないと思うんだよなー。ε-( ̄ヘ ̄)┌  もったいないなぁ、これじゃあ「X-ファイル」とは言えないじゃないか。( ゚皿゚)dash 切断された腕、双頭の犬、血の涙を流す神父など。どれを取っても「X-ファイル」案件なのになぁ、馬鹿野郎。o(`ω´*)ohairsalon

Xfiles2 それでも、スカリーモルダーに会えたこと。特に私は、スカリーがお気に入り。更には、スキナー長官にも会えました。ロバート・パトリックの登場は無かったです。catface おなじみの音楽にも興奮するし。何と言っても、今回キーとなるジョー神父の存在は、なかなか興味深かったです。confident 過去に大罪を犯して、今では病魔に冒されている神父。日々、祈りを捧げる彼の意味深なセリフの数々。ビジョンが見える神父にもう少しフォーカスしていたら、多少は面白くなったに違いない。search 冒頭、一面の雪景色の中、捜査を進めるFBI捜査官たち。一列に並んだ彼らの前を行くジョー神父。その姿を上空から捉えた映像は、最高に「X-ファイル」らしいムードで一杯でした。good 白という色のイメージ、本来は「清潔」「純真」といった天使になぞらえた色のはずなのに。この作品の雪景色は、やたらと不気味で恐怖を煽っていたような気がしました。その辺は、とても楽しめました。snow snow snow

あと、ここは個人的な見解。『名探偵コナン』で、主人公に小さくなる薬を飲ませてしまった謎の組織に迫るエピソードよりも。コナン君が、偶然にも遭遇する事件を解決するエピソードの方が好きです。同じように、『X-ファイル』では一番描きたいかもしれない、モルダーの妹は宇宙人にさらわれたかもしれないという謎に迫るエピソードよりも。スカリーモルダーが遭遇する奇々怪々なエピソード1つ1つの方が好きなのです。heart そんな私にとって、本作では延々と「未知との遭遇」に迫るモードが入っていなかったのは好感が持てました。tulip

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2008年11月 7日 (金)

優雅な世界

「優雅な世界」
<The Show Must Go On>/製作:2007年、韓国 112分 PG-12指定Yuganasekai         
監督:ハン・ジェリム 出演:ソン・ガンホ、オ・ダルス、パク・チヨン、キム・ソウン、ユン・ジェムン
2008.11.7 当日料金¥1,800にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,500で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

韓流シネマ・フェスティバル2008 ラブ&ヒューマン

★★★受賞歴★★★
韓国映画評論家協会賞作品賞、男優演技賞(ソン・ガンホ)/青龍映画賞作品賞、男優主演賞(ソン・ガンホ)

===(公式HPよりストーリー紹介)===
愛する家族とともに、日当たりの良い庭付き一戸建ての“優雅な生活”を夢見るヤクザのカン・イング(ソン・ガンホ)。しかし、彼が仕事に精を出す程、妻ミリョン(パク・チヨン)は足を洗うよう文句を言い、思春期の娘ヒスン(キム・ソウン)は父の稼業を恥じ、イングを避けるのだった。そんなとき、組織内ナンバー2のノ・サンム(ユン・ジェムン)との関係が悪化。イングの苦悩は続く……。

これって、韓国では絶賛された作品なのねぇ~。crown
実を申しますと、私は余り引き込まれない作品でした。私みたいに、ソン・ガンホ様が拝めればそれでいいって構えがないと、ちょっと長い112分なのではないかしら。wobbly
そんな印象だったので、レビューも書きにくくて。( ̄◆ ̄;)pencil
本当はスルーしようと思ったのですが、せっかく【韓流シネマフェスティバル】に参加してきたので。どうにかポツポツと書いてみようと思い立ちました。(こういったコアな特集上映を組んでくれるシネマート六本木のラインナップは、とても興味深いです。flair 都合がつくなら、もう1本くらい鑑賞したいところです。happy01
あくまでも、私個人の感想なので。余り参考にならなくても、流してやってくださいね。

