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2009年6月28日 (日)

2009年上半期ベスト10

2009年も、前半戦終了。たくさん映画鑑賞しましたが、幾分減った感ありです。
ある受験やら、海外旅行やらと。映画から離れた事にも没していたもので。
結果、ちょっと抑え目な本数です。

合計で59本鑑賞しました。劇場公開した作品に限ります。

★★★2009年上半期ベスト10★★★

第1位  「フロスト×ニクソン」 

第2位  「スラムドッグ・ミリオネア」 

第3位  「チェンジリング」 

第4位  「チェイサー」

第5位  「ハゲタカ」

第6位  「エレジー」

第7位  「英国王 給仕人に乾杯!」

第8位  「天使の眼、野獣の街」

第9位  「グラン・トリノ」

第10位  「ミルク」

★プラス5作品(あくまでも鑑賞した順番の羅列)★

「動物農場」
「永遠のこどもたち」
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ダウト~あるカトリック学校で~」
「クローズZERO II」

===私なりの解説つき===
1位と2位は僅差です。この頃、背中が泣いてる男性を見るとキューンとなってしまうので。lovely そんな自分に気づかされた『フロスト×ニクソン』のフランク・ランジェラさんの背中に軍配を。
『ハゲタカ』は、NHKでドラマが放送されていた事すら知らずに鑑賞。ドラマの再放送があった事も知らずに、またまたチェックできず。何か悔しくなってしまったので、凄い勢いで原作を購入しちゃいました。book もの凄い勢いで読んでいます、ハマっています。映画鑑賞をすると、いつの日か原作を読んでみようと先送りにしてしまう事が多いのに。もう、これは運命としか思えない。birthday 個人的には、仕事感も変えてしまい兼ねない記念の作品となりました。
イーストウッド作品が燦然と輝いております。shine 多くの人が『グラン・トリノ』の方を絶賛している中で。私は、『チェンジリング』の方が好みでございました。あの吸引力は凄かったな。グイグイと引き込まれる映画鑑賞って、本当に楽しいものです。happy01

★★★となひょう的部門賞★★★

短編大賞:『つみきのいえ』
説明不要っす。短編と長編を並べて考えられないので、ランキングには登場していませんし。個人的に、短編映画を観に行く事もそんなにないので。こんな形でしか賞賛できなくてゴメンなさい。sad

戦慄大賞:『チェイサー』
今だに悪夢から醒めることができない、そんな感触の脅威が押し寄せる快作。shock 好みは分かれると思いますが、サスペンス好きには是非とも味わって欲しい作品です。

母は強し賞:『チェンジリング』 『永遠のこどもたち』
女って強いなと思わせる作品も他に幾つかありますが。rock 中でも、母の強さに憧れが止まなかった2本をピックアップ。

男は背中で賞:『フロスト×ニクソン』 『エレジー』 『グラン・トリノ』
ただの爺さん好きと思われてしまうかな・・・。catface 別におじいさんが好みのタイプという訳ではなくて。年輪を刻んだからこそ、言葉はなくても背中に哀愁を感じたりすると。グッときてしまいます。heart

純情ボーイ賞:『スラムドッグ・ミリオネア』 『愛を読むひと』 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
男の人って純粋なんだなぁと改めて実感させられた作品をピックアップ。そうは見えない殿方も、蓋を開けてみれば純粋な部分が一杯あるんだろうか。そこはまだ疑問点。typhoon

骨太でいこうぜ賞:『クローズZERO II』 『ハゲタカ』 『スタートレック』 『剣岳 点の記』
「草食系男子」って言葉が流行る世の中についていけないと思っていたら。think (何だカンだで昔の人間なんですわ)行動力、逞しさ、賢さ、野望など。本来、男性には持っていて欲しい部分を男性キャラから感じ取らせてくれた出会いに乾杯。beer

★★★まとめ★★★

今年の前半を振り返りますと。舞台挨拶つきの上映に3度も恵まれました。scissors
『DRAGONBALL EVOLUTION』 『つみきのいえ』 『GOEMON』
地味とか言われそうだけど、個人的には『つみきのいえ』の舞台挨拶は楽しかったです。本物のオスカー像に触る機械に恵まれたり、配給会社ROBOTの阿部社長と知らず知らずの内に会話をしていたりと。crown これはもう、映画狂人生でかつてない思い出深い出来事となりました。うふふのふ~happy02
TOHOシネマズ会員のマイルがタップリと溜まったので。今年のGW辺りに、1ヶ月フリーパスポートをゲットして有意義に使おうという展開になりました。ticket 実際のところ、張り切った割には観たい作品と都合が上手く噛み合わず。無料鑑賞本数は、7本に留まるという結果に。foot もう1週間遅くに交換してれば少し違ってたのにな。と、少しだけ反省ポイントもあり。次回、マイルが溜まってきた頃には。交換時期をよく吟味しようと決めました。

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2009年6月27日 (土)

6月に鑑賞した映画たち

劇場公開で鑑賞した作品 合計8本でした。
6月に鑑賞した作品の中でベスト1は「ハゲタカ」でございます。個人的に、興味のある世界観なので。軽い気持ちで勉強になればいいわと、原作を読み始めました。意外と読み易くて、読む勢いが止まりません。
6月は冒頭に海外旅行に専念していたので。鑑賞本数は、私にしては少な目となりました。今年は、残りもこのペースでいこうかな。

「レスラー」   4.0★/5.0★

「路上のソリスト」   3.5★/5.0★

「愛を読むひと」   4.3★/5.0★

「剣岳 点の記」   3.8★/5.0★

「スタートレック」   4.0★/5.0★

「ターミネーター4」   3.8★/5.0★

「ハゲタカ」   4.5★/5.0★

「ラスト・ブラッド」   3.5★/5.0★

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レスラー

Wrestler「レスラー」 
<THE WRESTLER>/製作:2008年、アメリカ=フランス 109分 R-15指定    
監督:ダーレン・アロノフスキー 主題歌:ブルース・スプリングスティーン 出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド、マーク・マーゴリス、トッド・バリー、ワス・スティーヴンス、ジュダ・フリードランダー、アーネスト・ミラー、ディラン・サマーズ
2009.6.27 TOHOシネマズ・ポイント還元¥0にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,000で妥当 / 評価:4.0★/5点満点★

「人生は過酷である、ゆえに美しい。」

かつて栄光を味わい、今は全てを失った男。
誰もが避けることのできない老いと孤独、そして愛と葛藤を越え、自分が輝ける舞台へ―
このギリギリの生き様が今、熱く胸を打つ!

===(goo映画よりストーリー紹介)===
“ザ・ラム”のニックネームで知られ、かつては人気を極めたものの今では落ち目でドサ廻りの興業に出場しているレスラー、ランディ(ミッキー・ローク)は、ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、医者から引退を勧告されてしまう。馴染みのストリッパー・キャシディ(マリサ・トメイ)に打ち明けると、家族に連絡するように勧められる。長らく会ってない娘ステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に会いにいくが、案の定、冷たくあしらわれてしまって…。

ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞受賞crown

ヴェネチア映画祭を始めとして、世界で54の映画賞を受賞している話題作。ちょっと出遅れてしまったわ、なんて思ってたんだけど。snail 公開15日目となっても、劇場は満員御礼状態でした。full まだまだ人気は続きそうですね。

「感動のドラマ」という風に宣伝されているようなので。涙腺がグイグイ刺激されまくるドラマティックな演出が続くのかと最初は思ったのですが。メガホンを取るのが『レクイエム・フォー・ドリーム』 『ファウンテン 永遠に続く愛』ダーレン・アロノフスキー監督ということで。何となく、一般受けする感動ドラマとは少し違うのではないかというイメージが湧きました。bud 私がまず感じたのは、映画という架空の世界と言うよりは、まるでドキュメンタリーのようだということ。そんな訳ないじゃんと突っ込みを入れつつも泣いてしまう。そんな安っぽい演出は皆無でした。カメラは、ランディの生き様をひたすら追い続ける。movie 「感動」という言葉を安易に使うのが申し訳ないくらいに迫力がありました。rock ランディを演じたミッキー・ロークの身体から発せられる生身の迫力。カメラの技術的なことはよくわからないのですが、全体的にザラついた映像だった点も、ドキュメンタリーの雰囲気を醸し出していたような気がします。

