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2009年3月31日 (火)

3月に鑑賞した映画たち

劇場公開で鑑賞した作品 合計10本でした。
今年は、鑑賞本数が1ヶ月に10本超えしないようにしようかな。ベスト1は、長編映画のみで考えると「ダウト -あるカトリック学校で-」です。短編映画も込みで考えると、言うまでもなく「つみきのいえ」が素晴らしかったです。長編映画と短編映画は、評価基準が微妙に変わってくる部分もありますが。アカデミー賞受賞も納得の素晴らしさでした。

「ウォッチメン」   3.8★/5.0★

「リリィ、はちみつ色の秘密」   3.8★/5.0★

「プラスティック・シティ」   3.5★/5.0★

「ワルキューレ」   3.8★/5.0★

「ダウト -あるカトリック学校で-」   4.3★/5.0★

「DRAGONBALL EVOLUTION」   3.5★/5.0★

≪デイヴィッド・リンチ・ワールド≫   4.0★/5.0★

「つみきのいえ」   5.0★/5.0★

「ディファイアンス」   3.5★/5.0★

「オーストラリア」   3.8★/5.0★

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2009年3月28日 (土)

ウォッチメン

「ウォッチメン」
<WATCHMEN>/製作:2009年、アメリカ 163分 R-15指定Watchmen      
監督:ザック・スナイダー 原作:デイヴ・ギボンズ 脚本:デイヴィッド・へイター&アレックス・ツェー 出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、マシュー・グード、ジェフリー・ディーン・モーガン
2009.3.28 劇場前売り鑑賞券¥1,300にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「知ってはならない、真実がある―。」

世界を揺るがした事件の陰には常に《監視者》がいた。
【ウォッチメン】と呼ばれた彼らが今、次々と殺されていく・・・。
いったい何故?全ての謎、あなたは解くことができるか。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機…。かつて世界で起きた数々の事件の陰で、<監視者>たちがいた。彼らは人々を見守ってきたヒーローであり、【ウォッチメン】と呼ばれていた。そして今、一人の男が暗殺されたことからすべては始まった。殺害現場に残された血が付いたスマイル・バッジ。殺されたのはかつてのウォッチメンだった…。その事件を不審に思い、真相をかぎ回りはじめた“顔の無い謎の男”。彼が事件を追いかけていく先々で、かつてのヒーローが次々と殺されていく…。

押し寄せる敗北感。(´・ω・`)

3月に公開される作品の中で、最も楽しみにしていた本作。日米ほぼ同時公開みたいなので、私が雑誌や映画サイトで目にした映画評は「面白いはず」という予測調でした。eye 「ケネディ暗殺」 「ベトナム戦争」など、アメリカの歴史を全く知らないで見ると失敗するような気がしたので。これから鑑賞予定の『フロスト×ニクソン』とも併せて、一番よく知らない「ウォーターゲート事件」に関してネットで少し調べてから観に行きました。pc やっぱり、ちょっと難しい作品でした。wobbly 163分という長尺の中に、密度の濃い内容が詰まっている気がしました。
そこで、私に押し寄せた敗北感は2つあります。wave one一つは、内容が難しいということ。社会派なテイストを想定していて、予習したつもりだったけど。どちらかと言うと、哲学的な印象でした。(@Д@;typhoon 何が伝わったのか、いま一つストーリーを整理しきれていません。two二つ目は、この作品は日本ではヒットしないような予感がすること。bomb 単純明快な勧善懲悪を期待して見てしまうと、もの凄くガッカリしてしまうかもしれません。いつも録画してチェックしている「王様のブランチ」の映画コーナーでは、随分と公開が先の『天使と悪魔』の特集に終始していて、本作には一言も触れていませんでした。tv 何故ですかsign02とてもショックを受けてしまいました。∑(=゚ω゚=;)annoy
敗北感を味わうだなんて、まるで楽しめなかったような言い草ですが。私は、この作品を嫌いな訳ではありません。寧ろ、2度3度と挑戦してみたい作風でした。この作品を支持するような素敵なレビューは書けないけれど。自分なりに本作を振り返ってみたいと思います。援護できればいいのだけれど・・・。(;´д`)ship

この作品で描かれていること。と、私が感じたことは。人間性を深くえぐる展開なのではないかということ。光と陰、表と裏。人の心には、二面性がある。scissors それが人間味であるとも言えるのかもしれない。《ヒーロー》が描かれる映画と聞くと、どうしても勧善懲悪を期待してしまうのですが。本作で言うところの《ヒーロー》は、人間が扮する自警団にすぎない印象でした。DR.マンハッタン(ビリー・クラダップ)のように、ある事故がキッカケで超人化してしまった者もいますが。他のメンバーは、ちょいと腕っぷしが強いだけの、一人の人間という印象でした。rock 二面性が顕著なのは、冒頭に殺害されるコメディアン(ジェフリー・ディーン・モーガン)。生前の彼の活動は、ヒーローというよりは悪者に近い暴挙の連続でした。punch 事件を追うロールシャッハ(ジャッキー・アール・ヘイリー)が罠に嵌められ送られた監獄。そこには、彼自身が送り込んだ犯罪者が大勢いました。人々を守る為に、暴力の限りを尽くしてきたウォッチメン。

WHO WATCHES THE WATCHMEN?

見張り役であるウォッチメンを誰が見張るのか?街のあちこちにスプレー書きされた言葉が、私には哲学的に思えました。eyeglass ベトナム戦争に勝利し、ニクソン大統領が政権を守り続けるアメリカという設定。実際のアメリカでは、ベトナム戦争は敗退し、ニクソン大統領は辞任に追い込まれている訳ですが。その歴史上の出来事よりも。人間性を問いかける作品に思えて。どう答えを出したらいいのか迷い続けている私です。think
言葉にすると、とても短い人類の願い「平和」。しかし、平和を維持するには、何らかの犠牲を伴わなければいけない。そして、それが正しいことなのか。正義を貫くことと、平和を維持することは、必ずしもイコールではないのかもしれない。そもそも、正義とは何なのか。平和な日々が続くと、新聞屋が暇になるという描写もあるのですが。人間は、平和を求める一方で、刺激を求めてしまう性がある。そんなことを描いているようにも感じられました。

本作は、特定のキャラクターにフォーカスしていない進行という印象を受けます。パンフレットを読んだら、「時代設定の変更や、特定の登場人物を強調することは避けた」とプロデューサーが語っていました。book 個人的には、誰かにフォーカスした方が感情移入できて楽しめたと思います。俯瞰で捉え過ぎというか、ウォッチメン達の関係性もスーッと入ってきませんでした。sad 1代目と2代目が入り組んでいる辺りが、わかりづらくて。長尺だし、引き込まれない人もいるかもしれません。down Watchmen2もう少し登場人物に感情移入したかったという不満も少しありつつ。 私が一番印象的だったのは、ロールシャッハ。白いマスクの黒い模様は、左右対称。その場面の感情によって激しく変化する。ヒーローとしては暗鬱だし、寧ろちょっと怖い印象がある。けれど、超人化して感情というものが消えつつあるDR.マンハッタンや、「世界一の天才」との異名を取るオジマンディアス(マシュー・グード)の静かな佇まいよりも。より人間味を感じさせて、共感を覚えました。オジマンディアスの掲げる平和主義は、淡白で心に響かず。ドス黒さを感じても、一貫した信念を持つロールシャッハこそが。私にとっては、ウォッチメンの中で一番のヒーローであった感があります。真っ白ではなく、白と黒が混在する。矛盾する部分がある、それが人間味なのかもしれません。

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2009年3月25日 (水)

リリィ、はちみつ色の秘密

「リリィ、はちみつ色の秘密」
<THE SECRET LIFE OF BEES>/製作:2008年、アメリカ 110分Liliyhoney
監督、脚本:ジーナ・プリンス=バイスウッド 原作:スー・モンク・キッド 出演:クィーン・ラティファ、ダコタ・ファニング、ジェニファー・ハドソン、アリシア・キーズ、ソフィー・オコネドー、ポール・ベタニー、ネイト・パーカー、トリスタン・ワイルズ
2009.3.25 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「一生を照らすひと夏がある―。」

4才のとき、自分の過ちで大好きなはhを失ったリリィ。
それから10年、心の傷にたったひとりで耐え続けてきた彼女の胸には、
いつもひとつの大きな疑問が浮かんでいた。
「母は私を本当に愛してくれていたの?」
その答えを見つけるために、ある夏の日、リリィは旅立ちを決意する―。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
1964年の夏、14歳のリリィ(ダコタ・ファニング)は幼い頃に自分のせいで死んだ母の愛を確かめたくて、父T・レイ(ポール・ベタニー)に黙って旅に出る。制定されたばかりの公民権法の甲斐もなく白人の嫌がらせを受け怪我をした挙げ句警察に連行された黒人家政婦のロザリン(ジェニファー・ハドソン)を助け出し、向かった先は母に縁のある町ティブロン。そこで2人はボートライト三姉妹と出会う。長女のオーガスト(クィーン・ラティファ)は養蜂家で、黒い聖母像のラベルのはちみつを作っていた。

