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2009年2月28日 (土)

2月に鑑賞した映画たち

劇場公開で鑑賞した作品 合計10本でした。
2月に鑑賞した作品は、好き嫌いが大きく分かれました。ベスト1は「チェンジリング」です。上半期で締めても、ベスト10に確実に挙がってきそうな程に惹き込まれました。公開終了間際に滑り込みで鑑賞した「天使の眼、野獣の街」も大好きです。「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」も素晴らしい作品でした。

「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」   3.8★/5.0★

「天使の眼、野獣の街」   4.5★/5.0★

「キャラメル」   3.8★/5.0★

「チェンジリング」   4.8★/5.0★

「悲夢」   3.5★/5.0★

「チェ 39歳 別れの手紙」   3.8★/5.0★

「13日の金曜日」   3.5★/5.0★

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」   4.3★/5.0★

「誰も守ってくれない」   3.8★/5.0★

「フェイク シティ ある男のルール」   3.3★/5.0★

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2009年2月25日 (水)

ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー

「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」
<HIGH SCHOOL MUSICAL 3: SENIOR YEAR>/製作:2008年、アメリカ 112分High_school_musical      
監督、製作総指揮、振付:ケニー・オルテガ 出演:ザック・エフロン、ヴァネッサ・アン・ハジェンス、アシュレイ・ティスデール、ルーカス・グラビール、コービン・ブルー、モニク・コールマン、オレーシャ・ルーリン、バート・ジョンソン
2009.2.25 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「たとえ道は分かれても、僕らは共に歩いて行く―。」

こころの準備もできないうちに別れの時が近づいてくる
立ち止まりたい・・・少し それでも自分の直感を信じて
「私たちは未来に向かって共に歩いていく」

===(goo映画よりストーリー紹介)===
アルバカーキ大学バスケットチームへの進学が内定したのに浮かない顔のトロイ(ザック・エフロン)ガブリエラ(ヴァネッサ・アン・ハジェンス)がスタンフォード大学に合格した今、このまま進学したら、二人の距離は1600キロ。トロイは、このままバスケットを続けることにも疑問を感じていた。そんな時、なぜか学校行事のスプリング・ミュージカルのオーディションを受けることになってしまった。その舞台は、ジュリアード音楽院の奨学生の選考審査なのだった。

これぞ、ミュージカル!!!━━━━(゚∀゚)━━━━!!

元のドラマを一度も見たことがないので、この作品を鑑賞するつもりはありませんでした。先日見た『マンマ・ミーア!』には、どうしても不満が残ってしまい。ミュージカル映画を満喫するという感覚を味わいたくて、突発的に観に行くことにしました。run 中高年のおじさん&おばさんがラメラメの派手な衣装を身にまとい、絶頂期のマイケル・ジャクソンが如く「フーーーッsign03sign03」と踊る姿に元気を分けてもらえるという感覚もわかるけれど。あの映画は、基本的なところで歌唱力に魅せられるという事が全くと言っていい程ありませんでした。coldsweats01 ABBAの楽曲は、とても魅力的だったけれど。note 何よりも肝心なところで、歌唱力が追いついていなかった印象でした。( ̄Д ̄;;typhoon つまり、著名な楽曲を使用するからには、それなりの構えが必要だと思うんですよねぇ。gawk つい先日、ある映画雑誌で読んでしまった。メリル・ストリープは『マンマ・ミーア!』に出演するに当たり、これと言ったボイス・トレーニングは受けなかったと語っているのを。∑(=゚ω゚=;)sprinkle やっぱりそうなのかよぉ、絶対にそんな事だと思ってたんだよなぁぁぁ。(≧ヘ≦)rain 『シカゴ』という素晴らしいミュージカル作品もありますが。主演のレネー・ゼルウィガーは、歌が苦手なのでボイス・トレーニングに励んだと聞きます。その努力の結晶は、作品を見れば一目瞭然。shine 見習って欲しいと思います。think

前置きが長くなってしまいましたが。この作品は本当に楽しめました。ストーリーそのものは普通なのですが、とにかく素晴らしいパフォーマンスに寧ろ感動。o(*^▽^*)ofuji 若さ溢れる躍動感、それだけではないのです。リハーサル量が全然違う気がします。ソロパートから始まり、大団円に次ぐ大団円。劇中劇というスタイルなので、映画そのものが見事なショーとして成立していると思いました。good もしも私のように『マンマ・ミーア!』に不満が残っているという方がいらっしゃるなら、この作品でお口直ししてみてはいかがでしょうか。kissmark キャスト全員の歌と踊りが本当に素晴らしくて、ミュージカル映画としてのクオリティの高さを感じます。up ディズニー映画というだけあって、意地悪なキャラクターも登場しないし。メインのカップルがイチャイチャし過ぎて興ざめするということもないし。躍動感と爽快感が全編を貫く素敵なミュージカル映画に仕上がっていました。ヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ notes

例外なく皆さん素晴らしかったのですが。特に印象的だったキャラクターや場面を振り返ってみたいと思います。私のお気に入りは、シャーペイ(アシュレイ・ティスデール)ライアン(ルーカス・グラビール)の双子。gemini 最初、シャーペイがルンルンと登場するのを見た時。『キューティ・ブロンド』かパリス・ヒルトンのパロディかと思ってしまい。ribbon よくわからないけど、ひょっとしたら意地悪な女の子なのかと思い込んでしまいました。寧ろ、本来ヒロインであるはずのガブリエラより何倍も魅力的でした。cat 有名になりたいという大きな夢と誰にも負けない向上心。upwardright かなりの野心家ですが、ちょっとおバカっぽくて普通の女の子でした。virgo どんな逆境をも跳ね飛ばすハイパー・ポジティブなキャラは、とても好感が持てました。tulip (ラメラメ衣装のおばさんよりも、たくさん元気を分けてもらいました。)シャーペイが野望を語る(歌う)オンステージは本当に楽しかったです。happy02 始めは、ライアンを唆すだけのソロソングなのですが。徐々に他のメンバーが脇役として加わり、大団円へと流れ込みます。まるで本物のミュージカル劇を見ているようでした。シャーペイの陰で、どちらかと言うと目立たない存在のライアン。そんな彼が歌って踊り始めると、全くの別人に変身します。伸びのある声量と歌唱力、キレのある振り付けと活き活きとした跳躍。shoe 本作の登場人物の中で、最も才能のある存在だと思いました。crown

シャーペイのオンステージの次にお気に入りだったのは、トロイチャド(コービン・ブルー)2人のパフォーマンス。scissors やんちゃボーイズのオンステージも楽しかったです。幼い頃を思い出して、歌って踊りまくる。チャンバラ劇のような振り付けもあったり、2人をそのまま幼くしたような少年2人が登場したり。なかなか斬新な演出で、躍動感に溢れたパフォーマンスでした。basketball 最近のジャニーズ・アイドルも、ここまで歌って踊らない気がするなぁ。catface 廃車工場らしきスペースをこれでもかと駆け周り、タイヤを転がして自在に飛び乗る。こちらまで満面の笑みになってしまいました。トロイは、ガブリエラとのバラード調のデュエット曲が多かったので。逆に、このパワフルな場面の方が強く印象に残りました。
トロイガブリエラは、スローテンポなラブソングばかりではなく。2人でワルツを踊る場面がありました。いつもだったら、ヤング・カップルがイチャイチャしているだけの場面には興味を持たないけれど。この場面には引き込まれました。何だか、もの凄い練習量が垣間見えた気がしたのですよね。eye ホイホイと簡単に撮影が終わった場面ではないように思えて。ウリナリ芸能人社交ダンス部の感動が甦りました。snow

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2009年2月22日 (日)

天使の眼、野獣の街

「天使の眼、野獣の街」
<EYE IN THE SKY>/製作:2007年、香港 90分Tenshime_yajumachi      
監督:ヤウ・ナイホイ 製作:ジョニー・トー、ツイ・シャオミン 脚本:ヤウ・ナイホイ、アウ・キンイー 出演:レオン・カーフェイ、サイモン・ヤム、ケイト・ツイ、ラム・シュー、マギー・シュー、チョン・シウファイ
2009.2.22 劇場前売り鑑賞券¥1,500にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,500で妥当 / 評価:4.5★/5点満点★

「美しき追跡者。」

新人女性警察官が挑む、不夜城大捜査線。
凶悪強盗団 VS 監視のエリート部隊!香港を縦横無尽に駆け巡る白熱の大追跡!