アロノフスキー監督は、ミッキー・ロークの起用にこだわったそうですね。スタジオから有名スターの起用を求められても拒み続け。ng 予算を大幅に削ってでも、ミッキー・ロークの主演を死守したとのこと。soccer この作品でも、監督の情熱とこだわりに感服したばかりです。ヒットさえすればいいという構えの映画人もいると思うけど。dollar こんな風に、映画に情熱をかけられる映画人魂って凄いなぁと思います。fuji ミッキー・ロークが演じたランディのように、自分のいるべき舞台に上がる。foot それこそが生きる事だと言ってるみたいでカッコいいな。
ミッキー・ロークと言えば、『ナインハーフ』で一世を風靡しました。wine その頃、私の友人にも熱烈なファンがいて。彼の出演作を一緒に観に行ったり、未見だと言えば頼んでもいないのにビデオを貸してくれました。happy02 チヤホヤされて栄光を味わい、天狗になってしまった果てには挫折を味わったというミッキー・ローク『シン・シティ』で復活した時は、特殊メイクで素顔は拝めなかったけど。本作では、素顔をバッチリ公開しています。やっぱり、全盛期の彼とは違う雰囲気です。年輪だけでなく、辛苦が刻まれた皺と、どこか穏やかな表情。アロノフスキー監督ロークにこだわった理由がわかったような気がしました。cat アカデミー賞の主演男優賞は『ミルク』のショーン・ペンが受賞しましたが。ローク本人も、ペンに受賞して欲しいと願っていたそうです。キャリアはドン底で辛い日々が続いた頃、ペンに励まされたことがあるそうで。(関連記事)紆余曲折を味わったロークだからこそ、ランディというキャラクターに命を吹き込んだのだと納得しました。flair

心臓発作を起こした事をキッカケに、ランディは離れ離れの娘ステファニーに会いに行く。死に近づいて初めて、娘に愛情を注ごうとする。「嫌わないで欲しい」と流す一筋の涙は美しく。weep 娘にどう接していいのかわからない不器用な姿にグイグイと引き込まれてしまいます。同時に、娘ステファニーも印象的。最初は、そんなに反発的な態度を取らないであげてねcoldsweats02とも思うけど。幼い頃から、ずっと淋しい思いを強いられてきた彼女の悲鳴には共感してしまって。「あなたのせいで泣くのは、もう懲り懲り」本心とは逆の言葉を浴びせるしか、乗り切りようがなかったのかもしれない。ship 何となく理解できる気もしてしまいました。同時に、キャシディも印象的なキャラクターでした。決して若くはない、どこか訳ありのストリッパー。kissmark マリサ・トメイがナイス・バディを保っているのが凄いのではなくて。このキャラクターの心情を、さり気なく表現しているのが凄いの。ランディとの関係を深める一歩を踏み出せず、戸惑うキャシディ。何だか、妙に感情移入してしまいました。think

ミッキー・ロークマリサ・トメイエヴァン・レイチェル・ウッド。3人の自然な演技がキャラクターに生命を吹き込んでいるようで。まるでドキュメンタリーでも見ているかのような錯覚を起こしたのですが。eye 実は、小さい頃からプロレスには興味はなく。「興味がない」という表現は生温く、寧ろ苦手だったりするんですよね。sweat02 ホラー映画は好きなくせに、なんですけど。catface あの流血ショーには、どうしても引き込まれないんですよ。これは子供の頃からそうなので、今更嗜好は変えられません。pig 本作では、プロレスはあくまでもショーであり。舞台裏では、対戦相手と展開を相談し合っている場面に驚いてしまいました。impact それが普通なのか、そう言えば悪役キャラのプロレスラーも素顔は愛らしかったりするもんな。プロレスの場面までリアルに感じてしまい、その部分は私の好みから少しだけ逸れちゃった感はありました。でも、過剰に涙腺を刺激しようとしていない印象の演出には。とても好感を持ちました。good

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2009年6月24日 (水)

路上のソリスト

「路上のソリスト」
<THE SOLOIST>/製作:2009年、アメリカ、119分Rojonosolist 
監督:ジョー・ライト 出演:ジェイミー・フォックス、ロバート・ダウニー・Jr.、キャサリン・キーナー、トム・ホランダー、リサ・ゲイ・ハミルトン、スティーヴン・ルート、レイチェル・ハリス、アンジェラ・フェザーストーン、ジャスティン・マーティン
2009.6.24 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「奏で続ければ、いつかきっと誰かに届く。」

路上で暮らす男、ナサエル。彼はかつて天才と呼ばれたチェリスト。
LAタイムズのコラムニストが追った、実在の音楽家の物語。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
ロペス(ロバート・ダウニー・Jr.)はある日、べートーヴェンの銅像のある公園で2本しか弦のないヴァイオリンを弾くホームレス、ナサニエル・エアーズ(ジェイミー・フォックス)に出会う。彼の演奏する音楽の美しい響きにひかれコラムのネタに取材をはじめる。まもなく彼は、ナサニエルが将来を嘱望されたチェロ奏者で、ジュリアード音楽院の学生だった事を知る。なぜ才能ある音楽家が、LAの路上生活者になったのか?そして、家も家族もない彼が、なぜ音楽だけは捨てずに生きてきたのか? やがて、ロペスナサニエルの感動の物語を発見するのだった。

あららのら~Σ(;・∀・)rain

確か昨年末、衛星放送の映画番組か何かを見ていて。tv 多分、ハリウッドで放送しているものを日本語吹替えで放送している番組と思われるのですが。「大きく外した作品、見込んだ程にはヒットしなかった作品」を振り返るコーナーがありました。bearing その中で、本作も紹介していたんですよね。catface 「大外れ」と言うよりは「予想を下回る結果となった」という感じで。まぁ、観客動員数と作品のクオリティは、必ずしも比例する訳ではないので。余り気にしていませんでした。本作を観たいと思った要素は。メガホンを取るのが『プライドと偏見』 『つぐない』ジョー・ライト監督だということ。主演がロバート・ダウニー・Jr.ジェイミー・フォックスであること。特にジェイミー・フォックスは、この姿が彼であると納得するのにもの凄く時間を要してしまいました。clock 驚きの変身っぷりです。coldsweats02 もう1つは、チェロやバイオリンが登場すること。個人的に、バイオリン&ビオラ&チェロ&コントラバスといった弦楽器の音色が大好きなものですから。note 素晴らしい演奏シーンを拝聴できるのだと期待しておりました。ear 実際に鑑賞して率直に感じたのは、何を描こうとしたのかサッパリわからなかったということ。どこでどう感動したらよかったのでしょうか。って、私一人だけ辛口な感想になっていたらどうしよう・・・(;;;´Д`)scorpius

序盤から、いま一つ入り込めず。ロペスは、どうしてこれ程にナサニエルに興味を持ったのだろう。( ̄○ ̄;)typhoon ロペスの性格も、過去に何があったのかも。取り立てて丹念に描かれている印象を受けませんでした。離婚歴があり、息子が一人いる。しかも、元妻は同僚だということはわかるのだけど。彼が味わった苦さや甘さが伝わらないから、引き込まれない。bomb それよりも、元妻が同じ職場にいるなんて、やりにくくないのかな。しかも、彼女の方が上司っぽい印象を受けるんだよな。(;´▽`A``wave 妻の方が有能で稼ぎもいい為に、夫のプライドが傷つけられて夫婦関係に支障を来たしたパターンなのかしら。||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||newmoon と、本来追うべきストーリーに集中できない私がいました。
ナサニエルは、類まれな才能を持ちながらも、現在はホームレス生活をしている。彼に何があったのか、回顧シーンも挿入されてはいるけれど。記憶がグチャグチャだということを表しているのか、私にはキチンと理解できない演出でした。(´~`)。゜○typhoon ロバート・ダウニー・Jr.ジェイミー・フォックスも。キャストの中にその名前を発見しただけで映画館に足を運びたくなる素晴らしい俳優なのに。shine 実際に、2人とも場面場面でいい表現力を見せてくれているのに。gemini 物語に面白味を感じない為、とても勿体なく感じることしかできませんでした。(;ω;)rain

それならば、音楽パートで楽しむしかないと気持ちを切り替えてみたけれど。期待していた程には演奏シーンが出てこなかったので。この部分も、何だかガッカリさせられちゃったのですよねぇぇぇ。ε-( ̄ヘ ̄)┌ down サントラCDが欲しいと思わせるような素晴らしい音楽を期待していたけど。今回ばかりは、最後まで浸ることができませんでした。エンドロールの途中で劇場を後にしてしまいました。主演の2人のことは好きなので、評価は低くしませんが。結果的には、残念なレディース・デイ・ナイトとなってしまったな。night こうなったら、ロバート・ダウニー・Jr.の次回作「シャーロック・ホームズ」を楽しみに待ちますわ。snail