うーむむむむ。実は、よくわからないのであります。(;;;´Д`)bomb この映画が面白かったのか、退屈だったのか。好きだったのか、余り好みではなかったのか。鑑賞して1日経っても、本当によくわからない。wobbly 本作が描こうとしている事から、逸れた部分を拾っていく私。いつまで経っても、私の中で帰結しない作品です。そんな折、たまたま会話した会社の人が。この原作を読んでいるというから、詳しく話を聞いてみました。book それで何となく感想がまとまってきました。ここらで一発、勢いがついたまま書いてみたいと思います。run

この物語は、登場する女性キャラクターに共感して、応援しながら見るのが望ましいのかもしれません。14歳の少女リリィ。亡き母の面影を追い求めたり、怒りをコントロールできずに苦悶の表情を浮かべたり。14歳らしい不安な心理を、ダコタ・ファニングが見事に体現しています。good ロザリンを演じたジェニファー・ハドソンも良かった。人としての誇りを胸に、人種差別に屈しない逞しさが印象的です。rock リリィが辿り着いた先で運命的な出逢いを果たすボートライト三姉妹。次女ジューン(アリシア・キーズ)のクールな瞳や、三女メイ(ソフィー・オコネドー)の無邪気な笑顔もいいけれど。やっぱり、長女オーガストを演じたクィーン・ラティファの包容力溢れる存在感が本当に素敵。全てを見通し、全てを受け入れることのできる器の大きさ。もともと好きな女優さんということもあり、憧れずにはいられません。happy02 私もいつか、こんな風に包容力のある暖かい女性になりたいと。tulip キャストのパフォーマンスが素晴らしく、最後まで安心して見ていられます。リリィオーガストに胸の内を吐露して泣き崩れる場面など、思わずもらい泣きしてしまうのですが。私の共感ポイントは、かなりズレていたのです。coldsweats01

脇役とはいえ、最初から最後までリリィの父T・レイに共感せずにはいられませんでした。その不器用さが、どんどん人を遠ざけてしまうようだけど。決して悪い人ではなかったと思えて仕方なかったのですよね。coldsweats02 誕生日に、何もいらないからママの話を聞かせて欲しいと言うリリィ。その願いは聞いてくれなかったけれど、とても照れ臭そうに「ハッピー・バースデイ」と声を掛けていました。「ママはお前のことなど愛していなかった」苦し紛れについた嘘が元で、リリィは家を飛び出してしまうのですが。dash 思春期の娘を相手に、どう接したらいいのか迷い果てていたと思うんですよね。bearing 体罰など、やはり厳しい印象の父親でしたが。私には、どちらかと言うと淋しくて苦しくて、心は叫んでいるようにしか見えませんでした。(。>0<。)rain どう見ても友達が多いタイプには見えません。T・レイには、もうリリィしか居なかったんですよ。恐らく、リリィの母デボラは、それはそれは深く愛されていたのでしょう。T・レイは、愛し過ぎて締め付けてしまったのかもしれない。sweat01 恐らく2人に不和が生じた頃から、T・レイは淋しさに勝てずに苦しんでいたんだと思います。だからこそ、3人で暮らすことを心から望んでいた。でも、彼なりにどう頑張ってもデボラは戻って来なかった。セリフから察するに、出て行った妻を探し回っていたのでしょう。気がつくと、あの頃と同じように必死で娘を探し回っていた。ただでさえ妻に去られた苦しみから抜け出せていないのに。やっと見つけた娘は、デボラに似てきていた。しかも、自分が妻に贈ったブローチを胸に付けて。「デボラ!」とリリィに掴みかかった父に向かって「私はリリィよ!」と叫ぶ娘。ふと我に返って泣き崩れるT・レイを見ていたら。どれだけ苦しんできたのよと、号泣してしまいました。
。゜゜(´□`。)°゜。wave

やっぱり男性は女性より繊細なのかもしれない。だから、リリィの取った最後の選択は納得がいかない。それに、随所随所に、心から父親を毛嫌いしている訳でもないと思わせる態度が見られたから。更に納得がいかない。T・レイが新しい恋愛をしようと歩き出すようにも見えなくて。悲しすぎて死んでしまったら、どうしようと。作り手の意図とは違ったであろう涙が零れてしまいました。crying 原作では、暴力などの描写はもっとリアルだとか。読者の共感を呼ばない父親像みたいです。この映画の父親は、私には少し不器用なだけの男という風にしか見えませんでした。eye 私としては、オーガストの温かさが影響して、いつかリリィが父親を受け入れる日がくるといいなと感じたラストでした。「大切なのは愛を送ること」 「完全な愛などない」 オーガストの深みのある素敵なセリフだけは、きっと忘れません。

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2009年3月21日 (土)

プラスティック・シティ

Plastic_city 「プラスティック・シティ」 
<PLASTIC CITY>/製作:2008年、中国=香港=ブラジル=日本 95分 PG-12指定  
監督:ユー・リクウァイ 脚本:ユー・リクウァイ、フェルナンド・ボナシ 撮影:ユー・フェイライ 出演:オダギリジョー、アンソニー・ウォン、チェン・チャオロン、ホァン・イー、タイナ・ミュレール
2009.3.21 ミニシアター回数券¥1,330にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,330で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「この世界を、生き抜く。」

南米‐ブラジル。
闇の世界に生きる、日系ブラジル人のキリンと義理の父ユダ。
血の繋がりよりも堅く結ばれた、二人の男の《激しくも美しい》クライム・ムービー。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
ブラジルで生まれ育った日系ブラジル人のキリン(オダギリジョー)は、育ての親であるユダ(アンソニー・ウォン)が仕切るショッピングモールでコピー商品を販売するなど、闇稼業をしていた。それなりに安定した日々を送る二人だったが、やがてユダを失脚させようとする新興勢力による動きが起こり始める。そんなある日、ユダはコピー・マーケットの黒幕として警察に拘束される。そして、監獄に閉じ込められたユダは命を狙われ、大怪我を負ってしまうのだった…。

そういう話だったのか・・・。( ̄▽ ̄)

ぐおぉぉぉぉ、中盤でウッカリ失神してしまったのですぅ~・・・。
当然の如く、ちんぷんかんぷん。何だか訳がわかりませんでした。Σ(;・∀・)sleepy
でも、目が覚めてから終盤でふと思ったのです。この作品、終始お目目パッチリで鑑賞していても、よくわからない作品なのではないかと。catface ご覧になった皆さんは、いかがでしたかsign02

三連休の真ん中は、それまで続いていた春の嵐が信じられないくらいの快晴。sun 地元の駅に着いた時点で、既に目を疑うような人の群れ。coldsweats02 渋谷を歩くのが怖いなぁ、映画館も混んでいるのかなぁと。色々と余計な事を考えてしまいました。gawk それでもって、ヒューマントラストシネマ渋谷に到着したら。本作は、一番狭いシアター3に追いやられていた・・・。∑(=゚ω゚=;)impact あとの2作品は『ドロップ』と『ハルフウェイ』。水嶋クンに成宮クンに岡田クン。今をときめくイケメンさんには敵わないのかなぁ。つっても、まだ公開2週目なんだけどなぁ。punch と、妙な不安に襲われつつ。上映15分前に開場したので、自分の席に着きました。chair あれ、他に人がいない。ま、ま、まさか、観客は私一人だけなのΣ( ̄ロ ̄lll)wavesign02 と、無駄にソワソワしちゃったけど、本編上映前には数人のお客さんが着席。もともと小さい劇場なのに、閑散とした客席。weep そして、今日は幾分暖かいというのはわかるけど。冷房が積極的に入りました。snow えぇーっ、まだ3月なのよ、もう少し消極的にお願いしますよ。(;;;´Д`)aquarius 閑散としてるから、スースーして寒くて仕方ありませんでした。でも、眠りに落ちてしまったのだけれど・・・。catface catface catface catface catface

と、どうでもいい前置きで誤魔化しても、上手い事レビューをまとめられないなぁ。三連休ということもあり、パソコンに向かう時間をタップリ取れるので。pc 単なる覚え書きではありますが、起きてちゃんと鑑賞した間に感じた事を記してみたいと思います。pencil

