笑う警官
「笑う警官」
製作:2009年、日本 122分
製作、監督、脚本:角川春樹 原作:佐々木譲 出演:大森南朋、松雪泰子、宮迫博之、忍成修吾、蛍 雪次朗、野村祐人、伊藤明賢、大友康平、矢島健一、鹿賀丈史
2009.11.14 TOHOシネマズ・デイ¥1,000にて鑑賞
隣の評論家はいくら?→¥1,000で妥当 / 評価:3.3★/5点満点★
「追うも警官、追われるも警官。」
警官 VS 警察組織。
この国では警察が、正義を指名手配する。
===(goo映画よりストーリー紹介)===
札幌市内のアパートで女性警官の変死体が発見された。まもなく被害者の元交際相手の巡査部長・津久井(宮迫博之)に容疑が掛けられ、さらに異例の射殺命令までも下される。かつて津久井と同じ任務にあたったことのある警部補・佐伯(大森南朋)は、この一連の流れに違和感をもち、女性刑事の小島(松雪泰子)、新人刑事・新宮(忍成修吾)ら信頼できる仲間とともに秘密裏に捜査を始める。やがて、彼らは北海道警察内部に隠された闇に踏み込んでいくのだったが……。
★★★個人的に思ったことを思ったままに書いています。超辛口になっています。本作が大好きだという方は、スルーして頂きますよう、お願い致します。m(_ _)m
とっても雑な印象を受ける作品でした。(-_-X)
何が気に食わなかったのかなぁ、というノリで振り返っているところです。角川春樹が製作&監督&脚本と、1人3役を請け負っているのか。うーん、何と言うか欲張らずに分担していたら少しは違った仕上がりになっていたんじゃないのかなぁ。
製作費の問題なのかな、角川氏なら「全部オレがやる」と我を通しそうなイメージがあるんだよなぁ。Σ(;・∀・)
これからは、角川春樹という名前を見かけた映画は、DVDスルーしてしまうかも。![]()
好きじゃなかった点。
まずは、オープニングが洋風を色濃くし過ぎてて嫌。(≧ヘ≦)
そこがいい感じなのではなく、もの凄い無理して背伸びしているように見えました。エンディングもそうだったけど、キャストやスタッフの名前を日本語で表示しないのは何なのよ。ヽ( )`ε´( )ノ
そこがメチャメチャ鼻につきました。
全編を彩るジャズィーな音楽。
ジャズに詳しくはないんだけど、作品に合っていたかしらね。寧ろ、場面のテンションを邪魔してイメージダウンだった部分が多かったと思う。
って、これは完全に私の個人的な感想なんだけど。でも、主題歌がホイットニー・ヒューストンってどうなの
歌声は素晴らしく感動すら覚えるんだけど、作品に合っているかどうかと聞かれたら、答えは否。(個人的な感想です。)
前半は、まだいい。女性警官殺害事件を追う警官たちの奮闘。情報が漏れたり、裏切り行為が覗くなんていう要素も。サスペンスフルでミステリアスだと楽しめた私なのだけど。中盤から、展開がよく分からない方向に進み出して、もう置いてきぼり感で一杯になるんだ。( ゚д゚)
とにかく、後半の展開が雑すぎないかね
つまりは、原作が読み応え満載ってことなのかもしれないな。
それを122分に凝縮するのは、至難の業だったのかも。だったら、何かを飛ばしてでもポイントを絞ってまとめんかい。p(`ε´q)
結局、何を描きたかったのか、よくわからなかった。それは私がアホだからなのかな。でも、これではヒットしないと思うし。シリーズ化も無理なんじゃないの。脚本も、せめて誰かと共同執筆にしといた方が良かったんじゃない。そんな事はしたくない、全部オレがやりたいんだってか。だったら、もう知らんです。
それでも、キャストの好演は敬意を表したい。
と言うか、出演者が気の毒だわ、この作品。(´;ω;`)![]()
元々、大森南朋が見たくて劇場に足を運んだ私だから。その部分は満足できたというのが本音です。最近、ビールのCMにも出ているし。
その魅力を感じ取ってくれる人が増えると嬉しいな。本作では、サックスを演奏していました。『ハゲタカ』で演じた鷲津という男、原作ではピアノを演奏する場面がありました。そこが何となく繋がって、ジャズが作品に合っていないと感じても許せてしまいました。その無精ヒゲは伸ばしている訳ではないのよね、剃っている暇がないのよね。あらら、目の下のクマも広がって。その疲弊感が、もう堪らなくて。
話の展開はさておき、大森南朋に魅せられ続けて最後まで見ることができました。今、日本の俳優さんで香川照之の次に気になる俳優さんは彼で決まり。(o^-^o)![]()
松雪泰子も素敵でした。パンツスーツがメチャメチャ似合っていて。まとめ髪に届かない前髪の後れ毛がセクシー。
できる女性をさり気なく体現していた松雪さんへの憧れが止みませんでした。鹿賀丈史の余裕たっぷりの存在感とか、大友康平のハマリっぷりとか。色々と挙げたい好演が尽きないのですが。どうしても一言加えておきたいのが、矢島健一の勇気あるパフォーマンス。犬の鳴き声まで、本当にどうもありがとうございました。![]()
追記:そう言えば、松ケンを発見したぞ。![]()
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コメント
だーいぶご無沙汰しておりやす
観てきましたよ私も初日に!まったくおんなじ意見ですよ~!