===(goo映画よりストーリー紹介)===
容疑者たちの監視と追跡を専門に行う香港警察刑事情報課・監視班。新人女性捜査官ホー(ケイト・ツイ)は実地試験に見事合格、晴れて監視班の一員となった。その頃、強盗団による宝石店強盗が多発、そのリーダーのチャン(レオン・カーフェイ)は、かつて警官を殺害して逃亡中の凶悪犯だった。ホーはベテラン捜査官ウォン(サイモン・ヤム)の指導を受けながら、失敗を繰り返しながらも仲間とともに任務を遂行、やがて強盗団の次なるターゲットを突き止めるのだが…。

この作品の存在を知ったのは、『ファニーゲーム U.S.A.』を観に行った時に流れた劇場予告編でした。ハードボイルドな香りがプンプンしていたので、一目惚れをして。happy02 前売り券も、割と早目に購入していたのですが。上手く都合をつけられなくて、あと一週間で終了という時期に突入してしまいました。snail snail snail 今気がついたのですが、本作には公式HPが存在しないのですね・・・。∑(=゚ω゚=;)impact チラシと映画サイトだけでは存分に情報をゲットできません。(;ω;)rain 嗚呼、パンフレットを購入しておけば良かったな・・・。weep 僅かな情報と、記憶を必死に辿ることでレビューをまとめてみたいと思います。いま一つかもしれませんけど、お許しを。それと、終了間近に私が1人で絶賛したところで、興行面には何一つ貢献することができませんが。香港映画好きの方に、少しでも話題にして頂けたら嬉しいなと思います。

I am invisible.  I am inaudible.  The enemy's fate is in my hand.
我は目に見えず 我は人に聞こえず 敵の運命は我が手中にあり

(大元の原文は、漢字の変換が上手くできなかったので載せてません・・・coldsweats01
という、予告編の言葉からグイグイと引き込まれていたのですが。本編も勿論のこと、冒頭から目が離せませんでした。eye 路面電車の車両、ごく普通の香港の街並みが映し出されます。train それでも、何となくメインの3人が誰なのか伝わります。ケイト・ツイ演じる若い捜査官ホーが、誰かを尾行しているようですが。そのターゲットと、ホーと同じ立場の捜査官。サイモン・ヤムレオン・カーファイが、そのどちらかなのだと想像はつきますが。鑑賞直前にチラシ等で誰が誰を演じるのかをチェックしなかったので。3人の関係はどういうものなのか、判別できずにハラハラしました。coldsweats02 物語が進むにつれ、追跡劇が緊張で張り詰めていくのは当然ですが。冒頭から吸引力に溢れていたので、そのままグイグイと引き込まれていきました。run

<監視>が意味するところは『天上の目』だ。全てを詳細に渡って記憶しろ。」

というウォンの教えを、新人ホーが少しずつ体得していくというもの。『天上の目』すなわち《EYE IN THE SKY》 という訳で。(またしてもオリジナル原題の漢字の変換がわからず載せてません・・・coldsweats01)実は、ちょっと前に漢字検定にチャレンジした私。直筆の手紙よりも携帯のメールが主流になった昨今、本当に字を書くという機会が激減してしまいました。pencil 今更ながら、改めて漢字の奥深さを知り。また、ちょっとずつでいいから漢字の勉強を続けていけたらいいなと思っていた矢先でした。sagittarius  こうしたセリフから東洋の美学が垣間見えるような気がして。『インファナル・アフェア』 『エレクション』 で陶酔しきりだった私にとっては、たまらない傑作なのでありました。(o^-^o)good

キャストも良かったです。全体的に、映画というよりもドキュメンタリーなのかと思わせるリアリティが感じられたのですが。敢えて派手な雰囲気を避けていたのでしょうか。例えば、ベテラン捜査官を演じたサイモン・ヤム。個人的に、香港の俳優さんの中ではお気に入りなのですが。lovely  街並みに溶け込む普通の雰囲気を作り上げていたと思います。『エグザイル/絆』では、チンピラの親分を演じていました。ビシッとスーツを着込んで、なかなかオシャレに決めていたのに。drama  今回は、白髪交じりの頭に丸メガネ、ポッコリと膨らんだお腹。eyeglass  ごくごく普通にオジサンという雰囲気でした。(横になってもポッコリしていたところを見ると、あのお腹は自腹ではないのかな?)強盗団の親分チャンを演じたレオン・カーファイ『エレクション』でのチンピラっぷりには辟易してしまったのだけれど。thunder 今回は、どちらかと言うと寡黙で、頭の回転が早い印象です。wink 犯罪者も警察も、その身分を隠し通しつつ、香港の街並みに溶け込んでいる感じがしました。だからこそ、その追跡劇にドキドキしてしまうんですよね。bomb ホーのフレッシャーぶりには、違う意味でドキドキしてしまう場面もあったけれど。少しずつ強く逞しく成長していく姿というのは、感情移入してしまいます。ラストのホーの表情、随分と大人びて見えましたもの。boutique それと、監視班を取り仕切る女性。ジョニー・トー監督の『ブレイキング・ニュース』のケリー・チャンを思い出したけど。実は私、あのケリー・チャンは余り好きになれなかったのですよね。annoy 終始、怒鳴り散らしてニコリともしないので。せっかく美人なのに、女性として台無しじゃないかと思えてしまって。punch その点、本作の女性は、男性相手に指示を出してはいても。情けに深い面を見せられてホッとしました。japanesetea

強盗団を追跡するに当たり、監視班の面々は、お互いをコードネームで呼び合っていました。「子豚」とか「犬顔」とか「動物園」とか。強盗団の体格のいい男(ラム・シュー)は、「ファットマン」と呼ばれ。親分のチャンも「アイスマン」(だったかな、何か冷たい感じの名前:違っていたら訂正をお願いします)と呼ばれている。捜査の基本的なことなのだろうけど、監視班のメンバーは動物絡みで統一しているところが面白かったです。pig dog cat taurus aries chick ラム・シューさんは、終始、何かを食べてましたね。cake banana apple 強盗が終わった後にバーベキューをする場面があり。仲間割れが起きて、殴り合いの喧嘩に発展した時。1人冷静に鉄板を持ち上げて避けた場面には笑いました。riceball

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キャラメル

Caramel 「キャラメル」 
<CARAMEL>/製作:2007年、レバノン=フランス 96分  
監督、脚本:ナディーン・ラバキー 出演:ナディーン・ラバキー、ヤスミーン・アル=マスリー、ジョアンナ・ムカルゼル、ジゼル・アウワード、アーデル・カラム、シハーム・ハッダード、アジーザ・セアマーン
2009.2.22 ミニシアター回数券¥1,330にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「街の小さなエステサロン ここは、美しさよりも大切なものがみつかる場所」