何と言うか、全体的に抽象的な印象を受けました。場面が変わる度に、繋がっているのかどうか不安になりました。despair これって、例えば。現実と幻想が、現在と過去が。ゴチャチャと入り混じっている映像だったりするんでしょうかね。typhoon だとしたら、それはそれで興味深くはありました。ストーリーが面白いかどうかで本作を考えるよりも、やたらと印象的な映像が多い作品として捉えれば。そんなに嫌いではありませんでした。happy01 とにかくさぁ、『悲夢』には本当にズッコケてしまったから。お気に入り監督の1人キム・ギドクの作品だった分、かなり楽しみにしていてガクッときちゃったから。それに比べれば、ユー・リクウァイという映画人を初めて知り。オダジョーが日本語を話さず、2ヶ国語(多分)を駆使して頑張っている姿を拝めただけでも。見て損したとは思いませんでした。しかも、香港の名優アンソニー・ウォンさんと共演だもの。paper 贅沢でよろしいかと。cake

とにかく、映像ありきな作品なのかもしれないですね。ちょっと私が印象に残った映像を振り返ってみようかな。
冒頭と最後に登場するホワイト・タイガーの姿に感激。cat CGでも何でもいいのよ、インパクトは絶大でした。オープニング・タイトルも興味深かったな。サンパウロの街並みを上空から捉え、ビルの上に出演者の名前が出る。building 少し古くなるけど、デヴィッド・フィンチャーの『パニック・ルーム』に似てるなぁ。なかなか面白い映像でした。キリンの首筋にあるタトゥーの模様も面白いなんて思ってたら。お店の踊り子さんの衣装が、この模様をあしらったような大胆な場面がありました。kissmark クネクネした踊りも妖艶で、ちょっとビックリ。後はやっぱり、サンパウロの街並みと青空。ちょっと曇り空でも、東京の空とは違う青です。どの場面なのかよく覚えていないけど、街並みを躍動的に跳躍する若者をスローモーションで捉えた映像も好き。snowboard ユダを失脚させようとする連中と、キリン達が決闘する場面。ジャパニーズ侍とでも言いたげな乱闘なのだけど。その決闘場所が不思議でした。非現実的な建物の上。あれは建物というより物体という感じなのかな。とても現実離れしていて面白かったです。他にも、大きな土管みたいな物体とか、非現実的な物体が出てきたような。高層ビル(ホテルか何かかな)の照明が、上の階から順番に消えていく映像なんかも好きでした。hotel 後は、不思議な音楽が好み。note 人の叫びみたいな音とか、実に面白かったです。

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2009年3月20日 (金)

ワルキューレ

Valkyrie 「ワルキューレ」
<VALKYRIE>/製作:2008年、アメリカ=ドイツ 120分      
監督:ブライアン・シンガー 脚本:クリストファー・マッカリー、ネイサン・アレクサンダー 出演:トム・クルーズ、ケネス・ブラナー、ビル・ナイ、テレンス・スタンプ、トム・ウィルキンソン、トーマス・クレッチマン、カリス・ファウンテン、エディ・イザード、ジェイミー・パーカー、クリスチャン・ベルケル、デイヴィッド・バンバー
2009.3.20 MOVIXデイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「ワルキューレ それは、女神の名を冠した作戦」

作戦は「10分」 その瞬間に、世界は委ねられた。
祖国を救うために戦う・・・
それが、全てを犠牲にする選択だったとしても。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
第二次世界大戦下のドイツ。アフリカ戦線で左目を負傷したシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、“良心”と“忠誠心”の葛藤に悩んだ末、祖国の平和のためにヒトラー暗殺を考えるようになる。やがて画期的な暗殺計画【ワルキューレ作戦】を立案し、トレスコウ少将(ケネス・ブラナー)オルブリヒト将軍(ビル・ナイ)ら、同志と着々と準備を進めていく―。そして、決行の1944年7月20日を迎えた。ヒトラーとその護衛たちを前に、大佐たちは計画を成功させられるのか…。

公開前に、何人かの方に「イマイチなんでしょ?」と話し掛けられたのだけれど。これって、評判はいま一つなのsign02少なくとも、私がチラリと目を通すサイトや雑誌では、寧ろ好意的な映評が載っていました。とにかく、噂や前評判に流されることなく。自分なりの感性で向き合おうと決意。rock 《ナチス独裁政権下》を描いた映画は、数知れず。ヒトラーその人を登場させるもの、少し違った角度から描いたもの、ドイツから少し離れた地を描いたもの。映画を通して世界の歴史を知る。それもまた、映画鑑賞の醍醐味なのであります。shine 本作をイマイチだと言う方の意見には二通りありそうな気がします。主演のトム・クルーズはバリバリのアメリカ人だし、脇を固める渋いオジサマ達はイギリスの名優揃い。言語は英語だし、ドイツの香りがしないといった不満と。トム様と言えば、どう考えてもあり得ない脅威のアクションを突き通してしまう、いい意味で強引な大作というイメージが強い方には。本作の進行は淡々としていて、アクション度不足という不満。幸いにして私は、どちらも全く気にならなかったので。楽しめたし、満足できました。good

個人的には、小難しい印象よりもエンタメ度が強い作品でしたが。一応、チラシ等で簡単なストーリー紹介に目を通してから鑑賞した方がいい気がします。eye ナチス独裁政権下を描くとすれば、迫害されたユダヤ人の目を通して悲惨な現状を映し出す作品が多いと思います。coldsweats02 Valkyrie真っ先に思いつくのは、スピルバーグの『シンドラーのリスト』。歴史の教科書からではなく、映画を通して覚えた言葉も多々あります。「ホロコースト」「ゲットー」「ゲシュタポ」、そして番外編として『英国王 給仕人に乾杯!』という作品では「ズデーデン」という地名を初めて知り。本作では、「SS」という言葉を初めて知りました。(ドイツ軍の本拠地の略称か何かなのでしょうか)今回は、ドイツ軍の有志による反乱を描いていますが。まず留めておきたいのは、《ヒトラー暗殺計画》は40回以上に渡って行われ。impact 全てが失敗に終わったという事実。down 本作で描かれる【ワルキューレ作戦】は、最後のクーデターだったようです。よく考えたら、独裁者ヒトラーは降伏直前に自決していると伝えられているのですよね。

Valkyrie2エンタメ色が強い作品だと感じた要因は。恐らく、歴史的事実よりも男達の運命をハラハラと見守ってしまったから。bomb ここは完全に女目線となるけれど。ウェービー・ヘアにアイパッチが印象的なトム様はもちろんのこと。ポッコリお腹のオジサマも、軍服がビシッと決まっていてカッコ良かったです。heart01 一番ウットリさせられたのは、【ワルキューレ作戦】を知らないレーマー少佐を演じたトーマス・クレッチマン。(最初は、トム様ではなく彼にオファーがあったようです)出番は少なく友情出演といった印象でしたが、その佇まいだけで目がハート。lovely レーマー少佐は、統一性のない指令に翻弄されているように見えました。そして何よりも浮き彫りになって面白かったのは、作戦に関与する男たちの心理戦。typhoon シュタウフェンベルク大佐が祖国を愛する気持ちは、とても純粋なものでした。トム様が映画に傾ける真っ直ぐな眼差しそのもの。他の者たちは、恐らく心から言っていないであろう「ハイル・ヒトラー」 と右手を挙げる号令。大佐は、1人だけ言わないという場面が多いです。しかし、一度だけ強要されます。負傷して失った右手首を顕わにして、そんなこと欠片も思っていないという表情を見せる「ハイル・ヒトラー」 のポーズが印象的でした。paper ヒトラー側か、レジスタンス側か。どちらにつくのか手の内を見せないフロム将軍。演じるトム・ウィルキンソンは、大好きなオジサマの1人ですが。今回ばかりは、不敵な存在感でした。sad レジスタンスを組織する陸軍参謀総長べックを演じたテレンス・スタンプも素晴らしい。穏やかな知性が光り、圧倒的な存在感があります。shine ポスターやチラシでは、べックだけ軍服ではなくスーツ姿ですが。drama この場面にも、注目して欲しいところです。オルブリヒト将軍を演じるのがビル・ナイさんだと気づくのに時間を要しました。sandclock 今回は、消極的なキャラクターという印象でしたが。そんなビル・ナイさんは初めてだったので、ある意味新鮮でした。sun 純粋な信念がある者や、愛国心よりも保身を重視する者。この作戦に加担するに当たり、胸の内はバラバラの男達。それでも彼らは運命共同体なのです。サラリーマンが『たそがれ清兵衛』の哀愁に共感したように、本作の男達の怒涛の運命にフォーカスして見るのもまた一興かと。good

追記:これは余談になりますが。劇場予告では、どういう訳か『ソウ』シリーズの不気味な音楽を流していて。ジグソウさんみたいなシリアル・キラーでも登場するのかと余計なイメージを持ってしまったのですが。見終わってみると、ワーグナーの『ワルキューレの騎行』のような勇ましい作品ではないような気もしました。notes

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2009年3月14日 (土)