そもそも、何を描こうとしているのか読み取りにくかったです。(゚ー゚;typhoon
ヤクザ男が登場するとくれば、痺れるような世界観を期待しすぎた私も悪いかな。何しろ、直近に観たのが、『エグザイル/絆』という香港映画で。マフィアが出てきて、痺れまくりだったからなぁ。
全体的にユルユルの和みモードで進行するし、登場する男達が誰一人としてヤクザに見えないのが最大のネックでした。snail 組の会長ですら、威厳はあれどカタギに見えてしまったのですわ。paper 確かに、ガンホ様の持ち味はユーモラスだと思うけど。シリアスモードも演じきることくらい、過去の出演作が証明していますもの。(個人的には『JSA』と『復讐者に憐れみを』のガンホ様のシリアスな演技が印象的です。)全体的に作品がピリピリしていないのは、監督の演出によるものだと思うのだけど。私としては、もう少し緊張感が欲しかったな。thunder
Yuganasekai2 思春期の娘と噛み合わず、妻とも関係が冷え気味の男の淋しさ。ユーモアを交えることで、淋しく見える場合もあると思うのだけれど。ガンホ様が演じたイングという男は、何をやっても裏目に出ていました。down まるでダメ男。ng そこまでダメな男っているsign02と、逆にファンタジーとして受け取れてしまったのだけれど。ガンホ様が、余りにも飄々と演じて見せるので、とにかく笑ってしまいました。(そんなガンホ様が大好きなのですheart04ガンホ様の魅力は炸裂していたけれど、ヤクザ稼業と家族との間で困り果てるというエピソードが上手く融合していないように見えてしまって。どこか冷めた目で鑑賞してしまったのですわ。(。>0<。)cloud

映画鑑賞の肝であるストーリーに全然のれなかった為、余り高評価にしたくないのですが。それでも、俳優さんの存在感に魅せられたことだけは確かです。
ソン・ガンホは、期待通りでした。いい俳優さんというだけでなく、一人の男性としてもかなり好みのタイプだったりするからー。lovely 幸せなひと時でございました。この作品で演じているイングという男は、間が悪くて不器用で「コラーッ」という感じではありますが。ガンホ様が愛らしくドジを踏む姿は、逆に愛おしかったりしちゃうのです。bleah ガンホ様の出演作、未見のものもありますが。『大統領の理髪師』や『グエムル 漢江の怪物』に見るドジなお父さん像は、逆に図太く生き抜く力にも見えてしまうから不思議です。これがガンホ様の持ち味なのだろうな。
Yuganasekai3 下手したら、イング以上に存在感を放っていたのが、オ・ダルスが演じる幼なじみの男でした。イングの組とはライバルの組に所属していたようですが、イングとは気心知れた仲だった様子で。gemini 困窮しているイングに、手を差し伸べる親友といった雰囲気でした。(資料不足で役名を忘れたまま調べられずです・・・sweat01) オ・ダルスさんも、色々な作品で見かける名脇役と認識していましたが。(『オールド・ボーイ』で酷い目に遭っていた記憶が・・・shock)今までで最高の存在感を放っていた気がしました。頼りなさそうで、実はとても頼りになる存在。rock そんな友人がいるだけで幸せだと思います。

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2008年11月 3日 (月)

エグザイル/絆

「エグザイル/絆」
<EXILED 放・逐>/製作:2006年、香港=中国 109分 PG-12指定Exiled      
監督、製作:ジョニー・トー 出演:アンソニー・ウォン、フランシス・ン、ニック・チョン、ジョシー・ホー、ロイ・チョン、ラム・シュ、ラム・カートン、エレン・チャン、リッチー・レン、サイモン・ヤム
2008.11.3 試写会¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,300で妥当 / 評価:4.3★/5点満点★