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2009年6月20日 (土)

愛を読むひと

「愛を読むひと」
<THE READER>/製作:2008年、アメリカ=ドイツ 124分 PG-12指定Aiwoyomuhito        
監督:スティーヴン・ダルドリー 脚本:デヴィッド・ヘア 製作:アンソニー・ミンゲラ、シドニー・ポラック 出演:ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロス、レナ・オリン、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツ
2009.6.20 MOVIXデイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,300で妥当 / 評価:4.3★/5点満点★

「わずか1ページで終わった恋が、永遠の長編になる――」

突然終わった年上の女性との恋。
20年後、彼はなぜ本を朗読し、彼女に《声》を送り続けたのか?
少年の日の恋が、無償の愛へと変わるまで――

===(goo映画よりストーリー紹介)===
1958年のドイツ。15歳のマイケル(デヴィッド・クロス)は21歳年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)との初めての情事にのめり込む。ハンナの部屋に足繁く通い、請われるままに始めた本の朗読によって、2人の時間はいっそう濃密なものになるが、ある日、ハンナは忽然と姿を消す。1966年、大学で法律を学ぶマイケルは傍聴した法廷の被告席にハンナを見つける。裁判に通ううちに彼女が必死に隠し通してきた秘密にようやく気づき、衝撃を受けるのだった。

本年度アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞 ケイト・ウィンスレット

何を書いたらいいのだろう。本当は、色々と考えさせられる部分が多くて、見応え抜群の作品だったのに。色々と熱弁してしまうと、未見の方には伏せておいた方がいいような事まで書いてしまいそう。うーむ、どうしようかなぁ・・・。久々に筆の進まない作品に遭遇。pencil snail という訳で。

★★★これから鑑賞予定の方は、ご覧になってから読んで頂きますよう、お願い致します。★★★

最初の舞台となるのは、1958年のドイツ。大戦後ということもあり、背景は社会派の色合いが濃くなっていくのですが。メインとなるのは、マイケルハンナの関係に絞られている気がしました。ゴールデングローブ賞では、助演女優賞だったケイト。アカデミー賞では、主演女優賞。crown でも、本作の主人公は、あくまでもマイケルの方ですね。大人になってからのマイケルを演じるのは、レイフ・ファインズ。『シンドラーのリスト』のナチ収容所の所長役に始まり、『レッド・ドラゴン』や『ハリーポッター』シリーズのヴォルデモート役など。shock 凄みのある恐ろしい役どころが多い彼ですが。個人的には、甘いマスクを活かした繊細な役どころの方がハマっていると思います。『ナイロビの蜂』で魅せた存在感が一番シックリくるのよね。『イングリッシュ・ペイシェント』なんかも。ハンナを演じたケイト・ウィンスレットは、36歳から始まり30年後のハンナを一人で演じきり。全裸で堂々と濡れ場も演じて見せた根性は凄いと思います。wave 好きな女優さんなので感心しきりですが、最初の36歳の場面では、もっと年上に見えちゃったんだよな。(ゴメンなさいcatface)40代前半くらいに見えなかった?そんな事は、どうでもいいか。coldsweats01 1975年生まれなんだ、まだ30代前半なのね。(本当にゴメンcatface

しかし、本作の主人公は誰が何と言おうとマイケルよ。最大の功労者は、若いマイケルを演じたデヴィッド・クロスだと思いました。shine 「期待の新星」と紹介されているけれど、映画初出演なの?これは今後が楽しみでなりません。happy02 21歳年上の女性にどんどん惹かれていくひたむきさ、初々しさ、実直さ、そして未熟さ。どの場面でも、微妙な表情を演じ分けていたように思います。ハンナと逢瀬を重ねる内に、家では何となく微妙な空気が流れてしまうようにも感じられ。母親を突き放し、父親に小さく反抗する時の表情にも説得力がありました。good 更には、ハンナに去られた後の大学生活も。school 勉学には励めど、いま一つ心ここにあらずな感じとか。ちょっと自暴自棄気味な雰囲気とか。もうリアルすぎて。一番凄いなと思ったのは、同じ法科に通う女子との関係。彼女の好意を心のどこかで感じ取りながらも無視し続け。傍聴した裁判の被告席にハンナを見つけた時の衝撃、そして自分を見失い彼女の部屋へ。衝動的に肉体関係を持つが、事の終わりにサッサと出て行く。dash ハンナでなければダメなんだね。ng ハンナと一緒に横になり、本を読んで聞かせる事だけがマイケルの天国だったんだ。book

マイケルは、ハンナに去られた時点から。誰にも心を開けなくなってしまった様子。結婚と離婚を経験したマイケルには、娘が一人いる。今では、たまにしか会う事ができない愛娘。そして、成長した娘から衝撃の一言。父が心を閉ざし、母とも上手くいかなくなってしまったのは、自分のせいだとずっと思い込んでいたと言うじゃない。( ̄○ ̄;)!impact 「違う、そうじゃない」もっと強く否定せんかいっsign03と、この時点で少しイラッとしてしまったのだけど。angry その後、回顧される大学生時代のマイケルの姿で更にイライラする展開が。ハンナには秘密にしていた事があったらしく。一緒にいたマイケルは、その事実を予測できた。その事実を公表すれば、裁判にかけられたハンナを救えるかもしれない。でも、ハンナは隠したがっていたのも事実。証言してハンナを救うのか、ハンナの意志を尊重して知らない振りを通すのか。恩師の説得もあり、ハンナに面会しようと決意するマイケル。しかし、すんでのところで面会を止めるんですよ。もう、ここで私のイライラが頂点に達しちゃったんです。pout ハンナの意志を尊重するとか、そんなキレイごとには思えませんでした。私には、ハンナに再会するのが怖かっただけにしか見えなかったんですよねー。down 同時に、ここでハンナと対面していたら、マイケルは生まれ変われたんじゃないかって。ハンナに去られた事実を受け入れられないまま、時が止まってしまったように見えるマイケルclock もし、あの時、ハンナと向き合う勇気を出していれば。娘に「パパが心を閉ざしているのは私のせいだ」と思い込ませる父親になっていなかったように思えてしまい。もうー、どうしてこんな昔の話なのに《草食系》男子しちゃってるのよー。clover と、そんな事ばかり考えてしまいました。

そして、ハンナには無期懲役の判決が下る。そうなって初めて、少しずつ心の変化が起きたのでしょうか。30年もの時を経て、せめてもの罪滅ぼしだったのか、テープレコーダーに本の朗読を録音してハンナにテープを送り続けるマイケルkaraoke 最初は、今頃かいsign01とか思ってしまったのだけど。ハンナが余りにも嬉しそうだったので、良しとすることに。そのテープがきっかけて、60代を迎えてもなお、ハンナは前進していく。隠し通そうとした秘密を克服していく。その逞しさが眩しく映りました。sun 女って強いんですね、そして男って繊細なんですね。最後は切ない展開が待ち受けていましたが。娘をある場所に連れて行くマイケルは、今までよりも少しだけ強くなったように見えました。
とまぁ、何だか偏りのある熱弁レビューになってしまいました。(。_。*)))chick 本来は、2人の純愛にウットリして涙を流すべきなのかもしれませんけど。すいません、私には泣ける映画ではありませんでした。それよりも、マイケルの人生を通して色々と感じる部分があり、面白く鑑賞できました。scissors

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剣岳 点の記

「剣岳 点の記」
製作:2009年、日本 139分Tsurugidake        
監督、脚本、撮影:木村大作 原作:新田次郎 出演:浅野忠信、香川照之、松田龍平、モロ師岡、蛍雪次朗、仁科貴、蟹江一平、仲村トオル、小澤征悦、宮崎あおい、鈴木砂羽、新井浩文、田中要次、笹野高史、石橋蓮司、井川比佐志、國村隼、夏八木勲、役所広司
2009.6.20 MOVIXデイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「誰かが行かねば、道はできない。」