ダウト ~あるカトリック学校で~

Doubt 「ダウト ~あるカトリック学校で~」
<DOUBT>/製作:2008年、アメリカ 105分       
監督、脚本、原作:ジョン・パトリック・シャンリィ 製作:スコット・ルーディン、マーク・ロイバル 音楽:ハワード・ショア 出演:メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムス、ヴィオラ・デイヴィス
2009.3.14 TOHOシネマズ・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,300で妥当 / 評価:4.3★/5点満点★

「それは、人の心に落とされた【疑惑】という名の一滴の毒・・・。」

神聖なはずのカトリック学校で、何が起こったのか?
トニー賞とピューリッツア賞W受賞の舞台劇、衝撃の映画化。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
1964年のニューヨーク。ブロンクスにあるカトリック学校セント・ニコラス・スクールでは、校長のシスター・アロイシス(メリル・ストリープ)が厳格な指導を信条に日々職務を果たしていた。一方、生徒の人気を集めるフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、ストイックな因習を排し進歩的で開かれた教会を目指していた。しかし、唯一の黒人生徒ドナルドと不適切な関係にあるのではないかという疑惑が持ち上がり、シスター・アロイシスによる執拗な追及が始まるのだった…。

メリル・ストリープは、こうでなくっちゃ。

受賞は逃しても、「主演女優賞」「助演女優賞」「助演男優賞」の3部門から4名がノミネートされた話題作。crown 今年の春の期待作第一弾といったところ。one フリン神父は、本当に罪を犯したのかsign02という謎を究明するのではなく。フリン神父シスター・アロイシスが追いつめる心理バトルといった印象ですが。私は、また違った視点で本作を追いかけていました。dash ちょっとズレたレビューになっているかもしれませんが、ヨロシクどうぞ。

アロイシスを演じたメリル・ストリープと、フリン神父を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンの演技バトルは、噂通り鳥肌が立つような迫力があります。shock 今、ハリウッドの俳優で最も気になるのがホフマンさんheart04 でも、よく考えてみると。私の視点は、最後までシスター・アロイシスという一人の女性に注がれていました。eye とても魅力的だった訳ではなく、寧ろ好感を持てなかったのですが。sad どの辺りが、どんな風にと振り返り。自分も女性であり、同性としてアロイシスの生き方を見て思うことが色々ありました。繰り返し言ってるけど、私は『マンマ・ミーア!』を楽しむことができませんでした。down その分、この作品でメリルの女優魂を再認識したいという気持ちも強かったです。やっぱり、もの凄い存在感があるんですよね。shine ホフマンさんの存在感も格別だけど。助演女優賞にノミネートされた2人。純粋な新米シスター・ジェイムズを演じたエイミー・アダムスと、ドナルド少年の母親を演じたヴィオラ・デイヴィスのさり気ない存在感にも引き込まれて。3人の女性の生き方を凝視してしまいました。

シスター・アロイシス。縁なしの知的なメガネの奥から覗く、氷のように冷たい視線。eyeglass 彼女が守ろうとする《伝統》は、閉鎖的で排他的。bomb 私語、居眠り、服装や態度など。細かく生徒をチェックして回る。そのくらいだったら「へぇ、厳格だなぁ」で済ますけど。ボールペンの使用は禁止って何よ。pen 完全に自分の好みを押し付けてるだけじゃん。【校長】という役職がついてから、自信と誇りが暴走してしまったのかしら。run 彼女にとって、フリン神父という存在は脅威だったのかもしれない。人望は厚く、視野は広く、カリスマ性溢れる男性。drama 男子生徒は除き、フリン神父の他に男性は庭師くらいしかいない印象。シスター達を従え、学校の頂点に立つのは自分でなければならなかった。あくまでも私の視点だけれど。フリン神父の方がリーダーの資質があるように思えた。そして、アロイシスもまた、心の中ではそれに気づき。嫉妬と羨望の渦で、憎悪の炎を燃やしていたかもしれない。何としても排除しなければならない存在だと。人それぞれだけど、私自身はキャリア志向が強い方ではなく。「男になんか負けないわよ」という意志が前面に出ている女性を見ると、ドン引きしてしまいます。coldsweats02 個人的には「女は愛嬌」だと思っていて。「能力よりも、まずは笑顔」と思っています。「最近の男は草食系だ」と、街灯インタビューで語っている女性をテレビで見て愕然としました。tv つまりは、女性が肉食化している今日この頃ってことですよね。despair アロイシスも、正に肉食獣の印象でした。leo

嗚呼、好きになれないわと思いながらも。少しずつ違った一面を見せられます。ドナルド・ミラー少年の母親との会話。学校で唯一の黒人であるドナルドに。偏見も混ざった冷たい目線を送っていたであろうアロイシス校長。ミラー夫人のことも、かなり高い位置から見下ろしていたに違いありません。downwardright しかし、人種差別だけではなくDVとも闘っていたらしいミラー夫人は。アロイシスが想像していた以上に強く逞しい女性でした。rock 神父が息子に不適切な関係を迫ったと言われても。そんな事では動揺しない信念を持っていました。地獄とは何たるかを知っているような凄みを感じます。ここで、アロイシスは始めて自分の視野の狭さに気づかされたかもしれません。flair シスター・ジェイムズの純粋さも、アロイシスの想像を超える強みがあったように感じます。管理する立場だからこそ、遥か上空から見下し。downwardright 彼女の純粋さを心の奥では嘲笑していたかもしれません。「自分はどう思われてもいいけど、生徒だけは守りたい」というジェイムズの純粋な思いは、本物でした。経験不足で危なっかしく見える節はあっても、その強い信念こそが強みに思える場面もあって。rock アロイシスに何らかの打撃を与えたように思えたのです。

最後にアロイシスが繰り返す言葉。"I have doubts." そして、あの涙の意味は?脚本通りに作品を解釈できていない気もするのですが。catface アロイシスは、最後の最後に自分が愚かに思えてしまったのではないでしょうか。強気に振舞う人ほど、実は精神的に脆かったりする気がするのですが。アロイシスも決して強い人間ではなかったような気がしました。年老いたシスターの中に、視力が弱ってきている者がいました。その事を露見しないように、さり気なく助けたり。校長自ら、学校の庭の手入れをしていたり。本当は女性らしい一面を持ち合せている人なのだと思います。ribbon ホフマンさん目当てで観に行った本作。映画の締まり方は消化不良な印象を受ける方もいそうですが。アロイシスという女性の生き様に、すっかり引き込まれてしまいました。confident

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2009年3月11日 (水)

DRAGONBALL EVOLUTION

「DRAGONBALL EVOLUTION」
<DRAGONBALL EVOLUTION>/製作:2008年、アメリカ 88分Dragonball
監督:ジェームズ・ウォン 製作総指揮、原作:鳥山明 製作:チャウ・シンチー 出演:ジャスティン・チャットウィン、エミー・ロッサム、チョウ・ユンファ、ジェームズ・マースターズ、ジェイミー・チャン、田村英里子、ジュン・パーク、ランダム・ダク・キム
2009.3.11 先行上映(舞台挨拶つき)、レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「伝説は、現実のものとなる。」

今までみたことのない「ドラゴンボール」が待っている!

===(gooよりストーリー紹介)===
孫悟空(ジャスティン・チャットウィン)は、地球人を絶滅させるために送り込まれたサイヤ人だったが、本来の目的には従わず、普通の高校生として暮らしている。だが、長い眠りから目覚めた世界征服を狙うピッコロ大魔王(ジェームズ・マースターズ)が現れ、平穏な日々は崩されてしまう。悟空ピッコロ大魔王の野望を阻止するため、仲間とともに、どんな願いでも叶うドラゴンボールを探す旅に出る。

やっぱりと言えば、やっぱりな仕上がり感なのは否めませんが。catface とにかく、自分の中にあるドラゴンボールのイメージを消し去って。全くの別物として鑑賞したいところです。
その洋風な顔して「孫悟空」なのsign02とか。悟空は、アメリカの高校生なんだsign03とか。亀仙人は、エロじじいではなく若々しいユンファさんなのね。とか。ヤムチャのルックスがチンピラ風なんだけど、いいのかしらsign02とか。ピッコロさんに触覚がないと、フランケンシュタインの怪物みたいだなぁとか。孫悟飯って、孫悟空の愛息子じゃなかったっけsign02本作では、悟空のおじいちゃんの名前だった。(○`・ェ・)ノsnow
といった具合に、私もどうしても突っ込みを入れながら見てしまったのだけれど。だんだん慣れていきました。個人的には、製作にチャウ・シンチーの名前が挙がっている点が一番の気になりどころでした。アクション・シーンは、きっと面白いに違いないって。good でも、思っていたよりもアクション度は低かったなぁ。ハチャメチャでも、アクション・シーンだけで突っ走るかと思ってたのに。そうでもなかったです。でも、個人的には【かめはめ波】のCG映像は面白かったです。ピッコロさんは赤くて、悟空は青みがかっていました。スター・ウォーズのライトセーバーみたいに、色合いで強さや性質が違うってことなんだろうな。
個人的には、イメージとは違っていても、キャストの皆さんのパフォーマンスに文句はありません。それなのに、ストーリー自体が薄っぺらくて頂けない。bomb 88分だなんて、カットしすぎじゃないのかね。ブルマチチは、観客が知らない間に知り合いになっていたりとか。そういった小さいズレには目を瞑るとしても。ストーリーラインが荒くて、盛り上がりに欠けました。せめて、悟空【かめはめ波】を習得するまでの過程を丹念に描いて欲しかった。そして、ピッコロさんの野望を、もう少し丁寧に描いて欲しかったんだよな。despair 余りにも残念な仕上がりで、キャスト陣が可哀相です。(´;ω;`)ウウ・・・rain 本来は、3.3★くらいの評価になるんだけど。この日は、キャストの舞台挨拶つきで、本当に楽しませて頂きました。だから、少しばかり加味しておきます。(* ̄ー ̄*)cat