「彼らこそ、最高だった。」

4人は待っていた、かつて親友だった男を・・・・・・。

===(チラシよりストーリー紹介)===
舞台は返還間近のマカオ。かつて仲間だった5人だが、今は立場を違えていた。ボスのフェイ(サイモン・ヤム)を狙撃して逃亡していたウー(ニック・チョン)を、ボスの命令で殺しに来たブレイズ(アンソニー・ウォン)ファット(ラム・シュ)。そのウーを守るために来たタイ(フランシス・ン)キャット(ロイ・チョン)。再会は銃撃戦となり、運命の歯車が動き出す。変わりゆく時代の策略にさらされる5人の絆。ラスト、男たちは約束を守るために再び戻る・・・・・・彼らのあの日々へ。

今日の試写会は、アンソニー・ウォンフランシス・ンの舞台挨拶つきでした。happy02 応募要項には、そんなこと記載されていなかった気がするので。どんだけお得なのよぉぉぉfuji と、ワクワクしていました。早目に会場に到着したつもりでしたが、祝日だからか、もの凄い行列ができていました。sweat01 案の定、前の方の席は早々に埋まってしまっていて。後ろから数えた方が早い位置の通路側の席をどうにか確保しました。まぁ、映画を鑑賞する分には見易いわよねと自分に言い聞かせて着席しました。chair
舞台挨拶の模様を少しお伝えしますと。アンソニーフランシスは、プライベートでも仲が良いそうで、息がピッタリ合っていました。gemini 質疑応答にユーモアをたっぷりと交えて、大いに会場を沸かせていました。note 私が一番笑ってしまったのは、「ジョニー・トー監督の声は、とても大きい」(アンソニーさん談)という話です。映画監督たるもの、声が大きくなければやっていけないという褒め言葉だったのですが。モノマネを披露しつつ?話すアンソニーさんが、映画で見る渋い雰囲気とは全然違うので。もの凄く親近感が湧いて、とても楽しかったです。happy01 フランシスさんは、本作に出演している時よりも長い髪でした。2人ともオーラがあるので、後ろの席でもよく見える気がしました。

さて、映画の感想にいきたいと思います。ジョニー・トー監督の作品は、『ザ・ミッション/非情の掟』と『エレクション』しか観れていませんが。ストイックな激しさに痺れまくって、お気に入りの監督さんです。今回も、いつも通りに痺れまくっておりました。クールで、ストイックで、セクシーです。heart04 そして、男同志の絆まで描かれていると、目がハートになったまま元に戻りませんでした。lovely 全編を通して緊迫したシリアスなムードが漂いながらも、時々小さくユーモアも挿入されていました。私にとっては、緊張の糸がほんの一瞬緩んだ程度だったのですが。小さいユーモアが入る度に、会場では大爆笑の渦が巻き起こっていました。「・・・そんなに笑うところかなぁ・・・・・catface」と、終始たじろいでしまったので。少数意見なレビューになっているかもしれません。(まぁ、いつものことですが)一般公開して終了間近で閑散とした頃に、もう1度ジックリと観に行きたいような気もします。今回は、珍品レビューになっているかもしれませんが、広い心で流して頂けると嬉しいです。club

ウーの命を狙うブレイズ&ファットの2人組と、ウーの命を守ろうとするタイ&キャットの2人組。真逆の行動を取る2組がバッタリと遭遇し、一触即発の銃撃戦へと発展する。この流れは、実に面白くて好みなのですが。その後、アッサリと和解してしまう展開には、少し違和感を覚えてしまいました。gawk それ程に、強い絆で結ばれた仲間だったのか。はたまた、裏切られても仕方ないくらいにどうしようもないボスだったのか。もう少し丁寧に説明を加えた方が良かったのではないかなぁと思ってしまって。coldsweats02 それでも、そのまま話はどんどん進行していきました。そう言えば、アンソニーさんが「脚本が完成していないままクランクインした」とか話していたっけ。それなら仕方ないかと納得することにしました。

