ボルト
「ボルト」
<BOLT>/製作:2008年、アメリカ 96分
監督:クリス・ウィリアムズ、バイロン・ハワード 声の出演:ジョン・トラボルタ、マイリー・サイラス、スージー・エスマン、マーク・ウォルトン 日本語吹替え版:佐々木蔵之介、江角マキコ、天野ひろゆき
2009.8.1 映画サービス・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,800で妥当 / 評価:3.8★/5点満点★
「ずっと家族だって、信じてる」
ボルトは、少女ペニーを守るスーパー・ドッグ。
それはドラマの世界なのに、現実だと信じ込まされていた。
すべてが嘘だと知った時、ボルトの旅は始まる。
たったひとつの真実――ペニーの愛を確かめるために・・・。
===(goo映画よりストーリー紹介)===
ボルトは大好きな少女ペニーのためならたとえ火の中水の中、スーパー・パワーで駆けつけるスーパー・ドッグ。ただし、それはTVドラマの中のこと。ところが、ボルトはすべてを現実だと信じ切っていた。高視聴率を叩き出す迫真の演技を引き出すために、撮影スタジオの外に現実の世界があることを教えられずに育ったのだ。ある日、ハプニングで外の世界に飛び出してしまったボルトは否応なく真実を突きつけられるのだった。
今日は、映画の日にして土曜日。━━━━(゚∀゚)━━━━!!
はしご鑑賞を即決するも、気になる作品が少ないの・・・。
本作は、一番楽しみにしているハムスターを天野っちが担当している事もあり。吹替え版で鑑賞しようと思っていたのだけど。
もう1作品と繋げる為に場所と時間を絞った結果、字幕版上映の劇場で見ることに。DVD化したら、天野っち版ライノもチェックしたいな。![]()
冒頭、ボルトが現実だと思い込まされているドラマの撮影場面にワクワク。痛快なアクションとスケール感に引き込まれました。
このまま、スーパードッグの物語でも良かったんじゃないのと思ったのですが。テレビ局のプロデューサー?が「20代を飽きさせない為には」と、アンハッピーエンドを要求。うそっ、これじゃ飽きちゃうの
と、劇場のスクリーンの魔法にかかり、子供の頃の純粋な気持ちで楽しんじゃいました。ボルトがスタジオを飛び出し、新しい物語が進行していきました。
後半の物語は、ずばり「3匹が行く」。
純粋で世間知らずな犬ボルト。超現実的でヘソ曲がりの猫ミトンズ。引きこもりのハムスター・ライノ。一見、安心感のないグループが、自分達の力で旅を続ける。
旅を通して自分を見直し、何かを見つける成長物語という感じで。本作は、後半の方がメインテーマなのかもしれないな。実は、前半のドラマ撮影シーン並みに「それは、あり得ないでしょ」と小さくツッコミを入れてしまうような場面もあるのだけれど。
笑いあり、涙ありで。ちょっとずつ逞しくなっていく3匹が、とっても魅力的に映りました。![]()
ボルトが現実を知らないのは、人間の都合でした。スタジオを飛び出してからのボルトは、普通の犬という現実となかなか向き合えない。理由があってスーパーパワーが弱まっているとしか捉えられない。ドラマと同じような力が出ない場面は、最初は笑いの要素として描かれているようでしたが。段々、心が痛んできてしまいました。
でも、ボルトの真っ直ぐな心は、とても強かった。何度も落ち込んだり、諦めかけたりしたけれど。最終的には気持ちを切り替えて、現実を受け入れる。何だカンだで、前向きなボルトの姿に感動。![]()
ミトンズの最初の登場。鳩たちを脅かして、餌を持って来させている。犬が主役の作品では、どうしても猫が悪者に描かれがちなのが悲しい。
でも、ミトンズが悪役とうい訳ではなく。ボルトの勘違いから、《ペニーを救う旅》に参加させられるも。ボルトの様子を見ながら、少しずつ現実を教え込むミトンズ。普通だったら追いかけ回す存在のはずのハムスター・ライノの世話も焼く。何だカンだで、姉御のミトンズがカッコいい。
犬が嫌いというよりは、贔屓される犬に対してコンプレックスを抱いていたという部分にも深く共感してしまった。(ボルトには餌をあげるけど、ミトンズには「ドラ猫!」と罵声を浴びせかけた人間、私は許さんぞ)
今、ハムスターと同居している私にとって。ライノは、一目見た時から気になる存在でした。ミトンズが「ドラ猫」呼ばわりされた跡に遭遇したバンには、ハムスターが一杯飼われていました。回し車を高速回転させているハムスターの近くに、ボールの中に入ったままでテレビを見ているライノが。
ボールの中に入ったままとは言え、外に飛び出すというだけで一大決心なのかもしれない。
旅の途中、何度かピンチが訪れるも。ライノが思い切ってボールから飛び出す場面もありました。
もしかしたらボルト以上にドラマを信じ込んでいるようにも見えるけど。落ち込んだボルトを励ますライノを見ていたら、本当はテレビと現実の区別がついているのではないかと思えてしまった。プクプクして愛らしさ全開ながらに。何だカンだで逞しくて頼もしいライノに感激。![]()
ボルトを大切に想い、他の犬ではダメだというペニーの愛情にもグッとくるけれど。
本作は、何と言っても3匹の珍道中が楽しいです。ミトンズの左耳には傷があったけど、どうしたのかな。
その傷の原因が人間だったら、私は許さんぞ。ディズニー作品というだけあって、グッズも充実しておりました。鑑賞前から、ライノのグッズを幾つか手にしてレジに直行してしまいました。![]()
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コメント
こんばんは^^
ライノが可愛くて!グッズに手が出る気持ちはわかります。全くどうでもいいのですが、ライノの入っていた球体が割りと大きいのに、よくボルトは咥えられるなとか、犬や猫と同じ速さで走れるハムスターってすごいなとか考えながらニヤニヤしてました。(笑)
ミトンズの左耳に気付きましたか!私も気になってたんです。捨てられたって言ってたけど、相当過酷な野良生活をおくってたのかなぁとか。基本的に猫好きなんでミトンズが「犬としての楽しみを教えてあげなくちゃ」みたいなところが面白くって♪猫ってなんかああいうお高く止まってるけど憎めないところが魅力なんですよねぇ。
投稿: KLY | 2009年8月 3日 (月) 00:05
KLYさま
TB&コメントありがとうございます。
ライノ可愛かったです。
あのマイペースなスタンスの3匹の中では重要だったかなと。それはちょっと大袈裟かな
あの球体、確かに咥えるには大きいですよね。

一度外に出ちゃったら、代わりの球体はないのかと思っていたら。次の場面では、また中に入ってましたもんね。
その辺の突っ込みどころは、気づかなかったことにしました。
そうそう、ミトンズの「犬コンプレックス」話とか、耳の傷とか。ミトンズなりに辛い思いを一杯してきたんだろうなと思いました。
そんなミトンズだからこそ、世間知らずなボルトを支えられたのねって。
投稿: となひょう | 2009年8月 3日 (月) 21:20