ベイルートの小さなエステサロンに集う5人の女性たち。
彼女たちは誰にも言えない秘密を抱えていた・・・。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
ベイルートの小さなエステサロンに集う5人の女性たち。結婚を前にフィアンセに過去を打ち明けられないイスラム教徒のニスリン(ヤスミーン・アル=マスリー)。不倫の恋に振り回され、結婚を期待する親に嘘をついていることに悩むオーナーのラヤール(ナディーン・ラバキー)。長い髪の美しい顧客に心惹かれるリマ(ジョアンナ・ムカルゼル)。毎日サロンに通うジャマル(ジゼル・アウワード)は、オーディションを受け続けるが上手くいかず、年を重ねる自分を受け入れられない。そして、ローズ(シハーム・ハッダード)は年老いた姉を抱え、すでに自分の人生を諦めていた。そんなとき、素敵な老紳士と出会うのだが…。ニスリンの結婚式を前に、それぞれの人生が動き始める。

何と、昨年アカデミー賞で外国語映画賞のレバノン代表としてノミネートされていたのですね。crown なかなか面白く鑑賞できたのですが、個人的にはストーリーよりもベイルートという地を認識できた面白さの方が勝っていました。scissors 《女性への応援歌》という雰囲気の作品は、過去にもたくさんありましたし。《人生の応援歌》としても、ごく最近では『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』が色々な事を教えてくれました。school 人の数だけ様々な人生がある訳で。この作品を見て、人生について色々な想いを巡らせるという感じにはなりませんでしたが。なかなか楽しめました。happy01

美容院には通うけど、エステサロンには足を運んだことがありません。gawk 料金が高いイメージが強いので、できれば余りお世話になりたくないです。moneybag この作品では、髪の毛だけではなく、あらゆる美容を施しているのですね。ribbon ネイルも、脱毛処理も。中東ではペースト状のキャラメルを脱毛に使用しているのですね。だから、本作のタイトルが『キャラメル』になっている訳で。ラヤール達が、脱毛の準備の為にフライパンでキャラメルを作っていました。味見をしている姿がセクシーでした。kissmark 美容の小道具としてアルミホイル等を大事に使っていたり。ドライヤーをかける度に、何度もブレーカーが落ちてしまったり。暑くても冷房をかけていなかったりと。かなり、節約しながら運営している姿が印象的でした。(そもそも日本の夏は冷やし過ぎなんでしょうねsun)それと、日本と違うなぁと思ったのは。駐車違反を気にせずに、バンバンと車を停めてしまうところです。rvcar 駐車禁止の紙が街には溢れ返っているみたいでした。danger

「駐車禁止」なら、まだ可愛いのだけれど。当然の如く、結婚感においても日本とは違うなぁと思わせる描写がありました。flair イスラム教について知識が余りなかったことに改めて気づかされました。結婚相手としか身体を重ねちゃいけないという意識が根強いのですね。ということは、離婚はご法度なのかしら。coldsweats02 日本なんて、欧米に比べればまだまだ固いと思っていたけど。イスラム国よりは、全然大らかなのだと今更ながら理解した次第です。snail 結婚相手以外の異性と食事するだけでNGなのかしら。restaurant ラヤールの不倫は、どの程度の関係なのかしらと思ったり。catface
本作に登場する女性たち。個人的には、ラヤールの生き方にはどうにもこうにも同調できませんでした。despair 仕事を放り投げて男に会いに行くなんて、言語同断。punch 大体、子供がいる男に離婚を迫るなんて無理がありますよ。bomb どうにも浅い女性に思えて、感情移入できなかったんだよな。coldsweats01 彼の為にと献身的に振舞う姿を見せられても、とても応援する気持ちにはなれませんでした。wobbly 見た目はとっても素敵なんだけどな。virgo 出番は少ないけれど、ボーイッシュなリマが可愛かったです。快活だけれど、実は照れ屋みたいな雰囲気が魅力的でした。ローズおばあちゃんに訪れた恋。heart01 心から応援していたのだけれど、その選択なのね・・・。(´;ω;`)rain ちょっと切なかったです。できれば一歩踏み出して欲しかったな。foot ジャマルの年の取り方には、ちょっと引いてしまいました。Σ(;・∀・)sweat01 やたらと生理ネタが出てきたけど、この人もう50才は軽く過ぎているのよね、きっと。生理のエピソードをここまで堂々と描くなんて、女性ならではという気も。男性だったら、まず思いつかないだろうな。最終的に、一番ホッとしたのは無事に結婚したニスリンということになるかな。あの問題も、きっと大丈夫だったことでしょう。good

とまぁ、女性の生き方に焦点を当てているであろう本作なのですが。個人的には、女性陣よりも脇に回った男性陣の方が印象に残りました。dog ローズに想いを寄せる老紳士。仕立て屋のローズに会う為に、ズボンの裾がどんどん短くなっていく。denim そんなアプローチは愛らしいけれど、とにかく紳士的な印象が強く残りました。drama ラヤールに想いを寄せている警官。実は、いつもジーッとラヤールを遠くから見つめていた。eye 電話で話すラヤールの姿を見ながら、自分が電話の相手であるかのようにコッソリと振舞ったり。telephone 人によっては、気持ち悪い描写なのかな。私は、こういう恋する男性の消極的な姿を見ると、キュンとなってしまうのです。heart エステサロンに配達にくる青年。どうやらリマに想いを寄せているようでした。女性の姿を追った作品では、男性の存在感は小さくなりがちですが。その分、男性に目がいってしまいます。wink

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2009年2月20日 (金)

チェンジリング

「チェンジリング」
<CHANGELING>/製作:2008年、アメリカ 142分 PG-12指定Changeling      
監督、製作、音楽:クリント・イーストウッド 出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコビッチ、ジェフリー・ドノヴァン、コルム・フィオール、デヴォン・コンティ、マイケル・ケリー、ジェイソン・バトラー・ハーナー、エイミー・ライアン、ガトリン・グリフィス
2009.2.20 劇場前売り鑑賞券¥1,300にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,800で妥当 / 評価:4.8★/5点満点★

「どれだけ祈れば、あの子は帰ってくるの――?」

ある日突然、消えた息子。5ヶ月後に帰ってきた彼は別人だった――。
1928年、ロサンゼルス。魂で泣く本当にあった物語。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
1928年。ロサンゼルスの郊外で息子ウォルターと幸せな毎日を送る、シングル・マザーのクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)。だがある日突然、家で留守番をしていたウォルターが失踪。誘拐か家出か分からないまま、行方不明の状態が続き、クリスティンは眠れない夜を過ごす。そして5ヶ月後、息子が発見されたとの報せを聞き、クリスティンは念願の再会を果たす。だが、彼女の前に現れたのは、最愛のウォルターではなく、彼によく似た見知らぬ少年だった。

世界一好きな女優アンジェリーナ・ジョリーの最新作ということで、とても軽い乗りで観に行ってしまった。シリアスな作品であるとは思っていたけど、余りにも重たい内容でした。Σ( ̄ロ ̄lll)bomb 鑑賞中は、手の震えが止まりませんでした。とは言え、こういったズッシリとくる作品は大好きです。素晴らしい作品でした。公式HP等では、ストーリーが詳しく載っていますが。私としては、公開されたばかりなので核心部分には触れないようにしたいと思います。多くの方に、私と同じように衝撃を受けて欲しい。そして、皆様流に映画から色んな事を感じ取って頂ければ嬉しく思います。happy01

この作品を見て瞬時に思い浮かべたのは、『L.A.コンフィデンシャル』『ブラックダリア』。ロサンゼルスの街並み、年代、クラシカルで退廃的なムードが美しいです。shine 男性陣のファッション(特に帽子)や、クリスティンの真っ赤な口紅。drama 衣装やメイクも、この時代を見事に再現。技術的なことはよくわからないけれど、全体的に映像の色合いも良かったな。一瞬だけれど、好きだった映像は。土砂降りの中、会見を開くクリスティンに詰め掛ける記者たち。集合した黒い傘を上空から捉えるショットが素敵でした。sprinkle