5人が結束する理由づけが薄かった点を除けば、後は痺れっ放しで超好みの作品でした。heart 裏切られっ放しのボス・フェイが登場してからは特に、否応なしに緊張させられました。sweat02 と言うか、全編に渡ってサイモン・ヤムさんが居ると居ないとでは、緊迫の度合が違いました。thunder 冒頭、5人が和解するに至る銃撃戦。和解した5人が、ボスの元を訪れた時に繰り広げられる銃撃戦。どちらも見応え抜群なのですが。特に印象に残ったのは、撃たれたウーを担いでなだれ込んだ闇医者のアパートでの銃撃戦です。hospital ウーの治療中に、何と負傷したボスも同じく担ぎ込まれてくるのです。部屋の隅やカーテンの裏に身を潜める4人の姿をカメラがドーンと捉えただけで、心臓がドキドキしました。movie 手術台に横たわるウーの姿にボスが気づいた瞬間、当然の如く激しい銃撃戦へと突入していくのです。
もう1つのおススメは、ラストの銃撃戦です。ガン・アクションそのものも200%見応えがありますが。good タイが最後に取った行動には、涙が込み上げてきてしまいました。weep 蹴り上げられた空き缶と、ヒラリと舞い落ちる1枚の写真。心臓がバクバクいう程に興奮する激しいアクションの後に、清々しく美しい余韻が残りました。shine 4人で映っているショットも、1人だけ後ろを向いていたり、遠近法のような構図だったり。激しさと美しさが共存している素晴らしい映像でした。ラストの銃撃戦も、『アンタッチャブル』のクライマックスの駅のシーンに匹敵するくらいのインパクトがありました。映画史に残る名シーンの1つとして、私の心に深く刻まれました。

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2008年11月 1日 (土)

レッドクリフ Part I

「レッドクリフ Part I」
<RED CLIFF>/製作:2008年、アメリカ=中国=日本=台湾=韓国 145分Red_cliff_part1         
監督:ジョン・ウー 出演:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、リン・チーリン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童、ユウ・ヨン、ホウ・ヨン、バーサンジャブ、ザン・ジンシェン
2008.10.1 映画サービス・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,300で妥当 / 評価:4.3★/5点満点★

「信じる心、残っているか。」

敵は、80万の兵と2000の戦艦。

目的は、一人の女を奪うこと。

===(シネマトゥデイよりストーリー紹介)===
はるか昔の中国で絶大な権力を握る曹操(チャン・フォンイー)は、その兵力にものをいわせて敵国を攻めたてていた。彼の天下統一の野望を打ち砕くため、孔明(金城武)周瑜(トニー・レオン)はともに協力し、連合軍を結成。だが連合軍の数はわずか6万、片や曹操の軍勢は80万で、その兵力の差は誰の目にも明らかだったが……。

何をどうまとめたら良いのか、頭の中がグルグル渦巻き状態なので。typhoon 人物相関図や細かい解説は、公式HPを覗いて頂けたら嬉しいです。 というか、是非とも劇場へ足を運んでみてください。これは、劇場の大きなスクリーンで堪能して欲しい映像が満載の映画です。私が本作を見ようと思ったキッカケは、「トニー様の最新作」という点です。世界史の授業で習ったはずなのに、予備知識が足りていなくて大丈夫かしらという不安もあったけど。本編開始前に、出演者の写真つきで日本語の解説が入ります。いきなり観に行っても、入り込めるようになっていました。前編・後編に分かれており、後編は来年の春公開予定です。本編終了後に、後編の予告編が流れますので、最後まで座っていることをおススメします。chair