ひたむきに歩め、前人未踏の頂きへ。
標高2999メートル、氷点下40度。
日本地図最後の空白地点を目指した男たちの魂の記録。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
明治40年、地図の測量手として、実績を上げていた柴崎芳太郎(浅野忠信)は、突然、陸軍参謀本部から呼び出される。「日本地図最後の空白地点、劔岳の頂点を目指せ」―当時、ほとんどの山は陸地測量部によって初登頂されてきたが、未だに登頂されていないのは劔岳だけだった。柴崎らは山の案内人、宇治長次郎(香川照之)や助手の生田信(松田龍平)らと頂への登り口を探す。その頃、創立間もない日本山岳会の会員も剱岳の登頂を計画していた。

今月のMOVIXデイは、土曜日。という訳で、予想通りの大賑わい。本日公開の本作も、意外と言っては失礼ですが凄い人気でした。coldsweats01 今日は、『愛を読むひと』と2本立て鑑賞したのですが。scissors 先に鑑賞した『愛を読むひと』は色々と思う事があって今だにレビューをまとめられずに困惑しっ放しです。wobbly 後に鑑賞したコチラから手をつける事にしました。paper 
まずは、本作を観たいと思ったキッカケから簡単に。第一の理由は、香川照之さん出演作という点です。私の中で《日本一flag》の俳優である香川さんは、相変わらず出演作が相次ぎ。主演も張れる存在感を持ちながら、確実に頼もしく脇を固めるというパターンが多いですよね。香川さんの出演作は全てチェックしたいと思っているのですが。余りにも作品数が多いため、今だに鑑賞できていないものも多数あります。(;;;´Д`)sweat01 劇場鑑賞も、全てチェックするとなれば。様々なジャンルの作品を選ぶ事を諦め《香川さん専用》ジャンルで鑑賞しなければ無理ですもの~。(;ω;)typhoon という訳で、2009年も見逃した香川さん作品が既に多数存在している状態。見逃し状態が続きすぎだぞsign01ってんで、本作は初日に鑑賞しました。

さて、本作の感想ですが。率直なところ、延々とレビューを綴れない気がします。というのも、この作品は「面白いか、面白くないか」と振り返るものではなく。「美しい作品だった」の一言に尽きる作品でした。立山黒部か、富山県にはまだ一度も行った事がありません。絶景に次ぐ絶景の嵐で、ウットリしてしまいました。shine これは、映画館の大きなスクリーンで見る価値ありです。美しさだけでは終わらず、自然の脅威もたくさん見せつけられました。高所恐怖症の気がある私から見ると、映し出されただけで足がすくむ断崖絶壁の数々。これを山と呼ぶのねって感じで。fuji 雲の流れは早く、突然の土砂降りに襲われるなど。cloudrain 自然を前に、いかに人間が小さい存在であるのかを実感します。雪が積もった山並みを遠くから眺めるのは、心の洗濯ができてしまう程に魅せられますが。snow 猛吹雪の中を進む人達の姿に、不安で胸が一杯になりました。とにかく、この映画を見て一番思ったことは。「この映像は、一体どうやって撮影したんだろう」という関心ばかり。本編中、地図を作る為に測量具を担いで登山する出演者の姿に目を見張ったのですが。( ̄ロ ̄lll)impact 同様に、この映画を撮影する為に、スタッフは出演者の様な苦労を強いられているのかと。俳優陣の苦労も同じでしょうけど、どうしても撮影する側の大変さばかりを想像してしまいました。映画作りって凄いんですね。今更、何を言うかって感じでスミマセンけど。撮影お疲れ様でした。movie そして、完成おめでとうございます。

そんな感じで。いつもなら、映画で描かれるストーリーやキャラクターの心情を思い描いて、アレやコレやと色んな事を考えて楽しむ私にとっては。ちょっと違うスタイルの作品となりました。映像の美しさ、大自然の迫力。それこそが本作の見どころであり、気になるのであれば絶対に劇場へ足を運んで欲しい作品でもあります。foot 楽しめたことは間違いないのですが、同時に少し残念に感じる部分もあって。だって、香川さんのみならず、出演者の皆様は気になる俳優さんばかり。浅野忠信は、コレコレとも全然違う雰囲気なのに。肩の力が抜けていて、あくまでも自然体の演技だし。そこがまた浅野さんの凄いところなんでしょうけど。改めて感心させられました。松田龍平クンも、出演作が続く度に余裕が出てきてる感じがするし。(『蟹工船』も楽しみネ)夏八木さんに、國村さんに、役所さん新井浩文クンや、田中要次さんもチラリと出演。私が好きなタイプの俳優さんばかり顔を出しているのに。俳優さん達の演技合戦にフォーカスできなかったというのは、私としては少し勿体ない気もしてしまいました。coldsweats01 それにしても、登山する役の俳優さん達は本当に登ったんですよね。shoe 何かもう、心配でハラハラしちゃいました。~(°°;)))(((;°°)~sign05 龍平クンなんて、何度かピンチに襲われるもんだからオロオロしちゃいました。撮影クルーの皆様、俳優陣の皆様。本当にお疲れ様でした。素晴らしい映像の数々、しっかりと愛でさせて頂きました。(* ̄ー ̄*)clover

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2009年6月17日 (水)

スタートレック

「スタトレック」
<STAR TREK>/製作:2009年、アメリカ、126分Star_trek
監督:J.J.エイブラムス 出演:クリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、ジョン・チョウ、アントン・イェルチン、ブルース・グリーンウッド、ウィノナ・ライダー、エリック・バナ、レナード・ニモイ
2009.6.17 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,000で妥当 / 評価:4.0★/5点満点★

「な ぜ 挑 む の か」

宇宙、そこは最後のフロンティア。
これは 新世界を探索し、新しい生命と文明を求める
USSエンタープライズとそのクルーたちの運命のストーリーである。

===(シネマトゥデイよりストーリー紹介)===
ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)が宇宙艦隊に入隊して3年。USSエンタープライズに乗ることに成功したカークだったが、船内のトラブルメーカーになってしまう。それが気に入らないスポック(ザカリー・クイント)は、カークを船から追い出そうとするが……。

まず、私は元の『スタートレック』を見た事がありません。SFモノである事、とんがりお耳のキャラクターがスポックだという事を知っている程度。全米公開時、さほど気になっていなかったのですが。映画ファンにも批評家にもウケているという噂を聞いたのと。ear J.J.エイブラムス監督のインタビューが気になって。karaoke エイブラムス監督は、熱狂的なスタトレ・ファンではないらしく。よく知らないからこそ、リメイクにチャレンジしたかったそうです。rock その意欲と探究心に好感を持ったんですよね。wink 鑑賞して感じたのは、元ネタを全く知らなくても十分に楽しめる作品に仕上がっているということ。それだけでは終わらず、逆にオリジナルを見てみたくなるし。続きが気になって仕方ありませんでした。happy01

CG全盛の時代だからか、宇宙の壮大な映像に目新しさを感じる事はありませんでした。寧ろ、懐かしい感じがして楽しめました。spa 『スターウォーズ』旧三部作の匂いがするかと思えば。昔ハマッた海外ドラマ『Ⅴ<ビジター>』を思い出しました。内容は全然違うけど、船員の服とか、雰囲気が何となく。t-shirt 爆発の後、船外へ人が飛ばされた直後、無音に包まれる。カークがある星で遭遇する謎の生物が脅威的。大きな肉食の花が襲い掛かってくるみたいでした。tuliprestaurant キャプテン・パイク(ブルース・グリーンウッド)が囚われ、カークを筆頭に3人の船員が救出に向かう辺りから、急激に映画の吸引力が加速していきます。dash 失敗は許されない。フルスピードで急降下するシーンの迫力と言ったらsign01高所恐怖症のはずなのに、興奮しまくりでした。fuji いわゆる戦闘シーンは、スターウォーズの迫力とはちょっと違うけど。船がワープしたり、目的地までトランスポートしたり。アクション・シーンにも、どこか懐かしさが漂っていました。逆に新鮮で楽しめた感じがします。bud