このように、細かい要素にも気を配った作品なのですが。やはり本作を支えるのは、衝撃的な内容と俳優陣の安定した演技でした。クリスティンを演じたアンジー様の魅力。ナイスバディというイメージが浮かばない、ゲッソリとやつれた身体。青白い表情に生える真っ赤な口紅。rouge 息子を想う余り、メソメソと弱々しい印象だけど。「息子を取り戻したい」という信念は強く、見た目より断然パワフル。ここまで追いつめられても逞しくすがりつく、これは女性ならではの強さなのかしら。rock 冷静さは欠いていも、男性だったらここまで闘えないのではsign02と思いました。印象的なのは、ラスト前での憎悪に満ちた蛇のような表情。その後の展開に見せた温かい笑顔と穏やかな口調。「希望」という短い言葉で、私の手の震えが止まりました。snow そして、脇を固める俳優陣も本当に素晴らしいパフォーマンスでした。警察の腐敗摘発キャンペーンを推進しているグリーブレブ牧師(ジョン・マルコビッチ)。アクの強い個性的な役どころが多いマルコビッチが、最も信頼のおける味方を演じる。穏やかな口調とカリスマ性が、本作のクオリティを確実に上げている気がします。クリスティンの天敵とも言えるジョーンズ警部(ジェフリー・ドノヴァン)。紳士然としたファッショナブルな佇まいに相反し、非情にクリスティンを追いつめていく。クリスティンの主張の言葉を最後まで聞かず、被って喋る傲慢な態度と嘲笑。punch ああ言えばこう言う狡猾さ。何度「貴様っsign03sign03」と心で暴言を吐いたかわからないくらい、憎たらしいキャラクターを体現してくれました。グリーブレブ牧師が冷静に詰め寄る場面と、裁判で弁護士に言いくるめられる場面には爽快感を覚えました。彼の存在感が、物語をよりスリリングに味付けしていたと思います。good

さて、本作で最も私の胸に響いたのは。クリスティンの苦境よりも、少年達の悲鳴の方でした。ウォルター少年は、クリスティンに溺愛されていたとは言え。父親がいないことで級友と揉めていました。絶対に淋しい思いをしていたはずです。weep あるダイナーにいる父と息子。お金を払えないから家に財布を取りに行く、その担保として息子を置いていくという父親。(そもそも本当の親子なのかsign02)そのまま置き去りにされる少年。勘違いかもしれませんが、この少年こそが偽ウォルターなのかしら。自分はウォルターだと嘘を突き通し、生意気な発言もするけれど。ベッドでうつ伏せになったまま動かない彼の姿は、泣いているように見えました。sleepy 彼なりに生きていこうと必死だったのかもしれません。中盤から登場する15歳の少年。ここから物語はとんでもない展開を見せます。この少年の涙の告白と、それを聞くヤバラ刑事(マイケル・ケリー)の驚愕の表情。煙草を吸う手が止まり、灰だけが溜まっていく。smoking 同時に、私の震えも最高潮でした。「逞しさ」の<た>の字すら教えてもらえないまま、必死に生きていこうとする少年達の悲痛な心の叫び。crying ロス市警や街の腐敗に留まらない、大人の勝手な生き方の犠牲になったのは。大人たち自身ではなく、子供達の方でした。

まさかここまで濃密なドラマを見せられるとは思いもせず、同時に感心してしまいます。『ミスティック・リバー』の衝撃を軽く超えている気がします。イーストウッド監督の健在ぶりが嬉しいです。happy02 重苦しい作品ですが、ラストの「希望」というクリスティンの言葉と共に。とっても好きな描写がありました。クリスティンの上司のおじさん、彼女に思いを寄せて陰からそっと見守っているように見えました。とても奥手そうでしたが、最後に勇気を振り絞ってデート?に誘う場面があり。restaurant 少しは気づいていたであろうクリスティンが、何となく誘いを受けます。真正面から勝負という誘いでもないのだけれど、とてもオシャレな会話で羨ましくなりました。゜.+:。(*´v`*)゜.+:。tulip

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2009年2月17日 (火)

悲夢

Himu「悲夢」 
<DREAM>/製作:2008年、韓国 93分  
監督、脚本:キム・ギドク 出演:オダギリジョー、イ・ナヨン、パク・チア、キム・テヒョン、チャン・ミヒ
2009.2.17 ミニシアター回数券¥1,330にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,330で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「狂おしいほど切ない、愛おしい人に出会う夢」

別れた恋人を忘れられない男。別れた恋人が憎くてたまらない女。
男は夜ごと、夢の中でかつての恋人と再会する。
男の夢に呼応するように、女はかつての恋人と現実のときを過ごす。
そして、男と女は出会った。遅いくる夢の数々に、必死であらがうふたり。
彼らは悲しい運命を変えるため、静かに、激しい恋に落ちていく。
それがたとえ叶わぬ恋であっても――

===(goo映画よりストーリー紹介)===
ある夜、別れた恋人を追って車を運転していたジン(オダギリジョー)は、追突事故を起こす。しかし、恋人を見失わないよう再び車を走らせたところに酔った男が飛び出してきて―そこで彼は目覚める。落ち着かないジンは、救急車のサイレンに誘われるように車を走らせ…そこで見たのは夢で見た事故の光景だった。道路の監視カメラの映像から警察に拘束されたのはラン(イ・ナヨン)という女性。夢遊病の彼女は、ジンの夢に呼応するように、現実に行動を起こしていた。

珍品。

何か、変わった映画だったなぁ。Σ(;・∀・)pig 正直なところ、よくわかりませんでした。未見のものもあるけど、キム・ギドク監督の作品は気に入ることが多くて。『弓』 『悪い男』 『絶対の愛』 『ブレス』 など。当ブログでも、何本かレビューを載せております。pc この中にはない作品で、特に気に入っているのは『サマリア』です。という訳で、「キム・ギドク監督作品」と冠がつくと、否応なしに楽しみにしてしまいます。crown 今回は、我らがオダジョー主演作ということで。rock ますます関心が湧いていました。ちょっとハードルを上げ過ぎてしまったという要因もあったと思うけど。何なんだろう、この映画。catface catface catface ビックリするくらいに乗れませんでした。wave

夢と現実が錯綜してハラハラさせられる作品もあると思うけど。本作は、数々の謎に魅力を感じることができなかったんですよねぇ。(;´▽`A``cloud オダジョー演じるジンの日本語と韓国語の会話が成立しているのは何故∑(゚∇゚|||)sign02 もしかして、現実だと思っていた場面も実は全て夢だったのでしょうか。sleepy と、必死に答えを探してみたのだけれど。そうでもないような気がして仕方ありませんでした。(゚ー゚;cat オダジョーイ・ナヨンは、特定の名前がないまま「男と女」として漠然に進行していくのかと思ったら。そんなこともなく名前が明らかになったし。(オダジョージンイ・ナヨンイ・ラン)繋げると「イラン人」になるなとか、それは全く意味のない発想だったし。(´・ω・`)typhoon 2人の夢の繋がりも、私にはわかりにくかったです。ジンが夢に見たことをランが実行に移してしまう。中盤、2人の元恋人が密会して愛し合って喧嘩に発展する場面があり。annoy その様子をジンランがじっくりと観察しているという面白いシーンでした。eye でも、次第に4人の会話が交錯していき、かなり混乱してしまいました。(これは2人が同時に見た夢ということでいいのかな)ただ、何故ジンランには恋人との別れが訪れたのか。そのキッカケであろう欠点が露呈したような気がして。きちんと理解できているかどうかはさて置き、とても印象的な場面でした。