それでは、舞台挨拶の感想も加えておきます。孫悟空役のジャスティン・チャットウィンブルマ役のエミー・ロッサム亀仙人役のチョウ・ユンファマイ役の田村英里子が登場。今回、マイという役は映画のオリジナルだそうです。それで、田村英里子がウットリするくらいに綺麗でした。゜.+:。(*´v`*)゜.+:。shine インタビューの受け答えも、とても品格があって素敵。ribbon 映画の中では、女泥棒キャッツアイみたいな衣装を着ています。胸元が開いていて、とってもセクシーでした。個人的には、ドロンジョ様よりも田村英里子の方が素敵だと思いました。boutique エミー・ロッサムも、とっても可愛らしかったです。virgo 笑顔が素敵で。この映画に出演するにあたり、キック・ボクシング等のトレーニングに励んだらしい。ブルマのアクション・シーンは、そんなになかった印象なので。監督さん、やっぱりカットしまくりなんでしょと思いました。hairsalon ユンファさんは、とにかくお茶目で愛嬌たっぷりでした。若いジャスティンの方が落ち着いて見えた程です。happy01
さて、ここでユンファさんの印象に残った場面を紹介しようかな。ゲストが登壇する前に、特に注意事項はありませんでした。だからなのか、デジカメや携帯でパシャパシャ撮影している人がたくさんいました。camera インタビューの中盤で、司会進行から「ちょっと撮影は止めてくださいsign03」と、バッサリと注意があったのだけど。ng 心の中で、最初に注意しないのが悪いんじゃないのよと、何かカチンときてしまいました。annoy するとすかさず、ユンファさんが。「写真を撮ってもいいですよ。ただし、有料ね。ボクの奥さんにお金渡してくださいーmoneybag」と、満面の笑顔でコメントしました。さっきまでの苛立ちも忘れて、大爆笑してしまいました。happy02 お茶目と見せ掛けて、何だかとても器の大きい男性に見えたんですよねぇ。fuji ジョージ・クルーニーみたいに「兄貴」と呼んでいいですかsign02って思いました。

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2009年3月 9日 (月)

ラブストーリー50選

Takanotsumenatsu 先日、会社の人が持っていたある小冊子に「恋愛映画特集」というページがあったらしく。ジックリと見させて頂きました。eye プロが挙げる50作品ということで、『カサブランカ』や『風と共に去りぬ』といった不朽の名作がズラズラと並んでおりました。驚いたことに、半分以上は未見の作品ばかりでした。Σ(;・∀・)snow 旧作って、何となく苦手なんですよねー。映画検定には出題されるような、映画ファンと名乗るには必須の作品群。その内、見るけども。catface
よーく考えてみると、ブログを始める前に、知人に「あなたの挙げる恋愛映画って何があるsign02」と聞かれたことがありました。私は、ラブストーリーという括りには何とも苦手意識があって。ベタなラブストーリーって、照れ臭いし面倒臭いんですよねぇ。(=´Д`=)ゞpig その時は、そのリクエストをスルーしてしまったのですが。今なら考えられそうな気がしたのです。ブログを始めてだいぶ経つと、自分の感想が大多数とズレていても恥かしいと思わなくなりました。映画ブロガーさんは、感想は人それぞれという意識をお持ちの方が多いので。最近では、少数意見でもハッキリと言えるようになりました。paper
そんな今だからこそ、ラブストーリーの羅列にチャレンジしてみたいと思います。rock 挙げ終わってみて思いました。優等生的な答えも少ないし、小さいお子様には見せられないような強烈なテイストのものもあります。bomb 例えば、レンタル店の「ラブストーリー」というコーナーには並べられないはずの作品でも。私にとって、何かしらラブストーリーの要素を感じ取った作品は、堂々と挙げてみました。こんな感じになりましたが、皆さんのおススメ作品は入っていますでしょうか。もし、是非見て欲しいという作品がありましたら。コメント欄にて、薦めてくださると嬉しいです。heart01

===お気に入りのランキングではなく、五十音順に羅列しました。
レビューを書いている作品には、リンク貼りしてあります。===

『イングリッシュ・ペイシェント』
『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
『ウォーリー』
『エターナル・サンシャイン』
『エレジー』
『オペラ座の怪人』
『髪結いの亭主』
『花様年華』
『危険な情事』
『きみに読む物語』
『キル・ビル vol.2』
『キング・コング』(2005/ピーター・ジャクソン監督)
『クライング・ゲーム』
『グリーン・デスティニー』
『グリーンカード』
『ぐるりのこと。』
『恋する惑星』
『恋人たちの予感』
『氷の微笑』
『コールドマウンテン』
『サイボーグでも大丈夫』
『シザーハンズ』
『仕立て屋の恋』
『シュレック』
『シン・シティ』
『親密すぎるうちあけ話』
『スピード』
『スライディング・ドア』
『絶対の愛』
『チョコレート』
『月の輝く夜に』
『つぐない』
『天使の涙』
『トーク・トゥ・ハー』
『橋の上の娘』
『ハンニバル』
『ブロークバック・マウンテン』
『へヴン』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
『マッチポイント』
『Mr.&Mrs.スミス』
『ムーラン・ルージュ』
『弓』
『リービング・ラスベガス』
『リトル・チルドレン』
『猟奇的な彼女』
『レオン』
『恋愛小説家』
『ロミオ+ジュリエット』(1996/バズ・ラーマン監督)
『悪い男』

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2009年3月 7日 (土)

《デイヴィッド・リンチ・ワールド》

≪デイヴィッド・リンチ・ワールド≫David_lynch_world
プログラムA:「ザ・ショート・フィルム・オブ・デイヴィッド・リンチ」+「ダムランド」
2009.3.7 WEB・モバイル券¥1,600にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,000で妥当(全部合わせて) / 
評価:4.0★/5点満点★

全体的な印象で評価をつけています。あくまでも個人的な好みが基準です。

「天才の頭の中を、覗いてみないか?」

映画監督の枠を超えた、モダン・アートの巨星デイヴィッド・リンチ
40年に及ぶ創造の原点に迫る

この日は、短編集三昧でした。本作終了後、『つみきのいえ』を観る為に大急ぎで渋谷から六本木へ移動しなければいけませんでした。shoedash ロビーでは、プレス(\400)を販売していました。とにかく急ぎ足だったので、購入しませんでした。後でHPで調べればいいやと軽く流してしまって。pc でも、HPを覗いてみたら。短編それぞれの解説など載っていなくて。coldsweats02 これではブログをアップできないじゃないの、大後悔の嵐。Σ( ̄ロ ̄lll)typhoon ちょっと立ち読みぐらいしてくるべきだったか・・・。(それは劇場の人に失礼catface) という訳で、よくわかる解説とは程遠い自己満足なレビューになってしまいます。思い切ってスルーしようかとも思ったのですが。今月は気になる作品が少ないので、それなりでもいいから書き連ねてみたいと思います。pencil

『ザ・ショート・フィルム・オブ・デイヴィッド・リンチ』

実は、一番最後の作品で失神してしまいました。sleepy 私がデイヴィッド・リンチに期待する世界観は皆無だったので、退屈してしまって。(゚ー゚;night 彼の作品は、何だか訳がわからない。でも、そこが何よりも魅力的だったりするのですが。この一番最後の作品は、普通のセリフ劇で。だから何だよって感じで、全然引き込まれませんでした。本当の意味で、何が何だかわかりません。(;;;´Д`)ゝbomb それとも、私が失神している間に何か面白い映像でもあったのかな。私が、ちゃんと起きている間に確認できたのは、全部で7作品。資料不足で、タイトルを正しく表記できなくて申し訳ありません。人( ̄ω ̄;) spa

第1話「Six Men Getting Sick」だったかな・・・、そんな感じのタイトル。hospital
6人の男が病気になっていく過程を、リンチらしいイメージで静止画像が移り変わっていきます。気持ち悪いような、独創的で美しいような。これだから、リンチ作品は止められない。snow