原作がすばらしく面白いのと、その原作で非常に魅力的に描かれている佐伯をナオさん(大森南朋、大好きです♪)が演じるということで、かなり期待していたのですが・・・・
もー春樹のバカ(怒)。台無しです。
ホントに雑な展開になってしまったし、あんなにジャズィー押し(笑)にする必要性もよくわからんです。
ちゃっかりご本人も登場したりしてましたが、まさに春樹の「俺による俺のための映画」みたいな臭いがプンプンしました(あー私も超辛口)。
そんな中、もろもろ思うところもあっただろうに、役者陣はがんばってましたよね~。
それだけが救いです。
投稿: franky | 2009年11月15日 (日) 17:46
frankyさま


コメントありがとうございます。
おおおーーーーん、お久し振りですぅーーー(* ̄0 ̄)ノ
お元気でしたでしょうか。
な、何と私、異動になりましたですぞ。(;´▽`A``
勤続7年目の怪。(異動しないといけないルール)ヾ(.;.;゚Д゚)ノ
と、色々と映画から逸れた話が止まらなくなってしまう・・・
すっかり辛口な感想になってしまって、南朋さんの事を想うと、ちょっと胸が痛んでしまったので。

他のブロガーさんや映画サイトを色々と覗いてみたのですが。皆さん、そんなに満足されていないみたいでした。
原作モノの映画化って、やっぱり難しいんでしょうけども。
原作を読んでいたとなると、尚更でしょうね。
好き放題すぎるかなって。
とにかく、役者陣が頑張っていたことだけが、本当に救いでしたね。
投稿: となひょう | 2009年11月16日 (月) 20:53
こんにちは♪
話の筋もキャスティングも間違いなく良質なのに
その全てを春樹ちゃんの嗜好と独断で思いっきり
ブチ壊してしまってましたよね。
角川映画が全盛のころの80年代ならジャズバー等
の雰囲気も通用するところなんでしょうけど、今
の世から見るとこういう雰囲気先行は時代錯誤と
でもいうかでした…。
実に勿体無いこと極まりない作品でした…r(^^;)
投稿: 風情♪ | 2009年11月17日 (火) 11:18
風情♪さま
TB&コメントありがとうございます。
春樹ちゃんワールド全開って感じがしました。
しかも、乗れなかった・・・
>角川映画が全盛のころの80年代
そうそうそう、要は時代の波に乗れてないんですよねー
「古臭い」と表現しているブロガーさんが、どこかにいたような・・・。
興行成績ランキングは、初登場8位みたいですねー
これではシリーズ化は無理があるかもなんて。
投稿: となひょう | 2009年11月17日 (火) 19:27
微妙ですなぁ。
私は嫌いじゃないんですけどね。この監督のこういう作り。(笑)古き良き角川映画を思わせます。まあ突込みどころは超満載でリアリティの部分を随分適当にしちゃってますが、もともと角川春樹ってそんな人ですしね。なんせ『天と地と』では武田と上杉を赤と黒の完全2色で色分けしちゃった人ですし。(笑)
刑事モノだから最後まで観れちゃったって言うのもあるのかもしれません。^^;
投稿: KLY | 2009年11月17日 (火) 20:19
KLYさま
TB&コメントありがとうございます。
お返しがすっかり遅くなってしまってゴメンなさいでした。m(_ _)m
>『天と地と』
アレはアレでインパクトあったような、でも余りハッキリと覚えていないような。
ミステリー好きとしては、刑事モノで消化不良になるのはアカンのでありました。
まぁ、とりあえず。
春樹さん、末永くお幸せにって感じです。
40歳差カップルで、末永くも何もないですかね。
5バツだったなんて、エリザベス・テーラーよりツワモノなのでは・・・。
投稿: となひょう | 2009年11月20日 (金) 20:34