ジンのベッドの内装や、車のヘッドライトなど。ジンの居る場所で映し出される青い色が美しかったです。mist 彫金師なのかしら、彫刻刀も懐かしいのですが、部屋に色々な種類の筆を吊るしてあったり。ランはお針子さんなのかしら、縫っていた衣装が何とも愛らしかったです。ribbon ちょっとした美術が好みではありましたが。やっぱり、いま一つ夢中になれない作品でした。冒頭、ジンランが一緒にカウンセリングを受ける場面がありました。hospital 恋人を捨てたランは、今でも彼を憎んでいる。恋人に捨てられたジンは、今でも彼女を忘れられない。相反する2人には不思議な絆が生まれてしまう。gemini 2人が同時に眠りにつくと、ジンの見た夢をランが実行に移してしまう。昔の恋人と寄り添いたいジンと、昔の恋人に触れるのも嫌なランジンが夢に満足すればするほど、ランは精神的に追いつめられていく。━━Σ(゚д゚;)━━bomb 「この現象を止めるには、2人が愛し合うしかない」カウンセリングの先生は言います。何ともスリリングな展開だと最初は思ったのですが、最終的にカウンセリングの場面が余り活かされていない印象を受けてしまいました。(まぁでも、ある意味ハッピーエンドなのかもなgawk)2人が辿るラストも、驚愕しつつも魅せられる美しい場面で。何ともキム・ギドクらしい演出だなぁと思いました。でも、眠りに落ちないように2人が落ちてくる瞼をグオォーーーッpunchと無理に開こうとする表情が奇怪で。coldsweats01 シリアスな場面に違いないけれど、笑いが込み上げてきてしまいました。(「ヘン顔」という言葉では片付かない程に強烈な表情でした)更には、眠気を覚ます為とは言え、ジンが自傷行為を繰り返す場面には辟易してしまいました。
ヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノrain 全体的には、いま一つ楽しめない作品でした。

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2009年2月14日 (土)

チェ 39歳 別れの手紙

「チェ 39歳 別れの手紙」
Che39<GUERRILLA>/製作:2008年、アメリカ=フランス=スペイン 133分       
監督:スティーヴン・ソダーバーグ 出演:ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、フランカ・ポテンテ、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ロドリゴ・サントロ、ルー・ダイアモンド・フィリップス、ベンジャミン・ブラッド、カリル・メンデス、エドガー・ラミレス、マット・デイモン
2009.2.14 TOHOシネマズ・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「信念は、死なない。」

「今、世界のどこかに私のささやかな助力を求めている人々がいる。別れのときが来たのだ。」
人間の価値観が新たな変化を求める現代に最も知るべき男、チェ・ゲバラ。
その最期の341日間には、未来への計り知れない希望がある。

・・・土下座します。m(_ _)m

中盤、失神しまくりでした。もの凄い自己嫌悪です。(´;ω;`)ウウ・・・rain
別にグッタリと疲弊しきっているつもりはなかったのだけれど、何か引き込まれなくて。
この日は、気分的に軽いタッチの映画でスッキリしたい感じだったのかもなぁ。catface
二部作の後半だし、愛しのベニチオ主演だし、ソダーバーグ監督だし。
てな具合で、どちらかと言うと好奇心よりも義務感で鑑賞した本作。coldsweats01
私は、趣味としてブログ運営を続けているので。pc
妙に使命感を燃やすことなく、その時の気分でそそられたものをお気楽に鑑賞するのが一番なのかもしれないなぁ。pig
本当は気になっている『ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー』にしておけば良かった。
でもさぁ、足繁く通っているシネコンでは、本作の扱いは小さくて。confident
公開2週目から、1日1回の上映に追いやられていたんですよねぇ。Σ(;・∀・)bomb
本作が公開されたばかりの頃は、検定試験に追われていたもので。
結局、前作を見てから少し間が空いてしまったのですな。snail

記憶も薄く、気分もいま一つで。
レビューをアップできる訳もないのですが。
備忘録として、それなりに記してみたいと思います。pencil
こんな記事で皆様とやり取りもできない心境なので、TBとコメントは受け付けない状態でアップしようと思います。人( ̄ω ̄;) スマヌsweat01
ヘナチョコで申し訳ありません。何卒、ご理解いただきますようお願い致します。

今更だけど、私はソダーバーグ監督とは余り相性が良くないのかもしれません。
アカデミー賞を受賞した『トラフィック』や、それ以前の作品は好きなのですが。
この二部作の前の作品『さらば、ベルリン』でも、失神しまくってしまったのですよね。(;;;´Д`)ゝsleepy
『チェ 28歳の革命』も見どころ満載だと思いながらも、危うく失神しそうになりました。
こういった実在の人物を描いた映画というのは、絶対に見るべき映画だという思いがあり。気合を入れて観に行くのですが。rock
その日の気分で乗れない場合もあるものなのですね。
おすぎさんに怒られてしまいそうですが。(。>0<。)impact
結局、義務感と思い込みで褒めなければいけない気分の自分がいる感じ。
今回は、次に見直す時の予習ということにしたいと思います。
もう少し予備知識を入れてから、DVD等で再びジックリと鑑賞してみたいと思います。cd
義務感ではなく、心から見たいと思ったその時に。

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2009年2月13日 (金)

13日の金曜日

「13日の金曜日」
<FRIDAY THE 13TH>/製作:2009年、アメリカ 97分 R-15指定13th_friday_2      
監督:マーカス・二スペル 製作:マイケル・ベイ 出演:ジャレッド・バダレッキ、ダニエル・パナベイカー、アマンダ・リゲッティ、アーロン・ヨー、ジョナサン・サドウスキー、トラヴィス・ヴァン・ウィンクル、デレク・ミアーズ
2009.2.13 MOVIXポイント還元¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「本当は、恐ろしい・・・」

その日は、不吉な日。 その日は、必ず何か恐ろしいことが起きる・・・。
そして その日は、決して楽しんではいけない日。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
行方不明になった妹を探すため、クレイ(ジャレッド・バダレッキ)は古い小屋の佇む薄気味悪い伝説の森、クリスタル・レイクへ向かう。警察と地元民の警告に耳をかさず、クレイはわずかな手がかりをもとに、スリルある週末を過ごすためにやってきた大学生のグループの女性と一緒に捜索を開始するが、アメリカ史上最も恐れられている者が潜む領域に足を踏み込んでしまう。それは、剃刀のように鋭いナタを持ち、クリスタル・レイクに出没する有名な殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズだった…!

意外と混んでたぁぁぁ∑(=゚ω゚=;)sign03シネコンのポイント還元目的と、14日からは上映回数が減ってしまうという切ない現状があって。金曜日にレイトショーで見ることにしたら。そうか、この作品は「13日の金曜日に見てこそ」という構えのファンも多かったのですね。flair 4~5人で連れ立って見に来ている方が多かったです。怖い場面では一緒に飛び上がったり、鑑賞後は感想を言い合ったり。これが理想的なB級ホラー映画の楽しみ方って感じがして嬉しかったです。happy02 レイトショーでホラー映画を見た時、エンディングが終わっても座っているのは私だけって事が多くて。chair 怖い思いを何度かしました。今回ばかりは、とても心強かったです。rock

★★★この作品を語るにあたり、過去の作品について言及しないと書けない気がしてきました。過去の作品のミソとなる部分にも少し触れてしまっております。これから過去の作品を鑑賞予定の方は、ご留意ください。★★★

今回は、リメイク作品です。オリジナルの『13日の金曜日』は、10作生まれました。片田舎のキャンプ場を飛び出して、ニューヨークで大暴れ。building かと思うと、舞台が宇宙へと唐突にジャンプ。night 次は一体どうするのかと思ったら、『エルム街の悪夢』の殺人鬼フレディと対決するというスタイルに。(『フレディ VS ジェイソン』B級ホラーとしては快作ですgood)おおおおお、その次は・・・sign02答えは、オリジナルをリメイクでした。しかも、マイケル・ベイがプロデューサーに名を連ねています。(個人的には、結構好き)という訳で、今回も密かに楽しみにしておりました。