第2話「Alphabet
A B C D E F G・・・・って、お馴染みの歌をベッドで歌う少女。notes モノクロ画像で赤い血を見せたりと。リンチらしい不気味さが、これまた病みつきになる作品でした。good 余談ですが、私が子供の頃に覚えたリズムと一部違うところがあってビックリしました。

第3話「The Grandmother」
これが一番見応えがあって印象に残っています。scissors セリフは一切なく、犬の遠吠えのような叫び声がある程度なので。dog 観客1人1人が自分の感性でストーリーを完成させるといった感じでした。私が受けた印象は、両親(特に父親)から虐待を受けている少年の叫びといったところ。「おばあちゃん、助けてsign03」という妄想ファンタジーって感じがしました。冒頭、土の中から登場するみたいな映像でお父さんとお母さんが映し出されますが。まるで獣なんです。shadow 少年は、終始タキシードを着用していて唇は真っ赤だし。kissmark お漏らししちゃった後は、黄色い液体が赤い色に変わったりとか。art もう、リンチにしか描けない世界観に包み込まれます。気持ち悪いような、芸術的なような。本当に不思議な映像。これでこそ、リンチ・ワールドです。その後、おばあちゃんが登場する場面には度肝を抜きました。( Д) ゚ ゚impact どうやったら思いつくのよって感じで。どちらかと言うと、感心しまくりでした。ここは私の解釈なのだけど。本当は、おばあちゃんはもう亡くなっているのかな。映像では登場するけれど、全ては少年の妄想だったのかなって思いました。気持ち悪いどころか、余りにも切ない作品だと感じました。(ρ_;)sprinkle

それ以降の作品は、本当によくわからなくて。(@Д@rain セリフ劇に変わると、あらぁ残念ねなんて思ってしまうのでした。gawk 1つだけセリフのない作品もあったけど。2~3秒の余りにも短い作品だったため。今何が起きたのかサッパリわかりませんでした。catface

『ダムランド』

リンチ監督が自ら画を描いて作った8本のアニメーションから、3本を上映。
正直なところ、これ余り好みではなかったな。内容は幾らか面白いのだけれど。色は黒のみの線描写というシンプルすぎるタッチが、私には期待外れな印象でした。down 映画館で観る作品としては、淋しすぎる。蟻が一杯出てきて歌って踊る場面は、ちょっと好きでしたが。happy01

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つみきのいえ

2 「つみきのいえ」 他2本
2009.3.7 当日料金¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,500で妥当(3本分合わせて)

「つみきのいえ」 アカデミー賞 アニメーション短編賞受賞記念 凱旋上映

100年に1度の不況やら、大荒れの内閣やら。cloud 何ともゲンナリする報道が続く中、とても明るいニュースが入ってきました。sun 第81回アカデミー賞で『おくりびと』が外国語映画賞を受賞し、『つみきのいえ』がアニメーション短編賞を受賞。crown 日本の作品が、史上発オスカーを2つ獲得したのです。何と素晴らしいことでしょう。多くの人の心に、明るい光が灯りました。flair 『おくりびと』は早々に鑑賞したので。『つみきのいえ』も是非観たいなぁと考えていた矢先。sagittarius TOHOシネマズ六本木ヒルズで凱旋上映するっていうから。受付開始した瞬間に、VITでチケットを購入しました。細々と調べないまま一目散にゲットしたので、この日舞台挨拶があるとことは後で知りました。作品そのものは短いのですが。3月に入って鑑賞した映画から満足は得られずにいたので。もの凄い充実した1日となったことは言うまでもありません。

映画の感想を述べる前に、舞台挨拶を含めた1日を振り返ってみたいと思います。TOHOシネマズ会員のマイルを貯めているので。できる限りTOHOシネマズで映画鑑賞しています。TOHOシネマズ六本木ヒルズのお手洗いは、広々とした2階の方を好んで利用します。この日も、シアターは1階だったけど、上映前にわざわざ2階へ上がりました。初日だからでしょうか、2階には何か展示してありました。人の群れからオジサマが話しかけてきました。「これ、見てください」と。何がすかsign02と、じっくり見たら。何と、本物のオスカー像ではありませんか( Д) ゚ ゚sign03「写真を撮ってもいいですか?」と聞いたら「どうぞ、どうぞ。触ってもいいし、持ってもいいですよ」と、言うので。写真を撮ってナデナデしみました。ちょっとだけ持ってみたら、本当に重たかったです。私はWOWOWに加入しているので、アカデミー賞授賞式の日は休みを取って生中継を見ています。eye 加藤久仁生監督の受賞直後のスピーチの一言目は「so heavy」だったなぁと思い出して、すっかり自分の世界に入ってしまったのですが。舞台挨拶の時にようやく気がつきました。あの時、声を掛けてくれたのは、配給会社「ROBOT」阿部社長だったのだと。∑(=゚ω゚=;)impact よく考えたら、少し離れたところに加藤監督もいらっしゃった・・・。
Σ(゚□゚(゚□゚*)cat 私自身、余り積極的でないとは言え。握手をせがむとか、せめて1つ2つと質問でもしておけば良かった・・・。愚鈍だった・・・。(@Д@;rain

舞台挨拶の模様も少し。挨拶と言っても、加藤監督は穏やかで寡黙な方でした。感情を思いっ切り顔に出すことはなさそうですが、それでも緊張した面持ちでした。こうやってフラッシュを浴びるのは、余り得意ではなさそうな印象で。いい意味で職人気質なのかしらと思ってみたり。貪欲な素振りは見せずとも、頭の中は次の作品の構想で一杯だったりしそうな雰囲気。art そこで思い出したのが『グエムル 漢江の怪物』の舞台挨拶でお見掛けしたポン・ジュノ監督です。ガツガツしていないようで、頭の中は斬新なアイディアに溢れていそう。そんな印象を受けました。他の作品も、是非とも見てみたいと思いました。加藤監督と一緒に現れた安部社長。社交的で、ユーモアを交えたコメントが冴え渡っていましたが。社長ですもの、カリスマがあります。shine 2人分コメントして、自分で自分に突っ込みを入れていて、楽しかったです。そんな太陽みたいなコメントの中で、グッときた話があって。会社の受付にオスカー像を飾っているらしく、バイク便の人とか訪れた人達が触りまくっているそうです。paper でも、その表情を見ていると、オスカーを獲って良かったと心から思うそうです。何か「みんなの賞」と言っているみたいで、素敵なコメントだなぁと思いました。happy01

「つみきのいえ」の他に、ROBOTの短編集「pieces of love」から2本の実写映画を同時上映。

「つみきのいえ」
<LA MAISON EN PETITS CUBES>/製作:2008年、日本 12分Photo (ナレーションなしでの上映)
監督:加藤久仁生 脚本:平田研也、音楽:近藤研二
評価:5.0★/5点満点★

===(シネマトゥデイよりストーリー紹介)===
海面の水位が、どんどんと上昇してしまい、その世界で住むおじいさんは、家を上へ上へと増築していく。そのうちに、以前一緒に住んでいた家族のことを思い出して……。

レビュー:僅か12分の作品で、感涙してしまった。weep 環境保護を訴えるという部分よりも、おじいさんの人生にフォーカスしてしまった。search 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』に通じる素晴らしさ。感動は、おじいさんが愛用しているパイプを水面に落とした瞬間から始まる。他にもパイプはたくさんあるのに、落としたパイプに固執するのには理由があった。落とし物を探しに、下へ下へと潜るおじいさん。おじいさんの人生が走馬灯のように浮かび上がる。妻を亡くしたこと、娘を嫁にやったこと。自分が結婚したこと、妻となる女性に出会ったこと。その家には、おじいさんの全てが詰まっていた。house 他の人たちは家を捨てて避難しているのかもしれない。しかし、おじいさんは決して家から離れようとはしなかった。生きている瞬間全てが宝物。ring 更に素晴らしいのは、おじいさんは思い出に逃げないところ。水浸しになっても、家を守りながら生き続ける。人生を回顧して死を選択するなんてことは絶対にしない。そこが素晴らしいの。この作品は、『ベンジャミン・バトン』で167分かけて浸透したことが、たった12分で流れ込んできた。鉛筆タッチの温かい映像で、一週間溜まった私の中の泥がきれいに抜け落ちが気がします。

「日にち薬」
製作:2002年、日本 10分
監督:永田琴 出演:谷村美月
評価:4.3★/5点満点★

実写作品も、ほろ苦くて素敵でした。初恋と失恋、全てが不器用な少女を一人前に近づけていく。何しろ、私は谷村美月ちゃんの大ファンなのだ。『カナリア』を見て、一目で大物感を感知。個人的には、『おろち』みたいな癖のあるキャラクターを求めてしまいがちだけど。ごく普通の少女という設定は新鮮で。自分の高校時代を懐かしく思い出しました。