一番嬉しかったのは、エンタープライズ号の船員たち一人一人に見せ場があると感じたこと。カークに抜擢されたクリス・パイン。最初は、誰それsign02くらいの構えでしたが。目立ちたがり屋でやんちゃ坊主、好奇心旺盛で行動力に溢れる頼もしさ。「草食系」なんて悲しい言葉が流行ってしまう昨今、男の子はこうでなくっちゃsign03と思わせる魅力的な存在感でした。wink 一見チャラチャラしているようでも、エンタープライズ号の航海となると目つきが真剣になるのもいい。スポックを演じたザカリー・クイントも瞳がきれいで。eye バルカン星人の父と地球人の母を持つ彼は、重要な役割だったと思います。gemini 語学に堪能で聡明な女性ウフーラを演じたゾーイ・ソルダナも良かったな。目にも留まらぬ早業で、スポックと恋に落ちちゃう展開にビックリ。早っsign03真似したいけど真似できない自分が悲しいわ。catface ロシア訛りの英語を話す最年少クルーのチェコフ。演じるのは、アントン・イェルチン『ターミネーター4』で若き日のカイル・リースを演じた時とは、まるで別人。本作での出番は少な目ですが、愛嬌たっぷりで印象的。chick 中盤から登場するエンジニアのスコットに扮するのは、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』サイモン・ペッグ。コミカルでいい味出してます。ピンチが続いてハラハラした合間に、2人の存在感が和ませてくれるんですよね。pig このバランスの良さが最高でした。操縦技能に長けたスールー(ジョン・チョウ)も良かったな。最初は、ハリウッド映画だからアジア系の俳優さんは早々に姿を消してしまうのかと危惧していたけど。出番は少な目とはいえ、大活躍を見せてくれました。カークにとっても頼もしい存在だったと思います。good 更には、キャプテン・パイク(ブルース・グリーンウッド)も渋くて素敵。「君の無鉄砲さが必要だ」とスカウトしに来ちゃうなんて、器の大きいオジサマだわと目がハートに。lovely さすが船長!と思っちゃいました。そして、元祖スポックを演じたレナード・ニモイも、未来のスポックとして登場。ちょっとしたゲスト出演かと思ったら、意外と出演シーンが長くて嬉しかったです。軍医マッコイカール・アーバンが演じています。『ロード・オブ・ザ・リング』のエオメル役で魅せたセクシーな野性味は封印し。昔のエリート・サラリーマンみたいにピッチリ横分けヘアなのには笑っちゃいました。catface

それにしても、エリック・バナには驚愕してしまいました。coldsweats02 出演しているとは聞いていたけど、まさかあれがバナさんだったとは・・・。超人ハルクの全身緑色よりも凄いことになっていると思いませんか?女性ファンの皆様。このキャラクターがバナさん?まさか、そんななずはない!と、終盤まで納得することができませんでした。sweat01 目立ってはいたけどね。本人はノリノリだったのかな。それと、スポックのお父様を演じていたのはイアン・マッケランに見えたのですが。パンフレットは購入していないし、公式HPにも載っていないので確認できず。あの声は、どう考えてもガンダルフなんだけなぁ。バルカン星人のメイクは特徴があり過ぎて、確信に至らず。実際のところ、どうだったんでしょうか。それと、ウィノナ・ライダーは何の役で出てたのsign02ゾーイ・ソルダナちゃんが魅力的だったので、他の女性キャラクターが思い浮かばないよ。カークのお母さんは、さすがに違うよなぁ。まさかとは思うけど、ゾーイちゃん演じたウフーラのルームメイト?全身緑色の男大好き尻軽娘みたいな・・・。どなたか教えてくださいな~。

追記:スポックのお父様を演じたのはベン・クロス
   ウィノナ・ライダーは、スポックのお母様役だそうです。
   えいさん、疑問に反応して頂きまして、どうもありがとうございました。

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2009年6月14日 (日)

ターミネーター4

「ターミネーター4」
<TERMINATOR SALVATION>/製作:2008年、アメリカ 114分Terminator4       
監督:マックG 出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、コモン、ブライス・ダラス・ハワード、ヘレナ・ボナム=カーター、ムーン・ブラッドグッド、ジェーン・アレキサンダー
2009.6.14 TOHOシネマズ・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★

「どこで誰が、未来を変えたのか?」

2018年、機械軍<スカイネット>に支配された世界で、人類滅亡までのカウントダウンが始まった。
わずかに生き残った人間たちのリーダーとなったジョン・コナーは、最後の闘いに挑む。
亡き母のため、最愛の妻のため。愛する者を失くした悲しみを抱える人々の、生きる希望となるために・・・。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
時は2018年。核戦争で荒廃した世界は、人工知能搭載のスーパーコンピューター【スカイネット】に支配されていた。生き残った人々は抵抗軍を組織し、機械との最後の戦いに備えていた。部隊のリーダーであるジョン・コナー(クリスチャン・ベール)は、スカイネット】がやがて自分の父親となるカイル・リース(アントン・イェルチン)の命を狙っていると知り、彼を探し始める。一方、ターミネーターがさまよう荒野をたくましく生き抜く少年カイルは、核戦争のことも、今が何年かさえもわからない屈強な男マーカス・ライト(サム・ワーシントン)と出会う。

本当はDVDスルーするつもりだった本作。せっかく、TOHOシネマズ・デイが日曜日なので。今日は2本鑑賞することに。scissors どうしても観たかった『ハゲタカ』のタイム・スケジュールを優先して、すんなり繋がる本作を選択。watch シリーズものは途中で飽きてしまう事が多いので、自然と期待度も下がってしまいますが。down 本作は、4作目にしては面白く鑑賞できました。happy01 強引に繋げている感じが痛々しい『ソウ』シリーズと比べると、かなり健闘している気がするんですよね。それと、マックG監督に抱くイメージと違っていたのも良かったのかな。マックG監督と言えば、『チャーリーズ・エンジェル』でしょ。頭を空っぽにしてノリノリで楽しまにゃ損、損sign01って感じがするじゃない。typhoon 本作の公開前に、インタビューに応じるマックGの超ハイテンションな言動も強烈に残っていてさ。thunder 「王様のブランチ」で見たインタビューでも、日本語で「コニチハー━━━━(゚∀゚)━━━━sunsign03sign03」と雄叫びを上げていました。映画『ターミネーター4』も、強烈な映像だけが売りの破天荒な作品なのかもしれないというイメージが先行していきました。run

無意識にハードルが下がっていたという状況はあったと思うけど、想像していたよりもストーリーがしっかりしていて楽しめました。もっとCGを多用して、ターミネーターの映像にこだわっていると思っていたのに。意外と、映像で驚かされることはありませんでした。1つだけ、大きなロボットの中からバイク型のロボットが出てくるのは面白かったけれど。bicycle 何かヤッターマンみたいでさ。dog ロボットの造詣や機能を楽しむなら『トランスフォーマー リベンジ』を観に行った方が良さそう。本作は、メインとなる3人のキャラクターが印象的で。そこがまた好意的な感想を持った最大の要因かもしれません。

2作目から登場しているジョン・コナー。1作目、ジョンの母サラを守る為に未来からやって来たのがカイル・リース。本作では、カイルはまだ10代の少年。カイルは、ジョンの父でもある。こういうタイム・トラベルものって、掻き混ぜ過ぎると訳がわからなくなるんですよね。今回は、グチャグチャな印象は受けず、セーフです。spa そして、身体の半分がマシーン化している謎の男マーカス・ライト。ロボットよりも、この3人にフォーカスしていく展開が面白かったです。

抵抗軍の指導者となるジョン・コナー。知識とリーダーシップに溢れるジョンは、風格たっぷりなので。最初は、カイル少年がジョンの父となると言われても、違和感を覚えました。gawk でも、たった一人でも戦う姿勢は勇ましいし。スカイネットに捕まっても、絶望する人々励まし続ける場面がカッコ良かったです。good 死んだ方がマシだと嘆く人々に、今必要なのは生き残る事だと説く。"Stay alive!" と、真っ直ぐに訴える瞳が印象的でした。eye ジョンにそっくりだなって、ジョンのリーダーシップは間違いなくカイルから受け継がれたものだと確信に変わりました。演じたアントン君のしゃがれた声が印象的で、少し大人っぽくも見えたけど。来日時のインタビューでは、ポスターに落書きしてはしゃいだりと年相応で愛らしかったです。cat 本作の撮影時、ジョン・コナーを演じたクリスチャン・ベイルが監督と揉めたというゴシップを耳にしたのですが。ear 最初の脚本では、ジョン・コナーの出番は5分程度しかなかったそうです。それで異議申し立てを?リライトされた脚本では5分以上の出番はあったけど。正直なところ、私にはジョン・コナーよりもマーカス・ライトの方が気になる存在だったな。『Xメン』のウルヴァリンみたいに印象的でした。演じたサム・ワーシントンの魅力。優しそうな顔とマッチョで頼もしいオーラのミスマッチが、初めてエリック・バナを見た時にキャッチしたフェロモンとそっくり。heart04 人間の心と機械の身体で苦悩するも、その苦しみを決して表に出さない男気にも惚れちゃいました。lovely どう考えても、人間の心の方が勝っていると思うのだけれど。少年の頃からターミネーターと戦ってきたジョンは、決して油断しないところがまたドラマティック。coldsweats02 マーカス・ライトはなぜ機械の身体にさせられたのか。回想シーンで登場するヘレナ・ボナム=カーターの存在感も、出番は少ないながらにミステリアスで良かったです。サム・ワーシントン。エリック・バナの面影を見せたり、ヒュー・ジャックマンが演じたウルヴァリンを思い出させたり。オーストラリアの俳優さんに何気にハマっている自分に気づいてしまいました。snow