ホラーの快作『スクリーム』。犯人がターゲットに電話でクイズを出して、正解すれば助けてやると挑発する。telephone その中のクイズに、「13日の金曜日の犯人は誰か?」という問題があり。怯えたターゲットが「ジェイソンsign01」と、助かったことを確信して答える。しかし、それは不正解。『13日の金曜日』でジェイソンが殺人鬼と化すのは2作目からだから。two1作目は、愛息子ジェイソンを見殺しにされた母親の復讐劇。最後にどうにか生き残った若者が、母親の首を切断してしまい。実は死んでいなかったジェイソン少年が現場を見ていて、2作目から復讐の炎を燃やすというもの。annoy このリメイク作品では、そこをオープニングで一気に描写しきって見せます。切断された母親の首を持ち帰り、ジェイソン流に冥福を祈っている。そこもオリジナルと一緒。オリジナル2作目のジェイソンは、白い袋を被って顔を隠している。pouch ふと手にしたホッケーマスクを愛用するのは、3作目から。threeこの流れも、自然に取り込んでいました。後半、納屋で死闘を繰り広げるのですが。オリジナルでも、何作か(特に4作目)で納屋が舞台となるので。懐かしい気分になりました。幾つか変えていても、オリジナルに敬意を込めて作られたリメイク作品という感じがしました。

他にも印象的だった部分を挙げます。まずは、オープニングです。シリアル・キラーものって、冒頭で殺されるのは1人か2人で。その絶叫とともに、オープニング・タイトルが現われるというスタイルが多い気がするけれど。本作は、一気に4~5人が血祭りに上げられました。このまま終わってしまうのかと不安になったくらいに斬新なスタイルでした。<FRIDAY THE 13TH> とタイトルが出てきたのは、20分以上経ってからでした。snail ちょっとビックリしました。それと、本作のジェイソンは武器の一つに鋭い矢を射る。sagittarius ジェイソンと言えば、体格の良い大男で顔面にはホッケーマスク、片手には大きな鉈という姿だと決め付けていました。過去の作品で、チェーンソーをブンブンと唸らせていた事もあったかな。でも、チェーンソーは今や『テキサス・チェーンソー』の殺人鬼レザーフェイスの必須アイテムだもんな。弓矢って、どこかアナログ感があり。ジェイソンの大きな手には小さく見えて面白かったです。gawk 抜き足、差し足、忍び足で神出鬼没のジェイソンが。次の瞬間には家の屋根の上に移動している場面には笑ったわ。house 運動神経抜群なのかもね。snowboard
それと、こういったB級ホラーでは怖がる以外の楽しみ方があります。血祭りに上げられる犠牲者の若者には、美男美女が多いんですよね。virgo ここから明日のスターが誕生するかもしれない。発掘するつもりで見るのもまた一興です。イケメンが居て、ナイス・キャラが居て、ポンポンと脱ぎまくるセクシーなお姉ちゃんも居る。kissmark スタイルは抜群だけど、おっぱいは整形っぽかったな。(余計なお世話でしょ)(*≧m≦*)cherry

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2009年2月11日 (水)

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
<THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON>/製作:2008年、アメリカ 167分Benjamin_button      
監督:デヴィッド・フィンチャー 脚本:エリック・ロス 出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、タラジ・P・ヘンソン、ジュリア・オーモンド、ジェイソン・フレミング、イライアス・コーティーズ、ティルダ・スウィントン、エル・ファニング、ジャレッド・ハリス
2009.2.11 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,300で妥当 / 評価:4.3★/5点満点★

「人生は素晴らしい。」

それは、80歳で生まれ、年を取るごとに若返っていく数奇な運命を生きた男の物語。
一瞬、一瞬を、大切に生きていますか? 全ての出会いを胸に刻んでいますか?

===(シネマトゥデイよりストーリー紹介)===
80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら、時間を刻んでいくが……。

私は、長尺の映画に苦手意識があって。2時間超えとなると、ちょっと身構えてしまいます。wobbly 110分前後が理想です。この作品は167分もあるっていうから。集中力を持続できるか不安でした。しかし、そんな心配は無用でした。本作が静かに幕を閉じた時、「えっ、もう終わりなのsign02」と感じる程に引き込まれていました。全体的には、静かで優しい語り口です。それなのに吸引力に溢れているなんてスゴイsign03こういう作品は、鑑賞直後より数日経ってからの方がレビューをまとめ易いのだけれど。せっかくの祭日なので、ブログを更新したいと思います。pc 2度3度と見ると、評価も上がってきそうですが。今日の時点での感想を備忘録程度に振り返ってみたいと思います。

とても穏やかで、ジンワリと心に染み入る秀作でした。japanesetea まずは、デヴィッド・フィンチャー監督作品という点にビックリ。Σ(゚□゚(゚□゚*)impact フィンチャー監督の過去の作品は。『エイリアン3』 『セブン』 『ゲーム』 『ファイト・クラブ』 『パニック・ルーム』 『ゾディアック』など。『ゾディアック』が公開された頃、会社で3人の女性に「どうですかね」と聞かれました。以前、「王様のブランチ」tvのインタビューで、松田翔太くんが『ファイト・クラブ』は大好きで100回は見ていると語っていたっけ。私も『ファイト・クラブ』は大好きで。時間があったら、見直してレビューを綴りたいと思いつつ、なかなか実現できません。coldsweats01 私がフィンチャー監督作品に求めるのは、個性的で奇抜な演出なので。この作品の温かみに触れた時、正直言って驚きました。生と死、出会いと別れ、そして運命。生きることの醍醐味がギッシリと詰まった宝石箱のようです。ring

「あなたも、ベンジャミンの瞳で世界を見れば、人生を愛さずにいられない。」

チラシにあった一文です。今思うと、私はベンジャミンではなく、彼の幼なじみのデイジー(ケイト・ブランシェット)の瞳で彼の人生を見届けていた気がします。eye ベンジャミンの人生を見守ることで、生きることの素晴らしさを実感する。それがデイジーの人生の醍醐味だったような気がして。幼い頃から惹かれ合っていた2人。「恋人」という言葉では片付けられない程、2人の絆は深かったような気がします。heart04 運命の相手であり、魂の片割れである存在。gemini 偶然ではなく必然の出逢い。老いていくデイジーと、若返っていくベンジャミン。2人が肉体的に寄り添えるのは、ほんの一時だけ。年齢を重ねる毎に身体が若返っていくなんて。どういう風に映像化されるのか、その部分ばかり気になっていたのですが。老人なのに身体が若返るベンジャミンを理解できる唯一の存在が老婆デイジー。皺くちゃの手でベンジャミンを抱きかかえる姿を見て、言葉では表せない程の感動が押し寄せてきました。crying 私自身が女なので、子を持つ母親ではないにしても。何となくデイジーの心情を理解した気がしたのかもしれません。virgo

デイジー以外にも、ベンジャミンの人生を彩る人達は印象的でした。老人ホーム?を営むクィニー(タラジ・P・ヘンソン)の包容力。まだ赤ん坊のベンジャミンは捨てられ、彼女の手によって育てられる。自然と人が集まってくる、そんな明るさを持った女性だなぁと思いました。sun ベンジャミンを出産後、妻は命を落としてしまう。咄嗟に息子を手放すトーマス・バトン(ジェイソン・フレミング)ベンジャミンの実の父親トーマスの出番は少ないけれど、どうやら陰から息子を見守っていたようです。leo ベンジャミンが働く船の船長マイク(ジャレッド・ハリス)は、身体中にタトゥーがあってガサツな印象もあるけれど。偏見を持たず、友人としてベンジャミンと接していました。ship 他にも、ベンジャミンにピアノを教える老女や。「雷に7回遭ったことがある」と語る老人や。thunder ベンジャミンを初めて外に連れ出す小柄な男など。(セリフでは「ブッシュマン」となっていた記憶が・・・)様々な人達との出逢いを喜び、その日その時を楽しむ。clock ベンジャミンは、生きていることは素晴らしいと毎日感じていたに違いない。人生の応援歌として捉えるには、余りにも崇高な作品でした。fuji