Redcliff_wp3_s本作の最大の見所は、クライマックスとなる闘いの場面でしょう。大軍を率いて、攻め込む曹操軍を迎え撃つ連合軍【九官八卦の陣】の魅力。1つ1つのアクションシーンも素敵だけど、何よりも映像として圧巻ではありませんか。fuji 見た目だけではない、戦略としても想像しえない強さを発揮すます。これはもう劇場で目撃して頂くしかないです。私のレビューとしては、もう少し小さい部分で気に入った場面等を書いてみようと思います。

バトル・シーンで一番感銘を受けたのは、弓矢でも槍でもなく《盾》の使い方です。敵の襲撃を避けるだけに留まらない頼もしい武器。敵の猛攻を迎え撃ち、一列に並んだ兵。矢を射ることもなく、盾の後ろにジッと身を潜める。攻撃される寸前、盾をクルッと裏返し、陽光を反射させる。sun 不意を突かれたシンプルな反撃だけれど、馬まで視界を遮られて、効果抜群sign03good 【九官八卦の陣】でも、盾を上手く利用した反撃が興味深かったです。大体、数では劣る軍が最強の軍を迎え撃つという設定が好き。『ロード・オブ・ザ・リング』を連想させられて、ワクワクしちゃいます。happy02

トニー様見たさに劇場へ急いだ私ですが。本作でお気に入りのキャラクターは、劉備軍の面々です。冒頭、曹操軍にさらわれた君主・劉備(ユウ・ヨン)の愛息子を救いに行く趙雲(フー・ジュン)劉備自身が諦めかけた状況で、誰にも一言も告げずに馬を駆ける姿も男らしいけれど。horse 負傷しながらも、どうにか救出し。まだ赤ん坊の若君の姿が見えないように、衣で隠して背中に背負う。敵が向かってきた時、このまま闘う覚悟を決めて。まだ言葉もわからない幼い若君に、「参りましょう」と囁く姿に惚れました。lovely 単身で曹操のいる元に向かった関羽(バーサンジャブ)。目的は、曹操軍が踏みつけている劉備軍の旗を取り戻すこと。motorsports 自らの命を懸けて、曹操を殺すことよりも旗を守ることを躊躇なく選んだ関羽の勇姿。rock この2つの場面で、悪の権化とも言えるあの曹操が微笑む。delicious 「こんな猛将が欲しい」趙雲関羽の男気に目を奪われる曹操の表情も印象的でした。もう1人、張飛(ザン・ジンシェン)という豪快な武将がおり(ギムリみたいだった)、3人は劉備と兄弟の契りを結んでいます。bud 劉備への忠誠心にも感動しますが。これ程の武将から絶大なる信頼を得た劉備の人柄も素晴らしいです。clover 誰よりも民を思いやる君主。ワラジを編むのが上手で、臣下たちが履き潰すと新しいワラジを与えている。foot 「君主に編んで頂きました」と心から喜ぶ臣下の姿。劉備がワラジを編む姿を見た周瑜の言葉も印象的でした。「1本では弱いワラも、束ねれば頑丈なワラジになる」 軍勢では勝てなくても、力を合わせて曹操軍に挑みましょうということなのですが。bomb ワラ1本に込められた劉備の信念は、ワラジを履いて闘う臣下と強い絆で結ばれている。劉備は、曹操には決して真似のできない見えざる力を持ち合せているのだと思いました。happy01