「It's so quite.」
製作:2002年、日本 14分
監督:三木孝浩 出演:仲里依紗、吉高由里子
評価:4.5★/5点満点★

実写作品は、どちらかと言うとこちらの方が引き込まれたかな。女子高生(仲里依紗)が図書館で一目惚れしたのは、聾唖の少年。何だカンだ言って積極的な彼女は、手話を覚えて彼に大接近。デートの約束までこぎつけた当日、待ち合わせ場所で耳を塞ぐ少女。彼の目線で見た街並みは、いつもと違って柔らかくて温かいものだった。って、この場面が本当に素晴らしくて。清々しい気持ちになりました。

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2009年3月 4日 (水)

ディファイアンス

「ディファイアンス」
<DEFIANCE>/製作:2008年、アメリカ 136分Defiance
監督:エドワード・ズウィック 脚本:エドワード・ズウィック、クレイトン・フローマン 製作:エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコヴィッツ 出演:ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー、ジェイミー・ベル、アレクサ・ダヴァロス、アラン・コーデュナー、マーク・フォイアスタイン、ミア・ワシコウスカ
2009.3.4 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「人間として生きるための【抵抗】<ディファイアンス>だった」

1200人の命を守りぬいたビエルスキ兄弟。
知られざるユダヤ人、真実の戦い。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
第二次世界大戦さ中の1941年。ナチス・ドイツの迫害はポーランドの小さな田舎町まで迫っていた。両親を殺されたユダヤ人のトゥヴィア(ダニエル・クレイグ)ズシュ(リーヴ・シュレイバー)アザエル(ジェイミー・ベル)ビエルスキ兄弟は、復讐を胸にポーランドに隣接するベラルーシの森に身を隠す。やがて森には、ドイツ軍の迫害から逃げてきたユダヤ人が次々と助けを求めて集まってくる…。食料難、寒さの中、人間らしく生き抜くことを心に決め、肉体も精神も極限状態の日々を過ごしていた。

うーん、何かいま一つな印象だったのですよねぇ。(u_u。)rain
想像していたものとは、違っていました。もっとこう、史劇スペクタルな雰囲気だと思ってたんだけどなぁ。「シンドラーは、もう1人いた」というキャッチも、ちょっと違う気が。だって、3兄弟じゃん。three 第二次世界大戦下、ナチス、ユダヤ人迫害。どれもこれも、是非この機会にしっかり学んでおこうと思わせる要素だったので。book どちらかと言うと、お勉強するつもりで観に行ったんですよね。まぁ、鑑賞前に勝手にイメージを膨らませた自分も悪いのですが。という事にしてみても、やっぱり納得いかないんだよなぁ。pout

そもそも、エドワード・ズウィック監督の作品とは、余り相性が良くないのかもしれません。bomb 『ラスト サムライ』。渡辺謙さんのアカデミー賞ノミネートとトム・クルーズ主演ということで、日本ではかなり話題になりました。謙さん、真田さん、小雪ちゃんと。日本人キャストが出演していることは嬉しかったのだけれど。motorsports 何故に、謙さんは英語がペラペラなのか。冷静に見ていたら、そんなにのめり込みませんでした。それなりに楽しめたのだけれど。ドーンと感動することもなく、ましてや大泣きすることもなく。と言ったら、当時の同僚に「この映画で泣かないなんて信じられない」と、変人扱いをされてしまったのだけれど。catface 皆さんは泣きましたか?泣くも泣かないも、その人の自由。自分こそが基準だという考え方は大嫌いです。pout punch 『ブラッド・ダイアモンド』。こちらは、もっと楽しめたのですが。あの終わり方には、ちょっと疑問が残ってしまい。エドワード・ズウィック監督の作品って、最後の最後で突っ込みを入れたくなる演出が多い印象なのであります。sweat01
それで、今回はナチス独裁政権下のお話。突っ込みモードになったとしても、エンタメ性が高ければそれなりに楽しめるのだろうと決め付けておりました。実際は、そうでもなかったんだよなぁ。寧ろ、淡々と進行していくという感じで。激しい銃撃戦なんかも出てくるのですが。何か違うんだよなぁ。bearing 結局、何を描きたかったのか。私には、取り立てて何も残りませんでした。sprinkle

まずは、好きじゃなかった点などを。ダニエルさん演じるトゥヴィアが、どんどんヘタレになっていく様が嫌でした。gawk 6代目ジェームス・ボンドを就任したからといって、クールでタフでセクシーなイメージを求め過ぎるのは酷なのかもしれませんね。ゴメンね、ダニエルさん。(´;ω;`)cloud 体調が悪かったというのもあるでしょうけど、トゥヴィアが頼りなくなっていくのは次男ズシュが去ってからでした。思想も性格も真逆の2人、それでも2人で一人前なのかもしれません。gemini という風に、兄弟の絆を描きこむのも面白いかもしれない。だけど、本筋から逸れている気がして仕方なかったです。typhoon Defiance2もともと、本作を観ようと思った一番のキッカケは。実は、ダニエルさんよりもリーヴ・シュレイバーの方だったりします。heart01 デンゼル・ワシントン主演の『ハリケーン』で一目惚れして。『クライシス・オブ・アメリカ』での繊細な表情が忘れられずにいます。久々に出演作を観れると思って楽しみにしていました。リーヴさんの演技は良かったのですが。このフォトの場面。あれだけ銃が連射されている中を無傷で駆け抜けるっていうのは、ちょっとあり得ないだろ。bomb リーヴさんの出番が増えるのは嬉しいけど。もの凄い冷静に見てしまった。トゥヴィアが断腸の思いで愛馬を射殺したみたいな場面も疑問。他のお馬さんは、気がついたらいなくなってたし。horse 一番嫌いだった場面は、森に迷い込んだドイツ人をみんなでリンチするシーン。それでいいのかよ、誰も止めないのかよ。poutannoy 自分が迫害を受けたから、そのドイツ人には何をしてもいいのかよ。punch 何を描こうとした場面?極限下で人間は、鬼にもなる恐ろしい生き物だってこと?そこまで描こうとした訳ではない気がするのは、どうしてだろう。catface

Defiance3まぁ、好きだった点もあります。ダニエルさんリーヴさんジェイミー・ベル君が3兄弟を演じる。そこは、どの俳優さんも興味深かったので良しとします。中でも、ジェイミー・ベル演じるアザエルは出番が少なくても印象的。snow 冒頭は、両親を殺されたショックで「パパ、ママ」と泣き崩れていたアザエルcrying 3兄弟の中で、恐らく一番成長したのがアザエルかもしれません。up 自分にリーダーの資質などないと、ヘタレ全開になるトゥヴァイア。その横で、兄を鼓舞して立ち上がるアザエルは、とても逞しく見えました。

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2009年3月 1日 (日)

オーストラリア

「オーストラリア」
<AUSTRALIA>/製作:2008年、アメリカ=オーストラリア 165分Australia         
監督、原案:バズ・ラーマン 脚本:バズ・ラーマン、スチュアート・ビーティー、ロナルド・ハーウッド、リチャード・フラナガン 出演:ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ウェナム、ブライアン・ブラウン、ジャック・トンプソン
2009.3.1 映画サービス・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「前に進むための涙もある。」

本当の自分に出会える場所。
それはここではない、遠いどこかかもしれない・・・

===(goo映画よりストーリー紹介)===
第二次世界大戦前夜のオーストラリア。イギリス人貴族のレディ、サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)は、夫を捜しに北部の町・ダーウィンにやって来た。彼女を迎えたのは無骨なカウボーイ、ドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)。夫の領地に着いたサラは、夫が何者かに殺されたことを知る。彼女に残されたのは、広大な牧場と1500頭の牛だった。牧場を立て直すため牛を売ることを決心したサラは、ドローヴァーの力を借り、牛を引き連れ出発する…。

たまたまなんでしょうけど、私が目にした本作の感想は「いま一つ」的な声が多かったです。coldsweats01 それでもって、私は長尺な映画って一歩引いてしまう。120分以上あると聞くと、眉間がピクピクしてしまうのです。(A;´・ω・)bomb それでも、長さを感じずに引き込まれっぱなしという作品も多いから。今回も、観に行くことにしました。
率直なところ、私も絶賛するには至らず。退屈はしなかったし、楽しめたのですが。本作の魅力を伝える為に『風と共に去りぬ』に例えてしまうのは、いかがなものかと。(;-ω-)ノthunder 壮大なスケールと言っても、そこまでは到達していないと思うのですよね。スマステーションの「月一ゴロー」で稲垣吾郎ちゃんがズバズバと語っていたことに、妙に共感。gawk 色々な要素を詰め込み過ぎた結果、全体的には散漫な映画になってしまったような気がします。