内容に感動したという部分から逸れますが。映像の奇抜さにも目を見張った点も挙げます。ベンジャミンがどう年を取っていくのか、その映像も見どころの一つです。現在のブラピ様の顔からCGで皺などを抜いた映像も美しいけれど。その先にも注目して欲しいところ。もう1つは、本編開始前と終了後。この作品は、ワーナー・ブラザーズ映画なので。「WB」というマークが映し出されます。(ハリー・ポッターでもお馴染みのマークです)開始前は気づかなかったのですが、どうやらカラフルなボタンを並べて「WB」と見せているようです。ベンジャミンの父トーマスは、ボタンの会社で成功しています。dollar だからですね、この映像も一瞬だけれど面白かったです。happy01

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2009年2月 7日 (土)

誰も守ってくれない

「誰も守ってくれない」
製作:2008年、日本 118分Daremomamottekurenai      
監督、脚本:君塚良一 製作:亀山千広 出演:佐藤浩市、志田未来、松田龍平、石田ゆり子、佐々木蔵之介、佐野史郎、津田寛治、東貴博、木村佳乃、柳葉敏郎
2009.2.7 劇場前売り鑑賞券¥1,300にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「すべてを受け入れたとき、人は静かに強くなる。」

心に傷を抱えた刑事が殺人犯の妹となった少女を守る。
二人の姿を通して社会の今と人間の真の強さを描く、衝撃の社会派ヒューマンエンターテインメント!!

===(goo映画よりストーリー紹介)===
幼い姉妹の殺害事件で未成年の容疑者が逮捕される。その瞬間から容疑者の家族は、マスコミや世間の目を避けるため警察の保護下に置かれ、中学生の妹・船村沙織(志田未来)の担当は刑事の勝浦(佐藤浩市)に任される。ホテルや自宅アパート、友人のマンションを転々とするが、マスコミの執拗な追跡に行き場を無くした勝浦は、かつて担当した事件の被害者家族が営む伊豆のペンションに身を寄せる。そこへ沙織のボーイフレンドが駆けつける。

モントリオール世界映画祭 最優秀脚本賞受賞

『踊る大捜査線』製作チームが放つ新作。先日、前編とでもいうべき『誰も守れない』というスペシャルドラマをフジテレビで放送していましたね。tv こちらもチェックしたのですが、私目線ではいま一つ引き込まれないドラマでした。gawk 前編とは言え、後付けなので。無理矢理感が一杯で、途中でテレビをつけたまま他の事を始めてしまったのですよね。(地球に優しくなかった・・・sweat02)だもんで、あのドラマのことは忘れて、真っ白な気持ちで本作を鑑賞することに致しました。テレビ局と提携している映画としては、『20世紀少年』の足元にも及ばない盛り上がりという感じがします。これは、かなり地味な作品でした。わぁーーーっとノリノリで見る映画とは違うかなって。pig 展開も淡々としている印象だったけど、そこがまた余韻の残るタイプの作品だったりしました。隣と後ろで鑑賞していた2組のご夫婦、どちらも奥様が号泣していたんですよね。crying 私は泣くまでいかなかったけれど、何度もグッときた場面がありました。特に印象に残った部分を振り返ってみたいと思います。

2009年も始まったばかりだというのに、佐藤浩市さんの快進撃には目を見張ります。coldsweats02 本作の他にも、『感染列島』と『少年メリケンサック』に出演している。決して脇ではない役どころみたいだし。好きな俳優さんなので、間に合えばこの2作も見に行きたいんだよな。本作の佐藤さんは、疲弊しきった表情が痛々しくて。顔に刻まれた皺が妙な存在感を放っている印象でした。全体的に、静かで重たい空気の作品なので。私としては、勝浦の後輩刑事の三島(松田龍平)のキャラクターが印象的でした。若者らしい軽い雰囲気なのかと思いきや。「背筋も凍る」を合言葉に、勝浦をさり気なくサポートしている感じが嬉しかったです。club
勝浦を囲むキャラクターも、なかなか印象的でした。沙織勝浦を追い回す新聞記者・梅本(佐々木蔵之介)。一見、勝浦と敵対する存在のようではあるけれど。梅本の息子も、どうやら沙織と同世代らしく。イジメに遭った息子は、学業を断念。school 「学校は、イジメた側を守ったんだ」と、社会への深い恨みを秘めているようでした。なかなか重要な役割になるかと期待していたので、出番が少なかったのはとても残念でした。think 勝浦が担当した3年前の事件に巻き込まれた本庄夫婦(柳葉敏郎、石田ゆり子)。一瞬の隙を突いて、息子の命を奪われてしまった。それ以来、勝浦は自分を責め続け、右手の奮えが止まらない。その息子の死を悼み、本庄夫婦に謝罪し続けていた勝浦。その誠意は、本庄夫婦に伝わっていた。息子を亡くした悲しみは癒えきっていないけど、力を合わせて少しずつ前進していた。foot 沙織をかくまう事で、巻き込まれるが。勝浦を受けとめ、協力する。衝突もするが、妻が妊娠したと温かい表情で勝浦に報告する場面には救われた思いがしました。sun

と言う風に、光を感じる部分もありましたが。全体的には、暗雲が立ち込めている作品でした。rain 沙織の兄が逮捕された直後、船村家にはたくさんの人が押し寄せます。house 事件を嗅ぎ付けた記者やテレビカメラは勿論のこと。camera 家の中は、警察の人間で溢れ返っています。船村夫婦を離婚させ、夫を妻の旧姓に入籍させる。沙織の義務教育免除の手続き。現状を受け止められない船村家を前に、機械的に申請書を並べる面々。memo 淡々と「大丈夫ですよ」と口にする。茫然と固まる両親とは違い、真っ直ぐに問いかける沙織の黒い瞳が印象的でした。「何で学校には行けないの?」「何でお兄ちゃんを待たないの?」何で皆、私のことばっかり撮るの?」15歳の少女には荷が重過ぎる出来事でした。bomb 語弊があったらゴメンなさいですが、衝動的とは言え自殺した母親には怒りを覚えてしまいました。annoy 生きることを放棄するのは、絶対にやってはいけないこと。ng 個人的には、そんな風に考えているので。本作で最も許せない展開でした。船村家をバラバラにするべきではなかったと思います。

何よりも「背筋が凍った」のは、ネット社会の脅威です。pc 携帯1つで、沙織勝浦の情報が拡がって。悪意が伝染していく様子は、ブログをやっている身としては怖かったです。∑(゚∇゚|||)thunder つい先日も、ある芸人さんのブログが炎上して云々という出来事が起きたばかりです。言葉を選んで書くことを心掛けないといけませんね。とても、怖かったです。さらに、沙織のボーイフレンドの達郎くんにもビックリです。Σ( ̄ロ ̄lll)punch 演じていたのは、『さんまのスーパーからくりテレビ』から飛び出したバンド《さざえオールスターズ》にメンバー入りした冨浦智嗣くんじゃないですか。karaoke ハイトーン・ボイスと笑顔が愛らしい癒し系キャラの彼が、こんな登場をするなんて。かなりショックを受けてしまいました。((・(ェ)・;))sweat01

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2009年2月 3日 (火)

フェイク シティ ある男のルール

「フェイク シティ ある男のルール」
<STREET KINGS>/製作:2008年、アメリカ 109分 PG-12指定Fake_city      
監督:デヴィッド・エアー 原作:ジェームズ・エルロイ 脚本:ジェームズ・エルロイ、カート・ウィマー、ジェイミー・モス 出演:キアヌ・リーヴス、フォレスト・ウィテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス、コモン、ザ・ゲーム
2009.2.3 試写会¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,000で妥当 / 評価:3.3★/5点満点★