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ハゲタカ

「ハゲタカ」
製作:2009年、日本 134分Hagetaka      
監督:大友啓史 原作:真山仁 出演:大森南朋、玉山鉄二、栗山千明、高良健吾、遠藤憲一、松田龍平、中尾彬、柴田恭兵、嶋田久作、志賀廣太郎、小市慢太郎、グレゴリー・ペーカー、脇崎智史
2009.6.14 TOHOシネマズ・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥2,500で妥当 / 評価:4.5★/5点満点★

「世の中は金だ。金が悲劇を生む。」

誰かが言った。人生の悲劇は二つしかない。
一つは、金のない悲劇。そしてもう一つは、金のある悲劇・・・。

===(goo映画よりストーリー紹介)===
世界金融危機 前夜。日本のマーケットに絶望し、表舞台から姿を消した天才ファンドマネージャー・鷲津(大森南朋)の元に、かつての盟友・芝野(柴田恭兵)が現れる。中国系巨大ファンドが買収に乗り出した、大手自動車メーカー《アカマ自動車》を危機から救ってほしい、というのだ。日本を代表する大企業《アカマ》の前に突如現れたのは、【赤いハゲタカ】こと劉一華<リュウ・イーファ>(玉山鉄二)。豊富な資金を背景に、鷲津を圧倒し続けるら中国ファンドの真の目的とは!?

6月の公開作品の中で、最も楽しみにしていたのが本作。仕事柄、経済ネタ作品は鑑賞必須にしてるけど。今更、意味を聞けない言葉があったりします。catface 金融業界が舞台になる映画って、なかなかヒットしないイメージがあります。pig 『ザ・バンク 堕ちた巨像』も全然盛り上がらなかった気がする。鷲津が以前勤めていた銀行は「三葉銀行」っていうのね。bank 菱ではなく葉か。clover 中盤に出てくるスタンリー・ブラザーズも、聞いたことあるような名前で。描かれているのは、まんま《リーマン・ショック》だったりと。凄いなぁ、ある意味ドキュメンタリーに近いのかなぁと食い入って鑑賞。eye 原作者の真山氏とは、一体何者なのだろsign02『金融腐食列島 呪縛』を思い出しました。(あの時も、原作者は何者ぞ?と思った)『ザ・バンク 堕ちた巨像』では、命を狙われるという展開に戦慄してしまったのだけど。shock 本作で繰り広げられるのは、駆け引きに次ぐ駆け引き合戦。「男は仕事」という目線で男性を見てしまう私には、彼らの攻防戦は頼もしく魅力的に映りました。lovely こういう作品は、ヒジョーに好みです。good

男達の戦場に、女の出る幕なしといった印象を受けつつも。華を添える程度に終わらず、それでも出しゃばり過ぎない東洋テレビのレポーター三島(栗山千明)も良かったな。karaoke 思えば、鷲津のブレーンにも金髪の女性が一人いましたよね。virgo あくまでも、男達の戦場にフォーカスしている印象なので。search バリバリのキャリア・ウーマンが嫌味に映らないところが嬉しかったです。とは言え、私にとっての見せ場は企業戦士の勇姿に他なりません。rock 場面毎の表情や、印象に残るセリフなど。とにもかくにも、それぞれの男達の姿が眩しく映るのでした。heart04

特に印象的なのは、対照的な男たち二組。鷲津は、似て非なるオーラが全開。【赤いハゲタカ】と呼ばれるの登場する場面では、画面の色合いが赤くなり。鷲津が登場する場面では、青い色合いになります。(最近、色にこだわって鑑賞する事が多くなりました)やがて、の貧しかった少年時代が明らかになり。彼の人物像が浮き彫りになっていきますが。映画の中では、鷲津の素性はしつこく描かれていません。それは、ドラマを見ていない私の知識不足に他ならないのでしょうが。鷲津が外で会う場面が効果的に映りました。そのシーンは、街の明かりで全体的に青い画面。二人揃っているけど、色で言ったら鷲津がメインなの?でも、鷲津に攻撃的なセリフを吐くという印象。しかし、鷲津が言い放つ。お前の故郷を調べたと。Hagetaka2すると、は動揺し、涙すら浮かべる。どうやら鷲津に勝機が向いてきた様子。だから青い色合いだったのかと、勝手に納得する私。同時に、こういう勝負では本音を隠し通した方の勝ちなのかもしれない。の仮面がはがれかけたのに対し、鷲津は口数が少なく本音を顕わにしない男という印象。私なんかは、本音を隠し通すのって余り上手くないので。どちらかと言うとに共感してしまうんですよねー。gawk 鷲津を演じた大森南朋は元々ファンなので、主演作と聞いただけでチェックしていたけど。今回は、を演じた玉山鉄二に魅せられた感じです。happy01 『手紙』以来、もうすっかり本格的な俳優さんだよなぁと感心させられる今日この頃です。

出番は少な目ながらに、《アカマ自動車》の古谷社長(遠藤憲一)と役員の芝野(柴田恭兵)も対照的で目が離せませんでした。芝野は、三葉銀行で鷲津の上司だった男。退職し、〈企業再生家〉として《アカマ自動車》に在籍している。「こんな時代だからこそ夢や希望が必要だ」と語る誠実な視線が印象的。heart 対する古谷は「夢や希望だけではどうにもならないのが現実だ」と一刀両断。社長である自分は、社員の命を預かっているという責任感に溢れてはいるが。とにかく現実的で、厳しい顔が前面に出ている。が仕掛けた罠に巻き込まれる《アカマ自動車》の派遣工・守山(高良健吾)。一見、淡々と仕事をこなす若者に見えるけど。の口車に乗せられ、立ち上がる。その守山の存在を知り、古谷社長が放った言葉には戦慄してしまった。「信念の強い者は、正社員にすると問題が起きる」チラシやパンフレットにも取り上げられない何て事ないセリフかもしれないけれど。これが経営者の本音なのかと、ゾッとしてしまった。(lll゚Д゚)typhoon 「出る杭は打たれる」って事なのですかね。それでも私は、何よりも芝野の熱意に心打たれるのであります。

嗚呼、もうスペースが足りないけど、まだまだ熱弁し足りないやぁ。ビジネスの厳しさに、感情が優先される事は許されないのはわかるけど。単細胞な私は、芝野の熱意に惚れました。こんな上司だったら、どこへだってついていきますよ。run 終盤、芝野鷲津の会話も何か印象的でした。芝野に「真面目だなぁ」と淡々と言い放つ鷲津だけど。それでも、心の底では芝野という人柄に魅せられているのではないかと深読みしました。松田龍平も、どんどん貫禄が出てきてる感じが良かったし。(抱いてるネコちゃんが甘えん坊で可愛かったcat鷲津をサポートするオジサマ中延を演じた志賀廣太郎の穏やかな存在感も素敵でした。「ちびまる子ちゃん」の花輪クンに付き添うひでじいや、『バットマン』のブルース・ウェインを見守るアルフレッドを思い出し。執事じゃないから立場は違うんだけど、そんな温かいオーラが好みでした。spa

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2009年6月10日 (水)

ラスト・ブラッド

「ラスト・ブラッド」
<BLOOD THE LAST VAMPIRE>/製作:2008年、香港=フランス 91分 R-15指定Last_blood
監督:クリス・ナオン 脚本:クリス・チョウ 出演:チョン・ジヒョン、小雪、アリソン・ミラー、リーアム・カニンガム、JJ・フェイルド、倉田保昭、コリン・サーモン、マイケル・バーン、マシエラ・ルーシャ、ラリー・ラム
2009.6.10 レディース・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,300で妥当 / 評価:3.5★/5点満点★

「斬り開く――私の運命」

人類の命運を委ねられた孤独な少女。
戦いの先に待ち受ける、彼女の本当の宿命とは――?