曹操劉備。上司にしたいのは圧倒的に劉備なのだけれど、全編を通して曹操の黒いオーラに何故か魅せられてしまったのも事実。shadow それ程に、演じたチャン・フォンイーの存在感が光っていたのだと思います。shine フォトにも載せた船で臣下を率いる曹操の後ろ姿。赤いマント(?)から目が離せないんですよね。confident 本作では、周瑜の妻・小喬(リン・チーリン)への情念は顕わになっていない印象だったけど。後編では、曹操の蛇のような執念が描かれていそうで楽しみです。scorpius
他のキャラクターについても少しずつ。今回は、小喬よりも呉の君主・孫権(チャン・チェン)の妹・尚香(ヴィッキー・チャオ)の方が印象的だったな。virgo 勝気で快活、戦にも参加したがるお転婆娘をヴィッキーがチャーミングに体現。個人的には、エオウィン姫を思い出した。wink トニー様は、相変わらず小柄な身体からオーラ全開。普段の温和な表情とは全くの別人で、頼もしい存在感を発揮してます。諸葛孔明を演じるのは金城武。貪欲さのない飄々とした表情が印象的で、こちらも曹操には真似のできない賢さに溢れていると思いました。book 張飛の怒号に耳を塞いでいる場面も好きだけど、尚香のお転婆ぶりにニマニマしている表情に懐の深さを感じました。ear 孫権が闘うことを選ぶ場面もいい。暗闇で刀を抜く孫権、反射した光がチャン・チェンの鋭く美しい瞳をバッチリ捉えるのよ。eye 我らが中村獅童も、周瑜の臣下・甘興を演じています。出番は少な目でも、あの切れ長の鋭い視線は異彩を放っておりました。diamond

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11月に見たい映画メモ・メモ

Photo先日観た映画 『僕らのミライへ逆回転』で『ゴーストバスターズ』をリメイクする場面がありました。『ゴーストバスターズ』と言えば、私が人生で一番最初に劇場に観に行った洋画なのです。foot 70年代以前の映画って、実は余り鑑賞できていないのですが。80年代の映画だったら、幾らか鑑賞しました。それで、80年代の映画の主題歌とか、懐かしく思い起こしてしまって・・・。(◎´∀`)ノcherry ケニー・ロギンスが歌う『フットルース』の主題歌に始まり、『フラッシュダンス』やら『トップガン』やら『ロッキーⅣ』やら、サントラを借りてテープに録音してたなぁ。music この際、あの頃のサントラCDを改めて買い直したいところです。映画のサントラから逸れてしまうけど、80年代の洋楽で思い出の曲ってありますかsign02私は、デュラン・デュランやハワード・ジョーンズやティアーズ・フォー・フィアーズなど。無意識に、UKロック寄りに夢中になっていました。シンディ・ローパー好きな友人、ワム好きな友人。仲間とLPを貸し借りしてたなぁ。(あの時代はCDではなくレコードでしたcatface) 私が映画に夢中になるキッカケは、洋楽でした。マイケル・ジャクソンの「スリラー」のミュージック・ビデオに魅せられ、レイ・パーカー・Jr.が歌ってヒットした『ゴーストバスターズ』の主題歌に注目したことにより、映画人生が幕を開けたのです。fuji ちょっと前になるけれど、香取慎吾ちゃんが司会をしている『スマステーション』でも80年代の洋楽や邦楽を特集していた時があって。tv もの凄い前のめりでテレビにかじりついておりました。取り合えず、HMVのCDコーナーをうろつきたくなりました。notes

★前月公開された作品★

10月に公開された作品で確実に観たい作品は、全て鑑賞済ですだ。scissors

★今月公開の確実に観たい作品★

『レッドクリフ PartⅠ』 (11/1公開)
11月は、これを観ずして何を観るのsign02ってくらいに楽しみにしておりました。(*^ー゚)note 歴史は得意ではないので、取り合えず映画の雑誌等で解説とインタビューを読みまくっております。トニー様が出演してるとあらば、なるべく劇場へ足を運ぶ私なの。lovely

『X-ファイル:真実を求めて』 (11/7公開)
何で今更?そんなに期待はしてないのだけど、テレビシリーズは全て見ました。tv 途中から飽きてきちゃって、だって無理矢理すぎて。初期の頃のエピソードだったら、お気に入りは一杯あります。happy01 でも、おつき合いで観ます。