「最期に頼れるのは、魂か。弾丸か。」

善と悪が交錯するフェイク シティ――この街<ロサンゼルス>は罪を犯している。
裏切られたと知ったとき、男は一線を越えた・・・

===(goo映画よりストーリー紹介)===
ロス市警のラドロー刑事(キアヌ・リーヴス)は、事件解決のためには手段を選ばず、強引なやり方を貫き通す男。上司のワンダー警部(フォレスト・ウィテカー)だけは彼を理解し、かばってくれていた。そんな時ラドローは、かつてコンビを組んでいたワシントン刑事が彼の違法捜査を密告していることを嗅ぎつける。コンビニ店内で捕まえようとしたその時、覆面強盗が店に押し入り、ワシントンは銃弾を浴びて死んでしまう。四面楚歌の状況に陥ったラドローは…。

何でやねん。( ̄Д ̄;;

うーん、楽しめなかったなぁぁぁ。gawk gawk gawk gawk gawk

『地球が静止する日』に続いて、キアヌ主演作品が公開されます。
今回のキアヌは、猪突猛進な熱血刑事を演じています。rock
今までにないイメージのキャラクターということで、幾らか話題になっておりますが。
個人的には、キアヌには感情の起伏の激しい役どころは似合わないと思っております。
そういう意味では、『地球が静止する日』の宇宙からの使者の方が合っていたと思います。
イメージと違うということもあり、実は余り興味を持っていませんでした。
それでも、試写会に応募したのは、ジェームズ・エルロイの名前を目にしたからです。
クライム・サスペンスは数多くあれど、となひょう的ベストが『L.A.コンフィデンシャル』なのですが。crown
その原作者ジェームズ・エルロイが、今回は脚本も手がけてるっていうから。pen
これはちょっと好きな感じかもしれないと期待を持てました。

でも、全然ダメでした。
何々でしょうか、この物足りなさは。
人間関係が頭に入ってきません。
ストーリーラインも、いまいち魅力を感じません。
ラドローのキャラクターも、何だかよくわかりません。
「よく頑張った!」と思う程、キアヌが熱演しているのかどうかもわからんです。
どうでも良くなってきてしまいました。catface catface catface catface catface
最大の減点ポイントは、ジェームズ・エルロイの世界観が出ていなかったように感じられたことかな。annoy
ロス市警の栄華と退廃を、リアルさ満点に見せつけられるものだと決め付けていたのだけれど。
何かもう、その辺のクライム・サスペンスと何ら変わらない気がして、どうでも良くなってきてしまいました。┐( ̄ヘ ̄)┌ punch
よく見ると、脚本を担当したのはエルロイ氏の他に2人いらっしゃるのですね。
多分そこが最大のネックだったのかもしれない。bomb
エルロイ氏の書き上げた脚本では、危険すぎるとでも思ったのか。danger
別の人の手が加えられたことで、エルロイ氏の世界観は影も形もなくなってしまったのではsign02
エルロイ氏の作品という点に期待を膨らませて見るファンには、いま一つ楽しめない仕上がりになり下がってしまってはいないか。
じっくりと振り返ってみると、その点では『ブラック・ダリア』は健闘していたと思います。
原作そのものは、なかなか読み終わらずにのめり込めなかった私だけれど。book
ゴージャスでいて退廃的なムードは、魅力的だったと思います。
エルロイ氏のみによる脚本での作品だったら、もっと違っていたのでしょうか。
ロス市警の暗部を、グイグイとえぐって欲しかったのに。night

キアヌも気の毒だわ。(ρ_;)rain
『地球が静止する日』はヒットしたようだけど、評判はいま一つな印象でした。
本作で盛り返すのは難しいのではないかしら。(;;;´Д`)cloud
公開前の鑑賞なので、思い切ってレビューはスルーしようかと迷ったのですが。
ブログ運営をお休みしていた為、レビューを書きたくてウズウズしていたので。bud
ちっとも褒めていない毒舌になってしまいつつもアップさせて頂きました。
大変、失礼いたしました。人( ̄ω ̄;) sweat01

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2009年2月 1日 (日)

お休み中に見た映画たち

☆*:;;;;;;:*☆ブログ解禁します。☆*:;;;;;;:*☆

ブログ運営を再開いたします。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!cat
2月の公開作品をチェックしている間がありませんでしたので、今月は「観たい映画メモ・メモ」の記事はお休み致します。sleepy
お休みしている間は、幾つか映画鑑賞しました。『エレジー』だけは、どうしても感想をまとめたかったのでレビューをアップしましたが。他の作品は、一口メモ程度に覚え書きとして残すだけにしようと思います。pencil

「ヘルライド」
レディース・デイ¥1,000にて鑑賞/3.5★/5.0★
愛すべきB級映画ではある。砂漠などの白い風景が多い為か、全体的に字幕が読み辛い。だからなのか、ラストのまとまり方が抽象的な印象で、もしかしたら理解できていないかもしれない。wobbly (手提げ金庫の中身は何だったの?)存在感抜群のバイク、埃まみれのオヤジ達、ガンアクション。bomb 野性味と加齢臭が漂っていそうな男子、周囲には居ないキャラクターなので新鮮ではある。happy01 だけど、主人公がモテモテなのは現実味がないなぁ。gawk まぁ、いいけどね。脱ぎそうで脱がないセクシーなお姉ちゃん。卑猥なセリフの応酬、お疲れ様でした。(裸になるより恥かしいと思うので)ribbon

「007/慰めの報酬」
レディース・デイ¥1,000にて鑑賞/3.5★/5.0★
つまらないとは言わないけれど、何か物足りなかったんだよなぁ。bearing 尺が短いと、サクッとまとまっていて好感を持つものだけど。本作は、小さくまとまり過ぎている気がして寧ろ残念な感じ。down ドラマに力を入れたとの噂だけど、そんなにドラマティックではない印象。ボンドって、そんなにもヴェスパーに恋してたんだ。heart01 全然気づかなかった、男心はよくわからない。despair(後付で無理矢理に引っ張っているようにしか見えず)終盤の「死者は復讐を望まない」というセリフが活きるドラマ性は感じられなかった。いっそのこと、大作と割り切ってアクション・シーンに心血を注いでもらった方が、快作に仕上がっていたと思うと残念で仕方ない。punch

「マンマ・ミーア!」
TOHOシネマズ・ポイント還元¥0にて鑑賞/3.5★/5.0★
期待していた程に心が躍らなかった。heart03 よく考えてみると、かなりドラマティックな内容だし。二転三転する人生を明るく笑い飛ばすという姿勢はいいのだけれど。何だか騒々し過ぎて、冷めた目で見てしまった。rain 大体、家族とは言え、人の日記を盗み見してはいけません。annoy 女性による女性の為の映画という感じでもいいけど。男性がないがしろになっている印象なのも悲しかった。sad やっぱり私って石頭なんだな。派手に飛ばすのもいいけど、肝心の歌と踊りに惹きつけられなかったのは痛い。メリル・ストリープは声量はあれど、歌声よりも演技にばかり注目してしまったし。ピアース・ブロスナンの歌声は、歌というより棒読みのセリフという風にしか見えなかった。(ファンの方、ゴメンなさい)印象的なキャラクターは、メリル演じるドナの親友2人。男性諸君は嫌がるかもしれないけれど、ドナを明るく盛り上げようとする振る舞いが可愛かった。一番扱いが小さかったソフィアの婚約者の「父親探しより自分探しだろ」というセリフが一番グッときた。後は、美しい風景に感銘を受けるのと。メリル・ストリープの股割ジャンプと、ステラン・スカルスガルドのお尻が記憶に残った。eye

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