===(goo映画よりストーリー紹介)===
セーラー服に身に包み、孤独とともに生きる少女サヤ(チョン・ジヒョン)は、父親を殺したオニゲンへの復讐を胸に、たった一人で生きてきた。今はオニ殲滅のために作られた組織、カウンシルの協力を得ながらオニの処刑人としての日々を送っていた。カウンシルのリーダー、マイケルは、サヤをアメリカ軍基地内の高校に潜入させる。そこでは、女子生徒に化けた2匹のオニが、クラスメイトのアリス(アリソン・ミラー)に襲いかかろうとしていた…。

日劇なのに、ガラガラのスカスカ。∑(゚∇゚|||)thunder 今日はレディース・デイなのに、どうしちゃったのよ。インフルエンザの影響かしら。うーん、ただ人気がないだけなのかもしれないなぁ。catface GLAY効果ゼロでしたね。ちなみに「主題歌:GLAY」と字幕が出たけど、海外で上映する時もGLAYのお歌が流れるのsign02原作が日本のアニメで、舞台も日本ということもあり。あの作品ほどには違和感を覚えなかったのは幸いでした。

ヴァケーションを取る1週間前から、映画生活を止めていたので。18日ぶりの映画鑑賞です。アンコール遺跡の旅で、心の選択(いいえ漂白)をしてきた私は。仕事復帰しても、いま一つ以前のペースを取り戻しきれていませんでした。(u_u。)sleepy ヤル気のない振る舞いをする訳にはいかないので、ちょっと無理して集中している振りをしていたら。どっと疲れてしまいました。(;;;´Д`)bomb そんな心理状態で鑑賞した本作は、〈目覚まし〉としては丁度良かったです。clock 明らかにCGのオニ達が、サヤの剣さばきで散り散りに。流血三昧、刺激的な殺陣のオンパレード。とは言え、むやみやたらに赤い血が流れる「さすぺ~り~あ~shock」チックな映像ではなく。『300<スリーハンドレッド>』のように、液体というよりは固体に近い流血なので。恐怖するよりも、関心を引く映像でもありました。鑑賞前からクオリティの高さを期待していなかった私は、それなりに楽しく鑑賞できました。もし1つ注文をつけるとしたら、サヤオニゲンの対決場面をもう少し長々と見せて欲しかったな。あそこが一番の見せ場だろうに、あっけなく終わってしまったのは残念でした。despair 尺が短くてサクッとまとまっていると好印象を受ける場合が多いけど、本作はもっと引っ張った方が良かったと思います。

本作の見どころは、何と言ってもワイヤー・アクションの楽しさかな。ちょっと少ないので、もう少し取り入れて欲しかった気もします。スローモーションを多用しているので、1つ1つの動きをジックリと確認できます。eye サヤの育ての親カトウが襲撃される場面。あの野郎どもは、どう見てもオニというより忍者だよな。( ̄▽ ̄)newmoon この場面のワイヤー・アクションも好きでした。忍者野郎が《木の葉隠れの術》の如くカトウの足に襲い掛かる場面は痛々しくて。バッサリと腕を斬り落とされる場面よりもハラハラしてしまいました。(lll゚Д゚)sweat02 一番好きなのは、サヤオニゲンに「うわぁぁぁぁぁーっsign03」と立ち向かっていく場面かな。空を飛ぶというよりは、空中を突進していくという感じで。run とても迫力があって面白かったです。

サヤを演じたチョン・ジヒョンの力の入った掛け声が最高。チョン・ジヒョンって、割と声が低いのね。『猟奇的な彼女』などに見る、女の子らしいブリッコ演技よりも。こういったアクション系で、長い手足を駆使して暴れ回る方が似合っていると思うな。rock おさげに届かない前髪の後れ毛がカッコ良くて。ちょっと真似しようと思ってもショートヘアの私には無理だった。(;;;´Д`)snow セーラー服でクルクルと飛び回るアクションも見応え満点。見えても大丈夫なおパンツ(というか短パンっぽかった)を全開にして、高速回転していました。〈セーラー服〉と〈クールで暗鬱な存在感〉がミスマッチで。それこそがサヤサヤたる所以という感じが魅力的でした。

本作で一番驚くのは、小雪ちゃんなのでした。ドラマを殆ど見ていない私にとって、小雪ちゃんは演技の幅が広い女優さんというイメージが余り無く。奥ゆかしい日本女性の象徴とも言える透明な存在感こそが強みなのだと思っていました。virgo 本作の小雪ちゃんは、佇まいは儚くも美しいのですが。役柄は強烈でした。(゚д゚;)impact ツバの広い帽子の下に覗く笑顔は冷たくて不気味。雪女のようでもあり、メデューサのようでもありました。scorpius 最大の見せ場に、白い和服姿で登場した時は。「わぁキレイだな、美しい日本人女性の見本みたいだな」と、同じ女としてウットリしてしまったのですが。顕わになった冷たい表情と共に、いい意味で裏切られました。ただ、出番が余りにも少な過ぎる。think 勿体なかったです。

まぁ、残念に思う部分もありましたけど。イメージ通りにスカッとさせてくれる作品でした。本作を機に、映画まみれの生活に戻っていく予定です。小難しい作品は、本調子に戻ってからノンビリと鑑賞していこうと思います。snail snail snail

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2009年6月 7日 (日)

となひょうが行く!アンコール遺跡~本編~

それでは、アンコール遺跡の旅行記を写真と共に記録していきたいと思います。
訪れたのはアンコール・トム、アンコール・ワット、バンテアイ・スレイ、ベンメリア、タ・プローム。2泊3日では足りません。coldsweats02 ベトナム・ホーチミンの滞在を1日減らしてでも、カンボジアに長く滞在したかった。gawk もう1度、カンボジア滞在だけで旅をしたいくらい。

※ガイドさんの発言は、カタカナ表記しています。現地のガイドさんがこんな事を喋るなんて面白いsign03と伝える為に意図しただけで。発音が片言だった訳ではありません。実際には、寧ろ流暢すぎるくらいです。snow

070225_032 ★アンコール・トム★
実は、アンコール遺跡って一杯ある事を知りませんでした。アンコール・ワットしか認識していなかったのです。そういう人、結構いるのかしら。南大門では、タクシーならぬ象さんが乗り物として徘徊。それだけで「わぁぁぁぁ」と感激してしまう無邪気な私。clover 見て回ったのは、バイヨン、バプーオン、象のテラス、ライ王のテラス。観音菩薩に魅せられつつ、ガイドさんが「キョウウタコ ミタイナ カオガ イッパイ アリマス」なんて言うもんだから爆笑モードに。happy01

070225_004 ★アンコール・ワット★ 
午前中のアンコール・トム観光中は、晴天に恵まれましたが。午後のアンコール・ワット観光は、雨でした。傘を差しながらの観光は一見面倒臭そうですが。幾分涼しく、81歳のお父さんも杖代わりになっていいわと楽しく観光。sprinkle 建物が雨に濡れると、また印象が変わるという醍醐味もあるようだし。ただ、夕日を観る為にプノン・バケンに向かう頃には土砂降りに。rain 夕日なんて拝める訳もなく。逆に、もう1回来なくちゃと思った次第。アンコール・ワットでは、第三回廊は修復工事中でした。danger 中央塔には入れなかったけど、第一回廊と第二回廊の壁画だけでもう感動の嵐。typhoon 天上にまで細かいレリーフが。壁画の1つ1つが細かく描かれていて、物語が紡がれています。中でも、天国と地獄を描いたものには驚嘆しました。「ヒドイデスー」とガイドさんが指差した先には、拷問の数々が描かれていて。ここで「きゃあ、いや~ん」とならないのが私なのでした。catface こんな場面、この映画にも出てきたなぁとか。そんな連想が真っ先に浮かんだ事は黙ってました。wink

070225_054 ★バンテアイ・スレイ★
夕方には帰らないといけないので、朝早くから観光。晴天に恵まれ、抜けるような青空が覗きます。sun アンコール・ワットと比較するとスケールは小さいけど。逆に、細かい部分まで全て印象に残りました。壁画の1つ1つが本当に繊細で美しく。意味なんかわからなくても、妙に感動してしまうのです。「女の砦」の意味を持つ寺院、その象徴とも言えるであろう《東洋のモナリザ》と呼ばれる像は意外と小さかったです。私の写真もイマイチの出来栄え。(アップはしませんsnail)最新版のガイド本を買って目を通しておいても。ガイドさんの説明とは、ちょっと違っていたんですよねー。gawk ガイド本の情報は、もう古いようです。