前半の「牛追いアドベンチャー」の迫力ある映像には、心を鷲掴みにされました。taurus 私自身、オーストラリアという国が大好きなので。heart 過去に2回旅行したことがあります。scissors エアーズ・ロックにも足を運びました。foot その時に感銘を受けた赤い大地が、画面いっぱいに広がっていました。前半の最大の見せ場であろう、牛の群れの暴走。遥か上空から、その群れを捉えた映像には。穏やかなイメージの牛さんの荒々しい姿だけでは留まらず。taurustaurustaurusdash 広大な大地と美しい空をも映し出していました。fuji しかし、一歩間違えると崖の下へ真っ逆さま。danger そんな危険な道を、ヒュー様が、ニコールが、馬に跨り疾走する。horsedash アボリジニ民族と白人の混血児ナラ君の身に危険が迫り、観客もハラハラさせられます。coldsweats02
いいえ、それ以前から引き込まれる映像が満載でした。砂埃と共に、ドローヴァーが何頭もの馬を従えて登場する場面。horsehorsehorsedash 馬に跨ったヒュー様も勿論カッコイイのですが。疾走する馬達の姿が本当に美しくて、感動してしまいました。happy02 更に遡ると、サラがオーストラリアに足を踏み入れたばかりの場面も好き。サラを車で案内するドローヴァーrvcar その横には、カンガルーの群れが。ピョンピョンと俊足で飛び跳ねて、ずば抜けた運動能力を見せつけます。海外旅行で訪れた動物園では、まず拝めない一場面だったので。私もサラの如く興奮してしまいました。(ニコールがとっても可愛かったですvirgo

Australia2他には、やはり風景が圧倒的に素晴らしかったです。岩山を俯瞰で捕らえたショット、夜空は勿論のこと、夕焼けの映像がずば抜けて美しい。night サラドローヴァーのラブシーンの背景に夕焼けを使うなんて、ロマンティックすぎます。heart04 それと、ナラが夕焼けのことを「太陽が眠りにつく頃」と表現していたのも素敵。sleepy 「牛追いアドベンチャー」が収束してからの場面は、ハッキリ言って蛇足に思えてしまったのだけれど。退屈せずに楽しむことはできました。
後は、キャストについても触れておこうかな。愛しのヒュー様ニコールについては、思い切ってカットして。他の方について、少し。サラのダンナ様のライバル的存在であったキング・カーニー。演じるのは、ブライアン・ブラウン。出番は少ないながらに、大きな瞳が印象的で存在感があります。eye 『F/X 引き裂かれたトリック』(続編あり)とか『愛は霧のかなたに』とか。『カクテル』で、トム・クルーズの師匠的存在だったなぁとか、懐かしく思い出しました。happy01 サラの宿敵ニール・フレッチャーを演じるのは、デヴィッド・ウェナム。今回は、せこくて器の小さい男なのですが。個人的には、今までにない役柄という感じで印象的でした。good 『ロード・オブ・ザ・リング』のファラミア役、『300<スリーハンドレッド>』では隆起した筋肉美を披露、本作と同様ヒュー様と共演した『ヴァン・ヘルシング』では道化的な愛らしさ全開。私が一番ビックリしたのは『ムーラン・ルージュ』です。出番は少しだったけど、もの凄いメイクで登場していたような記憶が・・・。( Д) ゚ ゚impact 素顔は、穏やで控え目そうな好青年といった雰囲気だけど。実はカメレオン俳優だったのですね。ちょっと嬉しかったです。wink

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3月に観たい映画メモ・メモ

Photo_2 先月は、一杯一杯で「観たい映画」記事をお休みしてしまいました。japanesetea その割には、数が少ないような気も・・・。
でも、いいんです。映画+ブログ運営は楽しいのですが。pc 友人・知人と過ごす時間がグーンと減ってしまって、ちょっと淋しく思っていました。despair みんな受け身なんだものなぁ。年賀状の挨拶も「何か企画してよ」って人任せだしなぁ。自分から企画する気はないのかなぁ。(○`ε´○)impact まぁ、いいや。今年は毎月最低でも1つは、どんなに小さいことでもいいから「映画+ブログ運営」から逸れた用事を入れるようにしようと決めました。なかなか相棒を見つけられないと、結局1人で映画館へ足を運んでしまうとは思うけど。catface 昨年は引越しでバタバタして実現できなかった海外旅行も、今年こそは実行したいと思います。airplane

追記:写真は、とあるTOHOシネマズで映画の宣伝にやって来たドラえもんです。とても歩きにくそうで大変だったと思うのですが、私がカメラを向けたら両手をひょいと挙げてポーズを取ってくれました。camera 何て可愛いのにゃあ、どうもありがとうねぇぇぇ。⊂二二二( ^ω^)二⊃snow snow snow

★前月公開された作品★

『ディファイアンス』 (2/14公開)
歴史モノだし、森の映像が美しいみたいだし。xmas 第二次世界大戦中、多くのユダヤ人の命を救った兄弟の物語。ダニエル・クレイグさんもいいけれど、私が好きなのはリーヴ・シュレイバーなの。heart01

『オーストラリア』 (2/28公開)
バズ・ラーマン監督とニコール・キッドマンが再びタッグを組んだ大作。ちょっと尺が長いみたいだけど、愛しのヒュー様も共演しているということで。休日にノンビリと観ようと思いまっす。snail

『《デイヴィッド・リンチ・ワールド》』 (2/28公開)
デイヴィッド・リンチ特集だって!これは観たいですーーー。┗(^o^)┛snow 3週間限定上映、ライズXにて。three 嗚呼、あの不思議な空間ね・・・。catface

★今月公開の確実に観たい作品★

『ダウト ~あるカトリック学校で~』 (3/7公開)
メリル・ストリープは、やっぱりシリアスな演技を見たいな。主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞と。地味目ながらに、本格的にアカデミー賞を賑わせている話題作。crown 愛しのホフマンさんの力演にも期待~。happy02

『ワルキューレ』 (3/20公開)
こんな映画があると聞いてから随分と待たされたわねぇぇぇ。sandclock でも、トム様主演ともなると、宣伝の規模が半端ないっす。rock ナチスを取り上げる映画には、とても興味があります。『Xメン』のブライアン・シンガー監督作品という点も。

『ウォッチメン』 (3/28公開)
3月に公開される作品の中で、群を抜いて楽しみにしている作品。『300』のザック・スナイダー監督作品という点以外、キャストの情報が余り入ってこないなぁ。謎めいているなぁ、楽しみだなぁ。o(*^▽^*)odiamond ピースマークをベースに、黒字に黄色い文字の予告編映像も好みのタッチ。danger

『フロストXニクソン』 (3/28公開)
こちらも、アカデミー賞を賑わせた作品。オリバー・ストーン監督の『ニクソン』は見たし、ウォーターゲート事件を追う記者を描いた『大統領の陰謀』も見たけれど。何だカンだで、きちんとアメリカの歴史を理解できていないであろう私。gawk 勉強させてもらうっす。pencil

★余裕があれば是非観てみたい作品★

『三国志』 (2/14公開)
『レッドクリフ』フィーバーに埋もれていますが、アンディ・ラウが趙雲を演じています。sagittarius 共演者も魅力的な方たちばかりで、間に合えば是非とも観たい1本です。run

『ヤッターマン』 (3/7公開)
挙げてはみたけれど、やっぱり観ないかもなぁ。sweat02 三池崇史監督は好きなのですが(桜井翔クンも好き)、リアルタイムでタイムボカン・シリーズを見ていた身としては。実写化には不安があります。((・(ェ)・;))cloud

『DRAGONBALL EVOLUTION』 (3/13公開)
『ヤッターマン』よりも、こちらの方が観たいかも。baseball 劇場で予告が流れると失笑が起こるけど。製作に『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチーが絡んでいるから。アクションは間違いなく楽しめると思うのよね。snowboard

『PLASTIC CITY』 (3/14公開)
『悲夢』が余りにも消化不良だったので、リベンジで観ようかな。( ̄ー ̄)club オダジョーよりもアンソニー・ウォンさんが見たいのですわ。heart

『リリィ はちみつ色の秘密』 (3/20公開)
公開規模も小さく地味な印象ですけど。全米公開時の評判がもの凄く良かったそうです。ear 出演者も魅力的だし、ダコタ・ファニングもすっかり大きくなってるし。何よりも感動できそうです。clover

★まとめ★

毎年、春には気になる作品がドドドーンと公開されるのですが。今年は、ちょっと気になるものが少なかった気がします。4月は、更に少ない印象だわ。despair 個人的には、2月に日劇やらシャンテシネやらと有楽町界隈の映画館がTOHOシネマズの仲間入りを果たしたことが嬉しかったです。(*゚▽゚)ノtulip TOHOシネマズ会員としては、マイルを貯めたいので。有意義に活用できそうで何よりー。present

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