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2009年1月 1日 (木)

アンダーカヴァー

「アンダーカヴァー」
<WE OWN THE NIGHT>/製作:2007年、アメリカ 117分 PG-12指定Undercover        
監督、脚本:ジェームズ・グレイ 出演:ホアキン・フェニックス、マーク・ウォールバーグ、ロバート・デュバル、エヴァ・メンデス、アントニー・コローネ、モニ・モシュノフ、アレックス・ヴィードフ、トニー・ムサンテ、ドミニク・コロン、ダニー・ホック、オレッグ・タクタロフ、クレイグ・ウォーカー
2009.1.1 映画サービス・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

エリート警官として日の当たる道を行く兄、アウトローとして裏社会に生きる弟。

兄弟の運命は、一発の銃弾で動いた。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
1988年のニューヨーク。名の知れたナイトクラブのマネージャーとして働くボビー(ホアキン・フェニックス)は、名字も変え自分が警官一家の出である事を隠してきた。オーナーとの関係も良好なボビーだったが、そのオーナーの甥に麻薬取締班が目をつける。それを指揮するのはボビーの実兄のジョゼフ(マーク・ウォールバーグ)と父のバート(ロバート・デュバル)。彼らはボビーに協力を求めるが、ボビーは申し出を断る。しかしジョゼフが撃たれ、父にも危険が迫り、ボビーはどちらの側につくか決断を迫られる。

チラシを入手しないままに公開が始まってしまった本作。各シネコンで上映すると思ったら、公開規模が小さくてビックリ仰天。coldsweats02 私には、なかなか豪華なイメージがあるのに、どうしてだsign02 以前、衛星放送の映画番組で、この作品を大々的に紹介していました。tv 日本語タイトルが決まる前の紹介だったので、この作品がソレだと気づくのに時間がかかってしまいましたが。watch 世間一般的に話題にならなくても、評判が良い印象でした。実際に見た私の感想としては、かなり魅せられた1本でした。( ̄ー+ ̄)good

麻薬だ、捜査だ、なんて出てくると。イメージするのは、派手な銃撃戦が売りのエンタメ作品です。でも、この作品はイメージするよりも地味なタッチでした。mist 銃撃戦やカーチェイスはあれど、一番グッとくるのは登場人物の心理描写でした。Σ(・ω・ノ)ノ!thunder
警官として輝かしいキャリアを誇る父バート。長男のジョゼフは、父の歩んだ道をピッタリとなぞるエリート警官。次男のボビーは、警官一家の道を辿らず、裏の世界で成功を収める。私は、ふと『その土曜日、7時58分』を思い出しました。内容は違うし、あちらに待ち構えるのは悲劇でした。crying 本作は、悲劇的な出来事はあれど、どちらかと言うとハッピーエンドにも見えましたが。clover 《父と息子》そして《兄と弟》という2つの対極に、妙にハラハラしてしまって。sad 出来のいい兄も、実は少なからず弟の奔放な生き方を羨んでいたりとか。主人公の恋人は一見《ビッチ》風な佇まいながらに、ピタリと寄り添い支えている印象だったりとか。個人的に、色々と共通項が思い浮かびました。数年後に見ると、また違うかもしれないけど。最近は、映画を見る時に【家族】の描き方に注目する傾向にあるみたいです。(無意識なんですけど)eye 派手さは無くとも、俳優陣の微妙な表情1つ1つから、各キャラクターの心情がジワジワと伝わってくる作品でした。(゚д゚;)fuji その雰囲気に技を感じます。wrench

ボビーを演じるのは、ホアキン・フェニックス。この作品は、人生の転機を激しく迎えたボビーを捉えているという感じです。wave 私には、ボビーの表情が一番重要なポイントでした。flair まず、兄ジョゼフが撃たれて重体になる辺りから、少しずつ表情に陰が帯びてきます。newmoon 私は、ホアキンが悲しそうにしている時の瞳にグッときてしまうんですよね。弱々しさを覗かせる時のホアキンは絶品。考え過ぎだけど、兄リバーの死がチラついて見えてしまう。ホアキンが気になりだしたのは、ニコール・キッドマン主演の『誘う女』からで。アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた『グラディエーター』の演技も良かったけれど。一番好きなのは、『クイルズ』で苦悩する神父の演技です。shine 休業?引退?音楽活動に専念するというニュースは淋しい限りです。ジョゼフを演じるのは、マーク・ウォールバーグ。出番は少ない印象でしたが、『ディパーテッド』以来、凛々しい警官の役がピタリとはまります。死語で表現すると、ソース顔というよりはサッパリおしょう油顔だと思うのですが。眉間にシワをギュッと寄せた時の力強い表情は印象深いです。本作では、メソメソした表情のホアキンと対照的で実に面白い。( ̄ー+ ̄)gemini オヤジ好きの私としては、父バートを演じたロバート・デュバルに触れない訳にはいきません。出番は少なくとも、力強さと温かさを併せ持つ存在感に魅了されます。『地獄の黙示録』のような秀作を始め、B級作品であれ何であれ。少ない登場でも、作品全体をギュッと締める術を知っているというか。本当に頼もしい俳優さんの1人です。lovely

私が本作で一番気になったのは、ジェームズ・グレイ監督その人。脚本も執筆してしまうというだけで、尊敬の眼差しなのに。pencil この作品は、監督作まだ3作目なのですね!( Д) ゚ ゚three しかも、1969年生まれだなんて。自分と年齢も近い人が、これだけ魅力的な映画を作ってしまうなんて驚きです。Σ( ̄ロ ̄lll)impact 確かに、前作『裏切り者』はレンタル・ビデオ鑑賞で済ませてしまったことを激しく後悔したんです。(;;;´Д`)ゝsweat01 (1作目の『リトル・オデッサ』は、未見なので要チェック) ホアキン・フェニックスマーク・ウォールバーグは、『裏切り者』でも主演してました。組むのは2度目なのか。two 確かな信頼関係を築いているのだなと感心しました。

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コメント

あけましておめでとうございます。

ご挨拶が遅くなってしまいました。
今年の一発目がこの映画とはこれまたシブい。

ぼくもちょっと変わったところからアップしようと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

投稿: えい | 2009年1月 3日 (土) 12:20

えいさま
TB&コメントありがとうございます。
明けまして、おめでとございます。
今年も、どうぞヨロシクお願い致します。o(_ _)oペコッtulip
この作品だと、渋いですかね。
確かに、客入りはいま一つでした・・・gawk
でも、とても見応えがありました。
ロバート・デュバルは、いいですよね。lovely

投稿: となひょう | 2009年1月 3日 (土) 23:28

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