070225_063 ★ベンメリア★
オプショナル・ツアーにも参加。『天空の城ラピュタ』の舞台にもなったと言われる静謐な場所です。流れる汗が止まらず、ガイドさんも「カンボジアジンモ アツイネー」と汗ダラダラ。sweat02 でも、この場所は緑が多いので。幾らか涼しくていい気持ち。clover 瞑想モードに入ってしまいそうでした。建物が崩壊した部分も、それはそれで味があって良し。連れは、この方が寧ろいい気がすると言ってたっけ。観光客が少なかった為、少し道の悪い階段を下り、暗がりの回廊にも突入。dash 貴重な体験ができました。補足ながら、真っ赤な蟻に遭遇。数匹集まっていると、赤い花か何かと勘違いしてしまいそうなくらいに真っ赤っ赤。ガイドさんに「オモシロイノ イルヨ」と言われて見た先には、ロボットなのかと勘違いしてしまうくらいに大きなムカデが。Σ( ̄ロ ̄lll)impact だから、虫が苦手なんだってば。(((゚Д゚)))scorpius 地獄絵図の壁画は平気で凝視していた私が悲鳴を上げた瞬間でした。shock

070225_100 ★タ・プローム★
アンコール遺跡巡りも、これで最後。空港に迎えに来てもらって以来ずっと「アンジェリーナ・ジョリーの映画の撮影地はsign02」を連呼していた私。偶然、昨晩テレビで放送していた『トゥームレイダー』を見て再確認。tv アンコール・ワットの全景なんかも映ってたけどね。タ・プロームでの撮影ポイントは、もはや観光名所と化していて。私達の日本語ツアー以外にも、韓国語や中国語で「アンジェリーナ・ジョリー」という名前が飛び交っていました。そもそも、私がカンボジアという国を意識したのは。070225_097大好きなアンジー様がキッカケ。同じようなファンの方も多いのではないかしら。アンジー姐さん、あなたの残した功績は大きいです。happy02 大好きだから真似っ子というノリではなく、私自身の感性もブルブルと震えるスケール感に驚嘆。観光客が少なめで寧ろラッキーだったかも。good ガイドさんは観光客のデジカメを撮り慣れているのか、所持者の私よりも見事な角度で穴場スポットも撮影してくれました。camera 木の根が伸びて隠れてしまった像が、こちらを覗くショットなど。こんなのガイド本には載っていないもの。何とも神秘的なショットでしょ。この大木は人間が意図したものではなく、自然に伸びたもの。大自然の力を前に、如何に人間が小さい存在なのかという事を見せつけられた瞬間でした。070225_089 それと、これは余談なのですが。壁画のレリーフに何だか可愛らしいものがあって。ガイドさんが「アンパンマン ミタイデ カワイイデスネー」と、こちらの好みを想定して説明してくれているだろうに。私ってば、ハロウィンのカボチャみたいだなぁと。こんな映画をコッソリ思い出してしまったのです。ホラー映画好きだという事は、なるべく黙っておかないと意外がられてしまうのであった。(;´▽`A``pig

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となひょうが行く!アンコール遺跡~前置き~

連休を取り、ホーチミン&アンコール遺跡の旅6日間を満喫して参りました。

070225_041新型インフルエンザで大パニックが起こっておりますが。成田空港では、想像していた程にはマスクを付けている人がいませんでした。空港に着く手前からマスクを装着していた私は、どこで外したらいいのか迷ってしまう始末。coldsweats01 検疫も、「メキシコ、アメリカに滞在したか」「滞在していた人と接触したか」「38度以上の熱があるか」程度のシンプルな問診票に答えるだけでした。pencil 休みに入る前の会社の反応が余りにも過剰だったため、職場復帰後に白い目線で見られまくるのではないかと、今から覚悟しておりますが。(負けないもんっrock)感染予防はもちろんとっても大切ですし、怠るつもりは毛頭ございませんが。過剰反応から心理的パニックや差別が生まれてしまうような事態は、何よりも良くない事だと個人的には思っております。ng 感染者の出ていないベトナムとカンボジアでは、日本程の過剰反応はありませんでした。ただ、日本人観光客は激減しているそうです。down 韓国や中国から来ているらしい、オバチャンの団体バスはたくさん見掛けましたけどね。bus

旅行前は、旅行記をブログにアップしている余裕を持てるとは思えず、スルーするつもりだったのですが。旅行中は、楽しくて嬉しくて、絶対に写真とかアップしようという強い気持ちに変わっていきました。正直言って、ベトナム・ホーチミンという地には魅せられませんでした。バイクの排気ガス、ガタガタの道路、意味のない信号。店の前で堂々と食事する店員さん達の態度も好きになれず。「コレ買って、アレ買って」と、しつこい店員さんのパワーに押されてグッタリ。それはまだ《活気》としてポジティブに受けとめる事もできるけれど。空港員の態度の悪さは最悪で、胸ぐら掴んで殴りかかってやりたい衝動に駆られてしまいました。punch 悪口ばかり並んでしまいそうなので、ホーチミンの旅行記はスルー。dash(もう既に悪口モードだけれど・・・)

しかし、その気疲れをいとも簡単に吹き飛ばしてくれたのが、カンボジア。shine

カンボジアと聞くと、皆さんはどんなイメージを持たれるのでしょうか。
日本で幅広く知られる強いイメージは《難民》ですか?貧困に喘ぐ人達を捕らえた特集番組など多く放送されていましたし。発展途上国というイメージが固定され、無意識に自分たちは先進国の人間だという目線で見てしまう人も少なくないかもしれません。
実際に足を運んで受けた印象は少し違っていて。確かに、貧しい人の暮らす地域もあるようですが。観光地シェムリ・アップは、キレイだし賑わっています。happy01 上空から見た首都プノンペンも、ごく普通の都会という印象でした。何と言うか、ガイドブックの情報が全然追いついていないと思いました。book カンボジアを訪れれば、アンコール遺跡という目を疑うような美しい姿をタップリ拝むことができるのに。勿体ないったらありゃしない。そこで、私の出来る範囲で、カンボジアは素晴らしいと連呼する事に決めました。paper 口コミだけでは足りないので、ブログにも感想をアップする事に。簡単にまとめるつもりが、結局、前置きが長くなってしまったので。小分けにしようかと思います。写真は、次の記事でアップします。camera

カンボジアの写真を載せる前に、この旅行を素敵な思い出にできた出会いも紹介しておこうかな。まずは、ホーチミンからずっと一緒だったご夫婦。81歳のお父さんと79歳のお母さん。飛行機は違うし、ホテルもランクが全然違ったようで。実際にはお金持ちなんだろうけど、とっても気さくに旅を共にする事ができました。airplane 旅行者が減った分、たくさんお話することができたんですよね。買い物が大好きなお母さんの奮闘談とか、博識なお父さんの解説とか。とても楽しく為になる旅行でした。この旅行を素晴らしいものにしてくれた最大の貢献者は、カンボジアのガイドさん。チョムランさんは日本語ペラペラで、陽気な方でした。sun でも、お父さんとお母さんへの気遣いも忘れず。半分くらいは日本人と言っても過言ではない印象。移動する車の中で不意に演歌を歌い始めたり、日本のお笑い芸人のギャグを連発してみたりと。karaoke 明るく盛り上げてくれました。一方で、ガイドの傍らボランティア活動にも力を入れているそうです。日本のテレビ番組の取材のガイドも、たくさん経験したそうで。「ハヤト、カッコイイデス」だって。ん?それって市原隼人の事なのねsign03「カネコクン(恐らく金子貴俊)、メレンゲノキモチ」って。次々に日本でお馴染みの名前がザクザク。clover 私が書いたエアメールも、朗読できてしまう程に日本語を勉強している様子。日本語ガイドする前は、英語ガイドもしていたそうです。もの凄い努力家なんだと思います。空港でチェックイン時に英語を駆使できなかった自分が恥かしい。使わないと喋れなくなるものなのですね。自分自身の小ささも恥かしかったけど。「格差社会」とか「100年に一度の不景気」とか大騒ぎしている日本そのものが小さく思えてしまった旅行でした。

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