『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』 (11/15公開)
ゾンビ映画って幾つもあるけど、全ての原点がジョージ・A・ロメロ監督なのですよね。crown でも、よく考えたら第1作目の『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』をまだ見ていなかった。(=゚ω゚=;)sweat01 ついでにレンタルしたいところ。

『ブロークン』 (11/15公開)
ショーン・エリス監督の前作『フローズン・タイム』は未見なのですが。こちらのチラシを手にした時から、一目惚れしました。( ̄ー+ ̄)shine こういったミステリアスな雰囲気は、ゾクゾクしちゃいます。kissmark

『ブラインドネス』 (11/22公開)
木村佳乃と伊勢谷友介の出演で、かなり話題を集めましたね。paper 私の目当ては、ジュリアン・ムーア。視界を失う伝染病、たった一人だけ視力を失わなかった女性を熱演してるそうな。eye結構、ずっしりくるタイプの作品なのかな。gawk

『1408号室』 (11/22公開)
スティーブン・キング原作のホラーに、我らがサミュエル・L・ジャクソンが出演しているのねー。ヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノapple キングの小説を映画化って、必ずしも出来栄えが良いとは限らない印象だけれど。こちらは、前評判もよろしいようで、とても楽しみです。fuji

『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』 (11/22公開)
ベン・スティラーが20年温めていたと噂のブラック・コメディ。予告編を見て、これ大丈夫なのか(lll゚Д゚)sign02とハラハラするくらいにブラックだったので。本編は一体どんなことになっているのでしょう。劇場へGOdashrun

『私は貝になりたい』 (11/22公開)
私は、フランキー堺版のオリジナルは未見です。それでもって、中居くんファンでありながら映画『模倣犯』の不出来には怒り狂っておりました。(`Д´)annoy でも、プロモーション活動を明るくこなす中居くんの姿には感動しました。。゜゜(´□`。)°゜。snow 今回も宣伝しまくるのかな。

★余裕があれば是非観てみたい作品★

『リダクテッド 真実の価値』 (10/25公開)
内容は、恐縮してしまうくらい怖いイメージなんだけど。(((゚Д゚)))coldsweats02 ブライアン・デ・パルマ監督作品であることと、ヴェネチア映画祭で銀獅子賞を受賞していることを鑑みると。やっぱり観ておいた方がいいのかなと思えてしまう。eye

『DISCO ディスコ』 (11/15公開)
おフランス製ディスコ・ムービーで、イメージとしては『フル・モンティ』みたいな感じなのかな。bread 頑張る親父の姿に笑って泣いて、そんな風だといいな。cafe

『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』 (11/15公開)
『ブリジット・ジョーンズの日記』のティーンネイジャー版といったことろでしょうか。ribbon へちゃむくれな猫さんも登場するみたいで、惹かれます。cat もう少し、近くの劇場でも上映してくれると嬉しいのだが・・・(^-^;sweat01

★まとめ★

映画祭にも参加したかったけど、仕事を休む訳にもいかずに来日したスターのニュースを見て心ときめかせておりました。tv 『スマステーション』『SMAPxSMAP』に登場したトニー様の姿に感激。(*゚∀゚*)=3ハァハァheart04 映画で見るシリアスな表情とは違って、リラックスした穏やかな笑顔が印象的でした。shine それでもって、映画祭はさておき、今月は特集上映に参加したいなぁと思っています。以下が惹かれている特集でっす。
『韓流シネマ・フェスティバル2008 ラブ&ヒューマン』 at シネマート六本木
狙いはもちろん、ソン・ガンホ様主演作『優雅な世界』rock
『中国映画の全貌2008』 at 新宿K's cinema
未見のものが幾つかあるので、都合のつく限りで鑑賞したいっす。香川さんとか、ジョニー・トー作品とか。punch
『カレル・ゼマン レトロスペクティブ』 at シアター・イメージフォーラム
チェコ・アニメの原点だって。観たい、聞きたい、歌は歌わないでおく。(*´ェ`*)karaoke

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